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2007年11月30日
河後森城の発掘と歴史
出版社:八重垣書房
発行日:1997年6月初版
ページ数:360P
編者:矢野和泉
定価:2,095円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「愛媛県松野町松丸の河後森城跡は、県下最大の面積と規模を持ちながら、数百年草深い廃城となって顧みられることはなかった。その史跡が国指定文化財の栄光に輝くとは誰が予想したであろう。ここまでの発掘に努力された森光晴・宇都宮政徳先生はじめ多くの関係者に深い敬意を捧げる。」
本書は、著者が愛媛県北宇和郡松野町の広報紙「広報まつの」に連載した記事をまとめて、加筆修正したものに資料を追加したものです。著者の私論も含めて河後森城に関して非常によくまとめられています。改訂版が出ているようですが、頁数が変わらないので加筆されたものではなく、誤字を修正したものではないかと思います。現在絶版で入手が難しいのが残念です。
[目次]
第一部 物語
一 河後森城への夢
二 陽はまた昇る
三 壮大なる防塞
四 枝城
五 期待
六 城主 渡辺教忠1
七 城主 渡辺教忠2
八 芝一覚1
九 芝一覚2
一〇 海から来た宝物1
一一 海から来た宝物2
一二 郷士と農業
一三 歴代河後森城城主
一四 照源寺
一五 宇和西園寺記1
一六 宇和西園寺記2
一七 宇和西園寺記3
一八 宇和西園寺記4
一九 宇和西園寺記5
二〇 美女ありき
二一 文化財保存対策室
二二 南海治乱1
二三 南海治乱2
二四 南海治乱3
二五 ドン・パウロ兼定1
二六 ドン・パウロ兼定2
二七 長宗我部元親聞書
二八 河後森城修羅伝説1
二九 河後森城修羅伝説2
三〇 「かんちんとう」1
三一 「かんちんとう」2
三二 「かんちんとう」3
三三 大友氏の没落
三四 架空の真実1
三五 架空の真実2
三六 松野町調査報告書1
三七 松野町調査報告書2
三八 松野町調査報告書3
三九 天台宗広福寺記
四〇 等明寺炎上1
四一 等明寺炎上2
四二 深田竹林院氏
四三 松野町調査報告書
四四 紀州路遥かなり1
四五 紀州路遥かなり2
四六 紀州路遥かなり3
四七 私論「土居清良」1
四八 私論「土居清良」2
四九 私論「土居清良」3
五〇 私論「土居清良」4
五一 私論「土居清良」5
五二 松野町調査報告書
五三 海の豪族1
五四 海の豪族2
五五 海の豪族3
五六 海の豪族4
五七 山嶺輝く瞬間1
五八 山嶺輝く瞬間2
五九 報告書続刊
六〇 続・私論「土居清良」
六一 教忠生命果てるとも
六二 南予三国志
参考資料
第二部 論文
文献等に見る河後森城主渡辺教忠への考察
清良記論考(抜粋 - 永井義瑩博士研究論文について)
付表
南予史年表
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史跡彦根城
発行:彦根市
発行日:1965年8月初版
ページ数:36P
編者:彦根市役所事業部観光課 北野源治
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
昭和40年代の彦根城の市作成ガイドブックです。写真はモノクロであるが、往時の写真と同じ場所の現在の様子を撮った写真が並べられていて興味深い。
[目次]
天守閣
彦根城見取図
現在の彦根城、いろは松から見た城山
天秤櫓、廊下橋
太鼓門、三重櫓
時報鐘、馬屋
玄宮園の原図、現在の一部
楽楽園、地震の間、雷の間
埋木舎、澍露軒
井伊大老銅像
彦根古絵図
明治初年の表門橋及表御殿、現在の表門橋
往時の大手口、現在の大手橋
往時の京橋口、現在の京橋
往時の水手黒門口、現在の黒門口
彦根城明細図
往時の彦根城及市街図、旧彦根城図
開国記念館
彦根と彦根城
彦根築城の次第及沿革
城郭規模
玄宮園、楽楽園
彦根城の佐和口多門櫓復元
彦根と井伊直孝公
彦根藩主の暦代
井伊大老開国100年祭
新民謡 大江戸吹雪、彦根ばやし
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京阪叢書第十三冊 織田信長公(安土城址・摠見寺)
発行:京阪電気鉄道株式会社
発行日:1939年7月初版
ページ数:20P
著者:石崎達二
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
京阪電鉄による戦前の国宝解説書の一冊。図版は摠見寺蔵の織田信長書画(肖像画)一点のみであとは文章と年表である。文量は決して多くはないが、戦前の信長像を垣間見ることができる。
[目次]
勤王の英雄信長公
摠見寺
信長公とその人物
(附)織田信長公略年譜
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500年忌記念東西合同特別展覧会 蓮如と本願寺 -その歴史と美術-
発行:毎日新聞社
発行日:1998年3月24日初版
ページ数:286P
編集:京都国立博物館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
京都国立博物館、浄土真宗本願寺派(西本願寺)、真宗大谷派(東本願寺)、毎日新聞社の共同主催により、京都国立博物館で平成10年3月24日から5月5日まで開催された特別展覧会の展示図録。
収録で一番多いのは古文書、続けて肖像画、伝記絵巻、遺物と続く。絵図は吉崎御坊絵図のみ。
[目次]
ごあいさつ
英文ごあいさつ
本願寺の歴史
蓮如の生涯
蓮如略年譜
図版
真宗の開顕
本願寺の成立
蓮如と教団形成
大坂から今日へ
本願寺のしつらえ
作品解説
本願寺略年表
本願寺略系図
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2007年11月29日
郷土の城ものがたり 神戸編
出版社:兵庫県学校厚生会
発行日:1972年2月初版
ページ数:134P
編者:郷土の城ものがたり神戸地区編集委員
定価:270円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「学校厚生会は、このたび郷土の城に重点をあて、これらの城をとりまくもろもろの話を、県下における郷土史家・会員である学校の先生がたのお力添えをいただき、さきに発行した『郷土の民謡』につづく第二弾として県民各位・児童生徒の諸君に送ることにいたしました。」
郷土の城シリーズの丹有地区。但馬・丹有・淡路・阪神・東播・西播・中播・神戸の全8冊から成る。先生が児童に向けて書いている前提なので、読みやすい。城の構造的な部分はほとんど触れてなく、城の歴史や物語を中心にまとめている。収録の城も少ないので、一城単位では十分な分量ではなかろうか。
[目次]
東灘区
一回も戦いのなかった山路城
城主が農民になった平野城
灘区
摩耶合戦と摩耶城
生田区
二百五十年続いた滝山城
多々部城と赤松氏
花隈城の落城
兵庫区・長田区
むなしかった湊川の合戦
まぼろしの兵庫城
勝海舟が作った湊川・和田岬砲台
寿永三年の福原合戦(一の谷合戦)
須磨区
尊氏が切腹しかけた松岡城
垂水区
教養の高い高畑城主の奥方
土豪の館あとの下津橋館
城主も雨乞いした枝吉城
将軍の若君がきた櫨谷城
遠矢の伝説のある福中城
北区
丹生寺城の焼き討ち
箱木氏の館
有馬城の戦い
岡馬城の土塁
道場の城の二つの話
三本松砦の物見台
茶臼山城と若君
西浦城の争奪戦
野瀬の落城
知将淡河定範のいた淡河城
志多姫と鉱山
石峯寺城の合戦
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郷土の城ものがたり 西播編
出版社:兵庫県学校厚生会
発行日:1973年3月初版
ページ数:150P
編者:郷土の城ものがたり西播地区編集委員
定価:270円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「学校厚生会は、このたび郷土の城に重点をあて、これらの城をとりまくもろもろの話を、県下における郷土史家・会員である学校の先生がたのお力添えをいただき、さきに発行した『郷土の民謡』につづく第二弾として県民各位・児童生徒の諸君に送ることにいたしました。」
郷土の城シリーズの東播地区。但馬・丹有・淡路・阪神・東播・西播・中播・神戸の全8冊から成る。先生が児童に向けて書いている前提なので、読みやすい。城の構造的な部分はほとんど触れてなく、城の歴史や物語を中心にまとめている。収録の城も少ないので、一城単位では十分な分量ではなかろうか。
[目次]
赤穂市
刃傷事件で明け渡した赤穂城
家老に化けた狐
裏から攻められた尼子山城
石のお大使さんからきいた話
鴾ヶ堂城ものがたり
赤穂郡
白旗城と金のにわとり
苔縄城と法雲寺
相生市
老婆の密告で落城した那波山城
白狐を射止めてもらった大島山城
感状山ものがたり
三千石をおさめていた若狭野陣屋
龍野市
一夜にしてなくなった龍野城
お国がえにまつわる話
築城にまつわる伝説
殿様と側室のお館
宝幢寺とさすらいの観音様
殿様と産業
揖保郡
播州一円に君臨した赤松氏がいったんほろんだ城の山城
楯岩城といかるがの里
謎を秘める長谷山城
建築奉行の伝台山城主
梶山城落城の悲劇
うつり変った室山城
佐用郡
石井構に生れた小守何助
恨みの椿(豊福の構)
ホタル合戦(利神城)
播州皿屋敷(利神城)
福原城秘話
悲劇の上月城
熊見城と国司大将軍
三日月森藩
宍粟郡
天然の地の利をえた篠の丸城
宇野氏のときほろんだ長水城
お家騒動のおきた山崎城
千里の駒波賀城
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近江の文化財教室 合本1
発行:滋賀県文化財保護協会
発行日:1982年3月初版
ページ数:230P
定価:1,400円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「当協会では県内の文化財を広く紹介して、文化財に関する認識を深め、愛護していただくことをねらいとして、毎号テーマをきめて平易に解説して発行したのが『文化財教室シリーズ』であります。昭和50年9月にその第1号を創刊して以来50号を数えるに至りました。一冊に収録したものをという要望も高まり、ここにとりまとめることができました。」
一つのテーマ2~5ページでまとめられ、滋賀県の主な文化財を概観できる。現在合本4冊目まで発行されている。
[目次]
観音寺城跡
大津京跡
大中の湖南遺跡
近江の肖像
滋賀里百穴
近江の石造層塔
近江の石造宝塔
彦根城馬屋
小谷城跡
奈良朝廃寺
石山貝塚
比叡山寺
近江の石造宝篋印塔
近江国衙
近江の古瓦Ⅰ総説
近江の石造五輪塔と無縫塔
近江の塔―その遺跡と遺物―
近江の古瓦Ⅱ 湖西・湖北
日吉大社
白鬚神社
近江の石燈籠
近江の石仏
木地屋の民俗文化財
天然記念物 三島池のカモと生息地
近江の神社建築
信楽焼の歴史と現況
大津絵
三尾君と息長眞人
藤樹書院
天然記念物 伊吹山地草原植物およびその自生地
金剛輪寺三重塔
近江の石造道標
近江の古瓦Ⅲ 湖東北半部
八幡商人と歴史民俗資料
光浄院庭園
近江伝承の模刻像
長浜曳山祭
湖北のオコナイ
三上山と御上神社
草津宿本陣
万葉からみた湖西
坂本里坊の庭園
重要文化財 大角家住宅
地名と民俗―湖西の産鉄伝承―
近江の平安彫像―前期―
湖西の古絵図―湖岸地形の変化を見る―
大津祭
近江の銅鐸
万葉からみた湖北
琵琶湖の湖底遺跡
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2007年11月28日
世界の遺産 姫路城
出版社:神戸新聞総合出版センター
発行日:1994年8月初版
ページ数:254P
編者:播磨学研究所
定価:1,700円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「播磨学研究所では、姫路城が世界文化遺産に指定されるのを機に、1993年10月から12月にかけ、姫路城の再発見を促す願いを込めて、姫路市文化センター、姫路独協大学を会場に、『播磨学講座・世界遺産としての姫路城』を開催しました。講師を快く引き受けて下さった先生方はもちろん、予想を越えて参加していただいた多くの受講者の熱意に支えられ、充実した公開講座になったと考えております。本書は、この播磨学講座における講演を一冊にまとめたものです。日本文化の国際的位置付けとその中における姫路城の文化史的意味をはじめ、建築美の秘密、そして城をとりまく多彩な人間模様などが多角的に語られています。姫路城の『巨大さ』を改めて浮き彫りにするとともに、世界遺産としての条件を申し分なく満たしていることも明らかになったはずです。国際的な視野も含めて、姫路城を中心に総合的に解明した初めての書ではないかと密かに考えています。」
[目次]
Ⅰ 日本文化の顔
ドナルド・キーン 日本文化の国際性
梅原猛 日本文化の遺産としての城
小川国夫 姫路城 その夢と現実
Ⅱ 建築美の秘密
伊藤ていじ 池田輝政と姫路城
井上宗和 世界の中の姫路城
Ⅲ 多彩な人間模様
黒部亨 榊原征岑と高尾太夫
津本陽 宮本武蔵の史観
田中澄江 姫路城の千姫
世界遺産としての姫路城 あとがきにかえて
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史話 明石城 のじぎく文庫
出版社:神戸新聞出版センター
発行日:1975年11月初版
ページ数:116P
著者:黒田義隆
定価:700円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「はじめに」や「あとがき」がないので正確なところは分からないが、著者略歴を見ると、「明石市政だより」に掲載した「明石の史話」をもとにして再構成したものと思われる。「史話明石城」となっているが、城に関することに限らず城下で起こった出来事も広く収集している。
[目次]
明石城以前の明石
ジュスト右近殿
小笠原忠真の明石築城
本丸に三層の城主の館
町割をつくった宮本武蔵玄信
甥の成長に筋を通した忠真
忠真の逸話あれこれ
小笠原一族北九州へ
一時幕府管理になった明石城
ひんばんな城主の交代
山すそに五千メートルの用水路
村人感謝の日向守供養墓
忍び源次右衛門
歴代城主の地子免除状
黒船の来たころ
長崎御用の川路全権団
明石藩の正月
明石の産物と献上品
心うるわしき芳姫様
算学の人々
明石藩文学梁田蛻巌
船遊びと天候予知
韋駄天の意趣討ち
お抱力士は二十一人
明石の俳人たち
蘭学の人々
城にまつわる話
夏まつりのいろいろ
辞世あれこれ
大蔵谷宿
津田柳雪と松石隊
維新の町
廃藩後の明石城
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2007年11月27日
戦国三好一族 天下に号令した戦国大名 MC新書014
出版社:洋泉社
発行日:2007年4月初版
ページ数:302P
著者:今谷明
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「四国・阿波一国の支配者だった三好一族は、いかにして日本列島の中心地(畿内)の支配者へと登り詰めたか - 信長以前に京・畿内で活躍した三好長慶を初めとする一族は、統一政権の成立を遅らせた『あだ花』だったのか。長慶の父、元長が、堺に事実上の幕府(堺幕府)を成立させたことは意外と知られていない。その後、長慶が13代将軍の義輝と管領の細川晴元を京から追放し、畿内を含む8ヵ国を支配する。京・奈良・堺の三大先進地を中心に高度に発達した商工業圏を形成し、幕府、天皇・公家、宗教勢力との関係を調整するなど、事実上の『天下人』となる。武力では信長に敗れたものの、実は歴史の選択肢として三好一族の歩みはもうひとつの統一政権への可能性を秘めていたのではないか。歴史の通説を覆す名著の復刊。」
1985年新人物往来社より刊行された同書の新書版。サイズが小さくなって図など一部カットされているらしいのだが、原書はすでに絶版で古書でもかなり高価となっているので、手頃な値段で読めるようになったのは歓迎する。
[目次]
プロローグ
第一章 上洛以前
第二章 畿内進出
第三章 堺幕府、畿内を支配す
第四章 雌伏十七年
第五章 幕府との苦闘
第六章 八ヵ国の覇者
第七章 暗転
エピローグ
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海路 第5号 特集・九州の城郭と城下町[中世編]
出版社:海鳥社
発行日:2007年11月初版
ページ数:181P
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
前号の「古代編」に続く九州の城郭と城下町「中世編」。最新の論文六本を収録する。城郭特集は今号で終了のようだが、いつか「近世編」が出ることを期待する。
[目次]
特集 九州の城郭と城下町[中世編]
十六世紀のBungoと大友宗麟の館
筑前国秋月氏の城郭
