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2008年01月31日

歴史景観の復原 地籍図利用の歴史地理

歴史景観の復原 地籍図利用の歴史地理

出版社:古今書院
発行日:1992年10月初版
ページ数:257P
著者:桑原公徳
定価:3,800円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書で課題とする景観は、景観論争や歴史的景観の保全問題などの今日的課題に直接かかわるものではない。本書が対象とするのは、古代~近代の各歴史時代の景観である。しかし、過去の景観の研究には、現在の景観が重要な資料となるので、両者は無関係ではない。近現代につくられた記録・写真・地図類などのうち、古代~近代の各種の景観復元に最も有効な資料となるのは地籍図といってよいであろう。とくに、明治前期に作製された地籍図は、精度の低いものもあるが、それでも過去の景観をとどめている場合が多い。本書では、これらの古い地籍図を利用し、古代から近代にかけての各種の景観を検討している。」

地籍図から当時の景観を復元する作業に関する論文を集めたもの。観点はとても面白く、イラスト入りで分かりやすく説明されているのだが、もとになった地籍図の写真が見にくい。もともと大きなものであったり、彩色されているものをモノクロで掲載しているので限界があるのだろうが残念である。桑原氏は地籍図の利用に関する著書に多く参加されている。しかし、そのほとんどは現在では図書館で見るのがやっという状態であり、刻々と開発が進む現代でこそ、早急にこういう研究を進めなければならないと思うのだが・・・。

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[目次]

序章 景観の復原と地籍図
第一章 都城 -平城京の場合
第二章 国府 -出雲国府と意宇川の変遷
第三章 古代駅路 -山陽道播磨国の場合
第四章 条里プラン -仙台平野の場合
第五章 戦国末期の城下市町 -土佐国の二つの事例
第六章 豪族屋敷村 -陸奥国と陸中国の場合
第七章 豪族屋敷と中世干拓 -矢部川下流の場合
第八章 城下町 -人吉の歴史的町並み
第九章 宿場町 -東海道舞坂宿の場合
第一〇章 村受干拓新田 -肥前国佐賀郡川副郷の籠と搦を事例に
第一一章 渡津集落 -琵琶湖湖岸矢橋の場合
第一二章 江戸期の土石流災害 -養老山地における対応を中心に
第一三章 明治期の宿場町 -暗越奈良街道松原宿の場合

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2008年01月30日

本能寺の変の群像 中世と近世の相剋

本能寺の変の群像 中世と近世の相剋

出版社:雄山閣出版
発行日:2001年3月初版
ページ数:296P
著者:藤田達生
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「政治改革を断行する信長と、守旧派勢力との壮絶な暗闘。光秀単独実行説が否定されつつある今、新たな視点からクーデターの原因を検討し、信長が生涯をかけて取り組んだ政治改革の本質とは何であったのかを追究する。」

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[目次]

はじめに
第一章 終わりに生まれた近世 -環伊勢海政権の成立-
 1 信長と室町幕府体制
 2 戦略としての流通支配
 3 独裁者の軍隊
 4 環伊勢海政権の時代
第二章 公方から天下へ -信長の政権構想-
 1 天下観の変容
 2 天下人の城郭
 3 ホロコースト
第三章 クーデターの実像 -信長と義昭-
 1 天下一統前夜
 2 本能寺の変
 3 光秀の誤算
第四章 秀吉の天下 -下剋上の果てに-
 1 天下分け目の戦い
 2 近世国家の自立
 3 信長の後継者
 4 豊臣大名織田氏
むすび
あとがき
織田信長関係年譜

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特別史跡名護屋城跡並びに陣跡4 名護屋城跡発掘調査概報 -山里丸発掘調査-

特別史跡名護屋城跡並びに陣跡4 名護屋城跡発掘調査概報 -山里丸発掘調査- 佐賀県文化財調査報告書第95集

発行:佐賀県教育委員会
発行日:1989年3月31日
ページ数:15P+図版15P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本県教育委員会は、文禄・慶長の役における遺跡である、特別史跡『名護屋城跡並びに陣跡』の保存整備事業を、昭和51年度から進めております。事業としては、この10数年の間に豊臣秀保陣跡・堀秀治陣跡などの陣跡を中心に実施してまいりまして、名護屋城跡に着手するのは、今回が初めてであります。調査では新たな門跡や石段を発見できましたが、名護屋城跡にこれほどの遺構が埋もれていたことは大変な驚きでありました。」

本城跡の初の調査ということで、山里丸の報告だけではなく、本城に残る石垣の写真が掲載されている。

[目次]

Ⅰ 調査の概要
 1.調査の経過
 2.調査の組織
Ⅱ 山里丸の概要
 1.名護屋城跡と山里丸
 2.山里口の発掘調査
 3.下山里丸(A地区)の調査
Ⅲ 小結
付 石垣について

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波多野氏と城と館/朝倉兵庫助景綱の館と城 福井考古学会会誌第6号抜刷

波多野氏と城と館/朝倉兵庫助景綱の館と城 福井考古学会会誌第6号抜刷

発行:福井考古学会会誌
発行日:1988年8月31日
ページ数:12P
著者:青木豊昭
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
福井県内の城と館がセットで存在する、永平寺町の波多野城と波多野館、織田町の朝倉兵庫助景綱城と朝倉兵庫助景綱館の論文である。福井考古学会会誌に掲載されたものの抜粋。薄い本ではあるがなかなかに興味深い。

[目次]

波多野氏の城と館
1.はじめに
2.既往の調査研究
3.城と館の構造と規模
4.城と築造年代とその主
5.波多野氏の城館の位置づけと今後の課題

朝倉兵庫助景綱の館と城
1.はじめに
2.既往の調査研究と問題点
3.朝倉兵庫助景綱の館と城の実態
4.景綱と一揆との戦い
5.景綱の館と城の意義と今後の課題

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正院川尻城跡 遺跡詳細分布調査報告書

正院川尻城跡 遺跡詳細分布調査報告書

発行:珠洲市教育委員会
発行日:1987年3月
ページ数:36P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「今回、3年間にわたり遺跡詳細分布調査を実施しましたが『正院川尻城跡』も、本市において数少ない中世の城跡であります。これまで、文献・伝承などでしかその存在を図り知ることができなかったのでありますが、この調査でようやくそのたしかな存在、範囲などが学術的に立証されたのであります。」

石川県正院川尻城跡の唯一の公式な調査報告書。本書の調査まで伝承の城であった本城が、空堀や大規模な造作が確認され、臨時的な砦ではなく恒常的な中世城跡であることが報告されている。本書は図書館で借りて、一部コピーを所有している。

<2011/07/25更新>
古書で入手することができました。

[目次]

第1章 位置と環境
 1節 位置と地理的環境
 2節 歴史的環境
第2章 調査に至る経緯と経過
 1節 調査に至る経緯
 2節 調査経過(調査日誌)
第3章 珠洲の中世城館
第4章 調査の概要
 1節 第1次調査
 2節 第2次調査
 3節 第3次調査
 4節 出土遺物の概要
第5章 中世の正院郷と正院川尻城
第6章 まとめ

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2008年01月29日

スタイルシートサンプルブック

スタイルシートサンプルブック

出版社:ソシム
発行日:2004年9月初版
ページ数:327P
定価:1,900円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「色と背景、テキストなど、CSS2仕様書の中から、実際の制作で使用可能なものを中心に厳選。その解説と実践的なサンプルを掲載したスタイルシートの解説書。02年刊『そのまま使えるスタイルシートサンプル集』の改題改訂。」

CSSの文法に迷った時にちょっと引ける。ブラウザの対応表が役立つ。最初の頃は段組の応用サンプル構文が非常に参考になる。

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[目次]

00 CSSの基礎知識
01 HTMLへの組み込み
02 適用先の指定
03 色と背景
04 テキスト
05 フォント
06 ボックス
07 配置と表示
08 リスト
09 テーブル
10 その他
11 応用サンプル
Appendix
 CCS2全プロパティ・値一覧
 Webセーフカラーチャート
 10進数←→16進数←→%対応表

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日本の埋蔵金2 武田の宝 上

日本の埋蔵金2 武田の宝 上

出版社:たんさく
発行日:2007年12月初版
ページ数:47P
著者:畠山清行
定価:800円+税
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「日本の埋蔵金」(番町書房)の別冊抜刷のようだが、表紙の写真から期待させるような本でもない。中は文字ばかりで写真がないのが寂しい。埋蔵金好きならどうぞ。

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[目次]

甲州武田の秘宝
砂金入りの甕二つ
笹子峠勝頼の遺宝

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日本の埋蔵金3 武田の宝 下

日本の埋蔵金3 武田の宝 下

出版社:たんさく
発行日:2008年1月初版
ページ数:44P
著者:畠山清行
定価:800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「日本の埋蔵金」(番町書房)の別冊抜刷のようだが、表紙の写真から期待させるような本でもない。中は文字ばかりで写真がないのが寂しい。埋蔵金好きならどうぞ。

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[目次]

柳沢峠埋宝異説
百発百中の易者の解説
富士山麓の黄金洞窟

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歴史群像シリーズ 城と城下町1 江戸 東京

歴史群像シリーズ 城と城下町1 江戸 東京

出版社:学研
発行日:2008年1月初版
ページ数:64P
監修:平井聖
定価:648円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
学研が発行する新ムックシリーズ「城と城下町」。写真で比較する昔と今、地図で比較する昔と今、城好きにはたまらない一冊です。次号は3月「大坂」です。

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[目次]

江戸は人口百万人を擁する世界一の大都市だった
写真と地図でみる 江戸・東京の四百年
江戸の城下町には上水道がひかれていた!
台場という名の由来は幕府が築いた品川沖の砲台
江戸から東京へPart1 江戸城大手町周辺
俗に三十六見附と称された江戸城の城門
埋め立てられて消滅した江戸城の堀と水路
江戸から東京へPart2 武家地三田周辺
江戸から東京へPart3 武家地神田周辺
三百藩の殿様が暮らしていた江戸の大名屋敷
東京の都心の地下には大名屋敷の遺構が眠っている
城下町探訪 江戸の大名庭園
コラム 町屋まであった尾張徳川家の庭園
江戸時代の呉服店が明治時代に百貨店へ
城下町探訪 日本橋周辺の老舗
江戸から東京へPart4 寺社地上野周辺
江戸から東京へPart4 寺社地芝周辺
東京大空襲で焼失した絢爛豪華な将軍家の霊廟
富士山を模倣して築かれた江戸の富士塚
城下町探訪 江戸の祭
博物館ガイド
21世紀の城下町

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前田育徳会展示会 開館記念名宝展

前田育徳会展示会 開館記念名宝展

発行:石川県立美術館
発行日:1983年11月12日
ページ数:81P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「このたび石川県立美術館の開館に伴ない、東京の前田育徳会の所蔵品が展示されるにあたり、『前田育徳会展示室』を設置することになりました。前田育徳会は、加賀藩主であった前田家に伝来した、文化財の数々を永久保存・管理し、又一部の貴重な古典籍を複製頒布することを目的として、前田家十五代当主利為氏によって大正十五年二月二十六日に設立された法人で、設立当初は『育徳財団』と称していたが、昭和十二年十月二日『侯爵前田家育徳財団』と名称を変更、昭和二十四年四月二十五日以後は現在の『前田育徳会』と称するようになりました。」

展示室の開設を記念して、昭和58年11月13日から12月25日まで開催された展示会の図録。今となっては非常に入手が難しいが、古典籍や茶器、能道具、百工比照などすべてカラーで掲載されているのが貴重である。

[目次]

加賀前田家の代々と蔵品
カラー図版
作品解説

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2008年01月28日

戦国武将を育てた禅僧たち 新潮選書

戦国武将を育てた禅僧たち

出版社:新潮社
発行日:2007年12月初版
ページ数:221P
著者:小和田哲男
定価:1,100円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「信長の独創力、家康の不動心、信玄のカリスマ性…若き武将に行動哲学と深い教養を授け、闊達で逞しい人生観を確立させた臨済宗の僧侶たち。自らも軍師、謀報役、易者、医役を務め、武将のブレーンとして、政治顧問や公家との交流から合戦の勝敗まで左右した禅僧たちの実像から、名将と禅宗との秘史に迫る斬新な論考!」

今川氏や浅井氏の研究で著名な小和田氏の最新作である。今回のテーマは「戦国武将の傍にいた禅僧」、あまりこういう視点の本を見たことがない。確かに、念仏宗や密教など他に僧は多くいたはずなのに、著名な僧は禅宗が多い。興味ある方にはおすすめです。

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[目次]

第一章 武将にとって禅とは何だったか
第二章 子弟の教育機関だった禅寺
第三章 武将幼少期の師となった禅僧
第四章 戦国の合戦と禅僧
第五章 易者でもあった禅僧
第六章 信長「天下布武」の陰に二人の禅僧
第七章 政治顧問に迎えられた禅僧

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文禄・慶長の役 戦争の日本史16

文禄・慶長の役 戦争の日本史16

出版社:吉川弘文館
発行日:2008年1月初版
ページ数:322P
著者:中野等
定価:2,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「国内統一戦争を進めつつ、豊臣秀吉がもくろんだのは、明帝国のもとに築かれた東アジア世界の秩序刷新だった! 秀吉の思惑に翻弄された日本の武将、朝鮮士民の姿を描き、後世にまで禍根を残した戦争の実像に迫る。」

全23巻の予定で毎月1巻ずつ発行されてきた「戦争の日本史」であるが、17巻目が本書である。本書までは順調に発行が続けられてきたが、残り6巻は半年後からということで若干執筆が遅れているようである。

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[目次]

プロローグ 国際秩序再編の企て
Ⅰ 征明を期して 東アジア国際秩序への挑戦
 1 「惣無事」の目指したもの
 2 「唐入り」へむけて
Ⅱ 「唐入り」
 1 侵攻の緒戦と漢城陥落
 2 朝鮮八道の経略
 3 明・朝鮮の反攻と日本の守勢化
 4 戦局の転換
Ⅲ 講和交渉とその破綻
 1 「唐入り」の終結
 2 「御仕置き」の体制
 3 講和交渉とその破綻
Ⅳ 慶長の再派兵
 1 全羅・忠清道への侵攻
 2 明・朝鮮軍の反攻
 3 朝鮮半島への固執
Ⅴ 復交 新たな国際関係の模索
 1 「三国」間の講和交渉
 2 東アジア国際秩序の再編
エピローグ いびつなる秩序回復
あとがき
略年表

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茨城県指定文化財 土浦城址内 櫓門保存修理工事報告書

茨城県指定文化財 土浦城址内 櫓門保存修理工事報告書

発行:土浦市教育委員会
発行日:1985年3月31日
ページ数:122P+図版39P
編集:建築文化振興研究所
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「このたび、土浦のシンボルとして親しまれてきました土浦城址内の櫓門の解体修復が竣工し、倍旧の輝きを増して市民の皆様にお目見得することができました。『土浦城址及櫓門』として昭和二十七年に県文化財の指定をうけましたが、このたび老朽化が進んだことにより県のご指導、ご援助をいただき、修復工事を行ったものであります。この城門は、二階に太鼓を置き、城下に時刻を知らせたことから、別名で『亀城の太鼓やぐら』とも呼ばれ、古くから町の人々の生活に役立ち、親しまれてまいりました。時を経て、今日では城址とともに市民の誇りでもあります。」

発掘調査とともに修復工事は新たな発見がよくある。本書でも旧礎石や墨書修理銘など新発見がいろいろとあったことが報告されている。

[目次]

はじめに
第一章 土浦城址をめぐる歴史と遺産
 第一節 五角形の城下町構成
 第二節 二階門・櫓門について
 第三節 霞門・高麗門
第二章 櫓門の概要
 第一節 創立沿革
 第二節 規模と構造
 第三節 昭和二十九年の修理工事
 第四節 破損状況
第三章 修理工事の概要
 第一節 工事の経過と組織
 第二節 現状変更
 第三節 工事仕様
 第四節 工事費と工程
第四章 調査事項
 第一節 櫓門屋根葺材の改変
 第二節 各部寸法と技法
 第三節 墨書等資料
 第四節 礎石と石垣の石質
第五章 地下遺構の調査
 第一節 発掘調査に至る経緯
 第二節 遺跡をとりまく環境
 第三節 調査区の設定と調査経過
 第四節 遺構の調査
 第五節 遺物
 第六節 考察
 一、櫓門の地下構造について
 二、櫓門出土のかわらけについて
 三、瓦について
 四、まとめ
おわりに

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修復工事竣工記念 體見神社 -上境その歴史と風土-

修復工事竣工記念 體見神社

発行:體見神社修復工事委員会
発行日:1982年10月
ページ数:204P+図版9P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「地域に継承されてきた神社は、そこに住む人々の共通の願いが基盤となって古来より今日まで行き続けてきた筈です。ここ上境の體見神社も、昭和五十六年正月の初参会で修復の為の調査を行なうことを決議してから一年十ヶ月を経て、昭和五十七年十月十一日には無事に竣工記念行事を催す運びとなりました。このときにあたり、建物及び周辺の歴史と環境の調査研究の結果と修復工事の概要についての報告をまとめ記念誌として刊行することになりました。この調査結果は、今後、體見神社の保護保存対策を図るための貴重な資料として、また、上境地区の歴史と環境を考えるうえの資料としても十分活用していただけるものと確信いたします。」

修復工事の経過記録とともに、神社のある上境地区の歴史が掲載される。神社は地域とともにあるものであり、修復記念誌に地区の歴史がともに収録するという形式は大変意義あるものである。

[目次]

一、口絵
二、寄稿
三、上境と體見神社
四、修復工事概要
五、資料
 第一節 記録・文書
 第二節 文献抄録
 第三節 年表(上境の歴史)
六、上境地区神社祭礼の誌
 第一節 祭礼と氏子について
 第二節 春の祈願祭
 第三節 初午の行事
 第四節 津島天王祭
 第五節 體見神社例祭(夏祭)について
 第六節 秋の感謝祭
 第七節 冬の祭礼(寒祭)
七、體見神社竣工図

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棚木城跡遺跡詳細分布調査報告書

棚木城跡遺跡詳細分布調査報告書

発行:能都町教育委員会
発行日:1991年3月30日
ページ数:40P+図版8P
編集:棚木城跡発掘調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「今回、昭和63年度から平成2年度の3年間にわたり棚木城跡詳細分布調査が実施され、これまで、文献や伝承などでしかその存在を図り知ることができなかったのでありますが、ようやくその確かな存在と範囲が学術的に立証されたのであります。雄大な海と緑の大地は、先人から受け継いだ私たちの貴重な財産です。20数キロメートルに及ぶ海岸線と、培われてきた文化遺産を生かしながら、ブルーコースト整備事業による自然豊かな郷土づくりを進めています。特に、棚木城跡がある遠島山公園地区は、城跡としてふさわしい生涯学習の場として、風光明媚な自然を再生し、文化・芸術機能を集積して、自然とふれあいを求めた新たな活動の場の整備の計画を推進してまいりたいと思っております。」

石川県棚木城跡の唯一の公式な調査報告書。棚木城を歴史の表舞台に登場させる棚木城合戦についても紹介されている。本書は図書館で借りて、一部コピーを所有している。

[目次]

第1章 町民の心のふるさと"城山"
 1 棚木城の推移
 2 城の伝承と小地名
 3 位置と環境
 4 調査にいたる経緯
 5 調査の結果
第2章 調査の概要
 1 第1次調査
 2 第2次調査
 3 第3次調査
 4 小結
第3章 奥能登棚木城合戦の周辺
 1 はじめに
 2 棚木城合戦の経過
 3 長与市景連の立場
 4 奥能登土豪の動向
第4章 城跡の植物
 1 概観
 2 スダジイ林
 3 アカマツ林
 4 城砦と有用植物
 5 保護を要する植物
第5章 総括

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穴水城跡調査概要報告書

穴水城跡調査概要報告書

編集・発行:穴水町教育委員会
発行日:1990年3月31日
ページ数:34P+図版8P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は昭和63年度及び平成元年度に穴水町教育委員会が、森林利用高度化対策パイロットフォーレスト整備事業に関係して町農林水産課の委託を受けて実施した穴水城跡の調査概要報告書である。」

石川県穴水城跡の唯一の公的報告書。穴水城のみではなく、周辺の中世城館や穴水城の歴史に関しての論考も掲載されている。本書は図書館で借りて、一部コピーを所有している。

[目次]

第1章 位置と環境
 第1節 位置と地理的環境
 第2節 歴史的環境
第2章 調査に至る経緯と経過
 第1節 調査に至る経緯
 第2節 調査経過
第3章 穴水の中世城館
第4章 調査概要
 第1節 縄張りと遺構
 第2節 試堀調査
 第3節 出土遺物
第5章 能登長氏と穴水城

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2008年01月27日

富山県上市町 弓庄城跡第5次緊急発掘調査概要

富山県上市町 弓庄城跡第5次緊急発掘調査概要

発行:上市町教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:26P+図版45P
編集:上市町教育委員会、富山県埋蔵文化財センター
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「上市町では町の南部、柿沢・舘地内において行われた団体営ほ場整備、並びに、県営ほ場整備に先立ち弓庄館城跡の発掘調査を実施しました。城跡は古くからの言い伝えや付近で採集される遺物などからその存在は認められていましたが、本丸跡を中心とする地域だけがその範囲であると考えられてきました。ところが発掘調査の結果、その範囲は南北約600m東西約150mの大規模なものであることがわかりました。また出土遺物が鎌倉時代から室町時代までの長期間にわたるところから、築城以前にすでに人々の生活がこの地で営まれていたことが明らかになりました。調査は昭和55年から本年昭和59年までの5ヶ年を費し終了しましたが、この間に掘り出された資料が上市町及び富山県の歴史を物語るものとして活用されれば幸いです。」

弓庄城の発掘調査最終年の報告書。5年分の総まとめがされている。4年目同様図版が充実しています。

[目次]

Ⅰ 遺構の環境
Ⅱ 調査の経過
Ⅲ 調査の概要
 1 C地点3区
 2 C地点4区
 3 C地点5区
 4 C地点6区
 5 C地点7区
Ⅳ 調査の成果
 1 出土遺物による時期区分
 2 遺構について

