2009年05月05日
大友宗麟の戦国都市 豊後府内
出版社:新泉社
発行日:2009年4月
ページ数:93P
著者:玉永光洋、坂本嘉弘
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「アジア各地に雄飛して南蛮貿易をすすめ、ヨーロッパ人を迎え、キリスト教を手厚く遇した北部九州の戦国大名・大友宗麟。宗麟が豊後府内につくりあげようとした“地域王国”の姿を、発掘調査から明らかにする。 」
シリーズ「遺跡を学ぶ」56冊目。九州の雄、大友宗麟の城下町豊後の発掘調査を踏まえ、その構造や役割を探っている。
[目次]
第1章 Bungoと大友宗麟
第2章 町並みの発見
第3章 南蛮貿易を追う
第4章 キリシタン布教の面影
第5章 暮らしを垣間見る
第6章 戦国の地域王国
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2009年04月20日
鹿児島市立美術館蔵 鹿児島城下絵図
出版社:大江出版社
発行日:1980年1月初版
ページ数:絵図1枚+絵図注解14P
注解:五味克夫
定価:3,000円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本図は天保年間の鹿児島城下絵図である。現在鹿児島市立美術館の所蔵となっている六曲半双屏風であるが、これはその前身たる鹿児島歴史館より引き継いだもので、さらにそれ以前は鹿児島市立南州翁記念館」所蔵であった。」
鹿児島(鶴丸)城を中心にして城下町を描いた復刻絵図。屏風絵の傷みなどもそのままに復刻されているが大判なので見どころがある。注解も付いているので、絶版で入手困難であるがおすすめ!
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2009年02月28日
徳川家康と駿府城下町
出版社:静岡谷島屋
発行日:1982年8月初版
ページ数:275P
監修:飯塚伝太郎、小澤誠一
著者:黒澤脩
定価:1,800円+税5% 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「駿府(静岡市)に、日本史を揺るがした歴史が眠っている。慶長期、徳川家康の御在所、駿府城から近世の日本の歴史がはじまった。駿府を舞台に天下に君臨した家康は、ここで徳川支配体制を不動のものとした。今ここに、当時の駿府城と駿府城下町を再現!!駿府は事実上、日本の首都として熱い視線が注がれていた。我が国と西洋の間に外交関係が樹立したのも駿府が舞台であり、スペイン国王やイギリス国王等の外交使節が駿府城の家康を活発に訪問していた。」
翌年の1983年に増補版が出ているようだが、今回入手したのは初版のものである。駿府城下町の成り立ちや各町の由来が詳しい。現在各地では歴史遺産が注目される中で、静岡市を調べるには最適な本である。
[目次]
第一章 家康と駿府城
第二章 家康と駿府の文化
第三章 駿府城下町への歩み
第四章 駿府の支配
第五章 駿府を訪問した外国人
第六章 駿府の火災と消火制度
第七章 幕末維新の駿府
第八章 駿府九十六ヶ町 -江戸時代あの町この町-
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2009年02月23日
信長の城下町
出版社:高志書院
発行日:2008年8月初版
ページ数:304P
編者:仁木宏、松尾信裕
定価:3,000円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書の第一のねらいは、小牧、岐阜、安土についての最新の研究を紹介し、『信長の城下町』の最先端モデルを確認することである。小牧以前の尾張国内の織田系城下町と比較すると小牧の画期性が明らかになる。また豊臣政権がつくった大坂城下町と比較することで安土からの継承性・発展性を見たい。本書のもうひとつのねらいは、従来のように、これら先端部分だけに注目するのではなく、広く『信長の城下町』の全体像を解明しようとするところになる。秀吉の造った近江国長浜、播磨国姫路や光秀の近江国坂本についての論考を用意した意図はここにある。」
城下町研究の第一人者の先生達による論文集であるが、織豊時代に絞った本はうれしい限り、手頃な値段もうれしい限りです。最近全国各地で発掘調査が進み、徐々に明らかになっている信長のつくった城下町ですが、歴史の変わる瞬間に立ち会えるというのは胸躍るものですね。
[目次]
いまなぜ「信長の城下町」か
第1部 信長の城下町 -清洲から安土へ-
信長と尾張rの城下町
小牧城下町
井口・岐阜城下町
考古学からみた安土城
安土城下町の成立と構造
安土山と安土川下町
第2部 光秀・秀吉の城下町
長浜城下町
坂本城下町
姫路城下町
大坂城下町
第3部 権力論と城郭論の交錯
織田氏の権力構造と城下町