戦国期北部九州の政治動向と筑紫氏・勝尾城
大津山関城と鷹ノ原城をめぐる若干の問題
シラス台地の広大な城
中世城郭の終焉
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2007年11月26日
加賀野菜それぞれの物語
出版社:橋本確文堂
発行日:2007年4月初版
ページ数:166P
著者:松下良
定価:1,714円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「本書は加賀野菜の父松下良が語る加賀野菜のドキュメンタリーである。昭和40年頃、金沢の伝統野菜が市場から次第に駆逐されていくさまを目の当たりにした老舗種苗店の五代当主・松下良は、『地元の野菜は先人が残してくれた文化遺産。このままでは、金沢独自の文化が消滅してしまう』と、それに危機感をいだき、仲間を集め立ち上がった。」
加賀野菜の名付け親である松下良氏による加賀野菜の物語。これを読めば加賀野菜について人一倍詳しくなります。
[目次]
第一章 金沢の伝統野菜 今昔語り
第二章 金沢の伝統野菜 珠玉の物語
さつまいも
加賀れんこん
たけのこ
加賀太きゅうり
金時草
加賀つるまめ
ヘタ紫なす
源助だんこん
せり
打木赤皮甘栗かぼちゃ
赤ずいき
くわい
金沢一本太ねぎ
二塚からしな
金沢春菊
明日の加賀野菜候補
絶滅してしまった品種
第三章 加賀野菜との出会いが生んだ物語 -人間・松下良を支えてくださる方々
資料編 加賀野菜15種目特徴
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おとこ川おんな川
出版社:時鐘舎
発行日:2006年3月初版
ページ数:314P
編者:北國新聞社編集局
定価:1,905円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「見慣れた風景であっても、そこに一つのキーワードを当てはめるだけで、その風景が新鮮に見えることがある。本紙(北國新聞)が2005年1月から10月まで連載した『おとこ川おんな川』は、金沢を流れる犀川、浅野川が男女に例えて呼ばれていることに着目し、その言葉を手掛かりに金沢を見つめ直した企画である。都市を代表する川が2本あり、しかも男女に対比されて親しまれている川は全国でも例がない。つまり、金沢だけが持つ個性である。その言葉の背景を探っていけば、今まで見過ごされていた『金沢らしさ』が浮かんでこないだろうか。」
地元新聞の連載記事であるが、金沢検定のヒントになる話も多く載っている。また検定とは関係なしに、現在の金沢という街を知るきっかけになるであろう。
[目次]
第1部 城の源泉
第2部 花街有情
第3部 寺まちを歩く
第4部 二極の街
第5部 金沢を読み解く
第6部 「えっ、ほんと」
第7部 わが心の街
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金沢城下町 社寺信仰と都市のにぎわい
出版社:北國新聞社
発行日:2004年6月初版
ページ数:278P
監修:藤島秀隆、根岸茂夫
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、金沢城下町とそれを取り巻く周辺地域を対象とする研究および学習活動は顕著であり、現今『金沢学』として呼称されて定着しております。国学院大学創立百二十周年記念フォーラム『金沢城下町と社寺信仰』と題した文化講演会は、歴史・民俗・社会・文化等の各方面から考察された『金沢学』の最たるものあったと評価しても、決して過言ではありません。取り分け社寺信仰が篤いこの土地柄では、興味津々たる課題として受け止められております。」
フォーラムをまとめたものですが、豊富な写真が添えられていて興味深く読み進めることができます。「Ⅲわが社を語る」はそれぞれの社寺が特徴を語っており、金沢検定に役立ちます。
[目次]
Ⅰ 城下町のなかの金沢
Ⅱ シンポジウム 金沢城下町と社寺信仰
Ⅲ わが社を語る
Ⅳ 金沢城下町の諸相を探る
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2007年11月25日
明治維新・廃城一覧
出版社:新人物往来社
発行日:1989年1月初版
ページ数:225P
著者:森山英一
定価:2,800円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、明治維新のとき、我が国に存在した城郭について、維新後の変遷と現状を、できる限り正確に記録しようとしたものである。近世城郭については、多数の文献が刊行されており、すでに研究が尽くされている感さえもあるが、維新後の変遷については不明なことが多く、殊に小藩の陣屋についての研究は不十分であって、本書の執筆に当たっても困難を感じることが多かった。」
明治維新により各班の城館や陣屋がどう利用されたかをまとめたもので、一覧で掲載されているのでちょっとしたときに調べるのに重宝する。残念ながら絶版で入手が困難な状態である。
[目次]
解説 明治維新と城郭
一 江戸時代における城郭
二 幕末の築城
三 戊辰戦争と城郭
四 廃藩置県前における城郭の変遷
五 廃藩置県と城郭の存廃決定
六 城郭の終焉
七 城郭の保存と研究
八 現代における城郭
明治維新・廃城一覧
史料
一 新政府直轄城郭の処置
二 廃藩置県前の諸藩の上表、伺
三 鎮台の設置と城郭の存廃決定
四 存廃の処置など
五 廃城の処置など
主要参考文献
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肥後佐敷城史 青潮社歴史選書2
出版社:青潮社
発行日:1982年3月初版
ページ数:242P
著者:矢野彩仙
定価:4,800円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「肥薩両国境に接する古城の治乱興亡史。南北朝に名和氏が築き、戦国時代島津氏と干戈を交え、相良氏・佐々氏についで加藤清正が城代においた佐敷古城。わが国史上の大事件・反太閤の巨魁梅北氏の乱の経緯を中心に、膨大な関係文献を博捜し、史実で語った加藤清正伝であり、また家臣団を含めて掘りおこした『加藤家史料集』の別巻である。
本書は、歴史学者でとくに芦北地方の郷土史の権威者であった、矢野彩雲氏が昭和十年十月に、「稿本佐敷城史」と題して、芦北史談会から刊行された本の再刊であります。」
文語体で書かれているので幾分読みづらいが、佐敷城に関することばかり書かれているわけではなく、城主に関係する出来事は他地域のことでもまとめられている。平成19年度に佐敷城は特別史跡として文化庁に答申され、そのまま認可されると思われるが、郷土の書籍が見直されるきっかけになればよいと考える。
[目次]
第一章 佐敷城の由来
第一節 南北朝時代名和氏八代葦北を領す
第二節 戦国時代に於ける島津相良両氏の争い
第三節 葦北佐々成政に属す
第四節 加藤清正肥後半国領し加藤重次を佐敷城城代たらしむ
第五節 加藤重次清正に従いて天草を攻む
第二章 朝鮮の役
第一節 加藤清正の渡航
第二節 加藤重次清正の軍に従う
第三節 清正等京城に入る
第四節 清正朝鮮に王子を虜にす
第五節 兀良哈に於ける重次
第六節 加藤清正咸鏡道を領し端川城代として重次を置く
第七節 加藤清兵衛の吉州籠城及び重次の端川籠城
第八節 加藤清正等京城に還える
第九節 連合軍の晋州攻城と重次
第三章 梅北の乱
第一節 薩摩の不平黨
第二節 梅北國兼 秀吉の虚を衝く
第三節 梅北國兼 佐敷城を襲ふ 留守居等伴りて降る
第四節 坂井秀勝等の深慮
第五節 留守居の四士謀を以て國兼を討つ
第六節 梅北勢八代を攻めて敗亡す
第七節 相良氏の派遣兵梅北残黨と闘ふ
第八節 梅北の乱に対する秀吉の処置
第四章 朝鮮後役
第一節 講和談判の破裂
第二節 重次吉弘興平治等の渡航
第三節 蔚山城の攻守
第四節 明軍の再挙
第五節 我が軍の朝鮮撤退
第五章 関ヶ原役より加藤忠広の改易まで
第一節 加藤清正の宇土攻城並に島津勢の佐敷攻城
第二節 重次清正追福の為め実照寺の建立並に移墓の建立
第三節 重次の母来迎寺を再興す
第四節 加藤家除封の兆
第五節 加藤家臣軋轢の発端
第六節 加藤家臣軋轢及び其の裁判
第七節 加藤忠広の改易
第八節 佐敷城の破却と城代加藤氏の一門
附 佐敷城関係者及び其の子孫
---------- ここまで原文 -----------------
補遺 藤原姓矢野井上二氏系図
著者矢野彩雲略歴
復刊にあたって
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2007年11月24日
広島城四百年
出版社:第一法規
発行日:1990年5月初版
ページ数:253P
編集:中国新聞社
定価:2,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「素朴な疑問ほど、答えるのが難しいものだ。毛利輝元はなぜ広島に築城したのか。石や木材はどこから運び、どうやって築いたのか。そして城下町の人々はどんな暮らしをしていたのか。こんな素朴な疑問を解き明かしてみたいというのが、そもそもの出発点だった。」
中國新聞社で昭和63年1月から1年半連載された記事をまとめたもの。とはいえ、一般の新聞記事のような軽い記事ではなく、可能な限り原史料にあたったというアプローチは一歩突っ込んだ記事となっている。
[目次]
第1部 空白に挑む
第2部 毛利元就と山城
第3部 平城の時代へ
第4部 築城
第5部 毛利氏の時代
第6部 福島氏の時代
第7部 浅野氏の草創期
第8部 天下泰平
第9部 維新の前後
第10部 戦争と平和
諸氏系図
広島城平面図
広島城関連年表
広島城関係主要出版物
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復刻毛利軍功記
発行:武田金三
発行日:1996年10月30日初版
ページ数:147P
著者:中村豊
定価:1,280円(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「78年前、毛利元就家臣の末裔中村豊が書いた(旧高田郡粟屋村・大正7年発刊)幻の蔵書今再び脚光を浴びる!」
NHK大河ドラマ「毛利元就」が放送されるのを機に、郷土の書籍を複写印刷し自費出版したもの。大正時代のものなので文語体で少々読みにくいが、ふりがなが振られているので、同時代の他の書籍よりは随分読みやすいと思う。
[目次]
第一章 毛利家の祖先
第二章 元就卿と本家
第三章 元就卿と芸備
第四章 大内氏に頼る
第五章 尼子氏と対峙(其一)
第六章 尼子氏と対峙(其二)
第七章 遠征軍の失敗
第八章 毛利家と両川
第九章 大内氏の滅亡
第十章 厳島の弔合戦
第十一章 長石を攻略す
第十二章 尼子氏の滅亡(其上)
第十三章 尼子氏の滅亡(其下)
第十四章 尼子氏の再挙
第十五章 元就卿の病没
第十六章 山中鹿介幸盛
第十七章 本願寺を援ふ
第十八章 元就卿の遺徳
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図説 戦国武将おどろきの真実 乱世の英雄にまつわるウソのようなホントの話
出版社:学研
発行日:2006年1月初版
ページ数:95P
編者:歴史雑学探究倶楽部
定価:905円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「武田信玄と上杉謙信の一騎討ちは本当にあったのか? 豊臣秀吉の一夜城は幻の城! 宮本武蔵の不敗神話はウソだった? 歴史の意外な真実を、イラストや図版をまじえて紹介する。」
余りおどろきの真実がなかったが、初心者には読みやすくおすすめ。
[目次]
第一章 群雄割拠
斎藤道三
北条早雲
北条氏康
今川義元
毛利元就
武田信玄
上杉謙信
松永久秀
山本勘助
第二章 天下布武
浅井長政
足利義昭
武田勝頼
本願寺顕如
大友宗麟
荒木村重
織田信長
明智光秀
蒲生氏郷
山内一豊
お市の方
第三章 天下平定
豊臣秀吉
筒井順慶
服部半蔵
柴田勝家
伊達政宗
千利休
豊臣秀次
上杉景勝
毛利輝元
小早川秀秋
島津義弘
石田三成
黒田如水
細川ガラシャ
第四章 戦国の終焉
加藤清正
豊臣秀頼
真田幸村
片桐且元
徳川家康
天海
宮本武蔵
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2007年11月23日
保存版 古写真で見る 失われた城
出版社:世界文化社
発行日:2000年10月初版
ページ数:247P
監修:平井聖、小沢健志
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「海外も含め、各地を取材して発見した古写真330点余を厳選して収録、明治維新や戦災の際に失われた日本人の文化遺産たる全国の城原風景を再現した、価値ある一冊。」
城の古写真ばかりを集めて収録している。海外の古写真は初公開か?少し値段がはるので興味あるかたはぜひ。
[目次]
巻頭特集 カラーで蘇る名城アルバム
第1章 大名と役人の写した城
第2章 外国人の撮った城原風景
第3章 写真師冨重利平の名作熊本城
第4章 海外で見つけた幻の城古写真
第5章 全国の城古写真一覧
第6章 城古写真の魅力
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大系真宗史料 文書記録編11 一向一揆
出版社:法藏館
発行日:2007年10月初版
ページ数:453P
編者:真宗史料刊行会
定価:10,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本巻には、年代と場所を異にする一向一揆の様相を物語る文献を、地域別に編集して収録した。ただし石山合戦(大坂本願寺合戦)にかかわるものは、これとは別に文書記録編12石山合戦に、日記史料や文書史料は伝記編5蓮如伝に収録される。史実としてよりは、一向一揆がどのように語られたかという観点から選択した。」
親鸞聖人七五〇回御遠忌記念出版として、真宗に関する史料を集成した「大系真宗史料」(全25巻、特別巻1)の一冊。原文をそのまま活字化して収録しているので、一向一揆の資料集としての使用を想定したものです。
[目次]
北陸
1 徳了袖日記
2 闘諍記
3A 官地論
3B 異本官地論
3C 加州官地論
4 賀越闘諍記
5 勝興寺系譜(抄)
6 越登賀三州志(抄)
三河
1 三河物語(抄)
2 武徳大成記(抄)
3 三河記異考拾遺録
飛騨
1 光曜山岷江記(抄)
2 願生寺由来(抄)
畿内
1 聞見事記(抄)
2 足利李世記(抄)
解題
解説 一向一揆はいかに語られたか
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日本思想大系17 蓮如 一向一揆
出版社:岩波書店
発行日:1972年9月初版
ページ数:706P
校注者:笠原一男、井上鋭夫
定価:1,800円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国乱世の夜明け、本願寺教団を飛躍的に発展させた、卓越した組織者蓮如。その門徒たちは、時として彼の警告をふみこえて、公家・大社寺・武家の権威で築かれた旧来の身分制秩序に挑戦する。その論理は明快、行動は果敢であり、『百姓の持ちたる国』(門徒共和国)に至るたかまりを示した。本書には、蓮如が自ら綴った『御文』をはじめ、一揆の勝利を語る『官地論』、陣中の窮状を伝える『賢会書状』、地下信仰の実態を示す記録の数々、その他地方寺院秘蔵の史料を収録した。全十八篇。」
蓮如と一向一揆に関する史料数点を活字化して校注をつけてある。読みにくい文字にはふりがなが振ってあって読みやすい。古書として比較的入手しやしので、研究史料として一冊持っていても良いであろう。
[目次]
蓮如
御文(御文章)
蓮如上人御一代聞書
一向一揆
本福寺跡書
官地論
参州一向宗乱記
朝倉始末記
賢会書状
竹松隼人覚書
真宗信仰の諸形態
名帳
絵系図
中野物語
天十物語
二十一箇条
了智定書
道宗覚書
真恵上人御定
九十箇条制法
庫裡法門記
解説
蓮如 -その行動と思想-
一向一揆 -真宗と民衆-
文献解題
参考文献
蓮如年譜・一向一揆年表
付図
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日本思想大系20 寺社縁起
出版社:岩波書店
発行日:1975年12月初版
ページ数:519P
校注者:桜井徳太郎、萩原龍夫、宮田登
定価:2,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「全国の寺院や神社がその草創や沿革、あるいは霊験を強調するために作られた縁起は、日本宗教史や思想史を構成する重要な資料である。本書は、おびただしい縁起の中から、元興寺、信貴山、粉河寺、大峯・葛城・笠置、北野天神、日光山、白山、国東半島の六郷山の縁起、ならびに八幡愚童訓など、著名なもの、ローカルな色彩に富むもの合せて十三篇を撰んで一巻とし、日本人の宗教観、特に民衆の精神生活に問題を投げかけた神仏習合の思想や、修験道の思想、八幡・御霊神・霊山信仰などの民間信仰を多面的に究明する。」