投稿者 Tadashi : 21:44 | コメント (0) | トラックバック

富山県上市町 弓庄城跡第4次緊急発掘調査概要

富山県上市町 弓庄城跡第4次緊急発掘調査概要

発行:上市町教育委員会
発行日:1984年3月31日
ページ数:28P+図版42P
編集:上市町教育委員会、富山県埋蔵文化財センター
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「昭和58年度の弓庄城の調査は二の丸の一部、本丸の南側の郭で行なわれ、多数の掘立柱建物・井戸・堀・陶磁器・金属製品・木製品などが検出されました。このうち掘立柱建物は24棟を数え、井戸の中からは将棋の駒などが出土しました。これらは中世の生活・文化を考える上でたいへん貴重であり、上市町の歴史の一端を明らかにしてくれました。」

調査も4年度目を向かえ、調査報告書も図版が充実している。

[目次]

Ⅰ 遺跡の環境
Ⅱ 調査の経緯
Ⅲ 調査の概要
 1 C地点の調査
 2 E地点の調査
 3 F地点の調査
 4 中山王窯跡群
Ⅳ 調査の成果
 1 遺構について
 2 土師質土器について
 3 中山王窯跡群について

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富山県上市町 弓庄城跡緊急発掘調査概要

富山県上市町 弓庄城跡緊急発掘調査概要

発行:上市町教育委員会
発行日:1981年3月31日
ページ数:21P+付図1枚
編集:酒井重博、神保孝造、橋本正春、奥村吉信、高慶孝
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、団体営ほ場整備事業に伴う、富山県中新川郡上市町弓庄城跡の発掘調査概要である。また、調査は、昭和55年10月14日から11月14日の第1期調査と、昭和55年12月4日から12月26日の第2期調査に渡った。」

5ヵ年に渡る弓庄城の緊急発掘調査報告書の初年度。短期間の調査であるが、多くの遺構・遺物が発見され、報告されている。トレンチの場所は、「土肥家記」(金沢市立図書館蔵)の「弓之庄古城之図」を参考にしたそうだが、ほぼそれに合致した場所に遺構が出てきている。

[目次]

Ⅰ 遺跡の環境
 1.遺跡と周辺
 2.弓庄城について
 3.「弓之庄古城之図」について
Ⅱ 調査の概要
 1.調査の経緯
 2.第1期調査
 3.第2期調査
Ⅲ まとめ

付図 弓庄城・遺構実測図

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2008年01月26日

Visual Studio 2005によるWebアプリケーション構築技法 ASP.NET2.0上での参照系・更新系アプリケーションの設計

Visual Studio 2005によるWebアプリケーション構築技法 ASP.NET2.0上での参照系・更新系アプリケーションの設計

出版社:日経BPソフトプレス
発行日:2006年5月初版
ページ数:398P
著者:赤間信幸
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
「本書は、Visual Web Developer(またはVisual Studio 2005)を利用した業務アプリケーション開発に必須の知識を解説する。第1部では、ASP.NET2.0ランタイムの基本動作とVisual Web Developerによるビジュアル開発の仕組みを解説する。第2部ではデータバインドを利用した参照系アプリケーションの開発手法を、第3部ではトランザクション制御を用いた更新系アプリケーションの開発手法を解説する。データベースWebアプリケーション開発に必要となる設計セオリーを効率よく学習できる一冊。」

「.NET エンタプライズ Webアプリケーション開発技術大全」(全5冊)を送り出した著者が、2.0バージョンになって変更になった箇所について解説したのが本書である。ASP.NET 2.0で業務アプリを作成するに際して役立つことが惜しげもなく披露されておりお勧めである。

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[目次]

第1部 ASP.NET 2.0基礎
 第1章 ASP.NETランタイムとWeb UIコントロールツリー
 第2章 コードビハインド
 第3章 ポストバックとViewState
 第4章 画面遷移と状態管理
 第5章 入力検証コントロール
 第6章 デバッグ、トレース、例外処理
第2部 データバインドによる参照系アプリケーションの開発
 第7章 ADO.NETによるデータアクセス
 第8章 ASP.NETデータバインド概要
 第9章 2階層型自動データバインド
 第10章 3階層型自動データバインド
第3部 トランザクション制御を用いた更新型アプリケーションの開発
 第11章 対話型トランザクション処理の設計パターン
 第12章 業務排他制御による対話型トランザクション処理の開発
 第13章 楽観同時実行制御による対話型トランザクション処理の開発
付録A 基本的なデータ操作
付録B Visual Studio 2005によるエンタープライズ開発
付録C 実習用コンピュータのインストール手順

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独習ASP.NET 2.0

独習ASP.NET 2.0

出版社:翔泳社
発行日:2007年2月初版
ページ数:641P
著者:山田祥寛
定価:3,980円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「具体的なWebアプリケーションを作成しながら、ASP.NETの機能を解説した学習書。ASP.NET 1.xからの基本機能を短時間で学習できるようにまとめ、ASP.NET 2.0からの主要な新機能を網羅する。」

翔泳社独習シリーズの「ASP.NET 2.0」版。「ASP.NET」版と同じ著者が担当しており改訂版の趣が強いが、前書で詳しく解説されていた組み込みオブジェクトが付録になるなど、単純に追加されたというより省略された部分もある。よって、ASP.NET 2.0の標準コントロールは網羅しているが、ASP.NETの仕組みの理解ということでは前書と2冊揃えて使用するのがよいであろう。ただ、業務アプリなどの作成サンプルがないため、初心者は「ASP.NETでいってみよう」などサンプルのある本の補助的に使用する目的で使用するのがよい。

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[目次]

第1章 イントロダクション
第2章 Visual Studio 2005の基本知識
第3章 サーバコントロール
第4章 データアクセスコントロール
第5章 データソースコントロール
第6章 リッチコントロール
第7章 ログインコントロール
第8章 ナビゲーションコントロール
第9章 部品化技術
第10章 WebPartsコントロール
第11章 構成ファイル
付録A ディレクティブと組み込みオブジェクト

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ASP.NETでいってみよう

ASP.NETでいってみよう

出版社:翔泳社
発行日:2005年3月初版
ページ数:404P
著者:松本美穂、百田昌馬
定価:2,600円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
「本書は、DBマガジンの人気連載を書籍化したものです。初めてASP.NETによるWeb-DBアプリケーション開発に携わる人にも分かるように、ゼロからやさしく解説します。『とにかく動かしてみよう!』を合言葉に、サンプルアプリケーションは短く分かりやすいコードで作成。さらに、アプリケーションの実運用に必須のセキュリティやパフォーマンスの向上策、アプリケーションをより使いやすく高機能にするASP.NETのTipsも紹介するなど、実践的なテクニックを満載しています。トップセラー『SQL Server 2000でいってみよう』の著者が贈る、ASP.NET解説書の決定版です!」

ASP.NET 1.Xバージョンの本ではあるが、非常に読みやすく初心者から中級者まで幅広くカバーする記事を用意している。サンプルはよくある買い物カゴとログインページなので非常に参考になる。2.0では少しコントロールが変更になっているのでそのままではいかないが、考え方を学ぶという視点では学ぶべきところは多く、他にも応用できる技術がたくさん載っている。コントロールの解説をするプログラム本の多い中、サンプルと実例で進める本書は、最初におすすめする本である。

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[目次]

第1章 ASP.NETの概要とインストール
第2章 ASP.NETの開発手法
第3章 クラスライブラリの利用方法
第4章 SQL ServerとMSDEの基本操作
第5章 ADO.NETによるデータベースアクセスの基本
第6章 ADO.NETの応用
第7章 ADO.NETからストアドプロシージャの実行
第8章 ページをまたがった変数の扱い/ページ移動/DataGridの基本操作
第9章 買い物カゴの実装(Cookie+データベース)、DataGridの応用
第10章 検証コントロールによる入力チェック
第11章 ログイン認証の実装 フォーム認証
第12章 セキュアなWebアプリケーション
第13章 出力キャッシュとユーザーコントロール
第14章 ASP.NETのTIPS集
第15章 ADD.NETのTIPS集
第16章 ADO.NETのDataSet

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これならわかる Web標準サイトの作り方入門の入門

これならわかる Web標準サイトの作り方入門の入門

出版社:翔泳社
発行日:2007年6月初版
ページ数:247P
著者:うえがき麻矢
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「Web標準に沿ったサイトを作りたい人が最初に読むのに最適な入門書。HTMLから『XHTML+CSS』に移行したい人、Web制作者、Webプロデューサー必読の一冊。 」

HTMLに使い慣れてきた人がXHTMLを始めようとするとき、初めにつまずくのはCSSではなかろうか。本書はCSSを本当の基本から解説してくれる。とはいえ、構文を憶えなくとも最新のホームページ作成アプリは自動でそうなっているので、CSSを使ったWeb標準とはそういうものなんだという決まりを学ぶつもりで気軽に読めばよいと思う。

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[目次]

Part1 「Web標準」って何ですか?
Part2 XHTML+CSS基本のき
Part3 アクセシビリティ&SEOのコツ
Part4 ナビゲーションのコツ
Part5 視覚表現のコツ

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2008年01月25日

ふる里読本 末森城合戦と桜井三郎左衛門の謎

ふる里読本 末森城合戦と桜井三郎左衛門の謎

編集・発行:ふる里タンク高松会
発行日:2005年9月
ページ数:33P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「今に残る能登街道 高松宿の繁栄を約束させた男の歴史ロマンを探る」

昨年の「桜井三郎左衛門翁 末森城合戦と高松浜」に続く、郷土の偉人、桜井三郎左衛門の真実に迫ります。

図書館で借りて、一部コピーを所有しています。

[目次]

「新左衛門家」家系図
大正十一年高松町制施行記念行事 故桜井三郎左衛門氏を讃えての追彰文
天正十二年九月 末森城合戦記
末森城合戦要図 成政の「鶴翼の陣形」
桜井三郎左衛門翁の六つの謎
六つのなぞを追って
加賀百万石の礎 三郎左衛門の偉業
佐々成政と前田利家の対比年表
前田利家の家臣 越前武将達
知恵者桜井三郎左衛門翁謎の鍵は越前にあった
永禄十年朝倉館で絢爛の宴あり
朝倉義景に三人の娘がいた
朝倉義景の女系図
桜井新三郎から桜井新左衛門そして三郎左衛門
新左衛門の流浪
戦国時代は情報合戦の時代
三郎左衛門は劣勢の利家の為に働いたのは?
本願寺教如
末森城合戦 桜井三郎左衛門翁関連年表
新三郎~新左衛門~三郎左衛門のルーツ年表
仮説の歴史を綴る一こま

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桜井三郎左衛門翁 末森城合戦と高松浜

桜井三郎左衛門翁 末森城合戦と高松浜

編集・発行:ふる里タンク高松会
発行日:2004年7月
ページ数:32P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「末森城合戦で、前田利家を勝利へ導いた大手柄の謎を考え櫻井三郎左衛門の生き方と実像にせまる」

ふるさとの偉人、桜井三郎左衛門を紹介した小冊子。桜井三郎は前田利家と佐々成政が戦った末森合戦で前田方に情報提供し勝利に導いた人物。よく調べられているが、自分たちで編集・校正をしたためか、誤字脱字が多い。

図書館で借りて、一部コピーを所有しています。

[目次]

末森城合戦史跡地図
桜井三郎左衛門翁と高松集落の働き
加賀藩家老の記述から末森城合戦を検証する
桜井三郎左衛門は越前の武将朝倉義景の近習だった?
越前守護 朝倉義景・一向一揆と信長と
「桜井新左衛門」から桜井三郎左衛門へ、そして安住の地への道
会津周朗さん記事で知る末森城合戦記
額神社の頌徳碑・額神社由来
加賀藩史で知る末森城合戦記

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末森城跡 測量・発掘調査報告書

末森城跡 測量・発掘調査報告書

発行:押水町教育委員会教育課
発行日:1989年3月31日
ページ数:80P+図版26P
編集:末森城跡調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「加賀百万石の基礎づくりの一端をなした末森合戦が展開された能州末森城は、かねてより、町内外の多くの方々よりその調査が強く望まれていたところでありますが、この度、国・県の補助を受け四か年の『末森城跡発掘調査事業』として遂行され、今回調査報告書を刊行することとなりました。」

昨年度「末森城等城館跡群発掘調査等報告書」として本書の内容もまとめられているが、本書では発掘調査の報告だけではなく、付章としての論文がなかなか力が入っている。

本書は入手できなかったので、図書館で借りて一部コピーを所有しています。

[目次]

第1章 位置と環境
 第1節 末森城の位置
 第2節 歴史的環境
第2章 調査の経緯と経過
 第1節 調査に至る経緯
 第2節 調査の経過
第3章 城郭調査の概要
 第1節 測量図概説
 第2節 城郭遺構
第4章 発掘調査
 第1節 遺構
 第2節 遺物
第5章 まとめ
付章
 第1節 末森城跡曲輪構成の検討
 第2節 前田氏山城の馬出し形態について
 第3節 末守城主土肥但馬守親真について
 第4節 藩政期の土肥氏

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週刊新説戦乱の日本史1 長篠の戦い

週刊新説戦乱の日本史1 長篠の戦い

編集・発行:小学館
発行日:2008年1月22日
ページ数:39P
定価:190円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
時代を変革させた戦乱を検証し、「新説」から「真相」に迫ります。創刊号のテーマは「鉄砲隊の三段撃ちはあったのか?」に迫る長篠の戦いです。小学館ウィークリーブックの特徴は見どころの書かれた地図でしょうか。連載は作家の井沢元彦氏と、NHKその時歴史が動いたキャスターの松平定知氏です。

「週刊 新説戦乱の日本史」 小学館公式サイト

[目次]

遺訓と語録
なぜ長篠の戦いは起こったのか
長篠の戦い激戦譜 戦略と戦術
織田信長伝
織田家系図
敗者と名脇役
地図 歴史の舞台
連載 井沢元彦の逆転の日本戦史1
検証 鉄砲と長篠の戦い
戦場からの手紙
織田・徳川軍と武田軍編成表
この戦いで何が変わったか
歴史と出会う旅 銅像を探せ!
連載 松平定知の歴史夜話1
戦乱の日本史誌上検定1 尾張編1

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東大阪市文化財マップ 改訂版

東大阪市文化財マップ 改訂版

編集・発行:東大阪市教育委員会
発行日:2000年初版
ページ数:付図7枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
東大阪市の指定文化財の地図。1993年に作成したものを2000年に改訂している。市内を7つ(A~G地区)にわけて、表面に地図と文化財の位置、裏面に文化財の解説と一部写真が掲載されている。色づけされているので見やすい。城館関係は、A地区に「足立氏館跡」、B地区に「池島城跡」、D地区に「若江城址碑」が掲載されている。

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川中島合戦かるた

川中島合戦かるた

販売:千曲文化編集室
発行日:2007年10月7日
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

森獏郎氏による版画をかるたにして、「あ - 雨宮の渡し 鞭声粛々」「い - いざ出陣 永禄四年秋九月」「う - 飢えの苦しみ 天下の乱れ」「越後の笹寿司 甲斐のほうとう」と川中島合戦や、信州と越後を題材にしている。今の子供がかるたをするのかどうかはわからないが、ふるさとを知る教材としてはよいものである。

長野県立歴史館で購入した。

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吉里悟郎作品集 戦国ロマンの里 -松代・川中島めぐり-

吉里悟郎作品集 戦国ロマンの里 -松代・川中島めぐり-

販売:おやきや総本家
販売日:不明
定価:840円(5%税込) たぶん
オススメ度:★★★☆☆

淡いタッチで描かれた松代周辺の観光スポットの絵葉書8枚セット。真田宝物館前のおやきや松代店(旧松代観光観光センター)で購入できます。

おやきや松代店

[ラインナップ]

川中島古戦場
勘助墓所から千曲川、妻女山を望む
長国寺
松代文武学校
松代城
松代藩真田邸
典厩寺
山寺常山邸

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富山城 絵葉書

富山城 絵葉書

販売:富山市郷土博物館
発行日:2006年
定価:上段5枚セット 250円(5%税込)、下段左バラ売2枚 各50円(5%税込)、下段右2枚 非売品
オススメ度:★★★☆☆

富山城址公園にある富山市郷土博物館で購入できます。上段の桜の郷土博物館は5枚セットで250円。下段の左、桜の郷土博物館と利常の鯰兜はバラ売りで各50円です。窓口で展示に関するアンケートを記入すると、右の2枚を含めた絵葉書を1枚もらえます。2006年春にリニューアルした郷土資料館は壁も真っ白で堀の水と桜がよく映えます。

富山市郷土博物館 出版物ページ

2007年2月11日現在、アンケートに答えるともらえる絵葉書が変わっていました。絵葉書はリニューアル以前の古いタイプのものなので、在庫限りでどんどん変わるようです。

富山城 絵葉書

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成巽閣 絵葉書セットA

成巽閣 絵葉書セットA

販売:成巽閣
発行日:不明
定価:600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

金沢市兼六園に隣接する成巽閣(加賀藩13代前田斉泰の母真龍院の御殿跡)の窓口で販売されている絵葉書11枚セット。他に、着物などの展示物をメインとするBセット、人形をメインとするCセットがあります。豪華絢爛な建物を見て何か記念がほしいけれど、図録は高いなあ、という方はこちらを。なかなかポイントを押さえた写真が多いです。

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加賀藩江戸下屋敷

加賀藩江戸下屋敷

発行:「加賀藩江戸下屋敷」刊行会
発行日:1987年12月初版
ページ数:78P
著者:奥山正
定価:1,000円(当時)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦後の板橋の町の変貌ははげしく、古い地形も古い道もどんどん消えていく。此処北園高校の敷地が、かつての加賀藩の下屋敷の一部であることを知り、ここに奉職するものとして、この下屋敷のことを明らかにしてこれを後に残すことが責務であると考え、今のうちにこれを調べておかねければと痛感した。古い下屋敷は、どのような経過をたどり今はどうなっているのか、またどの範囲であるのか、そしてそれは現在のどの位置にどんな形に残っているのかをはっきりさせ、最終的には六百分の一の公図の上にまとめることにある。この結果は二部つくり一つは北園高校に残すことにした。」

東京板橋にあった加賀藩江戸下屋敷について調査した本。巻頭には著者の力作の屋敷図が載っているが、小さくて見にくいのが非常に残念。これは今でも北園高校にあるのでしょうか。加賀藩江戸下屋敷に関する一般本は他になく貴重な存在です。

[目次]

一、加賀藩江戸下屋敷の由来と変遷
二、下屋敷の位置についての考察
 一、古絵図・古地図より
 二、道路の変遷より
 三、地形より
 四、面積の上より
 五、下屋敷の位置についてのまとめ
三、下屋敷内の自然と諸施設について
 一、御殿及び主な建物
 二、下屋敷内の社と森
 三、下屋敷内の山々
 四、大地と堀
 五、石神井川と水車及び橋
 六、下屋敷内の田畑
 七、下屋敷内の道
 八、敷地及び周辺の具体的説明
四、下屋敷内の諸施設及び自然の具体的位置
参考資料

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シリーズ「遺跡を学ぶ」011 江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷

シリーズ「遺跡を学ぶ」011 江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷

出版社:新泉社
発行日:2004年12月初版
ページ数:93P
著者:追川吉生
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「東京大学・本郷キャンパスは戦火をまぬがれ、その後急激な再開発がおこなわれなかったため、江戸時代の遺構が良好な状態でのこされていた。上は藩主から下は奉公人まで数千人は暮らしていたといわれる『江戸の小宇宙』加賀藩本郷邸の姿を考古学から明らかにする。」

考古学の発掘調査を一般向けに解説した本。初心者にも取り付きやすいように、イラストや写真がカラーで掲載されているのは大変よい。加賀前田藩の江戸上屋敷については書籍も少ないので、知りたい方は入手しても損ありませんよ。

同時期の発掘調査についてもっと詳細に知りたい方は、「加賀殿再訪」(東京大学出版会刊)をご覧下さい。

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[目次]

第1章 発掘された江戸屋敷
第2章 御殿空間を探訪する
 1 溶姫の御守殿
 2 藩邸の中枢・表御殿
 3 隠居御殿
 4 庭園
第3章 詰人空間を探訪する
 1 東御門と東御長屋
 2 足軽・聞番長屋
 3 上級藩士が暮らした八筋長屋
第4章 考古学からみた藩邸の暮らし
 1 藩主の饗応
 2 藩士たちの生活道具
 3 ゴミが語る暮らし
 4 便所が語る暮らし
 5 遺物が語る暮らしのうるおい
第5章 江戸のミクロコスモス

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東京大学コレクションⅩ 加賀殿再訪 東京大学本郷キャンパスの遺跡

東京大学コレクションⅩ 加賀殿再訪 東京大学本郷キャンパスの遺跡

出版社:東京大学出版会
発行日:2000年6月初版
ページ数:210P
編者:西秋良宏
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「加賀藩上屋敷の跡地である東京大学本郷キャンパスから発掘された、莫大な歴史的文化財を公開し、当時の加賀江戸藩邸で繰り広げられた大名の生活・文化を再現する。 」

本書は2000年5月20日から7月9日まで東京大学総合研究博物館で開催された「加賀殿再訪 -東京大学本郷キャンパスの遺跡」展の展示図録として作成されたものです。発掘調査報告書と研究論文が組み合わされて掲載されています。図録といいながらカラーページが少ないのは残念です。研究者向き。

同時期の発掘調査については、「江戸のミクロコスモス 加賀藩江戸屋敷」(新泉社刊)が初心者向けで写真も多くおすすめです。

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[目次]

はじめに -江戸考古学をはぐくむ東京大学の遺跡-
江戸本郷の加賀屋敷
第一章 加賀藩本郷邸の外貌
 描かれた大名屋敷
 写された大名屋敷
 絵師の見た加賀藩本郷邸
 加賀藩本郷邸を描いた絵画史料の紹介
第二章 東大に埋もれた江戸 -江戸考古学への招待-
 本郷キャンパスにおける発掘調査の成果 -東大構内出土「古九谷」と生産地論争-
 「やきもの」考 -本郷構内出土の陶磁器・土器類について-
 天和三年頃に廃棄された江戸時代の生活遺物
 近世の金属遺物
 出土した人形と玩具
第三章 加賀殿の御殿
 本郷邸の御殿空間 -考古学からのアプローチ-
 史料から見た御成と池遺構出土資料
 東大構内遺跡出土の貿易陶磁について
 百工比照 -江戸時代のタイムカプセル-
第四章 御殿をとりまく空間
 考古学から見た加賀藩本郷邸「詰人空間」
 大江戸単身赴任事情
第五章 加賀藩本郷邸 -その後
 前田侯爵家の西洋館 -天皇を迎える邸-