畿内の都市と信長の城下町
信長の城と秀吉の城
「信長の城下町」の歴史的位置
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2009年02月11日
城下町の賑わい 三河国吉田 愛知大学綜合郷土研究所ブックレット13
出版社:あるむ
発行日:2007年3月初版
ページ数:80P
著者:和田実
定価:800円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「かつて吉田と呼ばれた豊橋は城下町・宿場町・湊町として複合的な機能をあわせもつ地域文化の中心地として栄えた。500年以上も続く城下町の歴史を知ることで、文化を軸とする地域のあり方をあらためて問いかける。 」
吉田城下町の成り立ちと、往時の賑わいをまとめた概説書。城館を研究していく中で、最近は城下町にも興味がでてきた。
[目次]
一 城下町・吉田
城下町の成立
城下町の構成 -吉田二四町-
宿場町・吉田
吉田の商工業
湊町・吉田
吉田大橋
二 吉田の賑わい
祭
興行
事件
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くまもと城下の地名 熊本城築城400年記念
出版社:熊本日日新聞社
発行日:2008年9月初版
ページ数:214P
編者:熊本地名研究所
定価:952円+税5%
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「地名は、地域固有の文化遺産。熊本城下の地名の由来や伝承、歴史、民俗などを、エピソード中心に紹介。現存する行政地名だけでなく、微小地名や俗称地名、消えた地名なども積極的に取り上げた。熊本日日新聞連載から単行本化。」
2007年4月から熊本日日新聞紙上に連載されたコラム「くまもと地名あらかると」から熊本城下町とその周辺の地名170編を抜き出してまとめた一冊。コラムなので簡潔で読みやすい。
[目次]
新町界隈
古町界隈
二の丸・宮内界隈
京町界隈
坪井界隈
子飼・建部界隈
手取界隈
高田原界隈
山崎界隈
春日・高橋界隈
本山・御船口筋界隈
本荘・木山口界隈
非芹・島崎界隈
豊前・豊後筋界隈
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2009年01月31日
佐賀城下町竈帳
出版社:九州大学出版会
発行日:1990年2月10日初版
ページ数:1017P
編者:三好不二雄、三好嘉子
定価:15,000円+税5%
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「佐賀県立図書館架蔵の鍋島家文書『竈帳』は嘉永七年(1854)に作成されたものである。城下町の竈構成を詳細に記録した史料としては、わが国において他に余り類例がなく、城下町竈構成については白眉に属する史料とみられる。竈帳は、各帳ごとに屋敷の位置、間口、奥行、竈主、家族、職業、帰依寺、身分、年齢、続柄が明記され、五~六竈ごとに構成される組についても、組頭の記載、組構成の内容が書かれている。さらに、各町ごとに別当が署名し、集計がなされており、きわめて詳細な城下町の記録であるが、城下町の竈帳で、これ以上のものはこれまで刊行されていない。本書は、幕藩制社会の城下町研究だけでなく、人口、居住、宗教、借屋、建築など、各分野の研究にも大いに貢献できるものであり、わが国都市史研究の根本史料とみなされる。」
本書は、古文献の翻訳史料ですが、その膨大な翻訳量にただただ敬服です。非常に詳細なデータを収録した藩政期の戸籍とも言える史料なので、当時の城下町の構成がよくわかります。
[目次]
下今宿町
~中略~
本庄向町
解説
竈帳内の佐嘉特有の言葉
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2009年01月30日
平戸城下町
発行:平戸市文化協会
発行日:1987年3月
ページ数:107P+付図4枚
編集:平戸市文化協会、文化財課
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「平戸は松浦氏の城下町として発達したことは周知の事実ですが、意外にその詳細は知られておりません。本書は松浦史料博物館所蔵絵画の図化による公開とともに、平戸城下町に関する基礎資料を提示したものです。」
平戸城下町に関する論文が収録されています。
[目次]
平戸城下町の概要
町人の生活 -平戸藩江戸前期史料を中心に-
平戸城下町の発展過程と城下町の検討
平戸城下町二十二町の概要
付編 平戸松浦氏の居城の変遷と武家屋敷について
資料1 西洋文献に見える平戸城下町関係記述
資料2 平戸城下町関係年表 -「松浦家家世年表」による-
付図1 寛政四年平戸六町図
付図2 平戸城下家中之図