原文を活字化して校注をつけてあり、読みにくい文字にはふりがなが振られていて読みやすい。しかし、縁起特有の挿絵がすべて省略されてしまっているのは残念である。
[目次]
元興寺伽藍縁起
信貴山縁起
当麻曼荼羅縁起
粉河寺縁起
本浄山羽賀寺縁起
朝熊山縁起
諸山縁起
北野天神縁起
八幡愚童訓 甲
八幡愚童訓 乙
日光山縁起
白山之記
六郷開山仁聞大菩薩本紀
解説
縁起の類型と展開
神祇思想の展開と神社縁起
霊山信仰と縁起
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2007年11月22日
みよしほたる文庫3 柳沢吉保の実像
発行:三芳町教育委員会
発行日:1996年3月初版
ページ数:159P
著者:野澤公次郎
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「元禄の巨星柳沢吉保、権力の中枢にあったが故に悪役に仕立てられ、今日なお虚像がまことしやかに語られている。そんな虚像に、著者渾身の力を込めて、快刀乱麻の筆致で吉保の実像を綴る。」
自治体による本書はふるさと学習の一環で作成されたものであろうが、史料に基いた歴史書となっておりお買い得である。興味ある方は柳沢文庫でも購入できます。
[目次]
第一章 実像と虚像の世界
第二章 甲斐源氏の流れ汲む
第三章 武田遺臣、徳川陣営へ帰属
第四章 綱吉との運命的出会い
第五章 大老刺殺事件と側用人復活
第六章 「生類憐みの令」と「元禄改鋳」
第七章 川越・甲府の藩政時代
第八章 人間性豊かな教養人吉保
第九章 悪人に仕立てられた柳沢吉保
柳沢吉保関係年表
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大和郡山歴代城主伝
発行:郡山城史跡・柳沢文庫保存会
発行日:1994年7月1日初版
ページ数:21P
編者:森田義一
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
大和郡山城の城主となった人物を筒井順慶から柳沢保申まで順に簡潔に解説している。興味ある方は柳沢文庫で購入できます。
[目次]
一、筒井順慶
二、筒井定次
三、豊臣秀長
四、豊臣秀保
五、増田長盛
六、大久保長保
七、山口直友
八、筒井主殿頭定慶
九、水野勝成
十、松平忠明
十一、本多政勝
十二、本多政長
十三、松平信之
十四、本多忠平
十五、本多忠常
十六、本多忠直
十七、本多忠村
十九、柳沢吉里
二十、柳沢信鴻
二一、柳沢保光
二二、柳沢保泰
二三、柳沢保興
二四、柳沢保申
二五、年表
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大和郡山城天守台石垣岩石種調査報告書
発行:郡山城史跡・柳沢文庫保存会
発行日:1983年9月1日初版
ページ数:26P+図版7P+附図1枚
編者:奥田尚
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「古くからこの天守台には今日土俗信仰にまでなっている"逆さ地蔵"に代表される多くの伽藍石や、伝平城京羅城門の礎石などが転用されていることで知られている。これらは周知のように興福寺など南都の古い寺社が長い歴史の間で培ってきた強い中世的特権に、新興の武士達が自らの権力を誇示するために下した大きな弾圧そのものであった。」
大和郡山城の天守台岩石調査であるが、専門的であるので難しい。興味ある方は柳沢文庫で購入できます。
[目次]
第1章 はじめに
第2章 調査に至る経緯
第3章 調査結果
第1節 岩石種
第2節 使用傾向
第3節 転用石
第4章 石材の採取地
第1節 奈良盆地周辺の岩石分布
第2節 石材の採取推定地
第5章 おわりに
附図 石垣石材の岩石種
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2007年11月21日
真田町の遺跡 -遺跡詳細分布調査報告書- 長野県小県郡真田町埋蔵文化財発掘調査報告書第12集
編集・発行:真田町教育委員会
発行日:2000年3月24日初版
ページ数:103P+図版6P+付図6枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「真田町では平成9年度から11年度までの3年間、国庫および県費補助金を受け、町内遺跡分布調査を実施し、またこの事業に関連して、町内に残る山城の縄張図を作成するための調査を併せて実施しました。本報告書は、この調査の成果をまとめたものです。」
真田氏の故郷である真田町のいわゆる遺跡地図ですが、真田氏に関連する山城が多く存在し、本報告書でもまとめて掲載され、さらに附図として添付されている。真田町の山城を踏査するときの参考になるであろう。
[目次]
第1章 調査の経過
1 調査に至る経過
2 調査組織の構成
3 調査の経過
4 調査の方法
第2章 真田町の原始・古代・中世
1 旧石器時代
2 縄文時代
3 弥生時代
4 古墳時代
5 奈良・平安時代
6 中世
第3章 調査の結果
1 遺跡分布図(1/6000)
2 山城縄張図(1/2000)
3 遺跡一覧表 附 真田町の遺跡に関する主な文献
4 採集遺物一覧表・図版
第4章 成果と課題
1 真田町域における過去の分布調査
2 調査をふりかえって
写真図版
附図
1 真田町遺跡分布図(1/30000)
2 松尾城・遠見番所跡縄張図/鬼ヶ城地形図(1/2500)
3 真田山城(真田氏本城)跡/天白城跡縄張図(1/2500)
4 尾引城(横尾城)跡/長尾城跡/打越城跡縄張図(1/2500)
5 根小屋城跡/洗馬城跡縄張図(1/2500)
6 猿ヶ城跡/弥六城跡縄張図(1/2500)
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史跡 高遠城跡大手門石垣 埋蔵文化財緊急発掘調査報告書
編集・発行:高遠町教育委員会
発行日:2002年3月初版
ページ数:写真6P+43P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「これは平成13年度に実施した史跡高遠城跡大手石垣修理工事に伴い、史跡高遠城跡の現状変更許可の条件である埋蔵文化財発掘調査を実施した報告書であります。また、石垣修理工事によって埋蔵文化財が消滅する箇所もありますので、記録保存を図る目的で調査結果を集録したものです。」
一部が崩落したため緊急で調査と復旧が行われたようであるが、遺物が出土しなかったため時代特定には至らず、また時間的制約で大手のどの部位であるかも特定されなかったようだ。最近の調査報告書にはカラー写真が増えてきたが、石垣の場合色の具合がわかるカラーが、やはり分かりやすくて良い。
[目次]
口絵 カラー写真
発刊にあたって
第1章 発掘調査の経緯
第1節 発掘調査に至るまでの経緯
第2節 発掘調査の組織
第3節 発掘調査の経過
第2章 史跡高遠城跡の環境
第1節 高遠城跡の位置
第2節 高遠城跡の歴史的環境
第3節 絵図に見る大手枡形の状況
第3章 修理事業と発掘調査
第1節 調査前の大手石垣の状況
第2節 発掘調査
第3節 石垣修理工事
第4章 まとめにかけて
あとがき
大手石垣石材チェックリスト
写真図版
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塩田城 -その歴史と発掘-
編集・発行:長野県文化財保護協会
発行日:1983年3月20日初版
ページ数:84P+図版34P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本文は文献よりみた塩田城の歴史と発掘調査の所見からみた塩田城跡とに大きく二項目にわけ、この両面から本城館跡の全容をとらえようとしたものである。前者については早くから多くの先学によって研究されており、かなりの部分が明らかになっているが、後者についてはようやく緒についたところで、今後の調査研究にまつところが大きいといえる。本書の第二編は、昭和五〇年から五二年にかけて実施した三回の塩田城跡発掘調査記録を上田市教育委員会の了解を得て、多少の修正をしながらまとめたものである。この調査は、そのまとめでも述べているとおり広大な城館跡のほんの一部の調査にすぎないので、遺跡・遺構の全体を把握するに至らず、したがって結論的なことはひかえて今後の課題としたのである。」
塩田城の三年間の発掘調査を受けて、発掘調査の総まとめに塩田城の歴史を追加して一冊としている。これ以降発掘調査はされていないようなので、現状における調査のすべてと言えるであろう。
[目次]
第一編 塩田城の歴史
一 信州の鎌倉と塩田城
二 鎌倉北条氏と塩田
三 北条義政の信濃入り
四 義政の信濃に入った理由
五 塩田の歴史的環境
六 鎌倉初期における塩田
七 信濃守護所と塩田城
八 鎌倉期の塩田北条氏
九 鎌倉末期の塩田北条氏
十 南北期時代の塩田地方
十一 室町時代の塩田地方と塩田城
十二 武田氏の侵攻と塩田城
十三 塩田城とその後
第二編 塩田城跡の発掘調査
第一章 環境
第一節 地理的環境
第二節 歴史的環境
第二章 発掘調査
第一節 調査に至る経過
第二節 調査会・調査団の構成
第三章 遺構
第一節 地形
第二節 遺構
第四章 出土遺物
第一節 土師質土器
第二節 須恵質土器
第三節 陶器
第四節 磁器
第五節 木製品
第六節 金属製品
第七節 石製品
第八節 土製品
第五章 まとめ
一 第一次調査について
二 第二次調査について
三 第三次調査について
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2007年11月20日
金沢の古城跡 金沢市文化財紀要56
編集・発行:金沢市教育委員会
発行日:1985年3月初版
ページ数:101P+附図1枚
定価:非売品
オススメ度:★★★★☆
書評:
「城郭は、庶民の生活など当時の歴史を知る上で何よりの貴重な財産でありますが、県内における城郭の調査研究は、高尾城跡の土取り問題に端を発し、昭和45年頃から急速に進んだと言えます。昭和46年には、中世、近世における城郭、館、寺社跡が調査され、石川県史蹟カードの作成を見ました。当時の調査は、文献を基本とした所在地の確認を主とするもので、遺構の現況を明らかにした図面等の作成されたものはごく少ないものでした。それでも、名称のあがったものは金沢市内だけで160近くになりました。昭和53年には、急速に進む宅地開発、土砂採取等に対処するため松根城と朝日山城を緊急調査し、昭和54年には鷹巣城の測量調査を終えました。
今回の城郭調査は、昭和58年から着手したもので、昭和46年の調査を基礎データにしながら、城郭と城の機能を有していた館、寺社の遺構の状況、範囲、形状などを図面化することを主な作業としました。本書の作成にあたっては、現況を忠実に表現することに努めましたが、遺構の明らかでない木越三光と若松本泉寺については、小字、地名図と耕地整理前の面影を知る手がかりとなる図面などを載せることになりました。」
附図が古城の位置が分かって使いやすい。木越光徳寺と若松本泉寺については地名図が非常に参考になる。松根城、鷹巣城、高尾城については別途金沢市教育委員会から発掘調査報告書が出ているのでそちらが詳しい。金沢城は簡潔に触れてあるのみなので、後の金沢城研究調査室(現在、金沢城調査研究所)の報告書などから情報収集する必要があります。本書は購入ままならず、一部をコピーで入手した。
<2010年7月1日>
ようやく古書として入手することができた。
[目次]
一 地形図編
(1)松根城
(2)切山城
(3)梨木城
(4)上野城
(5)北方城
(6)堅田城
(7)亀田館
(8)木越三光
(9)御屋敷
(10)荒山城
(11)田島堡
(12)高峠城
(13)若松本泉寺
(14)鷹巣城
(15)金沢城
(16)高尾城砦群
二 古文書編
(1)古城跡の文献について
(2)石川河北能美郡由来帳
(3)加能城址集覧
(4)加越能三州古城考
(5)城跡書上申帳
(6)加越能三州山川旧跡誌
(7)官地論
三 絵図編
(1)中村ヨリ医王山等江之道筋
(2)薬師道筋トボケヨリ東原等江之道筋
(3)東蚊爪村ヨリ南森下村迄道筋
(4)薬師道松根峠砺波郡境迄道筋
(5)今町村南住環ヨリ田近道筋砺波郡境迄
(6)越中福光ヨリ二俣通リ金沢往来道筋
(7)御上使往来道筋
四 調査の日程および調査員
附図 金沢市古城跡位置図 付.藩政期主要道筋
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金沢市松根城址緊急調査報告書 金沢市文化財紀要18
編集・発行:金沢市教育委員会、金沢市埋蔵文化財調査委員会
発行日:1979年3月初版
ページ数:58P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、金沢市松根町と富山県小矢部市内山町の県境に所在する松根城址、及び、金沢市加賀朝日町に所在する朝日山城址の緊急調査報告書である。」
金沢市による松根城と朝日山城の調査報告書。関連する古絵図や39の文献抜粋が掲載されている。購入ままならず、一部をコピーにて入手した。
<2011/1/22追記>
ようやく入手することができた。今あらためて見ると、緊急調査後に、松根城は伐採された木々が成長し最近少し再伐採し、朝日山城は民間による遺跡破壊という状況の変化があった両城の貴重な資料だと思いました。松根城は市史跡として整備されましたが、朝日山城は民有地のままなので、写真が2点のみなのは残念ですが、本当は当時の撮影写真はもっとあるのでしょうね。
[目次]
一 城址の概況
二 調査の概況
(1) 測量調査の概況
(2) トレンチ調査の概況
三 文献資料
四 文献編あとがき
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2007年11月19日
加能史料研究 第6号
発行:石川地域史研究新興会
発行日:1994年3月31日初版
ページ数:101P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第6号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
[目次]
高堀勝喜加能史料編纂委員を追憶して
加賀藩大坂登米の成立と地船
講演 加賀国得蔵荘と醍醐寺
史料紹介 加賀藩天保改革へ向けての意見書 -小幡家文書「聚斂談」の中から
史料紹介 加賀藩十村役の報告書に見る伊能忠敬の領内測量
野帳より 上荒屋遺跡と出土文字資料
加能地域史研究動向[1992]
加能地域史問答
市町村史編さん事業の紹介 中島町の町史編纂事業について
高堀勝喜先生略年譜・編著者目録
口絵解説 長谷川等伯の能登時代における進出の仏画について
第2回(平成5年度)本岡三郎郷土文化賞等受賞研究報告
本岡三郎郷土文化賞について
<本岡三郎郷土文化賞>
七尾城「隠し道」の研究
<本岡三郎郷土文化奨励賞>
金沢城の研究
遠藤家6代目 数馬高璟の研究
先年の夢が今蘇る 史跡能登国分寺
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加能史料研究 第5号
発行:石川地域史研究新興会
発行日:1993年3月31日初版
ページ数:110P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第5号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
[目次]
加賀藩初期の浦役と浦方支配
講演 中世における北国と東国の交流
史料紹介 伊能忠敬の加賀藩領内測量関係史料
史料紹介 岡田功氏所蔵石動山関係文書について
野帳より 七尾城シッケ地区遺跡
加能地域史問答
市町村史編さん事業の紹介 「根上町の町史編纂事業について」
加能地域史研究 文献目録 1986~1991
第1回(平成4年度)本岡三郎郷土文化奨励賞受賞研究報告
本岡三郎郷土文化賞について
身近な地域の史跡見学や天保義民の碑に関する研究
能登国分寺をたずねて
豆腐の研究
日本の遊び -小倉百人一首かるたの歴史と現状-
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加能史料研究 第4号
発行:石川史書刊行会
発行日:1989年11月30日初版
ページ数:132P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第4号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
[目次]