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2008年01月24日

郷土史紀行 広島近郊の山城と史跡ベスト33

郷土史紀行 広島近郊の山城と史跡ベスト33

出版社:H・L・C(ヒューマン・レクチャークラブ)
発行日:2002年11月初版
ページ数:223P
著者:請川洋一
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「現役を引退したからといって、なにも家の中で、じっとしていることはないのです。今まで、様々な柵の中に身を置いて、しかも働きづめに働いてきたのですから、これからの人生は、思いのまま心のままに、大いに楽しんでください。そんな、第2の人生の楽しみ方のひとつに、『山城ハイキングと史跡巡り』はいかがでしょう。小高い山があれば『山城』、といっても決してオーバーではないほど、中世の山城は私たちの周囲に、その姿をとどめているのです。山城は、何も知らずに登ればただの山です。しかし、そこには『本丸』や『二の丸』といった、城を構成していた削平地(郭)や堀、石畳、石垣、門跡など、様々な遺構があるのです。そんな、500年の時を越えて今に残る施設を前に、往時に思いを馳せる、なんというロマンでしょう。」

広島県近郊に残る山城をハイキングコースを兼ねて、その歴史の解説と見所をイラスト付きで掲載している。総フルカラーの写真やイラストは見ているだけでも楽しくなるが、地方出版社のためか最近の発行にしては入手が難しいのが残念である。

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[目次]

1 銀山城跡 安芸武田氏栄華の後先
2・3 己斐城跡・立石城跡・古城跡 己斐3城
4 門山城跡 陶晴賢陸の拠点
5 高松山城跡 熊谷氏三人の拠点
6 木ノ宗山城跡 吉川興経幽閉の城
7 鏡山城跡 周防大内氏安芸の拠点
8 頭崎城跡 広島県内第2の規模
9 木村城跡 小早川隆景若き日の拠点
10 鍵城跡 小早川水軍浦宗勝の城
11 松尾城跡 竹原小早川西の守り城
12・13 新高山城跡・高山城跡 対峙する小早川城跡
14 星ケ城跡 毛利氏一族の城
15 桂城跡 毛利氏重臣桂元澄の城
16 鈴尾城跡 毛利元就生誕の地
17 郡山城跡 毛利元就の居城
18 多治比猿掛城跡 元就の青春
19 五龍城跡 元就の娘が嫁いだ城
20・21 田屋城跡・日下津城跡 カタクリの里の2城
22 南天山城跡 和智氏三次盆地の拠点
23 今田城跡 吉川氏一族の城
24 小倉山城跡 毛利元就お方の里
25 日山城跡 吉川元春の居城
26・27 発坂城跡・岩田城跡 栗栖氏2城
28 青陰城跡 因島水軍の城
29 鞍掛城跡 杉隆泰と元就合戦の地
30 亀居城跡 広島城の支城
31 琴石山 室町時代の砦
32 高尾山 安芸国国府の見張り台
33 宗箇山 広島藩家老上田宗箇の松
山城を楽しむために
山城用語

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古城測量図集 下巻

古城測量図集 下巻

発行:日本古城友の会、城郭文庫
発行日:1983年11月初版
ページ数:66P
編集:伊賀中世城館調査会
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「昭和56年8月に伊賀北部に所在する城館121城の測量図を学究の資料や保存活動に活用されることを念願して『古城測量図集』上巻として発表したが、引き続き伊賀南部と隣接地である奈良県東山内地域の一部の測量が完了したので、『古城測量図集』下巻として日本古城友の会の好意で、ここに発刊した次第である。」

2500分の1または3000分の1の精度で地図上に城館の縄張を描いている。他に、上巻と別巻があるようだが、古い本なので入手は難しい。本書は偶然入手できて運が良かった。

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[目次]

三重県
 大山田村
 青山町
 名張市
奈良県
 月ケ瀬村
 山添村
 室生村
 御杖村
 曽爾村

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第16回北陸中世考古学研究会資料集 中世城館から城下町へ

第16回北陸中世考古学研究会資料集 中世城館から城下町へ

編集・発行:北陸中世考古学研究会
発行日:2003年11月22日
ページ数:196P
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「北陸地方では城館とその周辺の様相が明らかになっている例はまだ少ないが、一部の遺跡では長期間にわたる発掘調査の結果、単体の居館跡ではなく、周辺に同時期の遺跡を伴う例が、確実に増加している。そこで主に室町期以降の城館と、その外側で館と一体となって立地する遺跡を類型化することにより、館の中と外の空間利用のあり方を分析する。
 戦国期に定型化する山城・武家屋敷・町屋のいわゆる戦国期城下町、近世に入り再編される城郭・武家屋敷・町屋の近世城下町の事例を整理し、前段階からの流れを踏まえて居館を中心とした都市遺跡の発展・北陸地方での地域性を究明する。城下町の調査は、一乗谷朝倉氏遺跡を除けば、発掘調査によって全体像が明らかになった例はないため、同遺跡の成果に学びつつ、考古資料だけでなく、文献、絵図、地割り研究も取り入れて多角的に検討する。」

2003年11月22日・23日に新潟県上越市埋蔵文化財センターで開催された北陸中世考古学研究会の記録集。発掘調査の報告がメインである。写真はコピーなのであまり良くない。研究者向き。北九州中国書店で購入できます。

北九州中国書店ホームページ

[目次]

基調講演
 北陸における中世城館から城下町の様相 -能登七尾・府中を中心として-
越前・若狭
 戦国城下町越前一乗谷
加賀・能登
 加賀・能登の主要遺跡分布図
 石川県の様相
越中
 越中の主要遺跡分布図
 越中(富山県)の様相
越後・佐渡
 越後における遺跡位置図
 越後における城館の周囲の状況
 新潟県における戦国期城下町・近世城下町
動向と記録
 福井県の動向(2002年度)
 石川県の動向(2002年度)
 富山県の動向(2002年度)
 新潟県の動向(平成15年の状況)
 第15回北陸中世考古学研究会の記録
 平成15年度北陸中世考古学研究会 見学会

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伊勢の中世(伊勢の中世城館) 1~31号

伊勢の中世(伊勢の中世城館) 1~31号

編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2005年8月1日
ページ数:91P
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第1号から第31号までを編集合本したものである。伊勢中世史研究会は、当初『伊勢中世城館研究会』として発足したため、第31号までは会報名も『伊勢の中世城館』となっている。」

発行当時(2005年)で100号を数える伊勢中世史研究会の会報の初めのころを合本再編集したもの。会報の文面からは城館が大好きな風がとても感じられる。北九州中国書店で購入できます。

伊勢中世史研究会ホームページ
北九州中国書店ホームページ

[目次]

第1号 一志町小山・小山城の踏査結果、伊勢中世城館研究会発足
第2号 松阪市立野町・立野城の踏査、土器採集悲話
第3号 八太城の調査
第4号 片野館跡の測量調査
第5号 松阪市神山町・神山城跡の踏査
第6号 大仰城
・・・(省略)
第30号 「南部荘と高田土居を考える」参加記、和歌山県南部川村平須賀城について
第31号 播磨国守護所坂本城跡の現地説明会を見学、的形・福泊・八家地蔵

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2008年01月23日

日本史研究叢刊12 戦国・織豊期城郭論 丹波国八上城遺跡群に関する総合研究

日本史研究叢刊12 戦国・織豊期城郭論 丹波国八上城遺跡群に関する総合研究

出版社:和泉書院
発行日:2000年6月初版
ページ数:323P+付録地図2枚
編者:八上城研究会
定価:9,500円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
「篠山盆地の南部、高城山に築かれた、篠山町のルーツと呼ぶべき八上城。その遺跡保存運動に取り組んできた八上城研究会が、これまでの運動の経過と遺跡調査の成果を総括する。」

八上城の調査と保存運動の経緯が中心ではあるが、丹波地方の古文書史料、城郭の縄張図も多数掲載されている。濃い内容で丹波地方の研究には欠かせない一冊となっているが、価格が高い。その理由に関して研究成果の発表に関して補助金が出なかったことを序に説明している。とはいえ、古書の出回りも少ないので、丹波地方の城郭研究にはぜひ新本でどうぞ。(新本も価格からして発行部数は決して多くはないと思います)

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[目次]

はじめに -破壊の危機に直面する遺跡群-
第一部 遺跡保存運動のあゆみ
第二部 城郭・城下町論
 第一章 八上城とその城下町の変容
 第二章 八上城包囲の付城群について
第三部 関係史料
第四部 城郭資料
 第一章 丹波の中世城郭概要
 第二章 波多野氏支配下の諸城郭
 第三章 城郭データ
第五部 城郭採集遺物
むすび -遺跡保存運動の新たな地平-

<巻末資料> 八上城関係略年表

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DVD 日本名城紀行 [四国] 第7巻

DVD 日本名城紀行 [四国] 第7巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:45min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「現存天守を持つ城が『高知城』『伊予松山城』など四城も残る四国。清楚な美しさを誇る『宇和島城』、瀬戸内海に浮かぶ海城『高松城』をはじめ、日本一高い石垣を持つ『丸亀城』など独特な建築美を誇る四国名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。現存天守の多い四国ならではのラインナップ。最近天守の再建された大洲城は小天守のみの映像ながら見ごたえあり。唯一徳島県がないのは有名天守のない弱みか。

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[収録作品]

高松城 香川県高松市
丸亀城 香川県丸亀市
今治城 愛媛県今治市
宇和島城 愛媛県宇和島市
松山城 愛媛県松山市
大洲城 愛媛県大洲市
高知城 高知県高知市

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「城郭石垣」集成 第2回全国城郭等石垣整備調査研究会資料集

「城郭石垣」集成 第2回全国城郭等石垣整備調査研究会資料集

編集・発行:第2回全国城郭等石垣整備調査研究会事務局
発行日:2005年1月20日
ページ数:248P
定価:3,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は2005年1月20日~22日に佐賀県立名護屋城博物館で開催された第2回全国城郭等石垣整備調査研究会のテーマ『石垣の伝統的技法とその修理について』に基づいて全国の関係機関が作成した事例報告を集めた資料集である。」

モノクロであるが、石垣の写真がたくさん載っている。2007年第5回が熊本県で開催された石垣整備調査研究会の、名護屋市で開催された第2回研究会資料集。北九州中国書店で購入すると、講演資料が付いてきます(発送までは時間がかかりますよ)。

北九州中国書店ホームページ

[目次]

第2回全国城郭等石垣整備調査研究会石垣・石積資料(1)~(60)

講演資料(コピー)
旧豊前国小倉城石垣普請 7枚
石垣修理工事の実施(マニュアル) 4枚

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第8回播磨考古学研究集会資料集 「城館からみた中世の播磨」 -城館の実年代と戦国時代研究の課題-

第8回播磨考古学研究集会資料集 「城館からみた中世の播磨」 -城館の実年代と戦国時代研究の課題-

編集・発行:第8回播磨考古学研究集会実行委員会
発行日:2007年1月31日
ページ数:208P
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「今回のテーマは中世城館を取り上げます。近年、多くの城館に関して精力的な考古学の調査成果や縄張り研究によって、その実像が明らかになってきています。播磨でも置塩城・坂本氏城・三木城・端谷城などの発掘調査が行われ、大きな注目を集めています。今回は播磨の全調査成果を集成した資料集を作成し、各研究報告とシンポジウムを通して、"今"多くの成果から明らかにされつつあるのか、播磨の中世城館から探ってみたいと思います。」

2007年2月4日に姫路市教育会館で開催された講演会の記録集。中世城館の発掘調査の状況、縄張図が多く載っていて参考になります。北九州中国書店で購入できます。

播磨の考古学ぽーたる(播磨考古学研究集会)
北九州中国書店ホームページ

[目次]

基調講演
 播磨の中世城館における縄張りからの年代観
 播磨の中世土師器の様相
事例報告
 城山城
 建物の変容からみた城館遺跡
 姫路の15世紀の居館と集落
資料集
 1.縄張り掲載文献一覧
 2.播磨の中世城館発掘調査事例

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2008年01月22日

DVD 日本名城紀行 [九州・沖縄] 第8巻

DVD 日本名城紀行 [九州・沖縄] 第8巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:44min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「日本三大名城のひとつ、加藤清正公ゆかりの『熊本城』をはじめ、名曲・荒城の月で名高い『岡城』、豊臣秀吉、文禄・慶長の役の夢の跡『名護屋城』、世界遺産に登録された琉球王朝の『首里城』など歴史浪漫あふれる九州・沖縄名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。九州は天守が多く選択も困難だったのであろうが、歴史的意義から名護屋城と岡城が入り、天守をもつ平戸城や島原城などが外れている。よって、長崎県、宮崎県、鹿児島県からはひとつも選択されておらず、県の偏りが気になる。

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[収録作品]

福岡城 福岡県福岡市
小倉城 福岡県北九州市
岡城 大分県竹田市
臼杵城 大分県臼杵市
名護屋城 佐賀県唐津市
唐津城 佐賀県唐津市
熊本城 熊本県熊本市
首里城 沖縄県那覇市

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DVD 日本名城紀行 [中国] 第6巻

DVD 日本名城紀行 [中国] 第6巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:47min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「山陽道の城の中で白亜の姫路城に対し、烏城と呼ばれる『岡山城』をはじめ、現存天守が残る『備中松山城』『松江城』。毛利家ゆかりの『広島城』『岩国城』『萩城』など幕末維新の息吹が感じられる名城を訪ねる中国名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。中国編は内容的にこのシリーズでは一番充実しているかもしれない。城の説明はもちろんの事、周辺の解説が他編より多い。岡山城の後楽園に始まり、備中松山城の麓にある頼久寺、松江城下の小泉八雲邸、萩城下の松下村塾など。

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[収録作品]

岡山城 岡山県岡山市
松山城 岡山県高梁市
松江城 島根県松江市
福山城 広島県福山市
広島城 広島県広島市
岩国城 山口県岩国市
萩城 山口県萩市

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DVD 日本名城紀行 [東海] 第4巻

DVD 日本名城紀行 [東海] 第4巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:32min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「金の鯱で名高い日本三名城のひとつ『名古屋城』をはじめ、成瀬正成改築の国宝『犬山城』、徳川家康生誕の地『岡崎城』、山内一豊が近代城郭に整えた『掛川城』など戦国絵巻の舞台になった名城を訪ねる東海名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。天守のある城ということでチョイスは悪くないが、東海編というのに伊勢国(三重県)がなく、津城をあと1つ追加しても時間的に他編より長くなることもなかったであろうに。東海は家康の出生地でもあるため、岡崎城、浜松城、駿府城と家康由来の城が多く紹介されている。

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[収録作品]

名古屋城 愛知県名古屋市
犬山城 愛知県犬山市
駿府城 静岡県静岡市
岡崎城 愛知県岡崎市
浜松城 静岡県浜松市
掛川城 静岡県掛川市

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DVD 日本名城紀行 [北海道・東北] 第1巻

DVD 日本名城紀行 [北海道・東北] 第1巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:46min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「現存する数少ない天守を持つ『弘前城』をはじめ、幕末・維新の波にさらされた『松前城』『五稜郭』、白虎隊の悲劇を生んだ『会津若松城』、そして戦国の浪漫ただよう『仙台城』など優美な映像で綴る北海道・東北名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。天守のある城郭中心のため、岩手県、秋田県、山形県からまったくチョイスされておらず道県に偏りがある。桜の映像が多く、春に撮られたものが多いようだ。

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[収録作品]

弘前城 青森県弘前市
松前城 北海道松前郡松前町
五稜郭 北海道函館市
仙台城 宮城県仙台市
白石城 見た技研白石市
白川小峰城 福島県白河市
二本松城 福島県二本松市
会津若松城 福島県会津若松市

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2008年01月21日

北國文華 2002春 第11号 特集「ハイカラな都心」を

北國文華 2002春 第11号 特集「ハイカラな都心」を

出版社:北國新聞社
発行日:2001年11月初版
ページ数:302P
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「NHK大河ドラマ『利家とまつ』の放映で、ふるさとの歴史に対する興味と関心が高まっている。四百年というはるかな過去、残された史料では容易に『顔』を見せない戦国の武将や女性たちが、ドラマや小説では鮮やかによみがえってくる。正史には語られない『利家とまつ』、さらに、残された史料に新たな光を当てて浮かんでくる姿を読み解く。」

[目次]

特集 「ハイカラな都心」を
 インタビュー 我慢と誇りの文化を
 市民生活の舞台づくり
 城下を「破壊」した明治維新
 名工の卵たちの挑戦
特集 新釈「利家とまつ」
 歴史の「森」で見つけた戦国美学
 腹痛、吐き気、苦難の人質
 晩年に輝いた文雅の心
 「律義者」は歴史小説の産物
特集 結川恵の世界
 インタビュー 恋する女性の「たくましさ」を
 変化するもの、不変のもの
 新しい時代の恋人群像

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下剋上 下野落城悲話

下剋上 下野落城悲話

出版社:下野新聞社
発行日:1994年11月初版
ページ数:355P
著者:島遼伍
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「『野州を血でそめよ!!』下剋上に燃えた城主たちの勝利と敗北。精悍な筆致で描いた落城小説第2弾。」

こういう物語風の歴史の本は郷土史の題材としては格好のものである。下野地方の歴史のきっかけとしておすすめです。

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[目次]

八木岡城滅亡
女の城(松山城)
飽食の城(片平城)
藤岡城の妻
鶴ヶ渕城断絶
田野城の三日間
乙畑落城記
府所城炎上
上三川城の虹
あとがき

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城 -その伝説と秘話-

城 -その伝説と秘話-

出版社:日貿出版社
発行日:1973年4月初版、1875年2月改訂版
ページ数:355P
著者:江崎俊平
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「わが国に残っている城址は一万を越える。それらは殆んど中世もしくはそれ以前のもので、戦国時代の乱世に興亡をくりかえした城址である。かつては名城として栄え、幾万の大軍を迎えて落城の気配もみせなかった難攻不落の名城も、山城なるがゆえに近世に至っては無用の長物となり、時代により残されて、荒涼たる秋風にさらしている古城も少なくない。古城は、古城なるが故にわびしい。古城は例外なく亡びさった者の夢の跡であるからだ。そこには必ず亡んでいった城主の哀しい歴史が眠っている。」

城は古来より人々の興味の対象となってきた。それにまつわる伝説とだぐいも多く、非常に興味深いものである。

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[目次]

松前城と耳塚
仙台城と先代萩
白河上とおとめ桜
宇都宮城と釣天井
館林城と尾曳稲荷
水戸城と蟠竜
江戸城とさわらずの柱
武州石神井城と殿塚姫塚
駿府城と七不思議
松本城と加助騒動
名古屋城と金の鯱
犬山城と天守
富山城と早百合榎
七尾城と白米伝説
金沢城と憂婦女鳥
大聖寺藩と幽霊大名
丸岡城と片目の蛇
北ノ庄城と一国女
佐和山城と女郎谷
大坂城と秀頼生存説
姫路城とお菊虫
岡山城と血染めの壁
福山城と五霊鬼
松江城と人柱
丸亀城と裸重三
徳島城と地団駄橋
松山城と爼石
福岡城とお綱様
柳河城と身代り大名
佐賀城と化け猫
中津城と城井権現
熊本城と首かけ石

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続・城 -その伝説と秘話-

続・城 -その伝説と秘話-

出版社:日貿出版社
発行日:1973年11月初版、1876年7月良書版
ページ数:340P
著者:江崎俊平
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「古城は古城なるが故にわびしい-というのは、前集のはしがきに書いた言葉である。雑草にうずもれた古城址に立つときわびしいが、その城の栄枯盛衰を思うとき、古城というものは一層のわびしさをもって迫ってくる。古城をめぐるということは、そのわびしさを求めての旅ということでもある。『秘話』というものは『かくされた史実』である。正史にかくされていた話、あるには実録本や演劇等で歪められて喧伝されている話を、事件発生の事情にふれながら、その虚像と実像を明らかにしようとしたものである。」

城は古来より人々の興味の対象となってきた。それにまつわる伝説とだぐいも多く、非常に興味深いものである。

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[目次]

九戸城と亡霊
飯岡城と砂子塚
大館城と好色猫股
久保田城と秋田蕗
会津若松城と白虎隊
皆川城と霜降り観音
上州平井城と弥子の間
高崎城と竹薮
国府台城と夜泣石
新府城と妖女
長岡城と城内稲荷
高田城と越後騒動
諏訪高島城と二の丸騒動
鍋山城とおはぐろ蛇
郡上八幡城と猫騒動
大岡山城と姫塚
大和郡山城と尼ヶ池
洲本城と芝右衛門狸
丹波八上城と浅路池
姫路城の梅雨の松
備前常山城と腹切石
備後神村城とややが火
鳥取城と人柱
米子城と内膳丸
浜田城と姫宮
大陰城と渕童
宇和島城と和霊様
福岡城の黒田騒動
豊後竹の尾城と地蔵尊
肥前原城とほねかみ地蔵
平戸城の狸櫓
鹿児島城と幽霊

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2008年01月20日

DVD 日本名城紀行 [関東] 第2巻

DVD 日本名城紀行 [関東] 第2巻

発売元:キープ株式会社
発売日:2006年12月
収録時間:36min
制作:株式会社アートウエア・コミュニケーションズ
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

評価:
「太田道灌が築城し、後に日本最大の城郭となった『江戸城』をはじめ、南総里見八犬伝の部隊『久留里城』、家康配下の勇将・本多忠勝が改築した『大多喜城』、北条氏ゆかりの『小田原城』など美しい映像で綴る関東名城紀行」

各城約5分の映像であるが、解説も付いていて楽しめる。関東編は城館のチョイスが少しマイナーか、江戸城、小田原城は別格としても、八王子城や箕輪城など戦国期の著名城が入っていない。まあ何千とある城館から5、6城選択するというのは難しいものであるが。

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[収録作品]

江戸城 東京都千代田区
久留里城 千葉県君津市
大多喜城 千葉県夷隅郡大多喜町
笠間城 茨城県笠間市
忍城 埼玉県行田市
小田原城 神奈川県小田原市

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佐々木六角氏の系譜 -系譜学の試み

佐々木六角氏の系譜 -系譜学の試み

出版社:思文閣出版
発行日:2006年3月初版
ページ数:158P
著者:佐々木哲
定価:2,200円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「江戸初期の学者沢田源内による偽系図として考えられてきた佐々木六角氏の系譜。果たしてその真実は? 一品式部卿敦実親王から中務大輔高盛までの35人について、佐々木六角氏の系譜をたどり、その行状を明らかにする。」

