2007年11月10日
大津城跡発掘調査報告書 -浜大津公共駐車場・スカイプラザ浜大津建設に伴う- 大津市埋蔵文化財調査報告書29
編集・発行:大津市教育委員会
発行日:1999年3月
ページ数:52P+図版45P
定価:2,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「大津城は、豊臣秀吉の命により坂本城の廃城にともなって、天正14年(1586)頃に現在の浜大津周辺に建てられた城です。第4代目城主の京極高次は、関ヶ原の合戦に先立つ大津城攻防戦に東軍方として籠城し、西軍の大軍を大津城に足止めしました。この京極高次による西軍の足止めが、関ヶ原の合戦の勝敗に大きな影響を及ぼしたと言われています。今回発掘調査を実施しました場所は、大津城本丸推定地の東端部分にあたります。調査の結果、大津城に関連すると考えられる遺構として、礎石建物跡2棟・区画の石列・石組の溝跡などが検出されました。このことは、謎に包まれた大津城の実体を解明していく上で、貴重な発見であるといえます。」
図版はモノクロしかなく残念であるが、これまでの大津城の発掘調査の経過を知ることができるので貴重である。本書は大津市歴史博物館で購入しましたが、実は最後の一冊でした(2007年11月2日)。こういう報告書類は再版されることが非常にまれなので入手できたのは運が良かったです。
[目次]
第1章 調査の経過
第2章 大津城の概観
1.位置と周辺の遺跡
2.大津城の沿革と規模
3.大津城跡の調査
第3章 遺構
第4章 遺物
第5章 江戸時代の大津百町
1.大津籠城戦後の復興
2.大津町の発展
3.大津町の構造
4.明治以降の風景の変遷
第6章 まとめ
出土土器観察表
図版
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膳所城本丸跡発掘調査報告書 大津市埋蔵文化財調査報告書16
編集・発行:大津市教育委員会
発行日:1990年3月
ページ数:49P+図版8P
定価:1,220円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「膳所城は、坂本城・大津城とともに、湖を利用した水城としてよく知られています。しかし、この膳所城もいまは膳所城跡公園に当時の面影をわずかに残すだけで、ほとんど姿を消してしまいました。その実実態については、絵図などの史料により研究が進められておりますが、考古学的な発掘調査はいままでほとんど行われていませんでした。本報告書は昭和58年度に実施しました膳所城本丸跡の発掘調査の結果をまとめたものです。」
今回の発掘調査結果のほかに、現存する膳所城の遺構に関する章が一つと、前回の発掘調査の概要が一章含まれていて、膳所城に関する遺物に関してすべてを把握できるので、膳所城研究には価値ある一冊となっている。本書は大津市歴史博物館で購入できます。
[目次]
第1章 位置と歴史的環境
1.琵琶湖の地勢
2.膳所の歴史
第2章 膳所城の変遷
第3章 発掘調査
1.調査に至る経過
2.調査概要
3.遺構
第4章 現存する膳所城の遺構
付録 大津市膳所城址発掘調査報告 -抄-(昭和32年・33年)
投稿者 Tadashi : 11:39 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月07日
大津市歴史博物館 展示案内
編集・発行:大津市歴史博物館
発行日:1991年3月31日
ページ数:95P
定価:800円(5%税込)、現在400円で販売中
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
同名博物館の常設展の展示案内。今年?展示替えが行われたため、内容は一部異なるようですが、展示数の充実に合わせて、頁数の多いものとなっています。いくつかの大型復元模型がカラーで掲載されているのはうれしいところですが、有名な近江八景がモノクロなのは残念です。
本書は大津市歴史博物館で購入できます。常設展示は展示替えが行われたため、旧パンフレットである本書は残部に限り半額の400円で購入できます。
[目次]
常設展示「大津の歴史と文化」の概要
テーマ展示
諸浦の親郷・堅田
比叡とその山麓
大津百町
膳所六万石
三井・石山と近江八景
大津京と近江国府
歴史年表展示
琵琶湖の変遷
原始・古代
中世
近世
近代
現代
映像ホール・開設ビデオ
館内案内
大津の歴史年表
投稿者 Tadashi : 01:19 | コメント (0) | トラックバック