浅香年木・櫻井甚一両加能史料編纂委員を追憶して
本岡三郎家蔵蓮如書状 -吉崎御坊をめぐる諸問題-
戦国期北陸の真宗寺院と同名一揆 -本願寺派諸江坊をめぐる動向-
歌語「コシノシラヤマ」の生成と変容について
下間光頼発給文書について -村井神九郎充書状をめぐって-
半井家本「医心方」紙背文書とその周辺 -善勝寺流藤原氏を中心に-
史料紹介 臨川寺領加賀国大野庄年貢算用状について
史料紹介 半井家本「医心方」紙背文書について
浅香年木先生略年譜・編著書目録
櫻井甚一先生略年譜・編著書目録
口絵解説 正雲寺所蔵「聖徳太子絵伝」について
投稿者 Tadashi : 00:29 | コメント (0) | トラックバック
加能史料研究 第3号
発行:石川史書刊行会
発行日:1988年3月31日初版
ページ数:76P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第3号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
[目次]
加賀藩初期塩専売制の諸問題 -宮腰町年寄役中山家文書に見る-
史料紹介 阿岸本誓寺文書について
史料紹介 前田土佐守家文書「能州鯨捕絵巻」について
史料紹介 金沢城二ノ丸御殿再建時における町肝煎の役割に関する一史料
「加能史料」を利用した授業実践
加能地域史研究動向[1985]
加能地域史問答
口絵解説 妙法寺所蔵「圓智院妙浄(篠原一孝夫人)画像」について
投稿者 Tadashi : 00:22 | コメント (0) | トラックバック
加賀史料研究 第2号
発行:石川史書刊行会
発行日:1986年3月31日初版
ページ数:119P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第2号。本書は石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができる。
[目次]
北野社領能登国菅原保をめぐる虚実
文政初年の加賀藩政の動向と十村断獄事件について
史料紹介 永光寺所蔵永光寺年代記について
史料紹介 利長室玉泉院文書について -金石町中山家文書を中心として-
史料紹介 元禄十四年幸巳御改加州金沢町人数之覚
研究ノート 二上射水神社の築山祭祀成立に関する試論
加能地域史研究講座2 能登土方領
先達を語る1 日置謙先生の思い出
野帳より 八幡浄水寺遺跡
加能発掘簡報[1985]
加能地域史問答
口絵解説 薬師寺所蔵「銅造如来及両脇侍像」について
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加能史料研究 創刊号
発行:石川史書刊行会
発行日:1985年5月3日初版
ページ数:112P
編者:「加能史料研究」編集委員会
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
加賀と能登に関する中世以前の史料を編年体でまとめる「加能史料」編纂事業の普及と地域史研究の総合学術雑誌として発行された「加能史料研究」の第1号。創刊号のみは現在品切状態で購入できない。
[目次]
発刊の辞
霊亀能登立国説の背景
寛永期長家領鹿島半郡における貢租
藩政期末における宿駅財政の窮乏
史料紹介 天竜寺所蔵加賀国大野荘関係文書について
史料紹介 「天正十二年鵜浦門徒為取替証文」について
加能地域史研究講座1 荘園遺跡
野帳より 秋常山1号墳と能美古墳群
加能発掘簡報[1984]
加能地域史問答
加能地域史研究動向[1984]
口絵解説 本土寺所蔵「観音経絵」について
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2007年11月18日
軍師・参謀 戦国時代の演出者たち 中公新書977
発行元:中央公論社
発行日:1990年6月初版
ページ数:242P
著者:小和田哲男
定価:620円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「下剋上の世を生き抜く戦国大名の補佐役として、戦場の天候を占い、種々雑多なジンクスを統轄するなど、陰陽道をはじめさまざまな知識を駆使した軍師・参謀―その実像はカリスマ性をもって語り継がれてきたため、いまだ謎につつまれている。戦国時代の名軍師とされる山本勘助、山中鹿介、真田幸村、竹中半兵衛、雪斎らの事績を洗い直し、果たした役割を明らかにするとともに、戦国武将にとって合戦とは何であったのかを解明。」
[目次]
はじめに
1 補佐役の歴史的役割
2 軍師の誕生
3 軍配思想と占筮術
4 軍師養成所だった足利学校
5 軍師の仕事
6 軍師の典型としての雪斎
7 軍師山本勘助は実在したか
8 偽られた軍師の実像
9 軍師から参謀へ
あとがき
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武蔵野の城あと
出版社:中央公論社
発行日:1975年11月初版
ページ数:480P
編者:芳根次朗
定価:非売品
オススメ度:★☆☆☆☆
書評:
「本書の表題が武蔵野の城あと、ですから従来存在していた城は全部解説しなければならないわけでですが、私の手許に資料が足りませんので解説できなかったわけですが、其の後、資料がいくつか入手できましたので城名だけ記しておきます。小谷岡城、丸子城、喜多見城、六郷城、柴崎城、飯倉城等であります。尚、本書の内容ですが目的の原稿が不足のために江戸名所図会や、其の他、太平記、武蔵風土記等を収録いたしましたので大変お判りにくい事と思いますが、ご諒察の程お願い申し上げます。」
武蔵野の城に関する資料を集めて収録したものらしいが、一部写真は状態が悪く、また古文書も写真印刷であり、あくまで資料である。古書として比較的入手も可能であるが、どれほどの価値があろうか。写真は本書であるが、箱が別にある。
[目次]
第一編 長禄年中御江戸古絵図
第二編 武蔵野の城跡
第三編 東京都物語
第四編 神武天皇当時の邦域編
第五編 江戸名所図会
第六編 新編武蔵国風土記稿
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四国の古城
出版社:四国毎日広告社
発行日:1974年9月初版
ページ数:185P
著者:山田竹系
定価:800円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「青い国四国には、美しい城があちこちにある。それらは、その地方の住民のこころのふる里であり、また観光のポイントでもある。ざっと当たってみても、城と称するに値する砦や館も合わせるとその数は四国で八百にあまる。そのうち主なものを拾ってここに再現してみたい。」
四国の城を紹介した一般書としては初めの部類であり、歴史を中心に簡潔に書かれている。著者の意図としては観光ガイドブックを作成したのであろうが、出版社としては広告媒体だったのか、到底城や観光とは関係のない広告もある。
[目次]
引田城
十河城
昼寝城
龍満城
由佐城
高岡城
前田城
由良城
八粟城
屋島山城
喜岡城
玉藻城
勝賀城
内場城
城山
丸亀城
聖通寺城
本島城
本台山城
藤目城
天霧城
仁保城
長尾城
和田城
星カ城
川之江城
金子城
西条城
今治城
能島城
来島城
高仙城
高縄城
泰山城
恵良城他
赤滝城
常石城
松山城
湯築城
松前城
千里城
大除城
大洲城
菅田城
竜カ森城
萩森城
岩瀬城
法華津本城
宇和島城
大森城
城ケ森
石井山城
野根・甲浦城
岸本城
安芸城
香宗我部城
楠目城
岡豊城
本山城他
旭城
浦戸城
高知城
蓮池戸波城
比江山城
吉良城
伊与木城
久礼城
姫野々城
大野見城
須崎城
中村城
宿毛城
海部城他
日和佐城
桑野城
松鶴城
牛岐城
和食城
勝瑞城
徳島城
一宮城
小松島の諸城
板西城
岡崎城
土佐泊城
秋月城
川島城他
切播城他
脇城
岩倉城
重清城
八石城
山口城他
東山城
大西城
白地城
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2007年11月17日
謎とき本能寺の変 講談社現代新書1685
出版社:講談社
発行日:2003年10月初版
ページ数:200P
著者:藤田達生
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「真の黒幕は誰か?-天下統一を目前にした信長の死に利害関係をもつと思われる人物は光秀以外にもたくさんいる。ざっと見ても中国の毛利氏、北国の上杉氏、四国の長宗我部氏、大坂から紀伊に下った本願寺、京の朝廷、そして信長に追放された将軍・足利義昭。彼らは皆、信長の軍事力と政略に圧迫され、存亡の危機にあった。誰もが信長を倒すもっともな理由があり、本能寺の変を企ててもおかしくはない情況だったのである。では、変を企てた首謀者とは誰か?」
本能寺の変の黒幕に関する書籍は多く出ている。本書もそのひとつ。断言はしていないが、筆者は足利義昭が中心的役割を果たしたというスタンスである。前後の情況を古文書などを史料にして丁寧に紐解いている。現在のカバー写真が違うのはどこかで変更されたようだ。本サイトの写真は初版のものです。
[目次]
はじめに
プロローグ
1 「本能寺の変」を企てたのは誰か?
2 戦国時代
第一章 明智光秀が背いた原因は何か?
1 足利義昭 -将軍を目指す
2 明智光秀 -栄達から危機へ
3 織田信長 -「国王にして内裏」
4 政変への道
第二章 画策する足利義昭
1 「西国公方」義昭
2 政変迫る
3 政変断行
第三章 「秀吉神話」を解く
1 備中高松城の水攻め
2 「奇跡の中国大返し」
3 山崎の戦い
4 信長を継ぐ者は誰か
エピローグ
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関ヶ原合戦 戦国のいちばん長い日
出版社:中央公論社
発行日:1982年2月初版
ページ数:232P
著者:二木謙一
定価:640円(当時) 絶版 ※中央公論新社として777円で再販
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「一六〇〇年九月十五日、中世から近世へ、豊臣から徳川へ、天下分け目の戦いが行なわれた。日本列島のすべてを巻き込んだ、この戦国のいちばん長い日は、一体どんな一日だったのか。家康の覇権確立への戦略を軸に、武将たちの権力闘争の実態を追究して、さまざまな野望が渦巻く東西両軍の人間模様を描き出す。十五万の軍勢の激突を、臨場感をもって再現し、戦国乱世の時代像を二十四時間に凝縮する、迫真の歴史ドキュメント。」
[目次]
十四日午後七時 泥まみれの行軍
午後九時 大津城危うし
十五日午前二時 寝所からの出撃命令
午前三時 東山道の暗雲
午前四時 西軍の布陣はほぼ完了
午前五時 東軍戦闘態勢に入る
午前七時 嵐の前の静けさ
午前八時 戦闘開始
午前九時 狙われる石田隊
午前十時 一進一退の攻防
午前十一時 総攻撃の狼煙
正午 松尾山の去就
午後零時三十分 裏切りは裏切りを呼ぶ
午後一時 西軍総崩れ
午後二時 家康諸将を引見
関ヶ原戦後処理
関係略年表
合戦後諸大名配置一覧
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武蔵の古城址 -城址・砦址・館址-
出版社:武蔵野郷土史刊行会
発行日:1980年11月初版
ページ数:275P
著者:小幡晋
定価:1,200円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「小幡晋氏は、さきに武蔵野郷土史刊行会から『多摩の古城址』を出版され好評を拍した。その続編として今回『武蔵の古城址』を世に送ることになった。中世の城郭は実に数多く築かれたものの、それらに関する史料は皆無に近く、必要性を痛感しながら、歴史の研究者には容易に近より難いテーマであり、そこに城郭研究の難かしさがある。」
著者自ら踏破した城を紹介している。先の「多摩の古城址」と同様、装丁が甘く、端のページから順に背から外れてしまう。入手は非常に困難であるが、現在は同対象の他書もある。対象区域は開発の激しい地域であるため、すでに開発されて変わった土地に関しては当時の様子を知る手がかりにはなろう。
[目次]
東京都
大久保陣屋
由井館
山入館
宇津貫城
近藤砦
中山塁
小田屋敷
井草屋敷
法林寺館
小川城
伊奈城
田村館
中沢城
棚原城
寺方城
佐伯館
有山屋敷
向岡砦
諏訪坂館
小沢砦
百村館
神蔵城
青木屋敷
白金長者屋敷
今井城
西久保城
御殿山城
築土城
牛込城
渋谷城
碑文谷殿山
目黒館
梶原館
在原城
大森堀之内
新井宿城
斎藤館
池上館
馬込城
行方館
八幡塚砦
深沢城
兎々呂城
赤堤塁
長崎城
奥沢城
世田谷城
三宿城
等々力城
太平出羽砦
道灌山城
板橋城
志村城
赤塚城
稲付城
平塚城
豊島清光館
飛鳥山城
滝野川城
梶原堀之内
石浜城
葛西城
葛西館
埼玉県
岡城
白子城
難波田館
水子城
柏ノ城
蕨城
元蕨城
寿能城
忍城
岩槻城
河越館
川越城
砂久保陣所
深谷城
東方城
皿沼城
本庄城
別府城
金子十郎館
入間城山
中山館
越生館
高取山城
毛呂城
斎藤館
村田館
越畑城
青鳥城
足利館
松山城
菅谷館
杉山城
大蔵館
小倉城
鉢形城
用土城
雉岡城
神奈川県
枡形城
寺尾城
作延城
加瀬城
井田城
小机城
津久井城
河村城
石垣山城
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2007年11月16日
小田原合戦 豊臣秀吉の天下統一と北条氏五代の滅亡 小田原文庫1
出版社:名著出版
発行日:1977年1月初版
ページ数:176P
著者:相田二郎
定価:780円(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書に収めた相田二郎『小田原合戦』の論稿の原文は、相田先生が、昭和十三年三月三十日に完成されたもので、高柳光寿編『大日本戦史』に発表されたものである。五千部が出版されている。今回『小田原文庫』の第一冊目として、本書を公刊するに当っては、当用漢字や仮名遣などの一部の訂正にとどめ、そのほかは、つとめて先生の文意を再現することに努めた。」
[目次]
小田原合戦
一 豊臣秀吉と北条氏との交渉
二 東軍の戦備
三 東軍の防禦陣営
四 東軍の出陣
五 西軍の戦備と出陣
六 交戦の経過(その一) -箱根西麓における前哨戦-
七 秀吉の出陣
八 交戦の経過(その二) -箱根山中城以下諸砦の攻略-
九 交戦の経過(その三) -韮山城の攻囲と南豆方面の海戦-
一〇 伊豆の平定
一一 小田原城の守備
一二 西軍の小田原城攻囲諸陣営
一三 秀吉の本営石垣山一夜城
一四 交戦の経過(その四) -小田原城攻囲の戦況-
一五 西軍の小田原攻囲持久策
一六 禁裡の戦捷御祈願と勅使陣地御差遺
一七 関東・東北諸大名の来属
一八 交戦の経過(その五) -関東諸城の陥落-
一九 小田原の開城
二〇 戦役の結果
解説・小田原平定について
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日本歴史展望第6巻 戦国武将の夢と知略
出版社:旺文社
発行日:1981年8月初版
ページ数:286P+付図「瓢箪図」
編者:笠原一男
定価:2,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「日本の封建時代、つまり武士階級が政権を握った時代は約七〇〇年つづいた。その間、鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府の三つの幕府が政権を担当した。本巻で扱う時代は室町幕府の第三代将軍足利義満が世を去ってから室町幕府が滅びさる戦国時代の末期に至るまでの時代である。」
[目次]
序 下克上と戦国乱世
第一章 下克上の世紀
1.上杉禅秀の乱
2.永享の乱
3.嘉吉の乱
第二章 将軍と守護大名と農民と
1.将軍と守護大名
2.新しい村
3.土一揆
第三章 戦国乱世の序幕
1.将軍義政をめぐる人々
2.細川勝元と山名宗全
3.応仁の乱
第四章 乱世無情
1.乱後の将軍と公家
2.東国の風雲児 北条早雲
3.中国の覇者 毛利元就
4.戦国大名
第五章 もう一つの戦国大名
1.北陸の群雄と本願寺門徒
2.蓮如の原稿力
3.北陸の一向一揆
4.石山本願寺一揆
年表
室町時代の交通・壁書と一揆
写真・図版目録
特別付図 瓢箪図(妙心寺退蔵院蔵)
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古絵図、発掘・古写真が語る 戦国の城近世の城
出版社:新人物往来社
発行日:1995年9月初版
ページ数:245P
定価:2,427円+税 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「初公開の城絵図、考古遺構・遺物写真、古写真、航空写真等でさぐる日本城郭の実像」