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[目次]

系譜学の方法
宇多源氏の系譜
一品式部卿敦実親王
左大臣源雅信
源宰相扶義
四位中将成頼
左馬頭良経
蔵人経方
常恵冠者為俊
源行真申詞記
佐々木源三秀義
蔵人の尉定綱
山城守広綱
近江守信綱
壱岐大夫判官泰綱
備中守頼綱
備中判官時信
大夫判官氏頼
右兵衛佐義信
左京大夫満高
大膳大夫満綱
兵部大輔持綱
近江守久頼
御屋形様政勝
大膳大夫高頼
近江守氏綱
江州宰相義久
徳川公義秀
左兵衛佐義郷
大本所義尭
左衛門督侍従義康
左馬頭義政
朝倉義景
弾正少弼定頼
左京大夫義賢
右衛門督義治
中務大輔高盛
おわりに
あとがき

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大軍師直江山城守

大軍師直江山城守

出版社:叢文社
発行日:1986年6月初版、1889年11月第5版、1993年2月新装改訂版
ページ数:234P
著者:中村晃
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「敵が惚れ、部下が惚れ、秀吉も家康も惚れた、上杉景勝の家老直江兼続がどう戦国時代を生き延びたか、その半生を描く。」

上杉景勝の軍師直江兼続の生涯を題材にした歴史小説。

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[目次]

序の章
越後無常
東奔西走
越水の会
直江山城守誕生
洛陽城裏花に背いて帰る
愛憎相剋
巨星落つ
動乱の目
急変
女の意地
挑発
直江状
三成挙兵
戦機動く
臣の道
もう一つの関ヶ原
関ヶ原
不惜身命

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根城ものがたり

根城ものがたり

出版社:デーリー東北新聞社
発行日:1985年6月初版
ページ数:221P
著者:正部家 種康
定価:2,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★★☆

書評:
「根城の殿様は、どこから来て、どこへ行ったのか。中世に大活躍した根城南部氏の壮大なものがたり。根城南部氏は遠く甲斐の国からやって来て根城に城を築いた。そして、遠野へ国替えになるまでの300年、北奥羽の雄だった。その盛衰を物語りふうにまとめた根城築城650年記念出版。三戸南部との関係は?一読して南部氏のすべてが分かる必読の郷土の歴史書だ。」

元は地元デーリー東北新聞に掲載された記事であるそうだが、一般的な短い章を束ねたというものではなく、歴史的経緯に沿って書かれている。元八戸市職員、八戸市博物館館長を務めただけあって、物語といえども史実に基づいて書こうという姿勢は非常に評価できるものであり、入手する価値はある。

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[目次]

序章 根の城六百五十年
一章 甲斐の始祖たち
二章 師行の活躍
三章 南朝への忠誠
四章 南北朝の統一
五章 二つの争乱
六章 主従の逆転
終章 遠野への道
系図
あとがき

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天下布武への道 信長の城と戦略

天下布武への道 信長の城と戦略

出版社:成美堂出版
発行日:1997年8月初版
ページ数:143P
定価:1,300円+税 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「群雄割拠の戦国期、城は敵に備える戦術・戦略上の重要な軍事拠点であった。信長の築城法と戦い方を豊富な図版や写真を使って検証。他の武将たちに与えた影響も紹介する。」

安土城、清洲城、小牧山城、岐阜城と織田信長に関係する城を当時の発掘調査をもとにイラストで復元している。同時期に発行された「毛利の城と戦略」に比べると古書の出回りが少ないが、比較的容易に入手できる。現在は同種の本はたくさんあるため、安いものがあれば入手しましょう。

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[目次]

カラー特集 天下布武への道
第1章 検証信長の城
カラー特集 信長の戦術と戦略
第2章 天下を制した信長の戦術眼
第3章 信長の城活用法
第4章 信長の支城・信長の臣下の城

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重要遺跡調査報告書Ⅲ

重要遺跡調査報告書Ⅲ

編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1986年3月31日
ページ数:301P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況を踏まえ、県は、昭和53年度から重要遺跡の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」

昭和56年度から昭和58年度にかけて調査された茨城県内の300件の遺跡について、「遺跡名」「所在地」「遺跡の概要」「図面・写真」「保護保存策」を1ページにまとめて掲載している。本書は総合遺跡集のようなものであり、より詳細な情報は個別の報告書が必要となろう。本書の対象は、古墳や貝塚など考古史料である。

[目次]

水戸市
 下畑遺跡
 木葉下三ツ野窯跡群
 谷田古墳群
 西原古墳群
 ドウゼンクボ遺跡
 後山田遺跡
 山田古墳群A
 山中遺跡
笠間市
 中郷古墳群
 香山堂古墳群
 寺崎台古墳群
・・・(省略)

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重要遺跡調査報告書Ⅱ (城館跡)

重要遺跡調査報告書Ⅱ (城館跡)

編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1985年3月30日
ページ数:510P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況をかんがみ、昭和53年度から重要遺跡(城館跡)の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」

昭和53年度から昭和57年度にかけて調査された茨城県内の250件の城館跡について、「城館跡名」「所在地」「築城者」「時期」「遺構」「関係地名」「概要」「城館の歴史」「図面・写真」を見開き2ページにまとめて掲載している。昭和50年代から全国で中世城館跡調査が行われているが、茨城県には明確にそうした報告書を発行していない。本書は総合城館跡集のようなものであり中世城館跡調査報告書の代替となるものである。より詳細な情報は個別の発掘調査報告書が必要となろう。

[目次]

水戸市
 長者山城跡
 吉田城跡
 河和田城跡
 加倉井館跡
 平須館跡
笠間市
 笠間城跡
 飯田城跡
 本戸城跡
 福原城跡
 岡の宿館跡
・・・(省略)

投稿者 Tadashi : 14:08 | コメント (0) | トラックバック

重要遺跡調査報告書Ⅰ

重要遺跡調査報告書Ⅰ

編集・発行:茨城県教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:301P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「埋蔵文化財は、郷土の原始・古代の歴史や文化等の正しい理解のために欠くことのできないものであり、且つ、将来の文化向上発展の基礎をなす貴重な国民的財産であります。しかるに、地域開発等の進展に伴い、埋蔵文化財の保護・保存については、より正確な基礎資料等の整備が急務とされております。このような状況をかんがみ、重要遺跡の基礎資料整備事業をすすめてまいりましたが、ここに、その調査報告書を刊行することになりました。」

昭和53年度から昭和55年度にかけて調査された茨城県内の300件の遺跡について、「遺跡名」「所在地」「遺跡の概要」「図面・写真」「保護保存策」を1ページにまとめて掲載している。総合遺跡集のようなものであり、より詳細な調査結果などは個別の報告書が必要となろう。本書の対象は、古墳や貝塚など考古史料である。

[目次]

水戸市
 吉田貝塚
 吉田古墳群
 十万原古墳群
 田谷廃寺跡
 三ツ児塚古墳群
 江東古墳群
笠間市
 飯岡古墳群
・・・(省略)

投稿者 Tadashi : 13:54 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月19日

赤門は知っている

赤門は知っている

出版社:叢文社
発行日:2007年11月初版
ページ数:158P
著者:野村昭子
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「東京都文京区本郷の東京大学の地は、加賀百万石前田藩の江戸屋敷だった。現代まで180年を生き抜いてきた赤門(御守殿門)が見つめてきた時代を、『加賀藩史料』と新発掘史料にもとづいてひもとく。」

東大の赤門、それは将軍家斉の娘、溶姫が加賀藩十三代斉泰に輿入れするために普請されたものである。加賀藩に嫁ぐといえ加賀へ移動した訳ではない、当時斉泰は江戸本郷の加賀藩上屋敷に住まいしていたため、江戸城から加賀藩上屋敷に移動しただけである。しかし、その後幕末の情勢のなか加賀へ下向することなる。溶姫の生きた時代を加賀藩史料の記載を引用して紹介する。現在、石川郷土史学会副会長。

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[目次]

第一章 (溶姫輿入れの経緯と溶姫の生涯)
第二章 (溶姫の子らの生涯)
第三章 (溶姫輿入れの御道具類)
第四章 (溶姫輿入れ当日の飾付け)
第五章 (溶姫住居普請にかかわった大工)

投稿者 Tadashi : 12:43 | コメント (0) | トラックバック

小松黄門 前田利常公

小松黄門 前田利常公

出版社:北国新聞社
発行日:1989年10月初版
ページ数:205P
著者:野村昭子
定価:2,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「前田家存続のため苦悩を背負った三代藩主の治世。前田利家の四男にして、関ヶ原合戦により運命をかえられた利常公。」

先頃「赤門は知っている」(叢文社刊)を出版し、郷土に関する数々の著書のある野村昭子さんの作。加賀藩三代利常は数々のエピソードで知られているが、その生涯は意外に知られていない。利常の生涯を資料を丁寧に拾い上げながら紹介する。現在、石川郷土史学会副会長。

処女作「加賀藩と越前屋物語」と比べると若干入手が容易である。地元古書店で偶然見つけて帯付の比較的状態のよいものを購入できた。

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[目次]

金沢在城
小松在城

付録
 祖心尼
 金沢山愛宕社
 越前屋

投稿者 Tadashi : 12:07 | コメント (0) | トラックバック

加賀藩と越前屋物語

加賀藩と越前屋物語

出版社:北国出版社
発行日:1987年10月初版
ページ数:183P
著者:野村昭子
定価:1,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「野村昭子さんは、著作者でもなく、文人でもない。強いて言えば加賀藩以来の『加賀つまみ絵』の作家である。そもそも、野村家は、金沢市西町に住む一町人ではあるが、素をたずねると、れっきとした武士の流れをくむひとである。この一冊の本には、その事がくわしく記されている。市立図書館には、精魂を傾けて通いづめ、また時には奈良県片岡城まで出かけ調査をし、その他いろいろと訪ねあるくという熱心さであった。ここで野村家と加賀藩の関係が解明されただけでなく、加賀藩の一面も伺い知ることが出来る。」

先頃「赤門は知っている」(叢文社刊)を出版し、郷土に関する数々の著書のある野村昭子さんの処女作。自分の家系に関する加賀藩との関わりに関してまとめたものであるが、そこからは当時の加賀藩の情勢の一面を知ることができる。現在、石川郷土史学会副会長。

発行部数のためか入手が非常に難しい。地元古書店で偶然見つけて購入した。

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[目次]

一、高徳院殿(利家公)御代
二、瑞龍院殿(利長公)御代
三、微妙院殿(利常公)御代
四、陽広院殿(光高公)御代
五、松雲院殿(綱紀公)御代
六、護国院殿(吉徳公)御代
七、大應院殿(宗辰公)御代
八、謙徳院殿(重煕公)御代
九、天珠院殿(重靖公)御代
十、泰雲院殿(重政公)御代
十一、大梁院殿(治脩公)御代
十二、金龍院殿(斉広公)御代
十三、温敬院殿(斉泰公)御代
十四、恭敏院殿(慶寧公)御代
十五、明治、大正時代
十六、昭和時代
あとがき

投稿者 Tadashi : 11:33 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月18日

村上義清とその一族 坂城町信濃村上氏フォーラム記念誌第二集

村上義清とその一族 坂城町信濃村上氏フォーラム記念誌第二集

出版社:新毎書籍出版センター
発行日:2007年9月初版
ページ数:283P
監修:笹本正治
編集:坂城町
定価:1,429円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「無敵の武田信玄を破った村上義清の栄枯盛衰。信濃村上氏発祥の地が送る『村上義清』スペシャル。」

1999年8月、2000年8月、2001年8月、そして2007年9月に坂城町で行われた講演会の記録です。内容は講演会での会話がほぼそのまま収録されていますが、地元の有名人に関する講演ということでなかなかに専門的な内容となっています。

本書は、地元出版社のためネット書店では入手しづらいこともありますが、坂城町へ行けば、坂木宿ふるさと歴史館で購入することができます。村上義清に関する本格的な展示もありますので、ぜひご覧下さい。

[目次]

ふるさとの英雄 村上義清 -村上義清と葛尾城
はじめに
一 村上義清と武田信玄
二 村上義清が出した文書
三 葛尾城について
おわりに

葛尾城落城後のさかき -続・村上義清と葛尾城
はじめに
一 葛尾城落城
二 武田氏支配下の坂木
三 その後の村上氏
四 武田氏滅亡後の信濃
おわりに

戦国時代以前の村上氏
はじめに
一 村上氏の発生
二 古代の信濃と村上氏
三 源平合戦と村上氏
四 南北朝の動乱と村上氏
五 室町幕府と村上氏
六 戦国時代の村上氏
おわりに

「甲陽軍鑑」に見る村上義清
はじめに
一 村上義清が甲斐に攻め込んだ?
二 勝ったはずの合戦が負けている
三 村上義清没落
おわりに

投稿者 Tadashi : 02:02 | コメント (0) | トラックバック

葛尾城を歩く 坂城町郷土史シリーズ第1集

葛尾城を歩く 坂城町郷土史シリーズ第1集

編集・発行:坂城町教育委員会
発行日:1993年3月初版
ページ数:127P
著者:笹本正治
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「葛尾城は昭和四十九年に長野県の史跡に指定されました、県内で最も重要な山城の一つです。坂城町の町内からはだいたいどこからでも見ることができ、町のシンボルともいえます、また、この城と関係の深い戦国時代の村上義清の活躍は大変に有名で、県の内外からここを訪れる人も後を絶ちません。この山城の背後に林道ができたので、今後の活用と保存を含めて相談にのって欲しい、と町から連絡があったのは平成四年の秋でした。見学してみると大変素晴らしい遺構でした。私が思ったのはこの素晴らしい城を、このままの形で後世に伝えたいということでした。そのためにはこの城のどこが素晴らしいかを、町民の皆さんが知っている必要があります。しかしながら、山城がどういうものであるか、まだし一般の人にはあまり理解されていないようです。城の保存や利用のためには、まず地元町民の皆さんの葛尾城に対する理解を深めることが大事ではないですか、と申し上げました。その結果、言い出したのはお前だから、普通の人にもわかるような解説書を、責任をもって書くようにいわれ、引受けさせられました。」

著者は中世信濃や武田氏に関する多数の著書があります。本書は、一般の方に難しい山城の話をわかりやすく説明するため、父子の会話形式で書かれています。内容は題名のごとく葛尾城を歩きながら、堀切や土塁の説明をするなど、なかなか本格的です。

本書は、坂木宿ふるさと歴史館で購入できます。同館では坂城町の歴史展示も充実していますので、ぜひご覧になって下さい。

[目次]

第一章 歴史から見た葛尾城
一 武田信玄の信濃侵略と村上義清
二 その後の葛尾城
第二章 葛尾城の遺構
一 北側から主郭にむけて
二 城の中心部分で
三 姫城にむけて

投稿者 Tadashi : 01:30 | コメント (0) | トラックバック

越前朝倉物語 一乗谷・荒涼なる夏

越前朝倉物語 一乗谷・荒涼なる夏

発行:福井県
発行日:1992年11月初版
ページ数:243P
原作:西ゆうじ
作画:長尾朋寿
定価:不明
オススメ度:★★★★☆

書評:
「越前・福井 この地に、日本一の栄華を百年をも誇りえた都市があった。その名は、一乗谷。戦国の雄、朝倉が五代に渡り支配した城下である。が、現在より四百二十年前、朝倉の滅亡と共に、地中に眠った。そして今、その長き眠りから覚めようとしている。」

県が公式に発行した越前朝倉氏の漫画である。漫画といっても史実に基づいて描かれているので、まじめな漫画である。もとは販売されていたものなのか、それとも無料配布されたものなのか、偶然にも古書で入手したのだが、非常に良い買い物だったと思っている。

[目次]

第一部 一乗谷
第二部 花咲く谷
第三部 静かにて治まる国
第四部 荒涼なる夏
年表
あとがき
一乗谷朝倉氏遺跡

投稿者 Tadashi : 01:04 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月17日

日本の古代国家と城

日本の古代国家と城

出版社:新人物往来社
発行日:1994年3月10日初版
ページ数:283P
編者:佐藤宗諄
定価:1,748円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「古代豪族の居館と古墳、そして人々の生活はどうだったのか。古代国家の実像を城をテーマにはじめて探る。」

当時の古代史の最前線の方々による論文集。古代国会の軍事的施設の意義と、城とは何か、ということを問い直す内容となっています。

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[目次]

なぜいま「古代国家と城」なのか-序説にかえて
環濠集落と高地性集落
古代豪族の居館
朝鮮式山城
古代都市 -宮から京へ-
新城「大宰府」の成立
古代国家と東北の城柵
鈴鹿関と不破関-壬申の乱とかかわりをめぐって
国衙と郡家 -地方官衙の構造-
あとがき

投稿者 Tadashi : 17:26 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月16日

歴史の道標 若林喜三郎先生追悼集

歴史の道標 若林喜三郎先生追悼集

編集・発行:若林喜三郎先生追悼集刊行会
発行日:2000年8月25日初版
ページ数:267P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「若林喜三郎先生は平成11年12月25日、92歳をもって逝去された、その訃報は正月が明けてから堅子夫人からのお手紙で知らされた。それには脳梗塞の発作により苦しみもなく旅立たれたこと、葬儀も済まされたので香典などの気遣いの要らぬことなどが書き添えられていた。いかにも若林御夫妻らしいお心づかいであるとは思ったものの、われわれの弔意の表しようにとまどうことでもあった。そこで、かって金沢大学教育学部で学恩を受けた教え子の方々を中心に相談した結果、先生への思い出を込めて、学恩に感謝し、御人柄を偲ぶ文や棒呈論文を書いて御霊前に捧げ、ご冥福を祈る気持ちを表したいと決まったのである。」

石川県の各市町村史や多くの郷土関係著書がある若林喜三郎先生の追悼集です。偶然市内の古書店で見つけたので購入しました。

[目次]

第一章 若林喜三郎先生遺構
 「マリヤ・ルーズ号事件」とその派生問題
 十津川村・中利助日記抄
 私の大阪生活昔語り
第二章 追悼文
 隊長殿
 不肖の弟子からの別辞
 若林先生のお陰
 戦争と平和のはざまで
 若林喜三郎先生を偲んで
 若林先生と民俗学  ・・・ほか
第三章 論考・史料紹介
 珠洲・鳳至両郡界定書の一考察
 永光寺の大改修と山岡鉄舟
 北陸三県の日本酒銘柄
 史料紹介 足軽資料館の介錯文書
 寛正四年十二月河北郡山方村々百姓ら金沢参集事件について
 宮腰町中山家屋敷地の測量技法
 廃藩置県と藩債のゆくえ
 石州学派安永九年の「申定」の一考察
 近世後期・北関東における農村奉公人の特質
第四章 遺族の追想
 見送る約束
 父との五十年
第五章 著作目録・略歴
 著作目録
 略歴

投稿者 Tadashi : 19:28 | コメント (0) | トラックバック

岡豊城史

岡豊城史

発行:株式会社高知放送
発行日:1970年10月26日
ページ数:45P
編集:南国市教育委員会
著者:山本大、島田豊寿
定価:50円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「南国市は、かつて政治文化の中心地でありました。土佐に国衛がおかれ、国司が赴任したのが国府であり、くだって、武士が台頭した封建時代、守護代のおかれたのも田村の城館でありました。その後、各地の豪族を平定した長宗我部元親が、土佐に号令したのも、この岡豊の城からでありました。今回高知放送が、莫大な犠牲を払われて、岡豊城跡に史跡公園を設置され、その開園を記念して『岡豊城史』の刊行を見るにいたったのは意義が深く、衷心敬意を表するものであります。」

岡豊城跡が史跡公園として整備されたときに郷土の城の歴史としてまとめられた小冊子。内容は意外に専門的であり、内容の濃いものである。

[目次]

はじめに
ごあいさつ
長宗我部氏系図
岡豊城と長宗我部氏
岡豊城とその城下町
岡豊城実測詳図

投稿者 Tadashi : 17:06 | コメント (0) | トラックバック

国指定史跡 春日山城跡発掘調査概報Ⅺ

国指定史跡 春日山城跡発掘調査概報Ⅺ

編集・発行:上越市教育委員会
発行日:1993年3月31日
ページ数:29P+図版12P+付図1枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、平成4年度国庫補助金及び県費補助金の交付を受けて実施した、史跡春日山城跡の環境整備事業調査報告書である。今年度は、環境整備と発掘調査をあわせて実施した。春日山城跡は平坦部の遺構の残存が良好でなく、整備においては総構えである通称『監物堀』と『監物土塁』及び楼門から山城部に至る道路遺構が整備の主になるため、文化庁・新潟県教育委員会の指導を得て発掘調査を実施したものである。」

[目次]

Ⅰ.調査の経緯
 1.調査に至る経過
 2.発掘調査の経過
Ⅱ.調査区および遺構
 1.南側土塁及び堀部分
 2.北川土塁及び堀部分
 3.中央農道部分
 4.南側平坦部分
 5.北側平坦部分
Ⅲ.遺物
Ⅳ.まとめ
Ⅴ.環境整備

付図
第2図 調査区域図

投稿者 Tadashi : 00:27 | コメント (0) | トラックバック

春日山城下 長池山砦発掘調査報告書

春日山城下 長池山砦発掘調査報告書

発行:上越市教育委員会
発行日:1974年12月20日
ページ数:49P
著者:室岡博、植木宏、増村孝雄、花ヶ前盛明
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「この報告書は、春日山城跡の一角が大規模開発されるにあたり、上越市教育委員会が実施した埋蔵文化財発掘調査の結果をまとめた記録である。今春、城跡の東麓にあたる通称『長池山砦』の稜線一帯が、その背後から業者により宅地開発が計画された。この地は、本城より東北方の府内を望む要塞跡であるという説もあったが、発掘等による確証はなされていなかった。この調査によって、長池山尾根一帯から、土塁や空濠など貴重な遺構をはじめ数多くの出土品が発掘された。」

[目次]