付図3 平戸町家之図(嘉永元年) その1
付図4 平戸町家之図(嘉永元年) その2
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2009年01月29日
高知城下町読本 改訂版
発行:高知市観光課
発行日:2004年11月1日初版
ページ数:53P
編集:土佐史談会、高知市教育委員会生涯学習課
定価:600円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「高知市の誕生は明治二十二年(1889)四月ですが、本格的な市街地の形成は、慶長六年(1601)土佐の国主に命じられた山内一豊が大高坂山を中心に城下町建設に取り組んだのが始まりです。高知市は、平成十三年(2001)に高知城築城四〇〇年を迎えましたが、城下町の歴史や文化遺産に興味を持っていただくため、説明板の設置やさまざまな事業に取り組んできました。この『城下町読本』もその一環として、平成十三年三月に土佐史談会の献身的なご協力により、高知城築城四〇〇年記念事業推進協議会から発行されました。大変好評で、増刷を望む声が多く寄せられましたので、今回増補改訂しました。」
高知市の城下町の成り立ちを解説しながら、現在の見どころを紹介する。NHK大河「功名が辻」放映当時に高知を訪れたが、この本があればもっと楽しめたと思う。
[目次]
高知城下町の史跡地図
一 山内一豊の土佐入国と国づくり
(一) 一豊の入国
(二) 人材集め
(三) 検地
(四) 藩組織づくり
(五) 掟支配
二 高知城の築城
三 城下町の建設
(一) 水防と水利
(二) 郭中・下町・上町の区分
四 城下町の発展
(一) 町域の拡大
(二) 生産力の増大と生活の花美化
(三) 明治の町の発展
(四) 大正・昭和の高知
五 町名の由来と町の歴史
(一) 郭中
(二) 下町・新町
(三) 上町
六 城下町絵図
七 高知市街の歴史散歩
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2008年07月21日
城下町大坂 -絵図・地図からみた武士の姿- 大阪大学総合学術博物館叢書3
出版社:大阪大学出版社
発行日:2008年2月初版
ページ数:100P
監修:大阪大学総合学術博物館、大阪歴史博物館
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大坂夏の陣から1868年の大坂城明け渡しまでの間、大坂城はどのような存在意義をもち、そこと大坂の町を舞台に武士達はどのような活動をしていたのか、また大坂城はどのように管理されていたのかを、絵図から読み解く。」
大坂城下町や大坂城内の絵図が多く掲載されている。加賀藩の地元石川県人としては、加賀藩の支藩であった群馬七日市藩の大坂登城図が興味深い。本書は、大阪歴史博物館で開催された「特別展示 城下町大坂」のために企画されたものであるが、内容は展示内容よりは広くなっている。
[目次]
図版
解説Ⅰ 城下町大坂 -絵図・地図からみた大坂の武士の活動-
(1) 大坂の武士と絵図・地図
(2) 大坂城入城
(3) 大坂の武家屋敷
(4) 大阪湾警備の展開
コラム 発掘された城代家臣家敷
解説Ⅱ 武士の情報と生活 -武士と町人の接点-
(1) 武士の情報の出版
(2) 町人による情報の収集
(3) 武士と出会う場所
参考文献
図版リスト
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2008年03月15日
戦国城下町の研究
出版社:大明堂
発行日:1985年9月初版
ページ数:352P
著者:小林健太郎
定価:4,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
歴史地理学の面から城下町の構成を考える論文を収録している。古書としては高価であるがそれだけ本書が城下町研究を代表する書籍であるということであろう。
[目次]
序章 戦国城下町の歴史地理学的研究の歩み
第一部 国人領主級の城下市民
第一章 片岡氏の城下・高岡郡黒岩新町
第二章 山田氏の城下・香美郡山田市
第三章 吉良氏の城下・吾川郡弘岡市
第二部 戦国大名級の城下市町
第四章 後吉良氏の城下・高岡郡高岡市
第五章 一条氏の城下・幡多郡中村市町
第六章 安芸氏の城下・安芸郡安芸新町
第七章 長宗我部氏の城下・長岡郡岡豊新町
第八章 戦国末期土佐国における市町の類型区分
第三部 戦国期~近世初頭の地方的中心集落
第九章 中世城館の歴史地理学的考察 -戦国大名領国の地域構造研究への試み-
第一〇章 大名領国成立期における中心集落の形成 -尾張平野の事例研究による検討-
第一一章 近世初頭萩藩領における地方的中心集落
終章 戦国期の城下市町と領国の地域構造