全国130城について城絵図を掲載して、城絵図の楽しみ方から城館にせまる。しかしながら、本来城絵図は大きなものも多く、縮小すると文字が判別できなくなるのが残念だ。
[目次]
古絵図と写真資料でみる日本の城一三〇城
コンピュータグラフィックで城郭を復原する
古代の山城
アイヌのチャシ
北方の城
海賊の城
沖縄のグスク
朝鮮の倭城
最近世の築城
城絵図の成立
城郭用語の基礎知識
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2007年11月15日
発見!古代のお触れ書き 石川県加茂遺跡出土加賀郡牓示札
出版社:大修館書店
発行日:2001年10月初版
ページ数:47P
編者:石川県埋蔵文化財センター
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「早く起きろ・飲み過ぎるななど農民への8ヶ条が記される、今で言う掲示板。平安前期の庶民生活・地方行政を再現し話題を呼んだ、石川県津幡町舟橋・加茂地内に所在する加茂遺跡出土のものを中心とした調査報告書。」
一般に発掘調査報告書は埋蔵文化財センターや教育委員会から発行されるが、本書は市販書籍である。それ程この発見が世紀の大発見だったことを物語る。
[目次]
巻頭口絵 加茂遺跡ダイジェスト
第1章 石川県の古代
第2章 加賀郡牓示札
1 考古資料としての加賀郡牓示札
2 加賀郡牓示札の内容
第3章 津幡町加茂遺跡の発掘と成果
1 調査の成果
2 遺跡の概要
第4章 加茂遺跡を考える
1 牓示札の語るもの
2 古代の通行手形 -過所様木簡
3 結節点としての加茂遺跡
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加賀・能登の伝説 日本の伝説12
出版社:角川書店
発行日:1976年11月初版
ページ数:262P
著者:小倉学、藤島秀隆、辺見じゅん
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「百万石の城下町金沢を花芯に南にはそそりたつ聖なる白山の峰々、北には長く日本海に延びる半島の能登を擁するこの地は、往古から月光のような清冽な文化を輝かせ、深雪とともに悲愁の伝承を数多くひそめてきた。」
伝説・伝承のたぐいは昔話として、時には史実を、時には規律などを教えるものとして伝えられてきた。中には城に関するものも多く、石川県にもその類は伝わっているようだ。新聞に時々掲載されることから興味を持ち、地元の伝説に関する本書を手に入れた。非常に読み易いが、この手の本が最近少なくなったことが残念である。
[目次]
金沢
金沢霊沢
福は内、鬼も内
天狗さんの寺
幽霊の飴買い
カワソの名刺
北加賀と白山麓
片目の鮒
歌占の滝
白山と立山の背くらべ
南加賀
天狗のカシワ
甚四郎松
実盛の兜と安宅の関
仏御前
おっしょべ節といで湯太鼓
ちまき笹
首洗池
大聖寺城址
長者屋敷跡
口能登
蚊寄せ八幡
ミズシのねり薬
腰巻地蔵
土の食いくらべ
犬蛇潟
臥りの行者
奥能登
穴水の井
姫崎
キリコ祭り
恋路の悲恋
蝉折の笛
時国家
長太ムジナ
お小夜と能登麦屋節
加賀能登伝説十五選
お銀小金
芋堀り藤五郎
歌占の滝
錦のひたたれ -実盛-
仏御前の風
やすなが淵
正夢
久江の道閑
恋路の悲恋
引砂の三左衛門
剣地の刀鍛治
ごめき浜のおさよ
長太のムジナ
望郷 -麦屋節のおさよ異聞-
民謡採集手帖<加賀>
付録 加賀・能登伝説地図
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小立野台地等の寺社調査 金沢市文化財紀要15
編集・発行:金沢市教育委員会
発行日:1978年3月31日
ページ数:38P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「金沢の生いたちは、一向宗門徒集団が尾山御坊を現在の金沢大学の地に建てたのがはじまりで、それは天文15年(1546)で430年前にさかのぼります。はじめ門前町として栄えたが、やがて金沢城の城下町となり古い伝統を受け継いで歴史的文化遺産を数多く残しています。神社・寺社の文化財調査は昭和49年から実施し、本年度で4ヶ年を経過し一応終了することとなりました。さきに『卯辰山麓等の寺院調査』と『寺町台の寺院調査』の報告書を発刊してきましたが、今回は最終の報告書となります。」
金沢市に存在する3箇所の寺院群の1つ、小立野寺院群の文化財調査報告書。
[目次]
第Ⅰ部 美術・工芸・書跡編
一、小立野台周辺の寺社分布図
二、写真
三、寺院別所蔵品
第Ⅱ部 建造物編
一、大野湊神社 写真
二、大野湊神社 配置図
三、大野湊神社 解説
四、大野湊神社 立面図
第Ⅲ部 調査実施要項
一、調査実施機関
二、調査実施時期と調査寺社等
三、調査対象
四、調査員
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2007年11月14日
塩硝の道 五箇山から土清水へ 塩硝の道研究会調査報告書
編集:塩硝の道研究会
発行:塩硝の道研究会
発行日:2006年6月30日初版
ページ数:158P+付図1枚
定価:2,800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上平村・平村・利賀村・城端町・福光町・金沢市の六市町村は地理的に近接しており、また歴史的にも深いつながりを持って現在に至っております。特に、加賀藩の時代に上平村・平村・利賀村からなる五箇山は、塩硝と呼ばれる火薬原料の生産地として藩の重要な役割を担い、生産された塩硝はいくつかの道筋を通って金沢に運ばれていました。『塩硝の道』研究は、この塩硝を運んだ生産地の五箇山から火薬製造所のある金沢に至るまでの『歴史の道』を明らかにするとともに、沿線の風土や文物等を紹介する共通の歴史を活かした交流事業の一環として行ったものであります。調査研究は、平成十一年度から平成十三年度までの三か年をかけて現地での資料調査や踏査等も交えて行われ、ここに報告書がまとまりました。」
加賀藩の塩硝の道に関係する遺物・遺構の調査と貴重な史料を掲載している。付図の運搬ルート地図を見ると、現在ではなくなってしまった道が意外に多く、時間的経過を感じます。先日紹介の「加賀藩塩硝をたどる歴史の道」と2冊で現在の調査結果すべてを見ることができます。
(2011/1/5更新)
金沢市役所2Fで購入することができます。
[目次]
Ⅰ調査の概要
Ⅱ六市町村の地形・地質
1 峠道と地形
2 地質の概観
Ⅲ塩硝蔵への道筋と史的景観
1 上煮屋の分布と塩硝の道
2 五箇山から加賀横谷村への道
3 横根峠からの道
4 二俣峠、中煮塩硝の道
5 土清水塩硝蔵への道
6 加賀藩の塩硝蔵
7 塩硝の製造・運搬用具
Ⅳ史料
塩硝関係年表
付図 折込地図(五箇山から土清水への塩硝運搬ルート)
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日本海地域史研究 第8輯
発行元:文献出版
発行日:1988年10月初版
ページ数:328P
編者:日本海地域史研究会 村上直
定価:4,500円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
日本海地域史をテーマとする若い研究者の投稿の広場として、学界に寄与することを目的とした書籍の第8冊目。本書には、寛政11年の金沢直下型地震に関する論考が載せられており、金沢城とその城下における被害状況の分析がなされている。歴史における天災は、とかく火災に目がいくものが多いが、地震による被害もかなりのものである。
「歴史地震による被害と活断層 -寛政十一年金沢地震を中心に-」のコピーを所有している。
[目次]
国指定史跡「じょうべのま遺跡」と寺領荘園
歴史地震による被害と活断層 -寛政十一年金沢地震を中心に-
長家領鹿島半郡における小農生産の展開
旧富山藩家老近藤家文書について
文政十一年越前勝山一揆について
幕末期越後豪農層の北蝦夷地(樺太)漁場開拓
倒幕期庄内藩の幕領地拝領と村々の対応
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前田一族 加賀百万石の系譜
出版社:新人物往来社
発行日:1973年11月初版
ページ数:286P
著者:能坂利雄
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「ことしの春のまだ浅い頃、新人物往来社編集局長槍田清太郎氏から『前田利家』についての史伝執筆の話があった。想を練りながら進めている内に、利家だけでも弱いから周囲における幾多の群像もあわせて採り上げたなら作品内容にそれなりのボリュームがでるのではないか、それならばいっそのこと内容のポイントを三代君主に及ぶ史伝にした方が系統的な創生史になるのでないかと再転して本書『前田一族』の出発となった。」
前田一族とあるが、時代的には初代利家から三代利常までを中心にしている。前田利家について書かれた初期の作のひとつ。
[目次]
一 戦国呱々
二 槍の又左衛門
三 北陸支配
四 賤ヶ岳前後
五 能越転戦
六 天下を支える者
七 「咲きつづくわが枝の花」 -天下後見
八 関ケ原への道
九 太平への道標
一〇 前田家領国の変遷
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2007年11月13日
加賀・能登 歴史の扉 加能史料刊行二十五周年記念出版
発行:石川史書刊行会
発行日:2007年10月20日初版
ページ数:281P
編者:加能史料編纂委員会
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『加能史料 奈良・平安Ⅰ』が刊行されてから、はや二十五年が経ちました。昨年度の室町編完結により、奈良・平安・鎌倉・南北朝・室町・戦国の各時代がつながり、あとは戦国編の完結を待つばかりです。本書は、平成十一年『加能史料』編さん二十周年記念として出版された『加賀・能登 歴史の窓』に続く第二弾として企画されたもので、加能史料会報十二号以降の論考に、関係者の新稿を加えてまとめたものです。」
本書は、石川史書刊行会(石川県立図書館内)で購入することができます。
[目次]
はじめに
一 人の交流と交通
加州禅師尋実
室町時代の旅館
万里小路充房と前田利家息女「摩阿」
漆屋と鏡磨 -江戸時代の出稼ぎ二題-
一東視窮録
二 政治と地域
源頼朝と北陸道
能登守護畠山氏の成立をめぐって
室町幕府と加賀国
足利義材の北陸滞在の影響
室町・戦国時代の祇園祭 -延暦寺と幕府との関係を中心に-
三 荘園と社会
中世の焼物 -珠洲焼
中世における佐那武社の動向 -嘉禎二年の神興動座事件を中心に-
文明九年二月の中院通秀の「書状」について
賀茂社競馬と北陸荘園
烏丸冬光と加賀国若松荘
戦国初期加賀国郡家荘代官職をめぐる諸問題
四 宗教と史料
禅僧における授戒活動について -曹洞宗道元・瑩山の活動を中心として-
「一遍上人絵詞伝」制作の背景覚書 -手取川河畔の情景を手掛かりとして-
冨樫氏と東福寺南泉庵
長享一揆と本願寺守護権
「天文日記(證如上人日記)」と加賀
蓮能書写埋経「法華経」についての一考察
上鉤坊玄秀と加賀国本泉寺
五 文書・記録を読み込む
北野社家引付紙背文書二題
古文書における用語の"読み"について
浦野事件と血判起請文
六 本岡三郎先生をしのぶ
夫本岡三郎をしのんで
追悼文(弔辞)
父本岡三郎と「加能史料」
あとがき
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加賀・能登 歴史の窓 加能史料編纂二十周年記念出版
発行:石川県史書刊行会
発行日:1999年11月初版
ページ数:329P
編者:加能史料編纂委員会
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、『加能史料』編さん二十周年を記念し、その会報・本編解説および若干の新稿を単行本に編集したものです。これまでに会報は十一号を数え、論考は合計三十二編にのぼります。その内容は、政治・交通・人物・宗教など多岐にわたっており、それぞれの論考が、専門家ならではの視点で書かれた学術的価値の高い、味わいのある一編となっています。」
[目次]
はじめに
Ⅰ 政治と民衆
律令制下加能二国の特殊性
加賀・能登国主小考
古代北陸の民衆生活
平安末期の加賀と能登
加賀・能登両国と女院
Ⅱ 交通と交流
渤海使と北陸
古代北陸道の交通・雑感
能登の鎌倉時代板碑を読む
能登国富来院地頭町と鎌倉
Ⅲ 加賀・能登と人物
三条公房と橘知茂 -「五代帝王物語」考-
瑩山紹瑾の花押覚書
大智研究の新たな課題
加賀に没した吉峯僧正
「建内記」にみえる能登守護畠山義忠
Ⅳ 政治と内乱
治承寿永の内乱と北陸
建武政権と能登国
日明の政治的連環 -一三七六~八六年-
能登の吉美時代を考える
Ⅴ 宗教と芸能
平安時代(中世)の白山信仰とその実態
中世期北陸の芸能 -猿楽座を中心に-
「中世加賀の律宗」ノート
坊号と遁世について -加賀在住本願寺一門の場合-
Ⅵ 遺跡と遺物
能美古墳群と油谷古窯祉
福永遺跡と浄水寺遺跡出土の仏具
消されていた古墳群
金沢市三小牛町の「山寺」三千寺跡について
加賀・能登国分寺研究の課題
Ⅶ 史料を考える
半井家本「医心方」とその紙背文書について
史料を蒐めること -鎌倉時代雑考-
蓮如上人成敗の御書 -発給の年次と動機について-
曹洞宗入寺語録のことども -入寺史料と加能地方-
加賀国井家荘の領家職相論について
戦国期の近衛家領加賀国安江保について
Ⅷ 舘残翁と加賀史料
舘残翁と加能史料
舘残翁の略歴
祖父舘残翁のことども
Ⅸ 時代を読む
奈良・平安初期の加賀と能登
あとがき
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加賀文化の華 前田綱紀展
編集・発行:石川県立美術館
発行日:1988年10月1日
ページ数:267P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「旧館時代に、初代前田利家、三代前田利常をとりあげ、加賀文化の形成期にスポットをあてた展観をすでに開催してきましたが、本年は加賀文化の完成者である五代前田綱紀をとりあげることにしました。綱紀が生きた時代は、江戸時代中期の文化爛熟期に照合し、みずから学を好み、美術文化を奨励したところから、加賀藩とくに首府としての金沢は、稀にみる学術、美術の都市として繁栄しました。今日の尊経閣文庫、美術工芸標本の集大成というべき百工比照、加賀藩工芸工房としての細工所等は、すべて綱紀時代に完成されたものであり、今日の石川県の伝統工芸のルーツとなっていることはいうまでもありません。」
同館開館五周年を記念して、昭和63年10月1日から26日まで開催された「前田綱紀展」の展示図録です。古書店でみつけましたが、綱紀の蒐集した尊経閣文庫(他の藩主蒐集分と区別して尊経閣蔵書という)や百工比照を多数掲載しており、普段みることができないものもあるので珍しいです。特に、百工比照は石川県の伝統工芸の基礎となった見本帳であり貴重な資料です。図録にはカラーとモノクロのページがありますが、せめて百工比照はすべてカラーで掲載してほしかったです。
[目次]
前田綱紀について
図版
解説
出品目録
前田綱紀年譜
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2007年11月12日
一向一揆百年史 「百姓ノ持チタル国」五百年記念
発行元:白山書店
発行日:1987年5月初版
ページ数:189P
著者:浅井茂人
定価:1,200円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「長享二年五月、いまから丁度五百年前、金沢市南郊の高尾城は加賀・能登・越中の農民一揆二〇万に取りかこまれた。一揆の指導者は鳥越の弘願寺、木越の光徳寺、磯部の勝願寺、吉藤の専光寺等の大坊主及び有力国人たちであった。激しい戦いの結果、六月九日城は落ち守護富樫政親は自刃した。以後約百年間にわたって加賀はいわゆる『百姓の持ちたる国』となる。この百年間は又戦国時代百年間とかさなり、一向一揆こそは戦国の主役であった。ところが五百年後の現在、この輝かしい人民の歴史も人々の記憶から忘れ去られようとしている。一揆の発現地、加賀においてすら今や風化の道を辿ろうとしている。人々の意識の風化をなげくよりもまず人々の意識をかきたてる仕事こそ、いま吾々がなさねばならない仕事ではなかろうか。そのためには一人でも多くの人々に一向一揆の歴史について知ってもらいたい。この念願からささやかながらこの書をまとめてみました。」
加賀を中心にした一向一揆の歴史をまとめたもの。自ら関連する遺跡を踏破したり、調査したものではなく、先人の著作をまとめたものであるようだ。ただ、一向一揆に関する専門書はあるものの一般書とは少なかったことから一定の意義を持つと考えるが、絶版状態なのは残念である。