遺構遺物カラー写真
序文
発掘に至るまでの経過
発掘調査実施計画
発掘調査日誌
Ⅰ 長池山砦の縄張
Ⅱ 空堀・土塁・木戸の遺構
Ⅲ 木戸・虎口と通路
Ⅳ 春日山城の縄張
Ⅴ 長池山砦と東城砦
Ⅵ 春日山城と御館
Ⅶ 遺構実測図について
Ⅷ 遺物について
Ⅸ 塚と縄文式土器
Ⅹ 長池山砦に関する伝承
Ⅺ 春日山城略史
Ⅻ まとめ
参考文献
参加者名簿
あとがき

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2008年01月15日

奥の城(西峯)遺跡 第二次発掘調査概報

奥の城(西峯)遺跡 第二次発掘調査概報

編集・発行:中郷村教育委員会
発行日:1982年3月31日
ページ数:29P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「本遺跡は、第一次発掘調査(昭和54年11月)を室岡博氏に依頼実施したが、諸般の事情により発掘は小規模にならざるを得なかった。しかし、第一次報告書にも報告されているように出土品は、いわゆる縄文時代晩期の土器類、組石遺構等で考古学上極めて貴重なものであり、第二次調査は国・県の補助金を受けて、第一次発掘調査よりさらに規模を拡げて実施した。その結果予想以上に数多くの貴重な資料を得ることができた。」

奥の城となっているので城館遺跡かと思って購入したが、縄文後期の遺跡のようだ。周辺一帯は通称「奥の城」ということだが、なぜそう呼ばれているのだろうか。

[目次]

Ⅰ.調査の経緯
 1.発掘に至る経緯
 2.調査の経過
Ⅱ.遺跡周辺の環境
 地理的環境
Ⅲ.遺跡の立地と地質
 1.グリッドの設定
 2.発掘地の地質
 3.花粉化石からみた当時の環境
Ⅳ.遺構
 1.組石遺構
 2.円形遺構
Ⅴ.出土遺物
 1.縄文式土器
 2.石器
Ⅵ.まとめ

投稿者 Tadashi : 23:39 | コメント (0) | トラックバック

上除城館址発掘調査報告書

上除城館址発掘調査報告書

発行:長岡市教育委員会
発行日:1976年3月31日
ページ数:12P+6P
編集:上除城館址調査委員会
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「この調査報告書は、上除城館址の一部が大規模開発されるにあたり、埋蔵文化財の発掘調査を実施した記録であります。この城館址は、以前から文献等により知られ、土塁や水濠の一部がありし日の面影を今日に伝えているところであります。」

[目次]

所在
史跡の地形環境とその立地性
上除城址の沿革
調査
遺物
むすび
参考文献
あとがき

投稿者 Tadashi : 23:17 | コメント (0) | トラックバック

砺波の歴史

砺波の歴史

発行:砺波市
発行日:1988年1月15日
ページ数:212P
編集:砺波市史編纂委員会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「砺波市には、昭和四〇年に発刊され昭和五九年に復刻された『砺波市史』(全一巻)がありますが、そのジュニア版として、このたび誰にでも親しまれ、わかりやすい『砺波の歴史』を作ることになりました。この中には、最近新しく発見された郷土の事柄も、十分に取り入れてあります。」

富山県砺波市の歴史入門編です。砺波チューリップ公園内の砺波郷土資料館で購入することができます。

砺波郷土資料館

[目次]

Ⅰ 原始・古代の砺波
 一 歴史の舞台
 二 石器文化の遺跡
 三 大和王権のころ
 四 家持と志留志
 五 平安の三郷・三社
Ⅱ 中世の砺波
 一 中世砺波の荘園について
 二 武家社会の胎動と砺波
 三 中世砺波の信仰と文化
Ⅲ 近世の砺波
 一 農村支配のしくみ
 二 庄川の治水と新田開発
 三 農業技術の進歩と庶民のくらし
 四 杉木新町の成立と発展
 五 ゆらぐ封建社会
Ⅳ 近代の砺波
 一 明治維新
 二 商工業の発達と交通
 三 移りゆく農村
 四 戦時下の砺波
Ⅴ 現代の砺波
 一 戦後の民主化
 二 食料増産への道
 三 町村合併と砺波市の誕生
 四 のびゆく砺波
砺波の歴史年表

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太閤秀吉と名護屋城

太閤秀吉と名護屋城

発行:鎮西町
発行日:1993年10月30日
ページ数:335P+文禄の役陣跡分布図1枚
編集:鎮西町史編纂委員会
定価:不明
オススメ度:★★★★☆

書評:
「鎮西町では、『名護屋城博物館』の開館を機に、朝鮮出兵-壬辰・丁酉倭乱-について学び直し、そこから新しい友好親善の道を見出していきたいと願い、『太閤秀吉と名護屋城』を刊行することにしました。当時のことを語る郷土の資料はありませんので、出兵当時の名護屋や打上の農漁民が、どのような状態に置かれていたのか、私たちがいちばん知りたいことがわかりませんし、また、内容としても、これで十分というものでもないと思いますが、町民のみなさんに広く読んでいただき、少しでも理解を深められることを心から希望するものです。」

本書は、名護屋城の地元鎮西町の編集した鎮西町史別編の名護屋城史です。すでに新本はないようですが、古書で比較的入手できます。

[目次]

第一章 唐国までと仮途入明の決裂
 第一節 東アジアの国際関係と秀吉
 第二節 九州につづいてから国まで
 第三節 宗氏の朝鮮との交渉
 第四節 通信使の来朝と仮途入明の決裂
第二章 出兵準備の発令と国内の情勢
 第一節 朝鮮出兵の準備を命じる
 第二節 太閤検地・刀狩令など
 第三節 国内の状況
第三章 本営の決定と名護屋城
 第一節 本営を名護屋に決定
 第二節 名護屋城の普請始まる
 第三節 古文書に見る名護屋城
 第四節 諸大名の陣屋について
第四章 文禄・慶長の役 -壬辰・丁酉倭乱
 第一節 出陣の発令と渡海軍の編成
 第二節 文禄の役(壬辰倭乱)
 第三節 日明の講和交渉とその破局
 第四節 慶長の役(丁酉倭乱)と秀吉の死
 第五節 文禄・慶長の役と朝鮮文化
 第六節 朝鮮と国交回復
第五章 朝鮮出兵と名護屋
 第一節 波多氏の渡海と改易
 第二節 名護屋氏と文禄の役
 第三節 文禄の役と鎮西町
第六章 太閤秀吉と名護屋城
 第一節 名護屋城における太閤茶
 第二節 能役者、名護屋に大集合
 第三節 秀吉と名護屋のエピソード
 第四節 太閤の名護屋便り
第七章 名護屋城跡と陣跡の整備計画
 第一節 名護屋城跡を舞台に
 第二節 名護屋城跡と陣跡の保存整備計画
年表

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2008年01月14日

特別史跡名護屋城跡並びに陣跡 徳川家康陣跡 鎮西町文化財調査報告書第3集

特別史跡名護屋城跡並びに陣跡 徳川家康陣跡 鎮西町文化財調査報告書第3集

編集・発行:鎮西町教育委員会
発行日:1986年3月
ページ数:33P+図版14P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「佐賀県の西北端に位置する鎮西町には、文禄・慶長の役に際し、豊臣秀吉が築いた名護屋城跡をはじめ、諸大名の陣跡が広範囲に点在しています。このたび、『特別史跡名護屋城跡並びに陣跡』指定地内の現状変更(町立名護屋保育所の解体・改築)に伴い、発掘調査を実施しました。本書は、その調査の記録であります。」

堀や櫓跡が見つかり、多量の遺物が掲載されています。

[目次]

Ⅰ.位置と環境
Ⅱ.調査の概要
 1 調査に至る経緯
 2 調査の組織
 3 遺跡の概要
 4 遺構
 5 遺物
Ⅲ.おわりに

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歴史の道調査報告書 宮城県文化財調査報告書六十六集

歴史の道調査報告書 宮城県文化財調査報告書六十六集

編集・発行:宮城県教育委員会
発行日:1980年3月31日
ページ数:175P(17P+57P+64P+37P)
編集:金沢市
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本報告書は、宮城県が文化庁から国庫補助の交付を受けて、歴史の道調査を実施したものである。この調査は、昭和52年度に始まり、今年度が三年次目である。」

本書は4分冊の合本版である。各街道について、「一 沿革」「二 現状と保存状況」「三 道に沿った文化財」というテーマに沿って調査報告がされている。歴史の道調査は各都道府県単位で実施されているが、街道の長さはまちまちであり、都道府県により報告書の冊数もまちまちであるが、宮城県は本書一冊である。

[目次]

(分冊1)
江戸浜海道(岩沼-坂元)
(分冊2)
二口越え最上街道
関山越え最上街道
(分冊3)
最上街道(軽井沢越え)
最上街道(田代西峠越え)
(分冊4)
最上仙北通
気仙道(小野~唐桑)

投稿者 Tadashi : 22:33 | コメント (0) | トラックバック

市内城館跡調査報告書 -朝日山城跡・切山城跡・堅田城跡・堅田B遺跡- 金沢市文化財紀要211

市内城館跡調査報告書 -朝日山城跡・切山城跡・堅田城跡・堅田B遺跡- 金沢市文化財紀要211

発行:金沢市埋蔵文化財センター
発行日:2004年3月31日
ページ数:48P+図版19P
編集:金沢市
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、石川県金沢市堅田町に所在する堅田B遺跡・堅田城跡、同宮野町・桐山町に所在する切山城跡、同加賀朝日町に所在する朝日山城跡のレーダ探査(堅田B遺跡)・測量調査(堅田城跡・切山城跡)・緊急発掘調査(朝日山城跡)報告書である。本調査は、金沢市が平成12年度~14年度にかけて国庫・県費補助事業として実施したものである。」

前回「金沢の古城跡」の後行われた市内の城館跡の調査に関する報告書です。堅田B遺跡に関しては別途詳細な報告書が数冊発行されています。

[目次]

第1章 位置と環境
 第1節 遺跡の位置と地理的環境
 第2節 周辺の中世遺跡・城館跡と歴史的環境
第2章 調査に至る経緯
 第1節 堅田B遺跡・堅田城跡
 第2節 切山城跡
 第3節 朝日山城跡
第3章 朝日山城跡発掘調査
 第1節 調査の概要
 第2節 遺構と遺物
 第3節 まとめ
 遺物観察表
第4章 切山城跡測量調査
 第1節 概要
 第2節 測量調査
 第3節 まとめ
第5章 堅田城跡測量調査
 第1節 概要
 第2節 測量調査
 第3節 まとめ
第6章 堅田B遺跡地中レーダ探査
 第1節 概要
 第2節 堅田B遺跡の発掘調査概要
 第3節 地中レーダ探査
 第4節 まとめ
写真図版

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三重県指定史跡 松阪城本丸跡上段発掘調査報告書 松阪市文化財報告

三重県指定史跡 松阪城本丸跡上段発掘調査報告書 松阪市文化財報告

編集・発行:松阪市教育委員会
発行日:1992年3月
ページ数:48P+図版40P+付図5枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「松阪城は戦国時代の智将、蒲生氏郷公の構築になった城であります。三の丸跡は、周囲を囲っていた土居などが取り払われ、御城番屋敷や槙垣を巡らした武家屋敷などが、辛うじて昔の面影を留めているにすぎません。二の丸跡、本丸跡には高石垣が残っており、その威容を誇っています。しかし、高石垣内には城に伴った建物は現在何一つ残っていません。昭和57年には『松阪城天守閣建設に関する陳情』が松阪市議会に提出され、採択されました。そこで、市としては『築城当時の本丸建物の構造を明らかにしたい。』と考え、東京工業大学・名古屋工業大学教授の内藤昌博士の指導による文化環境研究所に本丸建物の時代考証をお願いしました。これに伴い、地下遺構の検証が必要となり、平成元年度と平成2年度の2ヵ年にわたり発掘調査を実施しました。その結果、天守閣跡の集石・多聞跡の礎石などの遺構や金箔瓦・金銅製六葉金具などの遺物が検出され、いくつかの成果を得ることができました。」

三重県松阪市の松阪城の本丸上段つまり天守台を含む最上段の発掘調査報告書です。

[目次]


付図
1.天守閣跡実測図
2.兵部屋敷(大広間)跡実測図
3.敵見櫓・付櫓跡実測図
4.敵見櫓北続多聞跡実測図
5.北廻多聞跡実測図

投稿者 Tadashi : 21:40 | コメント (0) | トラックバック

大分の中世城館 第四集 総集編 大分県文化財調査報告書

大分の中世城館 第四集 総集編 大分県文化財調査報告書

編集・発行:大分県教育委員会
発行日:2004年3月31日
ページ数:258P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、県教育委員会が文化庁の補助を受け、平成7年度から平成15年度の9か年にわたって実施してきた『中世城館等発掘調査事業』の調査報告書です。平成7年度から6か年間は、中世城館に関する古文書調査と現地での分布調査や縄張り図等の作製を中心に行い、その成果として平成13年度に『大分の中世城館』第1集『文献史料編1』を、平成14年度には第2集『文献史料編2』と第3集『地名表・分布図編』を刊行し、本年度は最終的なまとめとして本書第4集『総論編』を刊行いたします。9か年におよぶ分布調査等から、大分県には569か所の中世城館の存在が明らかになりました。本書はその中から特に重要と考えられる城館152か所について、縄張り図等を活用して詳述したものです。」

大分県中世城館調査報告書は全4冊と別冊索引があります。残念ながら市販されていないようですが、全国の県立図書館には寄贈されているようです。本書は、入手できなかったので図書館で借りて一部コピーを所有しています。

[目次]

第1章 序論
 1.調査の経過
 2.調査の方法
 3.調査体制
第2章 城館詳説
 1.県北部の城館
 2.県中部の城館
 3.県南部の城館
 4.県西部の城館
第3章 考察
 1.大友氏の領国経営と城郭
 2.戦国期の宇佐下毛地域と城館 -16世紀後半を中心に-
 3.城郭構成要素の変遷 -城郭編年のための基礎作業-
第4章 特論
 1.飯沼賢司 「寺と山城」
 2.小島道裕 「戦国期城下町としての豊後府内と臼杵」
 3.千田嘉博 「大分県における戦国期城郭の特徴」
 4.宮武正登 「高良山陣所群に見る大友氏関連城郭の構造的特質」
第5章 総括 ~大分県における中世城館の位置づけ~
おわりに

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2008年01月13日

重要文化財金沢城石川門・三十間長屋保存修理工事報告書

重要文化財金沢城石川門・三十間長屋保存修理工事報告書

編集・発行:文化庁
発行日:1969年3月31日
ページ数:28P+図版30P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「十六世紀末期、加賀平野に築かれた金沢城は、前田家十四代二百八十余年の居城とされてきたが、たび重なる火災のため城内建物は幾多の変遷を経た。また維新後は陸軍省の所管となり、明治十四年の再度の失火と兵舎設営のため建物の大半を失って、現在では石川門とその周辺の櫓、土塀等八棟及び三十間長屋一棟を残すのみである。現存の石川門は天明八年に再見され、また三十間長屋は安政五年に再見されたもので、いずれも今日重要文化財に指定されている。昭和二十四年城内に金沢大学がおかれることとなり、建物は同大学の管理するところとなったが、再建以来百余年を経てこれら建物の各所に破損を生じたので、このたび根本的な修理工事を施工したものである。工事は金沢大学と協議の上、文化財保護委員会(昭和四十三年六月以降は文化庁)の直轄工事として実施したが、その工事の経過、工事中に行った現状変更の説明、調査記録および写真、図面等を収録上梓して、今後の参考に資するものである。」

金沢城の石川門と三十間長屋に関する修理報告書である。当時の報告書は研究書としての性格はないため、純粋な報告のみだが、修理途中の写真や設計図面は貴重な資料である。

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[目次]

第一章 概要
第二章 石川門工事
 第一節 建造物の概要
 第二節 修理工事の概要
 第三節 調査事項
第三章 三十間長屋工事
 第一節 建造物の概要
 第二節 修理工事の概要
 第三節 調査事項
写真
図面

投稿者 Tadashi : 23:07 | コメント (0) | トラックバック

織豊期城郭基礎調査報告書3

織豊期城郭基礎調査報告書3

編集・発行:滋賀県教育委員会
発行日:2002年1月
ページ数:163P(図版24P含)
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「安土城の文化的・歴史的意義を解明するためには、安土城跡を調査するだけでなく、同時代の他の城郭と比較検討することが必要不可欠です。特に、近年他府県においても多くの城郭調査が実施されていますが、そうした最新の調査成果を収集し、調査・整備事業に活用していかなければなりません。また、城郭調査・城郭研究の情報発信基地としての役割を果たすためにも、このような資料収集は欠くことの出来ない事業です。そこで滋賀県では、平成5年度より織豊期城郭基礎調査を実施し、織豊期城郭についての基礎資料の収集を行ってまいりました。その成果はこれまで二冊の報告書にまとめ、多くの方々に活用していただいております。そしてこのたび、平成11年度から13年度の調査成果のまとめとして本書を刊行いたしました。」

瓦は「1.名称(城名)、2.所在、3.年代、4.出土瓦の概要、5.記載報告書・参考文献等」、石垣は「1.名称(城名)、2.所在地、3.年代、4.城之概要、5.石垣の位置、6.石垣の概要、7.改修の有無」、文書は「文書名、署名、印判、宛所、書止、作成年月日、法量」などで一覧表にまとめられる。簡単にいうと、調査を始めるにあたり、その特徴を一覧にした報告書である。

[目次]

第1章 調査の主旨と経緯
第2章 調査の概要
 第1節 瓦
 第2節 石垣
 第3節 文書
  織田信長文書一覧
  写真図版

投稿者 Tadashi : 22:48 | コメント (0) | トラックバック

織豊期城郭基礎調査報告書2

織豊期城郭基礎調査報告書2

編集・発行:滋賀県教育委員会
発行日:1999年8月
ページ数:319P(図版67P含)
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「安土城は、中世から近世へという歴史の転換期に、織田信長が天下統一の拠点として築いた大城郭です。安土城の文化的・歴史的意義を解明するためには、安土城跡を調査するだけでなく、同時期の他の城郭と比較検討することが必要不可欠です。滋賀県では平成5年度から6年計画で織豊期城郭基礎調査を実施することとし職豊期城郭についての基礎資料の収集を行ってまいりました。その前半期の成果は平成7年度に『織豊期城郭基礎調査報告書1』として刊行し、多くの方々に活用していただいております。そしてこのたび、6年計画のまとめとして本書を刊行いたしました。」

瓦は「1.名称(城名)、2.所在、3.年代、4.出土瓦の概要、5.記載報告書・参考文献等」、石垣は「1.名称(城名)、2.所在地、3.年代、4.城之概要、5.石垣の位置、6.石垣の概要、7.改修の有無」、文書は「文書名、署名、印判、宛所、書止、作成年月日、法量」などで一覧表にまとめられる。簡単にいうと、調査を始めるにあたり、その特徴を一覧にした報告書である。

[目次]

第1章 調査の主旨と経緯
第2章 調査の概要
 第1節 瓦
 第2節 石垣
 第3節 文書
  織田信長文書一覧
  写真図版

投稿者 Tadashi : 22:24 | コメント (0) | トラックバック

古渡城遺跡発掘調査報告書 南山大学大学院先史考古学研究報告第1冊

古渡城遺跡発掘調査報告書 南山大学大学院先史考古学研究報告第1冊

編集・発行:南山大学古渡城発掘調査会
発行日:1993年11月
ページ数:215P+図版52P+折り込み付図2枚
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「真宗大谷派(東別院)の、広大な境内のサクラも盛りを過ぎて、花吹雪が舞い始めた平成3年4月、この発掘調査がスタートした。東別院の読売新聞社用地が、織田信長の父、信秀の居城だった『古渡城』跡の一部ではないか、という話は聞いていた。しかし、名古屋市教育委員会発行の名古屋市埋蔵文化財包含地図の指定からは、辛うじて外れていたので、よもや発掘調査をすることになるとは思っていなかった。市教委による試堀の結果、やはり発掘調査の必要があるという結論が出たとき、正直言って『これは困ったな』と思ったものだ。もちろん、多大な費用と時間がかかるということのほかに、一体、どこの誰に、発掘をお願いすればよいのか、まったくあてがなかったからである。」

本書は、古渡城跡と推定された東別院読売新聞社用地の発掘調査報告書である。発掘調査を担当したのは南山大学の伊藤秋男教授。よって、本書は「南山大学大学院先史考古学研究報告」として発行されている。発掘調査では予想を裏切らず大量の遺構と遺物が出土している。本書は序で述べられているとおり、報告書と研究書の区別がつかないような体裁をとらず、あくまで調査の純粋な報告に努めている。その分、解釈は読者に委ねられていると言えるが、浅学の身としてはヒントぐらいあってもよいのではないかと思えてしまう。

[目次]

第1章 位置と環境
第2章 遺跡調査の概要
第3章 遺構
第4章 遺物
第5章 総括
第6章 結語
付編
 近代の下水管について
付表
 遺構実測図図面台帳
 遺物観察表
 遺物台帳
英文要約

投稿者 Tadashi : 00:45 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月12日

平成17年度夏季特別展 源平合戦と北陸 義経伝説を育んだふるさと

平成17年度夏季特別展 源平合戦と北陸 義経伝説を育んだふるさと

編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2005年7月23日
ページ数:106P
定価:1,600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「この図録は、平成17年7月23日から8月28日まで開催する特別展に合わせて作成したものです。」

金沢市内の古書店で見つけました。県内の伝説で一番多いのがこの源平期に関するものではないでしょうか。本書では、源平に関する話やもの、場所を集めて収録している。こうやって見ると非常に多くの伝承地があることに驚いた。

石川県立歴史博物館

[目次]

一 源平合戦と北陸
 一 源平争乱の時代
 二 文学・軍記物に見る北陸
 三 演じられた源平合戦
 四 描かれた源平争乱
 五 伝承と生きる郷土
二 総合解説
 源平合戦と北陸
 出品リスト
 平家・源氏略系図
 人物ミニ紹介

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「兼六公園」の時代

「兼六公園」の時代

編集・発行:石川県立歴史博物館
発行日:2001年9月8日
ページ数:32P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本図録は、石川県立歴史博物館が平成13年9月8日から11月11日まで開催する企画展『兼六公園の時代』の解説図録です。」

金沢市内の古書店で見つけましたが、兼六園についての絵図や絵葉書が多数掲載されています。貴重な資料もあり、当時実物を見れなかったのが残念です。

石川県立歴史博物館

[目次]