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2008年02月15日
東海道五十三次の宿場の中から 東海道の城下町展Ⅰ
編集・発行:豊橋市二川宿本陣資料館
発行日:2004年10月2日
ページ数:72P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本図録は、平成16年10月2日から11月14日まで開催される豊橋市二川宿本陣資料館企画展の図録です。」
城絵図と古写真がカラーで掲載された図録は見ていて楽しい。2006年2月にⅡ集が販売されているようだが、Ⅰ集である本書は品切である。
[目次]
東海道の城Ⅰ
全国・東海道の城下町
小田原
沼津
駿府
田中
掛川
浜松
吉田
城絵図のいろいろ
展示資料目録
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2008年01月31日
歴史景観の復原 地籍図利用の歴史地理
出版社:古今書院
発行日:1992年10月初版
ページ数:257P
著者:桑原公徳
定価:3,800円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書で課題とする景観は、景観論争や歴史的景観の保全問題などの今日的課題に直接かかわるものではない。本書が対象とするのは、古代~近代の各歴史時代の景観である。しかし、過去の景観の研究には、現在の景観が重要な資料となるので、両者は無関係ではない。近現代につくられた記録・写真・地図類などのうち、古代~近代の各種の景観復元に最も有効な資料となるのは地籍図といってよいであろう。とくに、明治前期に作製された地籍図は、精度の低いものもあるが、それでも過去の景観をとどめている場合が多い。本書では、これらの古い地籍図を利用し、古代から近代にかけての各種の景観を検討している。」
地籍図から当時の景観を復元する作業に関する論文を集めたもの。観点はとても面白く、イラスト入りで分かりやすく説明されているのだが、もとになった地籍図の写真が見にくい。もともと大きなものであったり、彩色されているものをモノクロで掲載しているので限界があるのだろうが残念である。桑原氏は地籍図の利用に関する著書に多く参加されている。しかし、そのほとんどは現在では図書館で見るのがやっという状態であり、刻々と開発が進む現代でこそ、早急にこういう研究を進めなければならないと思うのだが・・・。
[目次]
序章 景観の復原と地籍図
第一章 都城 -平城京の場合
第二章 国府 -出雲国府と意宇川の変遷
第三章 古代駅路 -山陽道播磨国の場合
第四章 条里プラン -仙台平野の場合
第五章 戦国末期の城下市町 -土佐国の二つの事例
第六章 豪族屋敷村 -陸奥国と陸中国の場合
第七章 豪族屋敷と中世干拓 -矢部川下流の場合
第八章 城下町 -人吉の歴史的町並み
第九章 宿場町 -東海道舞坂宿の場合
第一〇章 村受干拓新田 -肥前国佐賀郡川副郷の籠と搦を事例に
第一一章 渡津集落 -琵琶湖湖岸矢橋の場合
第一二章 江戸期の土石流災害 -養老山地における対応を中心に
第一三章 明治期の宿場町 -暗越奈良街道松原宿の場合
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2007年08月16日
城下町 諸国城下町絵図の底にひそむもの!
出版社:学生社
発行日:1972年5月初版、1990年6月再版
ページ数:234P
著者:矢守一彦
定価:初版780円、現在1,650円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「各地に点在する城下町はどのように成立したのだろうか。残された城下絵図は何を語るのか・関ヶ原役後、戦国時代に終止符をうち新たにはじまる城づくり町づくりの歴史、そのかげに土地を追われ築城工事に刈りだされた民衆のなげきと苦しみ、城にかける武将の野望と盛衰が秘められていた。石田氏居城<戦国期型>の佐和山城とその徹底破壊のあと築かれた彦根城を中心に、仙台・会津若松・米沢・江戸・大坂・名古屋・岡山・萩など諸国城下町を<総郭型><内町・外町型><郭内専士型><開放型>の系列に分析し、城下絵図の間に埋れた城下町の変遷を掘りおこしながら、そこに集約された幕藩社会体制の歴史を再現する。」
城下町など都市プランの研究に造詣の深い矢守氏の初期の発表作。あくまで私見という立場を強調されているが、学ぶ部分も多い書である。矢守氏の他の著作も参考になる。
[目次]
序章 「当御城下近辺絵図附札 写」のこと
一 移動する城と町
二 城づくりのかげに
三 城づくり町づくり
四 城下町は変化する
五 諸国の城下町プランを追って
六 多核的な大城下
七 町割と屋敷割
終章 うつりゆくもの
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