[目次]
第一編 序章
第二編 一向一揆史
第一章 荘園体制からの開放闘争
第二章 大名領国化を目指す諸勢力との闘争
第三章 本願寺領国の政治と経済
第四章 畿内統一政権に対する闘争
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一向一揆研究ノート(一) 消された城砦と金沢の原点を探る 一向一揆時代の金沢・小立野台地周辺考
発行元:能登印刷出版部
発行日:1987年12月初版
ページ数:165P
著者:辰巳明
定価:1,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この小冊子は元金沢二水高等学校・金沢泉丘高等学校・盲学校教諭辰巳明の遺稿を、遺族が整理したものである。この論文が書き起こされた経緯は筆者自らその未完の『あとがき』に記している。」
金沢周辺の一向一揆に関連する城砦の研究であるが、地元民ならではの持論が新鮮である。発行部数が非常に少なかったのか古書店で初めてみた。県内図書館には数多く収蔵されるものの貸出禁止されているものが多い。同類の研究は少なく、本書も著者が病気で中途となっているため、引続き研究の必要があろう。その際はぜひ本書を下地にしてもらいたい。
[目次]
はじめに
一、"消された城砦"とは
二、"隠し砦"に変身
三、先学の城砦探訪
四、"父祖の心"をくみ取ろう
第一章 一向一揆考
一、一向一揆の呼称
二、一向一揆の原因と背景
三、一向一揆の主体
四、減税闘争の成果
五、在所長衆の実態
第二章 一向一揆前代の小立野台地周辺考
一、田上の駅家と山崎凹市 金沢の原点
二、時衆の村々 真宗弘通の前提
三、田井の伝承 山の民の信仰につながるもの
四、村々のつわものども
第三章 「百姓ノ持チタルヨウナ国」時代の小立野台地周辺考
一、"若松の御山"本泉寺
二、牛首堡
三、山崎陣地と山崎堡
四、田井城
五、石浦堡
六、石那坂堡 "若松の御山"防衛陣地
第四章 "本願寺の持ちたる国"時代の小立野台地周辺考
一、金沢御堂の建立 本願寺北国総本山
二、"金沢の御山"
三、金沢御坊の滅亡
むすび 城砦探訪から見えてきたもの
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加賀藩塩硝をたどる歴史の道
発行:金沢市崎浦公民館
発行日:2001年2月1日
ページ数:158P
編集:塩硝の道検証委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「内容は専門家の研究書のような論及におよぶものではありませんが、委員会メンバーが塩硝の生産、販路、塩硝調合所などにそれぞれ焦点をあて、全精力を注いで先達の書籍をひもとき、地元の古老から聞き取り、あるいは足で調査したものであります。塩硝蔵周辺の調査など、地元ならではと認めていただける記述もあるかと思います。将来にわたってご参考にしていただけたらと存じます。」
加賀藩の塩硝蔵のあった地元公民館による加賀藩塩硝の調査報告書。同公民館のホームページに簡単にまとめられているが、本書はかなり詳しくまとめられている。ここまでまとめるのは非常に苦労があったものと思われるが、残念ながら市販されなかったようだ。塩硝蔵の研究をするときはぜひ一読してください。
[目次]
第一章 加賀藩の塩硝作りの始まり
第二章 五箇山の名の由来と環境
第三章 五箇山塩硝と農民
第四章 御用塩硝の生産と作り方
第五章 五箇山より土清水塩硝蔵までの運搬経路
第六章 加賀藩の塩硝蔵
第七章 天保義民と五箇山の塩硝作り
第八章 明治維新の五箇山塩硝
付録 塩硝の道検証委員会活動記録
用語解説
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2007年11月11日
石田三成と佐和山城址 東山の史蹟と景勝
編集・発行:彦根石田三成公顕彰会 元彦根図書館長 北野源治
発行日:1974年8月初版
ページ数:217P
定価:500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本冊子も版を重ねて来ましたが、今回更に稿を補足して顕彰に幾分でも役立てようと考えた次第です。今回、島津藩と関係深い高宮町小林家から興味ある資料を提出して下さったので追加記述とした。彦根の東山一帯が史蹟と景勝に富める観光地であることを広く認識してほしいとの念願から今回、本冊子に付加することにしました。更に『彦根の昔と今』に関して簡単ながら人口の変動と町名の変移を記述して参考の資料とした。」
前回の同名書「石田三成と佐和山城址」から10年経ってかなり内容を追加・補足して、石田三成公顕彰会の発行として完成形となっている。現在入手が非常に困難、また高価なのであるが、全体に焼けが強く残るものの地元古本屋で偶然にも安く入手することができた。文章は口語調に改められて前書に比べ非常に読み易くなっている。文字が大きめなので文章量はそれほど多くない。
[目次]
まえがき
一、「真心の生涯」を送られた石田三成公
二、石田家の系図
三、この親にしてこの子あり
四、生いたちと人柄
五、三成の功績
六、秀吉への忠勤
七、堺奉行時代の功績
八、朝鮮征伐における貢献
九、秀吉の信頼
十、天下分目の関ヶ原戦
十一、佐和山落城と三成の最後
十二、三成の風貌
十三、三成の温情
十四、石田氏の血族、後裔
十五、石田氏の追悼行事
十六、「関ヶ原役」記念祭
十七、「関ヶ原古戦場」と「天下分目の戦」を偲びて
十八、顕彰歌、詩、和歌
十九、生きてきた石田三成の異説
二十、佐和山城下の七不思議
二十一、佐和山城址
二十二、初芽の局の純情
二十三、旧憤打破と徳川の政策
二十四、秀吉亡後の諸将の動静
二十五、おあむ物語
二十六、石田三成略年表
二十七、古城山の述懐
二十八、「石田正宗」の由来
二十九、関ヶ原の戦況図
三十、佐和山城古図
三十一、顕彰会今後の念願
三十二、島津藩と小林家、石田三成の詩
付加 東山一帯の史蹟と景勝
あとがき
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帰雲城 世界遺産白川郷物語 (上)・(下)
発行元:青樹社
発行日:1997年6月初版
ページ数:上巻 278P、下巻 412P
著者:森省三
定価:1,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
天正大地震で大崩壊した帰雲城を題材にした小説。地震で一気に埋まったと言われ、黄金伝説も残る。帰雲城を扱った書籍は数少なく、専門書の中にはプレミアがついているものもあるが、本書は気負いなく読める一般書である。絶版で入手が難しいが、入手の際はぜひ上下巻揃えてほしい。
[目次]
<上巻>
白山郷
寛正の大飢饉
天生の金山谷川
保木脇築城
帰雲城
正蓮寺炎上
萩町城
白骨のお文
蓮如
吉崎御坊
東山慈照寺・銀閣
照蓮寺復興
どぶろく祭り
政教合体
大文字送り火
三木軍来襲
<下巻>
分水嶺
虎視眈々、帰雲城黄金
鞭声粛々
一期栄花一盃酒
人間五十年
暗策
極楽白川郷
天下統一
立山、佐良佐良越え
天正十三年
佐々成政滅亡
飛騨攻め
帰雲城落城
陰謀
生け贄
三木氏滅亡
帰雲城震滅
死に脈
名笛、白菊の笙
牧戸、荒城の詩
萩町城始末記
天空飛翔の矢
望郷、白川の里
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2007年11月10日
大津城跡発掘調査報告書 -浜大津公共駐車場・スカイプラザ浜大津建設に伴う- 大津市埋蔵文化財調査報告書29
編集・発行:大津市教育委員会
発行日:1999年3月
ページ数:52P+図版45P
定価:2,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大津城は、豊臣秀吉の命により坂本城の廃城にともなって、天正14年(1586)頃に現在の浜大津周辺に建てられた城です。第4代目城主の京極高次は、関ヶ原の合戦に先立つ大津城攻防戦に東軍方として籠城し、西軍の大軍を大津城に足止めしました。この京極高次による西軍の足止めが、関ヶ原の合戦の勝敗に大きな影響を及ぼしたと言われています。今回発掘調査を実施しました場所は、大津城本丸推定地の東端部分にあたります。調査の結果、大津城に関連すると考えられる遺構として、礎石建物跡2棟・区画の石列・石組の溝跡などが検出されました。このことは、謎に包まれた大津城の実体を解明していく上で、貴重な発見であるといえます。」
図版はモノクロしかなく残念であるが、これまでの大津城の発掘調査の経過を知ることができるので貴重である。本書は大津市歴史博物館で購入しましたが、実は最後の一冊でした(2007年11月2日)。こういう報告書類は再版されることが非常にまれなので入手できたのは運が良かったです。
[目次]
第1章 調査の経過
第2章 大津城の概観
1.位置と周辺の遺跡
2.大津城の沿革と規模
3.大津城跡の調査
第3章 遺構
第4章 遺物
第5章 江戸時代の大津百町
1.大津籠城戦後の復興
2.大津町の発展
3.大津町の構造
4.明治以降の風景の変遷
第6章 まとめ
出土土器観察表
図版
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膳所城本丸跡発掘調査報告書 大津市埋蔵文化財調査報告書16
編集・発行:大津市教育委員会
発行日:1990年3月
ページ数:49P+図版8P
定価:1,220円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「膳所城は、坂本城・大津城とともに、湖を利用した水城としてよく知られています。しかし、この膳所城もいまは膳所城跡公園に当時の面影をわずかに残すだけで、ほとんど姿を消してしまいました。その実実態については、絵図などの史料により研究が進められておりますが、考古学的な発掘調査はいままでほとんど行われていませんでした。本報告書は昭和58年度に実施しました膳所城本丸跡の発掘調査の結果をまとめたものです。」
今回の発掘調査結果のほかに、現存する膳所城の遺構に関する章が一つと、前回の発掘調査の概要が一章含まれていて、膳所城に関する遺物に関してすべてを把握できるので、膳所城研究には価値ある一冊となっている。本書は大津市歴史博物館で購入できます。
[目次]
第1章 位置と歴史的環境
1.琵琶湖の地勢
2.膳所の歴史
第2章 膳所城の変遷
第3章 発掘調査
1.調査に至る経過
2.調査概要
3.遺構
第4章 現存する膳所城の遺構
付録 大津市膳所城址発掘調査報告 -抄-(昭和32年・33年)
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2007年11月09日
高槻の史跡
編集・発行:高槻市教育委員会
発行日:2006年3月初版
ページ数:89P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大阪平野の北東部に位置する高槻市は、淀川の悠久の流れに育まれ、また北摂連山の美しい山並みに抱かれた自然豊かな都市です。本市は、古来より淀川と山陽道(のちの西国街道)の二大交通路の要衝の地として京・大坂とともに発展してきました。市内には今日まで数多くの遺跡や社寺、旧跡などがのこり、当時の人々の暮らしぶりを今に伝えています。本書では、それら市内にのこる文化財の概要をとりまとめ、紹介しております。」
高槻市内の史跡・文化財を8テーマに分けて紹介している。程よい大きさなので携帯しながら史跡散策してみるのもよいだろう。高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
高槻城と城下町
芥川山城
樫田と原
富田寺内町
三島古墳群
淀川
西国街道(西側)
西国街道(東側)
施設案内
指定文化財一覧
高槻の歴史
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高槻の道しるべ 石造物をたずねて 文化財シリーズ第6冊
編集・発行:高槻市教育委員会
発行日:1983年3月初版
ページ数:89P
定価:350円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本市には数多くの文化財が残され、わたくしたちの生活の中に生きつづけておりますが、中でも日頃何気なく見過ごしている町かどの道標等の石造物は、身近にあるだけに、かえって文化財として顧みることは少ないのではないでしょうか。しかし、たとえば町かどの道標は、そこに刻まれている内容、立っている場所などから、かつての高槻の街道、淀川の果した役割などを物語っており、郷土高槻の歴史を知るうえで貴重な文化財といえます。本書は、市内の石造物のうち、なじみ深い道標・町石を主な内容として簡単な説明を付してまとめた冊子であります。」
高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
高槻の道標・町石
高槻城下の道
旧富田町の道
西国街道
本澄寺への道
神峯山寺への道
本山寺への道
金竜寺への道
霊山寺への道
経王寺への道
茨木街道
妙見寺などへの道
石塔
五輪塔
宝篋印塔
層塔
宝塔
題目石
庚申塔
その他の石造物
石燈籠
牛地蔵
寅石
石槽
領界石
指定文化財一覧
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戦国時代の高槻
編集・発行:高槻市教育委員会
発行日:1977年1月初版、1990年3月三版
ページ数:46P
定価:200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本市は京都と大阪の中間に位置し西日本への交通の要地ということもあって重要視され、古代から文化が栄えた地域でありますが、わたくしたちはこれらの歴史をともすれば日常生活とは全く縁もゆかりもないものとして、忘れてしまっていることが多いのではないでしょうか。本書は高槻に関係の深い高山右近の生きた戦国時代の歴史の一端について写真を豊富にもりこんでわかりやすくまとめたものであります。」
見開き2ページで写真入りで戦国時代の高槻の出来事を簡潔にまとめている。初版編集が比較的早かったためか写真が鮮明でないのが残念である。高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
1 戦国時代と高槻
2 自衛する村々
3 柱本氏と鳥養氏
4 一向一揆と寺内町富田
5 三好長慶と芥川城
6 高山荘の高山氏
7 右近の誕生とその家族
8 信長入京前後
9 入江春景と和田惟政
10 和田惟政の死
11 高槻城主高山右近
12 右近の危機
13 キリスト教と右近
14 公家・寺院領の安堵
15 高山帳
16 利休の七哲
17 山崎合戦前後
18 明石移封
19 追放令
20 近世社会の成立
21 近世初頭の生活
附 年表
指定文化財一覧
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2007年11月08日
摂津高槻城 本丸跡発掘調査報告書 高槻市文化財調査報告書第14冊
編集・発行:高槻市教育委員会
発行日:1984年3月
ページ数:157P+図版116P+付図2枚
定価:4,500円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
昭和50年から51年まで行われた高槻城本丸発掘調査の報告書。発掘の遺物を掲載するだけではなく、高槻城の歴史についてもかなり詳しく掲載されている。少々高価だが、高槻城の研究には有意義な一冊となっている。
高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
第1章 高槻城の位置と概要
第1節 位置と環境
第2節 沿革と規模
第2章 調査経過
第1節 城址の変貌
第2節 調査経過
第3章 遺構
第1節 層序
第2節 近世高槻城の遺構
第3節 廃城時の遺構
第4章 遺物
第1節 近世高槻城修築前の遺物
第2節 近世高槻城の遺物
第3節 廃城時の遺物
第5章 考察
第1節 遺構
第2節 遺物
第3節 石垣構築の復元
付論 近世高槻城修築とその背景
図版
付図
本丸西南部石垣平面図・立面図
高槻城及び各寺院出土中世末~近世軒瓦一覧表
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高槻城キリシタン墓地 -高槻城三ノ丸跡北郭地区発掘調査報告書- 高槻市文化財調査報告書第22冊
編集・発行:高槻市教育委員会
発行日:2001年3月
ページ数:157P+図版54P