理想の「名園」、兼六園
「兼六公園」の誕生
文明開化と「兼六公園」
「三名園」という物語
日本初の銅像、日本武尊像
兼六公園関係年表

投稿者 Tadashi : 21:45 | コメント (0) | トラックバック

角間 金沢大学総合移転用地内埋蔵文化財調査報告

角間 金沢大学総合移転用地内埋蔵文化財調査報告

編集・発行:金沢大学遺跡調査委員会
発行日:1989年3月25日
ページ数:112P+図版19P+付図7枚
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「金沢大学総合移転実施特別委員会の下部機関である遺跡調査委員会は、昭和62年11月に金沢市角間地区の約9.1haに及ぶ金沢大学総合移転用地全域の発掘調査をふくむ、すべての調査を終了した。この調査は、移転用地内における埋蔵文化財の事前調査を主とするものであったが、昭和58年10月から、移転予定地区全域について、予備調査を開始したのに始まり翌59年4月から、本格的調査を行ったのである。
 金沢大学が総合移転する角間地区は、今まで埋蔵文化財等の調査が行われたことがなく、『周知の遺跡』はもとより、埋蔵文化財に関する発見、報告もなく歴史的には、未解明な点を多く残した地域であった。しかし、今度の調査によって、角間地区から若松地区にまたがる、総計実長約600mに及ぶ隧道遺構が発見されたことや縄文時代の遺跡、『乾場山遺跡』が確認されたことは、山林、原野とわずかな水田、畑地のみであったこの地区に古くから人々が住みつき、生活していたことを物語る貴重な資料の発見であった。とりわけ、この乾場山遺跡は、縄文時代も終末に近い頃のものと考えられるが、遺跡の立地が極めて特異な状況にあったこと等から、その考古学的意味も大きいといわねばならない。」

[目次]

第一章 発掘調査の由来
第二章 角間地域の地形・地質概要
第三章 遺跡調査の方法
第四章 北地区の精査及び遺構、遺物
第五章 南地区の精査及び遺構、遺物
第六章 角間地区の調査についての考察
図版

付図
隧道全体図(1)
隧道全体図(2)
隧道全体図(3)
隧道全体図(4)
各トレンチ・セクション図
乾場山遺跡東西ライン・セクション図
乾場山遺跡南北ライン・セクション図

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研究紀要Ⅴ 三重の近世城郭絵図集

研究紀要Ⅴ 三重の近世城郭絵図集

発行:日本古城友の会
発行日:1977年8月初版
ページ数:48P
著者:福井健二
定価:会員頒布
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「昭和49年に発表した『上野城郭図集』は、思わぬ好評を得て最近、再版の声がでてきたのである。そういったいきさつから、今度は三重県内のすべての城郭図集をと勇躍したのであったが、昭和49年11月より文化庁の補助事業として三重県教育委員会が中世の城館調査をすることになり、私も調査員の一人に選ばれたので絵図の蒐集調査はひとまず休止したが、本年1月報告書として『三重の中世城館』が出版され調査が終了したので、再び絵図の調査に入ったわけである。しかし三重県内の各城の数少なく、一城で一冊とすることは不可能で、一城について城郭図、城下町図、御殿図の3図を基本に調査することとした。」

絵図は写真でそのまま収録されているわけではなく、一度トレースされているため、城下町図でも各家の文字が潰れて読めないということはない。ただし、原図と全く同じかどうかは不明である。

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[目次]

写真1.亀山城下町絵図
写真2.鳥羽城絵図

近世城郭の概要
1 長島城
2 桑名城下町図
3 桑名城図
4 菰野絵図
5 菰野絵図
6 菰野表御殿図
7 四日市陣屋
8 神戸城図
9 本多氏 神戸城下之図
10 亀山城
11 亀山城図
12 亀山御殿図
13 津城下町図
14 津古図
15 津城
16 津城本丸建物之図
17 久居藩邸之図
18 九居古図
19 久居絵図
20 上野城下町図
21 上野御屋敷(御殿)図
22 上野古図
23 上野絵図
24 名張絵図
25 名張絵図
26 名張絵図
27 名張絵図
28 名張御殿図
29 松坂絵図
30 松坂城図
31 松坂城内徳川陣屋図
32 田丸城
33 田丸城下町図
34 田丸御城内御建物之図
35 鳥羽絵図
36 鳥羽城二三丸御殿之図

投稿者 Tadashi : 00:35 | コメント (0) | トラックバック

太陽コレクション城下町古地図散歩8 仙台・東北・北海道の城下町

太陽コレクション城下町古地図散歩8 仙台・東北・北海道の城下町

出版社:平凡社
発行日:1998年4月初版
ページ数:167P+特別付録「仙台城下絵図」
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
東北・北海道の16の城下町に関して古地図と現在(発行当時)の地図を対比しながら古地図を楽しむという趣旨の本である。城郭や城下町が好きな人、古地図が好きな人は楽しめます。

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[目次]

仙台城下町
会津若松城下町
白河城下町
二本松城下町
三春城下町
磐城平城下町
相馬城下町
山形城下町
鶴岡城下町
米沢城下町
新庄城下町
秋田城下町
角館城下町
盛岡城下町
弘前城下町
松前城下町

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2008年01月11日

寺島蔵人と加賀藩政 化政天保期の百万石群像

寺島蔵人と加賀藩政 化政天保期の百万石群像

出版社:桂書房
発行日:2003年9月初版
ページ数:383P
著者:長山直治
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「寺島蔵人は藩政批判をして三度も咎められた。文政元年藩主斉広の始めた「御国民成立仕法」で「百姓は米を食わぬよう」とされた時は、米が食べられない民がいるのを藩主は恥としないのか、藩主は民のために存するのではないか、と痛烈に批判。大塩平八郎の乱には「尤も」と共感。能登島に流刑となるが、批判精神はそのまま、ボロを着て「ちょぼんとしちべた(尻)」を出す少女にまで視線を注ぐ優しさも最後まで失わなかった。江戸期の政治とは何か、現代社会に通ずる根源的な問いをめぐる物語。 」

非常に分厚い本である。加賀藩の化政期・天保期をここまで解説した一般本は稀である。本書は、一度編集者により咀嚼された石川県史に頼る歴史感に危機感を示し、加賀藩史料など原本にあたって新事実を追究している。専門的で読みやすいとはいえないが、加賀藩史を研究する方はぜひ一読を。

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[目次]

第一章 蔵人の出自と父の時代
第二章 少年時代の蔵人と養家寺島家
第三章 斉広の初政と高岡町奉行時代の蔵人
第四章 二の丸の再建と規式能・慰能の挙行
第五章 改作方復古と改作奉行時代の蔵人
第六章 勝手方御用の蔵人と大坂借財仕法の改定
第七章 文化末期の藩財政と三国与兵衛
第八章 御国民成立仕法の開始
第九章 十村断獄と蔵人の断獄批判
第十章 斉広の隠居と教諭
第十一章 蔵人の藩政批判と蔵人派の台頭
第十二章 蔵人の能登島生活とその死

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中世の寺社勢力と境内都市

中世の寺社勢力と境内都市

出版社:吉川弘文館
発行日:1999年5月初版
ページ数:304P
著者:伊藤正敏
定価:6,400円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世社会には、朝廷・幕府とは別に巨大な寺社勢力が存在した。様々な人々が集合し、旺盛な経済活動と無法者が自由に闊歩する境内都市という空間であった。境内都市を通して、全体社会を追究し、自由都市の実態を解明。」

中世における寺社勢力の政治的・経済的面に焦点をあて持論を展開する。内容は研究者向け。

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[目次]

序 本書の課題と方法
第一章 寺社勢力の経済活動
 第一節 寺社の諸産業
 第二節 金融
 第三節 軍需産業
 第四節 全体社会経済の推進力
 第五節 寺社領荘園
 第六節 経済世界の管理
第二章 寺社勢力の強制力
 第一節 物理的強制
 第二節 物理的強制 -非合法
 第三節 弁論 -ソフィストとしての僧侶と仏典
 第四節 強制力としての呪術
第三章 境内都市 -門内と門前
 第一節 境内都市の性格
 第二節 都市共同体と周縁
 第三節 寺院の身分構成とその比重
 第四節 官僚としての学侶
 第五節 遊行僧と時衆
 第六節 境内都市の合意形成
 第七節 寺社の自律性と鎮護国家
 第八節 第二次の都市化と遊行僧
 第九節 多元的国家
第四章 自由都市の本質
 第一節 集会主義の実効
 第二節 匿名 -一味・一同・一揆
 第三節 非自治自由都市
 第四節 都市における経済の優位
 第五節 都市のエレジー
結び -中世の自由都市

投稿者 Tadashi : 01:49 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月10日

加賀百万石と中山道の旅

加賀百万石と中山道の旅

出版社:新人物往来社
発行日:2007年8月初版
ページ数:229P
著者:忠田敏男
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「日本一の規模を誇った、加賀百万石の大名行列。川越え、峠越え、他の大名行列と鉢合わせ、宿場火事など、その道中は難題の連続だった。参勤交代の実体を、街道にまつわるエピソード、ロマン、旅情などを織り交ぜて綴る。」

加賀前田家の参勤交代行列は随一の大藩だっただけに注目される部分も大きい。江戸へ向かう新潟県の「親知らず子知らず」の難所越えなどのエピソードも多いわけであるが、本書はその行列の中山道におけるエピソードを前田家の古文書を題材にまとめている。興味ある方は一読して損はありません。

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[目次]

第一章 中山道について
第二章 ドキュメント 加賀百万石と中山道の旅
第三章 加賀百万石大名行列ウラ話
中山道泊まり付け表

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此隅山城を考える 第5集 国史跡指定記念特集 此隅山城と有子山城

此隅山城を考える 第5集 国史跡指定記念特集 此隅山城と有子山城

編集・発行:出石有子城・此隅山城の保存を進める会
発行日:1994年3月初版
ページ数:137P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「今回は此隅山城と有子山城の国指定文化財をお祝いする記念号として第5集を発行します。昨年と一昨年に企画しました『城と町並み保存を考える歴史講演会』の記録をまとめて冊子にしました。此隅山城と有子山城をより深く理解するための内容になっています。」

今号も講演会の記録を掲載したものですが、号が進むにつれ印刷状態が良くなっています。巻頭カラーの写真と復元イラストはいいです。講演内容は専門的です。

[目次]

巻頭カラー城郭図
第1章 城と町並み保存を考えるⅠ
 第1節 此隅山城の縄張り調査を終えて
 第2節 但馬山名氏と因幡山名氏
第2章 城と町並み保存を考えるⅡ
 第1節 全国の城からみた此隅山城・有子山城
 第2節 此隅山城・有子山城の保存と活用
第3章 活動報告
 第1節 1991年活動報告
 第2節 1992年活動報告
 第3節 山城保存運動9年の歩み
 第4節 山城見学コース資料
おわりに

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此隅山城を考える 第3集 山名氏と但馬の城、有子山城調査報告書

此隅山城を考える 第3集 山名氏と但馬の城、有子山城調査報告書

編集・発行:出石有子城・此隅山城の保存を進める会
発行日:1990年7月初版
ページ数:120P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「昨年(1989年)7月、但馬山名氏の歴史や此隅山城、有子山城を学習する講演会『山名氏と但馬の城』を企画しました。この講演会の記録をまとめ、さらに有子山城の調査報告書を入れて本書を作りました。調査の中で、此隅山城だけでなく有子山城の歴史的価値もこれまで以上に高まりました。」

シンポジウムの記録と有子山城の調査報告書として縄張図が掲載されています。

[目次]

第1章 山名氏と但馬の城
 第1節 但馬山名氏と出石
 第2節 縄張りからみた但馬の城
 第3節 山名宗全と室町幕府
 第4節 講演会をおえて
第2章 有子山城調査報告書
 第1節 有子山城の概略
 第2節 有子山城の縄張り
 第3節 出石城下町について
 第4節 まとめ
第3章 活動報告
 第1節 1987年度活動報告
 第2節 1988年度活動報告
 第3節 1989年度活動報告
 第4節 家老屋敷の保存のありかた
第4章 おわりに

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2008年01月09日

此隅山城を考える 第2集 シンポジウム但馬の山城

此隅山城を考える 第2集 シンポジウム但馬の山城

編集・発行:但馬此隅山城の保存を進める会
発行日:1988年3月初版
ページ数:92P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「但馬此隅山の保存を進める会という団体運動が、保守的色彩の強い出石の町に発足したのは1986年秋のことであった。当初、文化財保護行政に対する『異議申し立て』という組織がもつ必然的な特徴から、会員のみならず、多くの同好の士たちがその存続に危惧の念をもっていたとしても過言でなかろう。しかしながら、自主的な学習活動は単なる机の上での学習のみならず、巻尺や地図を手に現地を踏査し、その調査成果を広報活動によって地元に還元していくという活動は、着実に定着していったと評価できる。
 こうした活動の一貫として、今回のシンポジウムの開催は位置付けられる。だが、会の力量や現状、何よりも研究の現段階の総括といったことから、時期尚早との声もないわけではなかった。基調講演には、但馬の山城とりわけ竹田城に精力的に取り組み、また石垣や最近の『畝状竪堀』の調査研究で新境地を開拓してこられた北垣氏をお招きしたものの、残りの発表者はすべて但馬の研究者たちで、まさに『手作り』によって成功させたシンポジウムであった。」

シンポジウムの開催から本書の作成まで会員の手作り感があふれる。内容は専門的であり、写真の質が良ければさらに良かったと思う。

[目次]

開会あいさつ
趣旨説明
第1章 基調講演 山城の成立と但馬の国 北垣總一郎
第2章 発掘された但馬の城1
第3章 発掘された但馬の城2
第4章 但馬の城の変遷
第5章 文献からみた但馬の城
第6章 討論
閉会あいさつ

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茨城の古城 県央・県北の古城興亡史

茨城の古城 県央・県北の古城興亡史

出版社:筑波書林
発行日:1990年1月初版
ページ数:176P
著者:関谷亀寿
定価:1,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世茨城の県央・県北の歴史は、一体どのようであったのであろうか。それは、県内各市町村が今ももっている古城興亡史の中にその史実が秘められている。実は、筆者の生家の裏山にも、中世武士の矢場跡があり、また、西方三百米の山地や、東方七百米の台地にも、中世古城の城址や戦蹟があり、少年時代にはよくこの山に登って遊び、感多く何か教えられるものが多かった。筆者は、こうした心が遠因となって、こうした郷土の古城の興亡史とその系譜を研究したい心にかられ、自分の町から隣接の町村まで、そして、県央・県北の各市町村までも調べてみる気持になった。」

各城の歴史と城主の系図を中心に掲載する。歴史は各町村史や郷土史、系図集などからまとめているが、よく調べてある。地元出版社のためか入手が困難である。

[目次]

中世古城総論
 第一章 城とは何か
 第二章 県央・県北中世古城の分布と築城編年一覧
 第三章 城館発達の歴史
県央・県北古城の興亡史
 第一章 那珂川水辺の城館址
 第二章 久慈川水辺の城館址
 第三章 阿武隈山脈東辺の城館址
付録 県央・県北の歴史年表

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新装版 佐竹氏水戸城攻略の跡を行く

新装版 佐竹氏水戸城攻略の跡を行く

出版社:筑波書林
発行日:1990年10月初版
ページ数:176P
著者:古市巧
定価:1,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「大甕の伝説を『神代の古戦場』と題して『歴史研究』に発表したものと、『歴史読本』に掲載した『佐竹氏水戸城攻略の跡を行く』と『常陸南朝の雄那珂一族』の三作と、未発表の『石神合戦』『佐竹騒動』それに幕末動乱を生んだ田中愿蔵隊の足跡等を加えて一冊に纏めてみました。」

歴史的事実をまとめながら小説風に書かれているため非常に読みやすい。地元出版社のためか入手は非常に難しい。

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木越光琳寺遺跡 一般県道向粟崎安江町線道路改良工事に係る埋蔵文化財発掘調査報告書

木越光琳寺遺跡 一般県道向粟崎安江町線道路改良工事に係る埋蔵文化財発掘調査報告書

編集・発行:石川県立埋蔵文化財センター
発行日:1998年1月30日
ページ数:163P+図版30P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、石川県金沢市木越町地内に所在する、木越光琳寺遺跡の発掘調査報告書である。」

光琳寺は、光徳寺と光専寺と並び「木越三光」と呼ばれた一向一揆の加賀三大拠点の1つである。木越三光は発掘調査が進んでいなかったため、位置や規模がはっきりとはわからない状態であったが、道路敷設のため伝光琳寺跡の調査を行ったのが本書である。

[目次]

第一章 序説
 第一節 調査に至る経緯
 第二節 調査の経過
第二章 位置と環境
 第一節 地理的環境
 第二節 歴史的環境
第三章 調査の概要
 第一節 調査区割り
 第二節 層序
 第三節 遺構の概要
第四章 遺構
 第一節 溝
 第二節 敷地A
 第三節 敷地B
 第四節 敷地C
 第五節 水田部
第五章 遺物
 第一節 溝
 第二節 敷地A
 第三節 敷地B
 第四節 敷地C
 第五節 水田部
第六章 自然科学的調査
 第一節 種実・動物遺体同定
 第二節 金沢市木越光琳寺遺跡出土木製品の樹種
 第三節 出土灯明皿に残存する脂肪について
第七章 考察
 第一節 銭貨
 第二節 土錘
 第三節 出土陶磁器類の組成について
 第四節 水郷の世界 -その成立と暮らし
付章 木越光琳寺のあゆみ

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富山県福岡町中世城館調査報告書

富山県福岡町中世城館調査報告書

編集・発行:福岡町教育委員会
発行日:2001年3月31日
ページ数:76P
定価:1,500円(5%税込) (2009/8/29更新)
オススメ度:★★★★☆

書評:
「本書は、町内に残された中世城館の歴史を紹介し、縄張図を網羅したものです。町内の城館数は八箇所確認されており、平野部に残る木舟城は県指定史跡として中世末期の富山県の歴史を理解する上で欠くことができないものです。また、西山丘陵に残る赤丸城は、越中三大山城に次ぐ規模をもつとされる山城です。これらの城館は、当町が中世という時の中で重要な位置を占め、まとまりをもった地域であったことを示しています。」

2006年度末に富山県の中世城館跡調査報告が発行されて、県内の調査が完了したが、本書はその調査に先駆けて福岡町が独自にまとめたものである。富山県の報告書は解説が簡潔であるが、本書は一城館あたりの解説も充実している。福岡町は合併で高岡市となったため、現在となっては入手も非常に困難である。同地区の城館調査をするときはまず参考にすると良いでしょう。

[目次]

はじめに
一 浅井城
二 赤丸城
三 馬場東砦
四 馬場西砦
五 鴨城
六 元取山砦
七 木舟城
八 土倉兵衛館
おわりに
付論 国人中山氏とその実像について
あとがき

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2008年01月08日

お城がすき まつもとが好き 松本城をめぐる文化財 文化財の知識シリーズ第3集

お城がすき まつもとが好き 松本城をめぐる文化財 文化財の知識シリーズ第3集

編集・発行:松本市教育委員会
発行日:1993年10月29日
ページ数:133P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は松本城とそれにかかわりのある文化財をまとめて編集・執筆したものです。ここには江戸時代以前から今日に至るまで、領主や城主が、武士が、そして民衆、私たちの先人たちが営々と築き上げ、伝えてきた文化財を多く収録してあります。」

写真はカラーで版も大きく見良い。その分、文章が少ないので図録として楽しみましょう。松本市立博物館1階ミュージアムショップで販売していたようですが、現在は品切れです。

松本市 刊行物ページ

[目次]

松本城をみる
松本城のできるまで
歴代の城主たち
藩校崇教館に学んだ人びと 藩士たちのその後
絵図・錦絵に描かれた城
松本城残影 古写真からみる
二の丸御殿跡と三の丸を掘る 武士のくらし
都市プランの変容 城と武家地の移り変わり
伝説の世界をたずねて
加助が歩いた道
町・村のくらしと祭り
泉こんこん 城下町の湧き水
川をくだる 犀川通船
街道をゆく 善光寺道を中心に
廃仏毀釈 仏から神へ
まつもとが好き 故郷の年中行事と祭り
松本市における指定文化財一覧
指定文化財所在地図
掲載図版一覧
関連年表

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特別展 飯綱信仰 -羽ばたく飯綱三郎天狗-

特別展 飯綱信仰 -羽ばたく飯綱三郎天狗-

編集・発行:いいづな歴史ふれあい館
発行日:2006年7月29日
ページ数:42P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本冊子は、平成18年7月29日から9月10日までを会期とする、飯綱三郎天狗イベント実行委員会主催、いいづな歴史ふれあい館特別展『飯綱信仰~羽ばたく飯綱三郎天狗』の展示図録である。」

本書は牟礼村と三水村の合併を記念して全国に普及した飯綱信仰を特集した企画展の展示図録です。飯綱町広報紙に掲載された漫画「飯綱今昔物語」も楽しめます。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

飯綱の神の姿かたち
各地の飯綱山と関係の社寺
飯縄山の進行と飯縄権現像
「飯綱の三郎」天下をねらう
忍術の里甲賀の飯綱権現
漫画「飯縄三郎天狗」

資料編
叡山文庫所蔵「飯縄山廻祭文」翻刻
全国飯綱信仰関連の社寺・山名・文化財一覧
展示資料一覧

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特別展 飯綱町の戦国乱世

特別展 飯綱町の戦国乱世

編集・発行:いいづな歴史ふれあい館
発行日:2007年7月28日
ページ数:40P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本冊子は、平成19年7月28日から11月4日までを会期とする、いいづな歴史ふれあい館特別展『飯綱町の戦国乱世』の展示図録である。」

本書は平成19年NHK大河「風林火山」にちなんで開催された企画展の展示図録です。地元ゆかりの芋川氏・島津氏に関する展示品が掲載されています。飯綱町広報紙に掲載された漫画「飯綱今昔物語」も楽しめます。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

カラー図版
モノクロ図版
漫画「戦国時代・芋川氏の活躍」
芋川氏の謎
永正地蔵尊(長野県宝)
「表町遺跡」
展示資料一覧

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田上下土浮遺跡・芋川氏館跡(第3次)発掘調査報告書

田上下土浮遺跡・芋川氏館跡(第3次)発掘調査報告書

編集・発行:三水村教育委員会
発行日:2004年3月31日
ページ数:62P+図版16P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「下土浮遺跡は芋川田中と中峯の水田地帯に位置し、平成14年芋川氏館跡発掘調査員が周辺探索中に、芋川バイパス工事現場より平安時代の土器の破片数点を発見し教育委員会に報告がありました。付近には芋川氏館跡がありまた、小野遺跡の延長線であることを考慮し、文化財調査委員会に文化財指定の諮問をいたし試堀調査を実施しました。埋蔵文化財として登録すべきとの答申をいただき『田中下土浮遺跡』と命名し一円を地域指定いたしました。発掘調査は県道長野荒瀬原線のバイパス化に伴い施工される道路敷き部分について平成13・14年度の芋川氏館跡発掘調査の継続により、埋蔵文化財緊急発掘調査事業として調査したものであります。」

本書は芋川氏館跡第3次と隣接する田上下土浮遺跡の発掘調査報告書です。別の「芋川氏館跡発掘調査報告書」とあわせて、同館跡に関するすべての調査報告を揃えることができます。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

第1章 調査の概要
 第1節 調査に至る経緯
 第2節 調査の方法
第2章 遺跡の環境
 第1節 遺跡の所在と環境
第3章 田中下土浮遺跡
 第1節 平安時代の遺構と遺物
 第2節 中世以降の遺構と遺物
 第3節 包含層出土の遺物
 第4節 平安時代の集落構造と変遷
第4章 芋川氏館跡の調査(第3次)
 第1節 遺構と遺物
 第2節 芋川氏館跡東南地区の建物群の性格
第5章 まとめ

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芋川氏館跡発掘調査報告書

芋川氏館跡発掘調査報告書

編集・発行:三水村教育委員会
発行日:2002年3月31日
ページ数:81P+図版11P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「県道長野荒瀬原線の改良工事が、三水村役場前から御所ノ入、入口までバイパス化により施工されることに伴い、かつて、この地の豪族であった芋川氏館跡の堀附近一部が道路敷に含まれるため、発掘調査を行うことになりました。発掘調査は、平成13年10月24日から14年8月24日までの2年間にわたり実施しました。芋川氏館跡の北と西にL字形に土塁が残っており、現存する部分は東西方向に25m、南北方向に20mあり、今回西側の土塁の周りにある堀が調査の対象となりました。今回の堀の調査では、長野県では非常に珍しい『障子堀』が発見されました。」

本書は芋川氏館跡の第1次・第2次発掘調査報告書です。別の「田上下土浮遺跡・芋川氏館跡(第3次)発掘調査報告書」とあわせて、同館跡に関するすべての調査報告を揃えることができます。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

第1章 調査の概要
 第1節 調査に至る経緯
 第2節 調査の方法
 第3節 基本層序
 第4節 調査の経過
第2章 遺跡の環境
 第1節 遺跡の位置と地理的環境
 第2節 歴史的環境
第3章 遺構
 第1節 西堀と付設遺構
 第2節 南堀と付設遺構
 第3節 建物跡・水路跡・列石
 第4節 鍛治跡
第4章 出土遺物
 第1節 遺物の出土状態
 第2節 縄文時代の遺物
 第3節 古代の遺物
 第4節 中世の遺物
 第5節 まとめ -芋川氏と芋川館跡

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平出遺跡群発掘調査報告書 県道長野・荒瀬原線バイパス工事に伴う発掘調査

平出遺跡群発掘調査報告書 県道長野・荒瀬原線バイパス工事に伴う発掘調査

発行:牟礼村教育委員会
発行日:1992年3月30日
ページ数:92P+図版40P
編集:平出遺跡群発掘調査団
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「平成の時代を迎え、村びとの悲願でありました北国街道改良計画が実現の運びとなり、平出地籍は県道の西側にバイパスが建設されることになりました。平出遺跡群が、この計画線上に点在していることから、県教委のご指導のもと、平成元年に遺跡確認の試堀調査を行い、その所在を確かめながら調査地点を4カ所にしぼって、平成2~3年にわたり本発掘を行いました。」

牟礼村(現在の飯綱町)平出地区の遺跡群の発掘調査報告書である。長野市と境を接する平出地区には川中島合戦で上杉軍が砦を築いた髻城山(髻城、もとどりじょう)がある。本丸は長野市側であるが、城山の北半分、当時の領主は平出側だったということで、歴史的経緯の解説の中で髻城の解説と縄張図が載っている。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

第1章 発掘調査の経過
第2章 平出地区の外観
第3章 平出西浦遺跡の調査
第4章 平出東浦遺跡の調査
第5章 平出上の山遺跡の調査
第6章 平出三本松遺跡

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矢筒城館跡(第2次発掘) 長野県牟礼村矢筒城(空堀)遺跡発掘調査報告書

矢筒城館跡(第2次発掘) 長野県牟礼村矢筒城(空堀)遺跡発掘調査報告書

発行:牟礼村教育委員会
発行日:1988年10月31日
ページ数:18P+図版6P
編集:矢筒城館跡発掘調査団
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「飯綱病院建設着手にあたり、『矢筒城館跡』の発掘が、昭和54年に行われ、一定の成果が収められてまいりましたが、このたび、この病院の東隣りに、飯綱健康管理センターの建設が計画され、宅地造成のため、矢筒城空堀の一部に損傷をうけることになったため、空堀の構造調査を主目的とした発掘調査が、矢筒城第2次発掘として行われました。山城の空堀の構造は、発掘例が少く、調査前から注目されるところでありましたが、予想通りの成果が得られ、室町、戦国時代の空堀に、一つの解明が得られましたことは、大きな喜びであります。」

矢筒城の空堀発掘調査報告です。城館全体の発掘調査は昭和54年に行われ、第1次発掘調査報告書が発行されているが、現在は入手できない。本書は、飯綱町のいいづな歴史ふれあい館で購入することができます。

いいづな歴史ふれあい館 販売図書一覧ページ

[目次]

序文
第1章 調査の経過と方法
第2章 調査周辺の環境
第3章 調査
第4章 まとめ
図版

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能美古墳群調査概要

能美古墳群調査概要

発行:石川県辰口町教育委員会
発行日:1979年1月初版
ページ数:40P+図版16P
編集:石川考古学研究会
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、能美古墳群の保存対策を具体的にすすめるための基礎資料としての性格にかんがみ、昭和42年3月より43年4月間の8週間に亘る県・国庫補助費の交付をうけて実施した調査の概要に、従前の研究成果を集約して収録するよう努めた。」

古墳を中世に砦跡として転用するケースが多いが、能美古墳群も織田信長が一向宗や上杉謙信に対抗する砦を築いた場所と考えられてきた。当時の調査は純粋に古墳の保存と活用を目的に行われたものであり、当時の調査で古墳跡とされたものが、最近砦の土塁跡だと判明した。

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[目次]

Ⅰ 能美古墳群の概要
 1 位置及び群構成
 2 既住の調査
 3 保存運動の経緯と展望
Ⅱ 昭和42年度緊急調査概報
 1 辰口町西山支群の調査
 2 寺井町和田山支群の調査
 3 能美古墳群の提起する諸問題
Ⅲ 能美古墳群を語る
 1 "古墳公園"への期待
 2 能美丘陵の開発と文化財の保存
 3 和田山今昔物語
 4 馬鐸発見の記
 5 能美古墳群断想
 6 保存と開発 -一石錘をめぐって
 7 祖先の遺産を守ろう

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徳川大坂城東六甲採石場Ⅰ -芦屋墓園拡張工事に伴う奥山刻印群K地区内の事前発掘調査- 芦屋市文化財調査報告第31集

徳川大坂城東六甲採石場Ⅰ -芦屋墓園拡張工事に伴う奥山刻印群K地区内の事前発掘調査- 芦屋市文化財調査報告第31集

編集・発行:芦屋市教育委員会
発行日:1998年3月31日
ページ数:62P+図版16P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「芦屋市街地の北緑、表六甲の山裾の標高130メートルの高台に芦屋市墓園があります。この墓園の拡張工事の計画が市担当部局より提出され、この区域内は貴重な文化財として天下の大坂城の石切場の一角に該当することから、教育委員会社会教育部文化財課では、工事前に関係石材の保護や記録保存を目的とした発掘調査を行うことになりました。本書はその成果物であり、調査は平成5年初秋に行われておりましたが、遺憾ながら、報告書として刊行するまでの出土品の整理や原稿執筆の時期に、不幸にも阪神・淡路大震災が起こり、諸作業が完全に頓挫してしまいました。このたび、ようやく成果の一端が整い、実施された調査の概要がまとめられましたので、ここに公にいたします。」

徳川家が外様大名に行わせた大坂城石垣の天下普請の採石場の一つの発掘調査報告書です。本書の対象となった地区は刻印から長州毛利家の採石場と考えられる。本書は配布のないものだと考えられるが、運良く古書として入手することができた。

[目次]

Ⅰ.はじめに
 (1)芦屋市墓園の概要と発掘調査の契機
 (2)事業地における分布調査の実施
Ⅱ.東六甲採石場の認識と今回の調査地
 (1)徳川幕府による大坂城の再築と石垣用材
 (2)東六甲採石場の範囲と現状
 (3)奥山刻印群の概要
 (4)調査地の自然環境と歴史的環境
Ⅲ.発掘調査の経過
 (1)調査の目的と調査方法
 (2)発掘調査の経過
Ⅳ.発掘調査の結果
Ⅴ.まとめと考証
 (1)徳川大坂城石垣用材採石場における当調査地の占める位置
 (2)採石現場の具体相
 (3)奥山刻印群K地区における毛利氏所用刻印の分布と意義
 (4)石材搬出のルートについて
 (5)刻印石の移設保存
 (6)採石場の保存と刻印石の活用
 (7)参考資料 -山口県立博物館の毛利家刻印石

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2008年01月07日

大阪府の古城砦 所在地一覧

大阪府の古城砦 所在地一覧

出版社:城郭文庫
発行日:1974年3月初版
ページ数:24P
著者:前田航二郎
定価:不明
オススメ度:★☆☆☆☆

書評:
「本書に収録した城名は、何れも私が古文書の記録や、その地の伝承をもとにして収録した一覧表です。それは整理も不充分で、まことに未熟なものですが、今後の課題として、先達同学の各位の御教正と御指導によりまして現地踏査と資料収集により、美しく逞ましく肉付けがなされ、精緻な史料『大阪の古城砦』が完成できますよう念願する次第です。」

「城名」と「所在地」のみの一覧表であるが、348城砦の城名が記載されている。しかし、それ以上でもそれ以下でもないので、一般の城郭事典にないような城名があれば発見の楽しみができたと思うのが唯一の楽しみか。

[目次]

豊能郡
 能勢町
 東能勢村
箕面市
池田市
豊中市
吹田市
茨木市
高槻市
三島郡
摂津市
大阪市
枚方市
守口市
門真市
大東市
四条畷市
交野市
東大阪市
八尾市
松原市
藤井寺市
羽曳野市
富田林市
河内長野市
南河内郡
 河南町
 千早赤阪村
 太子町
 美原町
 狭山町
堺市
泉大津市
高石市
和泉市
岸和田市
貝塚市
泉佐野市
泉南郡
 泉南町
 南海町
 田尻町
 熊取町
 岬町

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山内千代と一豊 夫婦で築いた高知城 歴史読本臨時増刊2月号

山内千代と一豊 夫婦で築いた高知城 歴史読本臨時増刊2月号

出版社:新人物往来社
発行日:2006年1月初版
ページ数:95P
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「誠実だが、目だたぬ男がいた。ひとりの女性と出合ったことで、出世の階段をのぼりはじめる。0から20万石の大名へ。夫を引きたてる妻の才覚!」

NHK大河に合わせて発行された「歴史読本」の臨時増刊号。正式なムックのほうでは「一豊」をメインに出版されていたが、本書は「千代」をメインとして編集されている。ムック版より薄いがそこは歴史読本編集部、内容はしっかりとしている。雑誌なので古書で求めるしか方法はないが、興味があれば探してみて下さい。

[目次]

序章 夫婦でつかんだ二〇万石の城
第1章 千代と一豊を結ぶ赤い糸
第2章 運命の出合いと結婚
第3章 夫を支える内助の功
第4章 ひたむきに前を歩む二人
第5章 天下分け目!飛躍への正念場
第6章 ついに手にした藩主の座

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羽咋市遺跡地図 1993

羽咋市遺跡地図 1993

編集・発行:石川県羽咋市教育委員会
発行日:1993年
ページ数:16P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「この遺跡地図・地名表は、昭和56年度に羽咋市教育委員会が刊行した『羽咋市遺跡地図』を基に、その後の新発見遺跡・新知見をそれぞれ加筆・修訂したものである。」

石川県羽咋市の遺跡地図です。1993年版ですが、現在2000年版が販売中です。

[目次]

地図
地名表

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高知市史跡めぐり

高知市史跡めぐり

発行:高知観光協会
発行日:1969年1月初版、1973年11月改訂増補版
ページ数:181P+地図
著者:橋詰延寿
定価:320円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
高知市の観光ガイドブック。各名所の簡潔な解説文と所々のモノクロ写真が掲載されている。相当の数を網羅しているが、現在すべてが当時と同じ状態というわけにはいかないだろう。巻末の地図が役立つ。

[目次]

高知城付近
新堀地区
桜井町付近
潮江地区
上街地地区
小高坂地区
旭地区
鴨田地区
朝倉地区
江ノ口地区
奏泉寺地区
初月地区
横浜・桂浜コース
三里・五台山コース
一宮・布師田コース
大津・介良コース

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加賀騒動 中公新書528

加賀騒動 中公新書528

出版社:中央公論社
発行日:1979年1月初版
ページ数:181P
著者:若林喜三郎
定価:320円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「加賀藩のお家騒動の真相究明から転換期の歴史的特相を見る。」

加賀前田藩で最も有名な御家騒動「加賀騒動」についての書である。主役である大槻伝藏の生と死を時代のなかに位置づけて解説する。加賀騒動に関しての著書は少なくないのであるが、最近は出版されていない。そこで内容も詳しく、手頃な値段で古書を入手できる本書を購入した。著者の若林氏は元金沢大学教授であるが、石川県内の町村史の編纂委員としても数多く参加している。

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[目次]

御家騒動とは何か
大槻の出頭とその業績
大槻の失脚とその死
転換期の世態
加賀騒動略年譜

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2008年01月06日

平成十九年度秋季企画展 武田・上杉・信濃武士

平成十九年度秋季企画展 武田・上杉・信濃武士

編集・発行:長野県立歴史館
発行日:2007年10月13日
ページ数:102P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「この図録は、平成19年10月13日から平成20年1月14日まで開催する企画展『武田・上杉・信濃武士』にあわせて作成された図録です。」

戦国時代の信濃の戦いといえば、甲斐の武田氏と越後の上杉氏の勢力争いにスポットがあたることが多いが、当然信濃にも土着の武士は多くいたわけで、そういう武士たちに光をあてる展示となっていた。違う視点から北信濃の状況が見えてきます。展示物の紹介ページはオールカラーで絵画なども非常に臨場感よく伝わってきます。

長野県立歴史館ホームページ

[目次]

図版・本文編
プロローグ
第一章 両雄対決 川中島合戦
第二章 武田氏の信濃支配
第三章 上杉景勝と北信濃の武士
第四章 描かれた川中島合戦
わが町わが村 武将列伝
論考編
 「かきかえられた戦国社会像をよみとく」
 「戦国のコミュニケーション」
釈文
展示品一覧

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北信濃の川中島合戦史跡

北信濃の川中島合戦史跡

発行日:2007年3月初版
ページ数:116P
編集:松代文化財ボランティアの会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は、松代文化財ボランティアの会の有志が、北信濃に所在する、川中島の戦いに関係する文化財を調査した成果である。本調査は、笹本正治編『長野県の武田信玄伝説』(岩田書院1996年)を基にしている。」

川中島に関する史跡を紹介するガイドブック。中には史実・虚実入り混じっているが、そう堅苦しいことは考えずに見てみると、解説の長さも適度で、写真も大きい。惜しいのはその写真がモノクロであることぐらい。値段も手頃なので、本書を持って実際に写真の場所を訪れてみるのも楽しいだろう。真田宝物館で購入できる。

真田宝物館について(長野市ホームページ)

[目次]

調査の概要
更科地域
埴科地域
水内・高井地域

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前田慶寧と幕末維新 最後の加賀藩主の「正義」

前田慶寧と幕末維新 最後の加賀藩主の「正義」

出版社:北國新聞社出版局
発行日:2007年12月初版
ページ数:381P
著者:徳田寿秋
定価:2,857円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「『優柔不断』『日和見』のレッテルに異議あり。尊王思想を信条とした慶寧は藩内の佐幕派と激しく対峙した。新たな史料で、その人物像を再検証した幕末維新史。」

幕末の加賀藩は幕府軍にも新政府軍にも寄らずつかずの優柔不断な態度で時代に乗り遅れ、歴史の表舞台に登場できなかったという評価が定着している感があるが、著者はそれは違うという論考を最後の藩主となった前田慶寧の行動などから紐解こうとしている。加賀藩の歴史は初代前田利家に関するものが圧倒的に多く、二代利長、三代利常、五代綱紀に関するものがそれに続く。つまり、六代以降十四代慶寧に至る歴史は一般書としてはほとんどないのである。本書は、幕末の加賀藩の動向に焦点が当てられており、本書が端緒になってこの時代に光が当たって評価が変わるようであれば十分に意味があったといえる。とはいえ、内容は専門的な部分もあるので発行部数も多くないことが予想できるため、早めの入手をおすすめする。

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[目次]

前田慶寧略系図

第一章 激動前夜の青少年期
 第一節 命名の由来と初めての金沢入り
 第二節 薄かった正室との縁と側室「筆」
 第三節 台所は火の車の藩財政
 第四節 影響受けた開明藩主との交わり
第二章 まつり事に目覚めたころ
 第一節 藩内に芽生えた尊皇攘夷派
 第二節 藩内における本格的路線対立抗争
 第三節 京都での政変と御表方の攻勢
 第四節 長州征伐に不同意を幕府に建白
第三章 上洛し禁門の変に遭遇する
 第一節 「芽を出した藪の梅」に幕府が攻勢
 第二節 「池田屋事件」に巻き込まれる
 第三節 まぼろしの「加長同盟」はあったか
 第四節 側近家臣団に「敵前逃亡」の烙印
 第五節 幽居に服す、腹心らも相次ぎ処分
第四章 三十六歳での家督相続で最後の藩主に
 第一節 江戸は「敵地」の心境か
 第二節 西洋式軍制改革を断行
 第三節 福祉強化へ卯辰山開拓
 第四節 留学生を派遣し、「御雇外国人」招く
 第五節 七尾開港巡りイギリス側と密談
第五章 大政奉還、そして幕府崩壊と新政府の成立
 第一節 幕府に距離、朝廷に忠誠の姿勢
 第二節 あわや朝敵、在京藩士が救う
 第三節 藩政刷新への人事登用にも限界
 第四節 「列藩の標的」と自立割拠の終焉
第六章 藩政混迷と廃藩置県の逆風
 第一節 執政・本多政均暗殺
 第二節 能力重視で再度の人事刷新
 第三節 藩財政補填へ前田家家宝を売却
 第四節 頭越しの廃藩置県断行
 第五節 「金沢県」消滅、その二年後に慶寧逝去
史料紹介「恭敏公勤皇一件聞書」
前田慶寧関係年表
あとがき

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2008年01月05日

史跡津山城跡 保存整備事業報告書Ⅰ

史跡津山城跡 保存整備事業報告書Ⅰ

編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2007年3月31日
ページ数:295P
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本報告書は、『史跡津山城跡保存整備計画』事業の内、平成7年度の整備委員会設置から平成17年度にかけての11年間に実施した事業を中心にまとめたものです。この中で最も大きな柱となる事業は、備中櫓復元整備工事です。」

津山城の備中櫓復元整備事業の報告書です。復元整備の設計書や事業経過が掲載されています。また、平成9年度からの発掘調査の概要がカラーで掲載されていて、非常にわかりやすいです。津山城を研究する方は一冊持っていて損はありません。「津山弥生の里文化財センター」で購入することができます。ホームページには掲載されていないので、電話で残部があるか確認して下さい。一冊の送料は450円です。

津山弥生の里文化財センター ホームページ

[目次]

第1部 津山城と保存整備事業の概要
 第1章 津山城の概要
 第2章 史跡津山城跡保存整備計画の策定
 第3章 保存整備事業の推進
第2部 発掘調査の概要
 第1章 発掘調査
第3部 整備工事の概要
 第1章 管理道設置工事
 第2章 五番門南石垣修復工事
 第3章 備中櫓復元整備工事
 第4章 五番門南石垣土塀復元工事
 第5章 備中櫓周辺整備工事
第4部 普及啓発事業の概要
 第1章 普及啓発事業
第5部 まとめ
 第1章 津山城石垣の変遷について
 第2章 大書院の建て替えについて
 第3章 備中櫓の礎石について

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津山城 資料編 解説

津山城 資料編 解説

編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2002年1月31日
ページ数:80P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は津山城に関する資料を集成した『津山城資料集』『津山城資料編Ⅱ』の解説である。内容は、絵図資料の寸法・時期・概要、古写真の考証及び古文書の概要である。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集2冊の解説書です。資料の出所を記載しているのみなので、絵図や古文書の内容解説まではありません。「津山弥生の里文化財センター」または「津山郷土博物館」で購入することができます。

津山弥生の里文化財センター ホームページ
津山郷土博物館 頒布資料ページ

[目次]

城下町図
城郭図
指図
古写真
古文書

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津山城 資料編Ⅱ

津山城 資料編Ⅱ

編集・発行:津山市教育委員会
発行日:2001年1月10日
ページ数:133P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は津山城に関する資料の集成である。内容は、絵図資料21点、古写真22点及び古文書3点により構成し、絵図資料、古写真、古文書の順に掲載した。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集の第2集です。本書では資料を羅列しているに過ぎないので、別冊「津山城 資料編 解説」とともに利用して下さい。本書は残念ながら品切状態であり再販を待つ他ありません。古書も少し出回っていますが、非常に高価です。「津山弥生の里文化財センター」の書類頒布リストは更新されていないので、掲載されていますがすでに品切れです。

津山弥生の里文化財センター ホームページ
津山郷土博物館 頒布資料ページ

[目次]