定価:4,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「今回、三ノ丸跡北郭地区でおこなった調査では、16世紀後半の木棺墓群を発見しました。そのうちの1基の蓋板に十字架が墨書され、別の木棺からは宗教具であるロザリオが出土したことから、高山右近に関わるキリシタン墓地であることが判明いたしました。これらの墓は、高槻における当時のキリスト教布教の実体を直接うかがうことのできる貴重な遺構・遺物であると同時に、わが国のキリスト教布教史の研究にも貴重な一石を投じるものといえましょう。」
巻頭数ページのカラーに、十字架が墨書された木棺とロザリオが掲載されていますが、カラーで見るとインパクトが違います。他の木棺は図版としてモノクロページに掲載されています。高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
第一章 位置と環境
第1節 高槻城の位置と環境
第2節 既往の調査
第二章 調査の経緯と経過
第1節 キリシタン墓地発見の経緯
第2節 調査の経過
第三章 遺構と遺物
第1節 A区の遺構・遺物
第2節 B区の遺構・遺物
第四章 キリシタン墓地をめぐる諸問題
第1節 出土人骨について
第2節 墓地について
第3節 木棺について
第4節 ロザリオについて
第5節 墨書「二支十字」について
第6節 中世高槻城とキリシタン墓地
別表
あとがき
図版
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秋季特別展 三好長慶の時代 「芥川信長芥川入城」の以前以後
編集・発行:高槻市立しろあと歴史館
発行日:2007年9月29日
ページ数:79P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本展では、重要文化財を含む三好一族の肖像画や当館初公開となる市指定文化財の古文書、芥川山城跡や高槻城跡の考古資料、江戸時代の出版物などを展示し、戦国大名『三好長慶』とその時代について、『織田信長芥川入城』をキーワードに戦国時代の終焉と天下統一への序章に迫ります。」
本書は平成19年9月29日から11月25日まで開催された秋季特別展の展示図録です。高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
開催にあたって
総論『三好長慶の時代 -「織田信長芥川入城」の以前以後-』
展示解説
Ⅰ三好長慶の時代
Ⅱ三好長慶と地域社会
Ⅲ信長 芥川入城
Ⅳ長慶 その後
寄稿論文 三好長慶と戦国社会
列品解説
関連年表
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2007年11月07日
大津市歴史博物館 展示案内
編集・発行:大津市歴史博物館
発行日:1991年3月31日
ページ数:95P
定価:800円(5%税込)、現在400円で販売中
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
同名博物館の常設展の展示案内。今年?展示替えが行われたため、内容は一部異なるようですが、展示数の充実に合わせて、頁数の多いものとなっています。いくつかの大型復元模型がカラーで掲載されているのはうれしいところですが、有名な近江八景がモノクロなのは残念です。
本書は大津市歴史博物館で購入できます。常設展示は展示替えが行われたため、旧パンフレットである本書は残部に限り半額の400円で購入できます。
[目次]
常設展示「大津の歴史と文化」の概要
テーマ展示
諸浦の親郷・堅田
比叡とその山麓
大津百町
膳所六万石
三井・石山と近江八景
大津京と近江国府
歴史年表展示
琵琶湖の変遷
原始・古代
中世
近世
近代
現代
映像ホール・開設ビデオ
館内案内
大津の歴史年表
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高槻市立しろあと歴史館 常設展示図録
編集・発行:高槻市教育委員会、高槻市立しろあと歴史館
発行日:2003年3月30日
ページ数:33P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
高槻城三の丸跡に建つ、同名博物館の常設展図録です。フルカラーで展示品の一部を紹介しています。高槻城の発掘調査の写真が2ページにわたり紹介され、珍しい石垣土台の梯子胴木の写真は貴重だと思います。
本書は高槻市立しろあと歴史館またはホームページで購入できます。
[目次]
館内案内
高槻城と人
城下町のくらし
西国街道と芥川宿
淀川と舟運
人々のなりわいといとなみ
高槻今昔みちしるべ年表
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安土町立城郭資料館 館内ごあんない
編集・発行:安土町立城郭資料館
発行日:不明
ページ数:10P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
安土駅南口にある町立資料館の案内パンフレット。20分の1安土城模型と安土・南蛮図屏風陶板壁画の二つの目玉展示に注目です。パンフレットの写真もきれいですが、実際に見てもらうのが一番でしょう。
本書は安土町立城郭資料館で購入できます。
[目次]
安土城ひな型
屏風絵風陶板壁画
安土城内部障壁画
安土山と観音寺山模型
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2007年11月06日
平成17年度秋季特別展 蒲生氏郷 -戦国を駆け抜けた武将-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2005年10月8日
ページ数:114P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2005年の秋季特別展を収録した解説図録。蒲生氏郷生誕450年記念として本展では、滋賀県蒲生郡から出た蒲生氏郷の生涯と、その基盤となった近江の蒲生一族の足跡を、残された資料kら考える、をテーマにしている。
本書は安土城考古博物館で購入できます。
[目次]
開催にあたって
総論「蒲生氏郷 -戦国を駆け抜けた武将-」
プロローグ -戦国を駆け抜けた武将-
一、蒲生郡の蒲生一族
二、信長の元で -近江日野六万石-
三、伊勢松坂十二万石
四、会津若松九十二万石への道
五、氏郷のひととなり
列品解説
出品目録
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平成15年度秋季特別展 信長と宗教勢力 -保護・弾圧そして支配へ-
発行元:滋賀県立安土城考古博物館
発行日:2003年10月11日
ページ数:111P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2003年の秋季特別展を収録した解説図録。織田信長が一向衆と比叡山延暦寺、そしてキリスト教などの宗教勢力とどう向き合ったのかをテーマにする展示。
本書は安土城考古博物館で購入できます。
[目次]
開催にあたって
総論「信長と宗教勢力 -保護・弾圧そして支配へ-」
プロローグ -創られた信長像-
一、信長と南蛮世界
二、信長と寺社勢力 -保護と奉仕と-
三、信長と寺社勢力 -敵対と殲滅と-
四、安土宗論と法華宗寺院
五、信長の寺社政策
寄稿論文「安土宗論再見 -信長と京都法華宗寺院-」
列品解説
出品目録
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2007年11月05日
四季の兼六園
発行:青柳書房
発行日:不明 昭和50年代か?
ページ数:100P
著者:新蔵正(兼六園観光協会会長)
定価:250円(当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
見開きで写真と解説文という構成で兼六園の名所を紹介するガイドブック。製作年代が不明だが、巻末の石川県観光地図を見ると今は廃線になった電車路線が書かれていることから古いものだとわかる。写真はモノクロが基本だが、ちょうど中程に霞ヶ池と夕顔亭のカラーページが2ページだけある。購入した古書店にはこれより厚い紙質のものがあったので、時代が下るにしたがって良質の薄い紙を使用できるようになったのだろう。各ページの写真はページ一杯であり、絵葉書と同サイズとも言えるため写真集として購入してもよいかも。
[目次]
兼六園案内図
金沢つれづれ
多彩な石川県観光
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津幡町のみてあるき
編集・発行:津幡町教育委員会
発行日:1992年3月初版
ページ数:165P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「津幡町の文化財に関しての資料は、津幡町史をはじめとして多くの本に掲載されています。しかし、これまでは重複を避ける方向で編集を行ってきた結果、既に絶版となってしまった本もあるようになりました。そのため、町の文化財を一堂に会した冊子を編集すると共に、新しく津幡町にこられた方々に津幡町の文化財を紹介するガイドブックを作成いたしました。」
石川県河北郡津幡町の文化財や史跡を紹介するガイドブック。説明は簡潔であるが、写真がカラーになってみやすくなった。2002年に加茂遺跡などを加えて第二版が出たようです。
[目次]
津幡町
津幡地区
中条地区
笠谷地区
井上地区
英田地区
河合谷地区
倶利伽羅地区
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わがふるさと 今・むかし -田上校下の歴史-
編集・発行:金沢市田上公民館
発行日:1992年11月初版
ページ数:104P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本誌は、平成元年度金沢市田上公民館主催の金沢市制百周年記念事業『田上の歴史を探る会』を契機に、平成二年度『若松本泉寺の史跡を訪ねて』平成三年度ゆうゆうゼミナール『郷土史を通してみる我がふるさと』など、一通の田上校下の歴史を探究してみようという校下の皆様の盛り上がりを実感致し、更に文中、度々出て参りますが、金沢大学の移転に伴うこの地域の変貌を予想した時、今こそ校下全般にわたる史料を出すべきと思い作成したものであります。」
石川県金沢市田上校下(校区)のふるさと学習用教材として作成されたものですが、古代より田上の駅や一向衆の拠点本泉寺など重要な地であったところの歴史をわかりやすくまとめている。
[目次]
田上
地質学上の田上
先史時代の田上
歴史への登場
田上の駅
ともろ道・ゆわく道の変遷
田上の郷
田上の神社
田上の産物
近世の農民生活
田上の名所・旧跡
田上の火消し
田上の芸能 -はんた-
信仰生活
近代以降の田上
本多伊左衛門氏の偉業
金沢市編入と住宅団地の造成
若松
若松の庄
若松本泉寺
近世の若松
若松の産業・産物
若松結核療養所
オコ谷往来の今昔
若松八幡神社
村立下田上小学校鈴見分校
金沢市への編入
若松の芸能 -じょんから-
金沢大学門前町「杜の里」
角間
古代の角間
町名の由来
近世以降の角間
角間新町へ総合移転
角間神社
金沢大学の出現
旭町
市町村制の実施
牛坂の名の起こり
金浦村と崎浦村
藩政時代の牛坂
昔の牛坂のようす
金沢市への編入
旭町の誕生
土地区画整理事業
旭町の遺跡
牛坂八幡神社
牛坂村の大火と村落の移転
お講
牛坂小学校
郷土こぼれ話
大力の山とちょうずばち
姫谷(蛇谷)
若松蓮華寺地蔵尊
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北国路の親鸞さま 蓮如さま
発行:富山県郷土史会
発行日:1996年8月五訂版
ページ数:70P
編者:木下秀夫
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「顧みますと、昭和31年の春、はからずも県立図書館長を拝命して四年間の在勤にすぎなかったのですが、フト手にした小柴直矩著『親鸞聖人越中聖磧』がヤミツキとなり、昭和39年『北陸(国)路の親鸞さま』を富山県郷土史会から刊行してから、版を重ねて四回、今回『北国路の親鸞さまと蓮如さま』と改題して、また世に問うことになりました。少しでも皆様方の道案内ができれば幸甚に存じます。」
蓮如上人五百回遠忌を前に、親鸞の足跡に蓮如の足跡を追加して発行されたものです。門徒(たぶん)がまとめたものなので、他の一般書や学術書と比べて読みやすく切り口も違っている。
[目次]
はじめに
一 「敵をうらむな」の一言
二 吉水の草庵
三 承元の法難
四 都を後に
五 越前の四本山
六 倉部川の出あい
七 臼ヶ峰のサカキと光久寺
八 六渡寺の渡りで
九 奈呉の海ちかく
一〇 呉羽山の八幡社
一一 不滅の尊像
一二 波に千鳥の寺紋
一三 辻の徳法寺
一四 親しらずの御難
一五 配所の月
一六 蓮如さま一代
一七 蓮如の家族
一八 蓮如の娘が嫁いだ超勝寺
一九 大津市内の蓮如旧跡
二〇 一向一揆とは
二一 吉崎の繁昌
二二 吉崎の嫁おどし
二三 血染めの聖教
二四 吉崎から二俣へ
二五 山科に本願寺が建った
二六 加越国境に跨がる蓮如関係地
二七 蓮如上人に関係ある民話(越前・加賀・越中)
二八 越中五箇山に残る念仏道場
二九 妙好人の一人「赤尾の道宗」
三〇 越中にも多屋があった
三一 蓮如上人御影道中
おわりに
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真言宗別格本山 那谷寺
発行元:北国出版社
発行日:1970年10月初版、1973年3月第二版
ページ数:145P
監修:陣出達朗
定価:360円(第二版、当時)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「那谷寺は真言宗に属し、養老元年に、越の国の泰澄大師が、霊峰白山へはじめて登られたさい、この地に分け入り、峻厳な岩窟と、幽邃な自然を発見し、千手観音を岩屋に安置されたにはじまる。」
石川県小松市にある那谷寺の歴史について解説する。
[目次]
大悲閣全景
三重塔・護摩堂・石山の秋・庭園
開山堂・鐘楼堂
那谷寺境内略図
はしがき
那谷寺の由来
重要文化財(国指定)の諸堂
那谷寺観音霊験記
奥の細道と那谷寺
那谷寺と茶の湯
四季の那谷寺
那谷寺むかしばなし
那谷寺を詠める
那谷寺通夜物語
あとがき
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2007年11月04日
毛利元就 NHK大河ドラマ・ストーリー
編集・発行:日本放送出版協会
発行日:1996年12月初版
ページ数:199P
定価:951円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
NHK大河ドラマ「毛利元就」に合わせて発行された一冊。
[目次]
「毛利元就」に期待する 永井路子
配役紹介
登場人物関係図
役者・役柄紹介
グラビア「毛利元就」名場面集
大河ドラマ・ストーリー
座談会 毛利元就の生き方を通して今の時代にマッチした新しい英雄像を楽しんでいただきたい。 中村橋之助・富田靖子・内館牧子・木田幸紀
舞台地を訪ねて 毛利元就の海と山河
毛利元就の故郷 安芸の国 食と歴史を訪ねて
大河ドラマを支える職人たち
毛利元就 生涯年表
毛利元就の智略のすべて
絵で見る「毛利元就」
ロケ日記
担当者からのメッセージ
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富山県婦中町 堀Ⅰ遺跡発掘調査報告
編集・発行:婦中町教育委員会
発行日:1996年3月初版
ページ数:29P+図版10P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「婦中町熊野地区にある堀Ⅰ遺跡は、神通川と井田川に挟まれた広々とした水田地帯にあります。この一帯では、広域にわたり県営公害防除特別土地改良事業による汚染田の復元工事が行われてきました。当教育委員会ではそれに先んじ、埋蔵文化財の調査を進めて来ており、今回の堀Ⅰ遺跡の調査もその一つにあたります。試堀調査では、塚状遺構に中世の蔵骨器が密集して埋められているのが確認されました。これは県内でも稀なものであり、今後の研究の手がかりになる貴重な資料であると判断されたため、当教育委員会ではこの塚状遺跡を保存・整備することに致しました。」
報告書のなかで北陸における中世墓の形態・変遷について考察されている。
[目次]
Ⅰ 遺跡の位置と環境
Ⅱ 調査の経緯と経過
1 調査に至る経緯
2 平成7年度試堀調査の概要
Ⅲ 調査の概要
1 本調査の経過
2 座標軸の設定
3 概況と層序
4 遺構
5 遺物
Ⅴ まとめ
1 堀Ⅰ遺跡について
2 中世墓について
おわりに
写真図版
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安吉遺跡発掘調査報告(3) -町道生源寺赤井線造成に係る埋蔵文化財発掘調査報告-
編集・発行:大門町教育委員会