絵図編
古写真編
文書編
 元禄十五年八月十日 作州津山御用留
 作州津山江上使之節留書
 作州津山江上使之節留書 二冊之内

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津山城 資料編

津山城 資料編

編集:津山市教育委員会
発行日:2000年1月20日
ページ数:258P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は津山城に関する資料の集成である。内容は、絵図資料57点、古写真12点及び古文書9点により構成し、絵図資料、古写真、古文書の順に掲載した。」

津山市教育委員会で収集した津山城に関する資料集の第1集です。本書では資料を羅列しているに過ぎないので、別冊「津山城 資料編 解説」とともに利用して下さい。本書は、「津山弥生の里文化財センター」または「津山郷土博物館」で購入できます。

津山弥生の里文化財センター ホームページ
津山郷土博物館 頒布資料ページ

[目次]

絵図編
 城下町図
 城郭図
 指図
古写真編
古文書編
 国元日記
 勘定奉行日記
 御作事日記
 美作国小鏡
 作州津山御城内之記
 御天守之覚
 津山天守并御城間数
 津山御城付道具覚書 壱通、同櫓門々錠鎰受取書付 壱通
 津山城廃毀始末

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別冊ザテレビジョン NHK大河ドラマ 篤姫

別冊ザテレビジョン NHK大河ドラマ 篤姫

出版社:角川ザテレビジョン
発行日:2007年12月初版
ページ数:165P
定価:990円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「2008年のNHK大河ドラマ「篤姫」のストーリーを、歴史用語解説付きで紹介。人物相関図、主要キャスト紹介、宮崎あおいや瑛太ら出演陣と原作者のインタビュー、見どころ大解剖、大奥・幕末の仰天エピソード集なども収録。」

2008年大河ドラマの先取り紹介本。さすがテレビジョンというか、写真のカットがよい。また、出演者のサイン色紙のプレゼントもよい。かといって、内容が薄いということはなく、ツボを押さえた記事が満載である。

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[目次]

人物相関図
15分でわかる篤姫の生涯
スペシャルインタビュー
「篤姫」先取り名シーン集
主要キャスト紹介
保存版!先取りストーリー
見どころ大解剖
仰天!エピソード集
原作者 宮尾登美子
ドラマの舞台裏ナビ
薩摩&江戸への旅
配役一覧
「篤姫」関連本セレクション
大河ドラマDVD&ビデオ全集
番組&出版スタッフロール

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2008年01月04日

千歳御門移築記念特別展 再現千歳御殿

千歳御門移築記念特別展 再現千歳御殿

編集・発行:富山市郷土博物館
発行日:2007年10月27日
ページ数:30P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「千歳御殿は、富山第10代藩主前田利保がm嘉永2年(1849)に隠居所として造営しました。この御殿は、富山城に建てられた建物のなかでも、最も豪華で、最も個性的なものです。また、当時の流行を取り入れた庭園も営まれ、同時代の他の城郭では類例のない大名御殿でした。しかし、6年後の安政2年(1855)に焼失し、再建されたものの簡素な建物となりました。そして明治時代初めに取り壊され、跡地は繁華街『桜木町』となっています。今では、御殿の威容は残された資料から推測するしかありませんが、現在でも御殿ゆかりの建物が残っています。それが『千歳御門』で、御殿の正門として建てられました。明治維新になり民間に払い下げられ、市内の個人宅に移されていましたが、このたび所有者から富山市へ寄付され、富山城址公園に移築することとなりました。今回、千歳御門が約130年ぶりに城址に戻ってくることを記念し、全国的に見ても特異な城郭御殿である千歳御殿の全貌を紹介いたします。」

本書は、平成19年10月27日から平成20年1月20日まで開催された特別展の展示図録です。移築記念として開催されたものですが、千歳御門の公開は平成20年春の予定です。

富山市郷土博物館 出版物ページ

[目次]

はじめに
1 千歳御殿とは
2 千歳御殿の姿
3 千歳の庭園めぐり
4 130年ぶりに堂々の帰城!千歳御門
千歳御殿略年表
資料「千歳御殿(口絵説明)」

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特別展 地震・大水・火事 - 富山

特別展 地震・大水・火事 - 富山

発行:富山市教育委員会
編集:富山市郷土博物館
発行日:1999年10月初版
ページ数:46P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
本図録は、同博物館で平成11年10月2日から11月28日まで開催された特別展の展示図録です。中世から近代まで富山城域の見舞われた災害をまとめています。年表が掲載されているので藩政期の災害と復興の経過が分かりやすい。

富山市郷土博物館 出版物ページ

[目次]

開催にあたって
カラー図版
白黒図版・解説
年表
出品目録
参考文献

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富山城の歴史

富山城の歴史

編集:富山市郷土博物館
発行日:1999年3月初版、2003年1月改訂版
ページ数:54P+付図1枚
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆

書評:
「本図録は、平成六年度に当館において開催した特別展『富山城の歴史展』の図録を、平成十一年三月に一部加筆訂正、平成十五年一月に改訂したものです。」

現在絶版となっている図録「富山城の歴史展」の改訂版です。富山城の歴史を概観するには非常によい図録です。

富山市郷土博物館 出版物ページ

[目次]

開催にあたって
カラー図版
概説 富山城の歴史
図版/解説
明治以降富山城内の変遷
富山城関係略年表
参考資料
資料目録

付図 明治以降の富山城内主要建物の変遷一覧表

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2008年01月03日

石田三成とその子孫

石田三成とその子孫

出版社:新人物往来社
発行日:2007年12月初版
ページ数:233P
著者:白川亨
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「関ヶ原の戦いの後、『責任はすべて自分にある』として死に就いた石田三成。家康は三成の子を出家を条件に助命した…。義を貫いた三成と、徳川幕府の諸侯の保護を受けていた三成の子孫の足跡を描く。」

石田三成に関して多数の著書のある著者が二十年の研究成果を締めくくるのが本書である。歴史的敗者である石田三成の子孫の研究は資料も乏しく困難であっただろう。子孫たちの処遇から徳川家康などの心中を推し量ろうという方法は今までになかった主張で面白い。

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[目次]

序章 石田三成の子孫、探索行
第一章 亡夫の願いを適えようととした北政所
第二章 徳川家康の石田三成の子供に対する対応
 石田三成の嫡出子
 徳川家康の石田三成の娘婿に対する対応
 三成の次女岡半兵衛を蒲生秀行が重用するを黙認
第三章 徳川幕府と石田三成の子孫
 春日局と祖心尼
 四代将軍家綱の祖母・泉光院の出自に関する疑問
第四章 五代将軍綱吉以降の徳川幕府
 五代将軍綱吉政権
第五章 石田三成夫人は生きていた

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系譜伝承論 佐々木六角氏系図の研究

系譜伝承論 佐々木六角氏系図の研究

出版社:思文閣出版
発行日:2007年11月初版
ページ数:328P
著者:佐々木哲
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「これまでの実証歴史学では資料から排除されていた系譜伝承を資料にして、系譜伝承とともに排除されていた史実を掘り出す試み。系譜伝承をもとに、戦国期の近江守護六角義実は実在したという見解を提示し、新史実を発見する。」

著者が佐々木六角氏を祖先にもつことから、通説で実在を否定されている六角義実の実在を主張する田中政三氏に影響を受け持論を展開する。2作目となる今回は4名に絞ってじっくり展開され、歴史学者集団に対抗するために文章は少々硬く読みづらい面もあるが、歴史位置づけとしては第二級とされる系譜伝承を元に架空とされる人物の実在を裏付けるという手法は興味がつきない。また、六角氏は織田氏に敗れた世間でいう敗者であったので、正史から抹殺されている可能性は否定できないところであるから、歴史学の研究手法としても面白い試みである。

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[目次]

序論 歴史学方法論
一章 沢田源内と佐々木氏郷
二章 六角義実の研究
 一 六角四郎
 二 義久という人物
 三 義久の出家
 四 義久の贈官
 五 系譜伝承における錯誤と史実
三章 六角義秀の研究
 一 「お湯殿の上の日記」と六角亀寿
 二 元服後の六角亀寿
 三 義秀に関する文書
 四 江州殿と信長の上洛
 五 元亀争乱
 六 足利義昭と元亀争乱
四章 六角義尭の研究
 一 六角義尭と近江武士
 二 武田勝頼と六角義尭
 三 上杉謙信と六角義尭
 四 毛利氏と六角義尭
 五 六角義尭の軍事行動
五章 六角義郷の研究
 一 六角義郷の母織田氏
 二 六角義郷と武衛義廉
 三 豊臣秀次の与力大名左衛門督殿
おわりに -歴史哲学へとつづく終章

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2008年01月02日

金沢城跡石川門前土橋(通称石川橋)発掘調査報告書Ⅱ

金沢城跡石川門前土橋(通称石川橋)発掘調査報告書Ⅱ

編集・発行:石川県埋蔵文化財センター
発行日:1998年3月30日
ページ数:247P+図版106P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本報告書で第1分冊の報告を再録するのは、金沢御堂時期の遺構の時期と重ならないものの、土橋が金沢御堂の時期に構築されて江戸時代に継承される。そして、さらに発展的に使われており、金沢城そして金沢御堂で重要な施設であったことが推測される。したがって、本報告でもその歴史的展開をふまえる必要がある。また、先の第1分冊では遺物写真を載せることができなかったので、年代の指標となるような、そして問題となるような遺物は、本書でできる限り実測図面も再録した。第1分冊の報告であつかったのは、沈床園調査区と、石川門調査区、兼六園調査区の3箇所で、白鳥堀調査区の金沢御堂期の包含層直上、すなわち土橋の盛土までであった。なお、第1分冊は、近世近代編として編集したものの、沈床園調査区の6層以下、石川門調査区の盛土6が16世紀後半の金沢御堂期に属するものであるが、記述の便宜上そこで報告した。したがって、詳しい調査成果は第1分冊を参照していただきたい。」

金沢城石川門前の発掘調査報告書の2分冊目である。本書では主に白鳥堀側の調査結果と遺物を掲載している。調査では、金沢御坊時代の土橋、藩政期の土橋、辰巳用水の木管などが発掘された。

本書は残念ながら一般販売はされておらず入手できなかったので、図書館で借りて一部コピーを所持している。

<2011/1/22追記>
昨年古書を入手しました。最近ようやくポツポツと古書に出てくるようになりました。

[目次]

第1章 近世の調査概要
 第1節 調査区の設定と百間堀の基本土層
 第2節 盛土の構成と土橋の変遷
 第3節 木樋と辰巳用水
 第4節 主要出土遺物
 第5節 小節
第2章 白鳥堀調査区
 第1節 白鳥調査区の土層関係
 第2節 平成5年度調査
 第3節 平成6年度調査
 第4節 小結
第3章 白鳥堀調査区出土遺物
 第1節 輸入陶磁器
 第2節 国産陶磁器
 第3節 土器・土製品
 第4節 瓦類
 第5節 漆塗製品
 第6節 木製品
 第7節 石製品
 第8節 金属製品
 第9節 小結
第4章 白鳥堀調査区検出炉跡考古地磁気年代測定
第5章 出土木製品の樹種同定と考察
第6章 出土漆塗製品の漆膜分析から見た研究
第7章 白鳥堀調査区出土鉱滓の理化学的分析
第8章 絵図、古文献から見た金沢城石川門前の研究
第9章 結語
 第1節 問題の所在
 第2節 遺物整理の方法と問題点
 第3節 金沢における近世初頭の陶磁器
 第4節 結語

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金沢城跡石川門前土橋(通称石川橋)発掘調査報告書Ⅰ

金沢城跡石川門前土橋(通称石川橋)発掘調査報告書Ⅰ

編集・発行:石川県埋蔵文化財センター
発行日:1997年3月30日
ページ数:260P+図版41P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「金沢城石川門と兼六園をつなぐコンクリート製橋梁を『石川橋』という。明治43年に起工され、明治44年に完成している。当該箇所は、それまでは百間堀と白鳥堀を区分けする土手であった。つまり、百間堀と白鳥堀の水を抜いて、土手に石川橋というトンネルを作って道をつけたのである。この道は現在県道寺町今町線といい、通称『百間堀通り』と呼ばれ、兼六園下交差点から広坂交差点へ抜ける主要な幹線道路として激しい交通量がある。さらに、人間もまた、観光客をはじめとして徒歩で広坂に通勤する人々、あるいはそこに通って通学する生徒の主要な交通路でもあるが、歩道がないという構造的欠陥がある。」

金沢城石川門前の発掘調査報告書の1分冊目である。本書では主に土橋そのものと百間堀側の調査結果を掲載している。調査では、金沢御坊時代の土橋、藩政期の土橋、辰巳用水の木管などが発掘された。

本書は残念ながら一般販売はされておらず入手できなかったので、図書館で借りて一部コピーを所持している。

<2011/1/22追記>
昨年古書として入手できた。本書は写真が多いので特に重宝する。

[目次]

第一章 調査にいたる経緯と経過
 第1節 調査の契機と経過
 第2節 調査日誌抄録
第二章 試堀調査と事前調査
 第1節 試堀調査と立会調査の概要
 第2節 百間堀通りの試堀調査
 第3節 仮橋の調査
 第四節 平成4年度の発掘調査
 第5節 水道管切り回し調査
第三章 金沢御堂以前の考古学的遺物
第四節 近代以降の遺構と遺物
 第1節 石川橋建設の落ち込み遺構
 第2節 導水・排水遺構
 第3節 近代遺構等の出土遺構
第五章 沈床園調査区
 第1節 基本土層と調査の概要
 第2節 堀の堆積層と出土遺物
第六章 石川門調査区
 第1節 基本土層と調査の概要
 第2節 盛土1
 第3節 盛土2
 第四節 盛土3
 第5節 盛土4
 第6節 盛土4に伴う土橋の構築
 第7節 盛土5
 第8節 盛土6
第七章 石川門調査区出土木樋と辰巳用水石管
 第1節 木樋
 第2節 辰巳用水石管
第八章 兼六園調査区
 第1節 盛土の構成
 第2節 辰巳用水石管と木樋遺構
第九章 石川門前土橋の石垣
 第1節 石垣調査の方法
 第2節 百間堀の石垣
 第3節 白鳥堀近世石垣
 第四節 近代の石垣
第10章 まとめ
 第1節 土橋の復元
 第2節 寛永9年敷設の辰巳用紙をめぐって
付章 出土遺物観察表

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金沢城跡車橋門発掘調査報告書

金沢城跡車橋門発掘調査報告書

編集・発行:石川県埋蔵文化財センター
発行日:1996年3月29日
ページ数:56P+図版18P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「金沢城の周りには、百間堀・白鳥堀・大手堀・いもり堀などが掘られ、それには主として土橋が架けられ、石川門・尾坂門・西丁口門・甚右衛門坂門・鼠多門・車橋がある。この度発掘調査を行った車橋門跡は、最も広い水面をなした百間堀といもり堀の間に設けられたもので、城域の南端部に位置する。金沢城の南は、小立野台地や笠舞段丘に続き、山沿いから攻めてくる敵勢に対しては、非常に重要な防備地点に当たる。また、車橋は本丸・東の丸の最も近い地点に位置することも、この橋のもつ特徴の一つといえよう。ただ、車橋門を通り抜けても、その前面には高い石垣が立ちはだかっており、直ちに主郭部には通じず、左手の御花畑と長屋群を通り薪の丸に入るか、右手の水之手門に回り鶴の丸に入るのが城内へのコースとなろう。だから金沢城の正門は、あくまでも石川門や尾坂門だったのであり、平時の車橋は通用門としての役割を果たしたものと思う。また、本来的には水位の異なる百間堀といもり堀を水堀として維持するための仕切り土手として必要だったのであり、橋と門は二次的に付加されたものかも知れない。」

調査区は当時テニスコートで現在はいもり堀として復元予定の場所の東端である。車橋はいもり堀と石垣の間にある歩道の入口付近にあった。本発掘調査の南側は後日いもり堀発掘調査のときも再度調査され、現在は鯉喉櫓台跡として復元を待つばかりになっている。車橋は現在百間堀が道路となっている現況からも復元の可能性は極めて低いので、本調査から往時の姿を想像してみるのも悪くない。

本書は残念ながら一般販売はされておらず入手できなかったので、図書館で借りて一部コピーを所持している。

[目次]

第1章 調査に至る経緯と経過
 第1節 調査の契機
 第2節 調査日誌
第2章 金沢城をめぐる位置
 第1節 地形概説
 第2節 金沢御坊と金沢城
第3章 遺構と遺物
 第1節 基本土層と遺構の概要
 第2節 石垣1
 第3節 石垣4
 第4節 石垣2・3
 第5節 沈床園調査区
第4章 まとめ
 第1節 石垣2・3間出土陶磁器の年代的位置づけ
 第2節 車橋門の建設と変遷
 第3節 石垣3と初期の石垣普請
 第4節 石垣研究をめぐって
 第5節 結語

投稿者 Tadashi : 19:59 | コメント (0) | トラックバック

増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之二十

増刊乱TWINS 戦国武将列伝 其之二十

発行元:リイド社
発行日:2007年12月26日発行
ページ数:328P
定価:370円(税込5%)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
現在隔月刊の本格的な戦国漫画史の20号。雑誌なのでバックナンバーとしての入手は困難であり、単行本になるのを待つしかないのが残念だ。戦国時代が大好きな方の息抜きにぜひ。

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[目次]

風林火山秘録 板垣信方
角隅石宗の妖術
明智光秀
前田利家
大関ヶ原外伝 鳥居元忠
美味深求記
劇画信長公記
闘茶大名利休七哲
殺刃者

投稿者 Tadashi : 19:20 | コメント (0) | トラックバック

誕生日大全 あなたの性格、運勢、恋人、運命の人、ソウルメイトまでズバリ的中

誕生日大全 あなたの性格、運勢、恋人、運命の人、ソウルメイトまでズバリ的中

出版社:宝島社
発行日:2005年12月初版
ページ数:831P
著者:サッフィ・クロフォード、ジェラルディン・サリヴァン
定価:1,886円+税
オススメ度:★★★★★

書評:
ベストセラーです。最近続編「誕生日全書」が出たが、こちらが総論編、あちらが相性編といった感じでページ数はあちらのほうが多いものの一人楽しむには本書のほうが断然面白い。

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[目次]

はじめに
占星術への招待
10天体
支配星
進行
恒星占星術とは
数秘術
366日の性格&相性診断
星の特質

投稿者 Tadashi : 01:54 | コメント (0) | トラックバック

2008年01月01日

歴史の道調査報告書 第四集 能登街道Ⅱ

歴史の道調査報告書 第四集 能登街道Ⅱ

発行元:石川県教育委員会
発行日:1997年3月初版
ページ数:262P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「石川県教育委員会では、平成四年度から歴史の道調査事業に着手し、今回は、能登街道のうち外浦街道と七尾以北の内浦街道を対象として調査を行いました。本事業は古い街道周辺に残る有形文化財、史跡名勝天然記念物、民俗文化財、埋蔵文化財を始め、道標・橋・一里塚等の交通関係の文化財を調査し、街道の現状と歴史に果たした役割を報告書としてまとめるものです。」

現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。

[目次]

第一章 調査事業の概要
第二章 加賀藩の陸上交通と能登街道
第三章 道の現況
 第一節 押水今浜から羽咋市柴垣まで
 第二節 志賀町甘田から富来町深田まで
 第三節 門前町剱地から浦上、皆月まで
 第四節 輪島市大沢町・縄又町から鳳至町まで
 第五節 輪島市河井町から曽々木まで
 第六節 珠洲市真浦町から三崎町寺家まで
 第七節 寺家から宗玄まで
 第八節 内浦町恋路から能都町鵜川まで
 第九節 穴水町竹太から曽福まで
 第十節 中島町横見から七尾(違い堀)まで
第四章 特論
 第一節 古代の道
 第二節 中世
 第三節 能登街道の町並み
 第四節 街道沿いの美術工芸品
 第五節 能登地方における道標
 第六節 能登の伝承歌
第五章 資料

投稿者 Tadashi : 23:43 | コメント (0) | トラックバック

歴史の道調査報告書 第二集 能登街道Ⅰ

歴史の道調査報告書 第二集 能登街道Ⅰ

発行元:石川県教育委員会
発行日:1995年3月初版
ページ数:176P
編者:石川県教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「石川県教育委員会では、歴史の道調査事業として、能登街道と呼ばれる能登をめぐる幹線道のうち、今回は津幡から七尾までの区間を対象として調査を行いました。本事業は古い街道周辺に残る有形文化財、史跡名勝天然記念物、民俗文化財、埋蔵文化財を始め、道標・橋・一里塚等の交通関係の文化財を調査し、街道の現状と歴史に果たした役割を報告書としてまとめるものです。」

現在すでに売り切れの状態であるが、発行部数も少ないため古書の出回りも少ないようである。

[目次]

第一章 調査事業の概要
第二章 道の概要
 第一節 古代
 第二節 中世
 第三節 近世
第三章 道の現況
 第一節 津幡から宇野気まで
 第二節 七窪から大海川まで
 第三節 大海川から宿まで
 第四節 敷浪から杉野屋まで
 第五節 中川町から大町まで
 第六節 小金森から小竹まで
 第七節 井田から久乃木まで
 第八節 若林町から七尾まで
第四章 特論
 第一節 能登街道の町並み
 第二節 街道沿いの美術工芸品
 第三節 街道に立つ板碑
 第四節 街道沿いの遺跡
 第五節 道をめぐる民俗・伝承
第五章 資料

投稿者 Tadashi : 23:27 | コメント (0) | トラックバック

自主研究 金沢城辰巳櫓3 北國TODAY VOL.49

自主研究 金沢城辰巳櫓3 北國TODAY VOL.49

編集・発行:北國総合研究所
発行日:2008年1月
ページ数:50P
定価:会員配布
オススメ度:★★★☆☆

書評:
北國総合研究所の自主研究「金沢城辰巳櫓」のレポート第3回。今回のテーマは「幻となった天保の再建計画 藩の財政悪化で断念か」。4ページのレポートであるが、1テーマをまとめた報告としては調度良い。一度は再建計画が持ち上がって設計図を作成しながらも財政難から中止となった経緯などが説明されている。今回は、先日市民公開講座として開催された「金沢城大学公開講座シンポジウム『金沢城と伝統技術』」の講演抄録も掲載されている。

投稿者 Tadashi : 23:17 | コメント (0) | トラックバック