発行日:2005年3月初版
ページ数:41P+図版10P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本調査は、町道の造成に伴って消え行こうとする先達の遺産を記録として保存し、また子孫に伝えようと、本誌にその成果を収めました。」
「安吉遺跡と周辺図」には、安吉遺跡を中心にして中世の古道・川や集落が描かれ、古国府城、放生津城、願海寺城、日宮城、小泉館、亀山城、増山城と多くの城館の位置も分かりやすい。
[目次]
Ⅰ 序章
1 遺跡の位置と環境
Ⅱ 調査に至る経緯と経過
1 調査に至る経緯
2 調査の経過
Ⅲ 調査
1 層序
2 調査区の概要
3 遺構
4 遺物
Ⅳ 総轄
Ⅴ 大門町安吉遺跡出土漆器の塗膜構造調査
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富山県婦中町 小倉中稲遺跡発掘調査報告
編集・発行:婦中町教育委員会
発行日:1993年3月初版
ページ数:28P+図版14P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「小倉地区の小倉中稲(おぐらなかて)遺跡が県営ほ場整備に先立ち、平成4年より、この地の発掘調査を実施いたしましたところ、建物、石組遺構、池状遺構等の遺構が検出されました。この遺跡は、鎌倉時代と室町時代、戦国時代の3時期を中心として鎌倉時代の初めから戦国時代までのおよそ400年間にわたって営まれた集落遺跡であることがわかり、中世の歴史を考える上での貴重な資料であると思います。」
[目次]
Ⅰ 序章
1 位置と環境
Ⅱ 調査の経緯と経過
1 調査の経緯と試堀調査の概要
2 地形と本調査の経過
Ⅲ A地区
1 遺構
2 遺物
Ⅳ B地区
1 遺構
2 遺物
Ⅴ まとめ
写真図版
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黒河西山遺跡発掘調査報告
編集・発行:小杉町教育委員会
発行日:1989年3月初版
ページ数:26P+図版14P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「富山県のほぼ中央部に位置する小杉町南部の射水丘陵は、県下でも埋蔵文化財が最も集中する地域として知られております。この地域は、北陸自動車道小杉インターチェンジ・小杉流通業務団地・県民公園太閤山ランド・都市計画街路等の開発事業に先立って埋蔵文化財の発掘調査が実施されております。本書に収録した黒河西山遺跡は、射水丘陵地帯と平野部の接点に位置する遺跡です。この調査で、奈良時代から平安時代の炭焼窯・須恵器窯の遺構が確認され、周辺地域の生産遺跡との関連を知るうえでの貴重な資料といえるでしょう。」
[目次]
Ⅰ 位置と周辺の遺跡
Ⅱ 調査に至る経緯
Ⅲ 調査の概要
1 立地と層序
2 遺構
3 出土遺物
Ⅳ 調査の成果
1 炭焼窯について
2 炉壁の保土穴について
3 周辺の須恵器窯
Ⅴ 自然科学的調査
1 黒河西山遺跡出土木炭の樹種
2 黒河西山遺跡の考古地磁気測定
写真図版
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脇方谷内出中世墓 氷見市埋蔵文化財調査報告書第31冊
編集・発行:氷見市教育委員会
発行日:2000年5月初版
ページ数:28P+図版4P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「氷見市街地からほぼ真北の方角に見える石動山は、付近に比肩する山がなく、四周山麓ならびに海上はるかより仰ぎ見ることができ、古代・中世・近世と、幾多の変遷をたどりながらも、北陸を代表する山岳信仰遺跡のひとつとして、あがめられてきました。石動山の大部分は石川県鹿島町に含まれますが、氷見地域も大きな影響を受けており、それを今に伝えるものとして、市内各所に数多くの残された中世石造物があります。石動山麓に位置する脇方谷内出中世墓も、そうした石造物が残された場所として、古くから知られておりましたが、このたび急傾斜地崩壊防止工事に伴って、発掘調査を実施しました。」
石動山信仰遺跡のひとつとなる中世墓の発掘調査報告書です。中世の墓の一形態を知ることができる。
[目次]
第1章 調査に至る経緯と経過
第2章 遺跡の環境と調査前の知見
第3章 調査の成果
第4章 まとめ
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富山県東砺波郡井波町 高瀬遺跡発掘調査報告書
編集・発行:井波町教育委員会
発行日:1996年3月初版
ページ数:16P+図版12P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「昭和46年4月に文化庁による高瀬遺跡が発掘調査され、北陸で初めての木簡の出土、平安時代初期の砺波郡主政中臣『家成』の墨書土器の発掘、荘園荘所と集落の同時検出など、貴重な発見が相次ぎ、荘園遺跡としては我が国初の国指定史跡となりました。この度、高瀬保育所の建設に伴い、高瀬遺跡周辺の発掘調査を実施する運びとなりました。」
発掘では溝や土坑が発見され、古代の遺物も多数発見されたようです。
[目次]
Ⅰ 位置と環境
Ⅱ 調査経過
Ⅲ 調査の概要
1.地層
2.遺構
3.遺物
Ⅳ まとめ
附 木製品の樹種識別結果
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2007年11月03日
医王山文化調査報告書 医王は語る
発行:福光町
発行日:1993年3月初版
ページ数:448P
編者:医王山文化調査委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★★☆
書評:
「富山県の最西部、石川県金沢市との境に位置する医王山は、古くより泰澄開山の山として人々に崇められてきた霊山であります。しかし、往古四十八か寺三千坊があり、山岳宗教のメッカであったと今に伝えられているほどには、その様相は明らかではありません。今回行われたこの調査事業は、町民の強い要望により、ふるさと創生事業の一環として我々の心の故郷再発見とも言うべき医王山山岳宗教の解明、また人々が山から受ける恩恵の数々、そこから派生する文化を究明しようとするものであり、当町のような規模の自治体では、行われることが稀な学術的総合調査事業であります。」
石川県金沢市と富山県南砺市(旧福光町)にまたがる医王山に関する唯一の調査報告書。遺物、歴史に留まらず地質、自然、宗教、民俗と多方面に渡る結果が掲載されている。すでに発行自治体はなく、入手しにくいのが残念だ。
[目次]
序章 医王山文化調査の足跡
(一) 調査の経緯
第一章 医王山の自然
(一) 位置、地形、地質
(二) 動植物
第二章 医王の山と里の遺跡を探る
(一) 調査の概要
(二) 測量調査の成果
(三) 発掘調査の成果
(四) 医王山山岳宗教遺跡の構造と沿革
第三章 医王の山と里の歴史を探る
(一) 医王山修験から里の修験へ
(二) 医王山麓における真宗の足跡
(三) 医王山麓の平野における中世の景観
(四) 明治の裁判絵図からみた石黒庄弘瀬郷郷域
(五) 巻頭下知状(読み下し)
第四章 医王の山と里の民俗
(一) 医王山麓の村々と民俗
(二) 医王山の山麓堂祠と信仰
(三) 医王山山岳宗教伝承(医王山系寺院調査)
(四) 医王山麓の伝承地名
(五) 医王山をめぐる古道
(六) 福光町の中世石造遺物
(七) 医王山をめぐる伝説
(八) 医王山と登山
(九) 医王山と文学
医王山文化調査を終えて
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金沢市歴史のまちしるべ案内 金沢市文化財紀要38
発行:金沢市教育委員会
発行日:1983年3月初版
ページ数:102P
編者:金沢市教育委員会文化課
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢市では、旧町名等とその歴史的由来を市民共有の貴重な財産として後世に継承するため、特に由来が顕著で市民に親しまれているものを選び、わたしたちの町々に標柱設置により標示する『金沢市歴史のまちしるべ標示事業』を市制九十周年記念事業の一つとして昭和五十四年度から継続実施してきました。この案内書では五十七年度までに設置した九十五箇所九十四基をご紹介します。」
石川県金沢市内の標柱について、名の由来と位置を紹介している。この本を携帯しながら標柱めぐりをすることは予想以上に金沢検定の勉強になるかもしれない、と思う。
[目次]
金沢市歴史のまちしるべ標示設置案内図
坂路
字地
用水
町名
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金沢まちなみそぞろ歩き 城下町風情を訪ねて
発行:金沢市
編集:金沢市文化再発見編集委員会
発行日:2001年3月初版
ページ数:70P
著者:増田達男
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「金沢に限らず街を知ろうとするならば、最も分かりやすい方法は、実際に自分の足で歩いてみることだろう。そのつもりで本書も構成されている。」
どういう経緯で配布されていたものか分からないが、観光客が街を歩くポイントをまとめたガイドブックとして金沢市が作成・配布したものであろう。フルカラーで見やすく、縦長のサイズが持ち歩くにちょうど良い。
[目次]
金沢まちなみ全図
城下町金沢のまちなみ
武家文化のかおりが漂うまちなみ
知られざる足軽屋敷のまちなみ
町屋風情を訪ねて
繊細優美な茶屋街の風情
百万石城下にふさわしい荘厳な寺院群の佇まい
坂道のある情景
用水のある光景
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2007年11月02日
金澤城 -その自然と歴史-
発行元:金沢大学生活協同組合出版部
発行日:1967年6月初版、1968年10月再版
ページ数:68P
編者:金沢大学金沢城学術調査委員会
定価:120円(再版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本調査(金沢城発掘調査)に先立って、こうした概説をつくるのは少々気がひけるが、いちおう既得の資料を基にしてまとめてみた。そのため、問題のあると認められるものは省略して厳正を期したが、もとより完全なものとは称しがたい。将来の調査の結果、修正を加える部分もあるかも知れないということを、おことわりしておく。しかし、自然の事物に至るまでを、このような小冊子にとりいれたことは、他に類書はなかろうと自負しているしだいである。」
金沢城内にキャンパスがあった頃に学生に対し、キャンパスの由来を説明するガイドブックとして発行されたものである。長年探していて、初版本と翌年の再版本を同時に市内の古書店で発見したのだが、カバーが単色からカラーに変更になり、再版で文字の誤植を訂正した程度の違いである。文章は学者らしく少々硬いが、掲載されている写真に貴重なものも多い。金沢大学キャンパスは城内からすべて移転したため、今後の再版はなく、入手は非常に困難であろう。
[目次](再版)
一 金沢城の位置と地形
二 金沢城の史的概観
1 金沢御坊から尾山城へ
2 金沢城の完成
3 火災と金沢城
4 明治以後の金沢城
三 金沢城の構築物
1 縄張りおよび郭の名称
2 主要建物
3 附属建物
4 その他
四 金沢城の自然環境
1 地質
2 植物
3 動物(鳥をのぞく)
4 鳥
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金沢城
発行元:北国出版社
発行日:1970年8月初版、1980年2月改訂版
ページ数:125P
著者:森栄松
定価:580円(改訂版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は金沢城の歴史や構造について記し、実地の案内とするために著したもので、金沢城を理解する一助となれば著者のこの上ない喜びである。」
文庫本であり、著者は平易な解説を心がけたとあとがきにて書いているが、なかなかに詳しい。金沢城に関する概要をとらえるには十分ではなかろうか。
[目次]
一、金沢城の位置
二、金沢城の歴史
1 金沢御坊の創立
2 金沢御坊の陥落
3 佐久間盛政と尾山城
4 前田利家の入城
5 金沢城の完成
6 内堀と外堀
7 金沢城の災害
8 明治以降の金沢城
三、金沢城の主な建造物
1 金沢城の広さと区画
2 大手門と搦手門
3 本丸になった建物
4 二の丸のやかた
5 鶴の丸、水の手門、鐘楼、三の丸
6 玉泉院丸と北の丸
7 広い新丸と細工所
8 出丸と金谷御殿
四、濠と用水
1 城周辺の濠
2 防備に役立つ用水
附録
成巽閣
金沢城略年表
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加賀百万石
発行元:教育社
発行日:1980年1月初版
ページ数:269P
編者:田中喜男
定価:600円(再版、当時)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「幕藩制下の前田氏領の成立から解体までを軍役・農政・流通・文化・打ちこわしのなかで探る。」
城下町の構成や文化から前田家加賀百万石を解き明かそうとしている。
[目次]
序章 百万石大名の登場
1 城下町と都市の成立
成立期の城下町
元和~寛文期の城下町建設
領内諸都市と在町
2 藩政と流通
農政の確立
軍役と知行
流通市場の形成
3 社会と文化
城下町金沢の発展
百万石文化の背景
日本の書府
工芸の保護
4 転換期から化政期
財政窮乏と物価高騰
一揆と打ちこわし
小商品生産の展開
領内商品の江戸直売
化政期の都市社会
5 藩末の社会
天保の改革
海運の発展
三州大打ちこわし
付表 金沢町肝煎裁許区画
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2007年11月01日
城 ものと人間の文化史
出版社:法政大学出版局
発行日:1973年10月初版
ページ数:293P
著者:井上宗和
定価:980円(当時)、+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「古代城塞・城柵から近世大名の居城として集大成されるまでの日本城郭史を発生論的観点から捉え直し、建築、美術、都市、経済、政治、戦闘の各領野で果たしてきたその役割を再検討するとともに、ひろく世界城郭史の展望の中に位置づけ、独自の<城郭学>を展開する。」
日本城郭協会理事である井上氏による城郭論。今では「天守」というところを「天守閣」といっているところに少々時代を感じる。
[目次]
はじめに
第一章 城の発生と発達
第二章 ヨーロッパの城の推移
第三章 日本の城の推移
一 古代
二 中世
三 近世
四 近代
第四章 城の種類と分類
第五章 城の機能と構造
一 城の抽象的機能
二 城の具体的機能と構造
第六章 築城の思想
第七章 築城の技術
一 城地の選定
二 構築計画
三 土木工事
四 建築工事
五 築城の人的構成
六 復興天守閣
七 ヨーロッパの城の建築技術
八 現存する十二の天守閣の構造と様式
第八章 築城の経済
一 築城の経済
二 近世大名の築城の財源
第九章 城と都市
一 集落と城
二 城と城下町
三 城下町と産業
四 城下町の現況
第十章 城と文化
一 城の文化的貢献
二 城と美術
第十一章 城と戦争
一 日本の主な攻城戦
二 日本の攻城法と攻城兵器
三 ヨーロッパ、オリエントの攻城と兵器
付章
日本の城年表
主要城址所在一覧
城の定義(あとがきにかえて)
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鉄砲と戦国合戦 歴史文化ライブラリー146
出版社:吉川弘文館
発行日:2002年11月初版
ページ数:211P
著者:宇田川武久
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国合戦に多大な影響を与えた鉄砲、その背景には、新たな武芸『砲術』の誕生と、それを家業とする砲術師たちの命がけの活躍があった。なぜ日本人は火縄式にこだわり続けたか、いくさの中で発達した砲術の世界に迫る。」
[目次]
鉄砲研究と本書の視点
鉄砲に関する基礎知識
戦いの炮術
大砲術の流行
変則的な炮術
鉄炮の基礎知識
なぜ火縄式に固執したか
鉄炮は流派の象徴
揺籃期の炮術師
将軍の炮術修行
現存最古の伝書
狩猟の技術と炮術
後北条氏の鉄炮
兵法者の足跡
戦国武士と兵法者
高位を極めた兵法者
軍用化への道
鉄炮の軍役
鉄炮衆
権力の象徴
技術の発達と停滞
各種玉の開発
天下一の炮術師
あとがき
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