2011年10月03日
戦国時代の静岡の山城 考古学から見た山城の変遷
編者:NPO法人城郭遺産による街づくり協議会
出版社:サンライズ出版
発行日:2011年8月
ページ数:235P
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
「戦国時代の静岡の山城について、最新の発掘調査成果から築城や改修時期などを考察。平成22年2月に静岡県で開催されたシンポジウム「静岡県における戦国山城」の発表内容と資料集を基にした書。」
書評:
専門家向けのシンポジウムの内容をまとめたものなので、内容は高度ではありますが最新の情報を知ることができますので、興味ある方は六一書房販売の資料集とともにどうぞ。
[目次]
講演 静岡県における戦国山城
事例紹介
事例1 高根城
事例2 高天神城
事例3 勝間田城
事例4 諏訪原城
事例5 庵原城
事例6 興国寺城
事例7 長浜城
事例8 山中城
論考
戦国期前半までの山城遺構
静岡県における戦国期後半の山城遺構
山城の補修と改修
山城に出現した館 -出土遺物より-
西国の城と静岡の山城を比較する
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2011年07月16日
犬山城天守について -天守閣創建年代を中心として-
著者:神奈川大学教授 西和夫
発行:犬山城下町を守る会
発行日:2009年2月20日
ページ数:35P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は平成20年6月1日開催した本会の第25回総会の記念講演会の講演内容を録音し、まとめたものであります。犬山城天守閣の創建年代については、室町末期の天文6年(1537)金山城に建てられたものを犬山に解体移築されたとされていました、然し、昭和36年から39年度に行われた解体修理の結果、移築説は否定され、現在地で創建されたことが分かりました。」
講演会記録ですが、犬山城天守の現在の定説をつくった方ですから、内容も天守の創建年代についてわかりやすく解説されています。
[目次]
犬山城天守閣は慶長6年に創建された
三光寺山に木下城を移す
慶長6年創建当初から望楼は造られていた可能性あり
修理前と修理後
犬山城の価値
質疑応答
講演会場風景
犬山城天守の創建年代について(二本建築学会論文報告書)
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2010年12月05日
遠州横須賀城史談 増補改訂版
編者:藤田清五郎
発行:典照堂書店
発行日:1972年6月5日
ページ数:103P
定価:110円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「横須賀城は、馬伏塚城が発祥であり、高天神小笠原氏は、馬伏塚城主の発展である。元亀、天正年間、三城夫々攻守其の立場を異にしながらも、互いに緊密の関係にあった。馬伏塚、高天神廃城後は横須賀は藩城として、明治維新迄治政の府として地方の中心をなした。この度、再販要望の声に応えて上梓するに当り、如上の観点から、稿を更え、馬伏塚より増補し、改訂を加えて再度江湖にお目見えする次第である。」
地元の郷土史家による郷土書。横須賀城史となっているが、増補版で馬伏塚城史が追加されている。漢字の使用方法が現代の違う部分もあるが、内容はとても参考になります。近年、発掘調査を踏まえて横須賀城は整備されていますので、最新情報を合わせて読み合わせすることをお薦めします。
[目次]
序文
前編 馬伏塚城史
第一 位置
第二 名称
第三 築城
第四 小笠原氏
第五 歴代城守
中編 横須賀城史
第一 位置
第二 名称
第三 築城
第四 横須賀一党
第五 歴代城守
後編 余禄
第一 高天神城概略
第二 石高
第三 関係社寺
第四 文化財
第五 系図
第六 年表
第七 図面
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2010年09月25日
変革のとき 桃山 名古屋開府400年記念特別展
編集・発行:特別展「変革のとき 桃山」実行委員会、名古屋市博物館、中日新聞社
発行日:2010年9月25日
ページ数:255P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本展は、このような激動の桃山時代に焦点を当て、天下人が集った時代に生まれた「もの」たち-天下人の空間である城郭御殿、漆器や茶陶を切り口にしつつ、それらに多大な影響を与えた南蛮文化とあわせて紹介し、尾張名古屋四〇〇年の礎となった桃山という時代が、日本の歴史に及ぼした変革の意義をたどろうとするものです。」
平成22年9月25日から11月7日まで名古屋市博物館で開催された展示図録。
[目次]
図版
第一章 天下人の空間
第二章 南蛮の刺激
第三章 工芸の変貌
城から見る桃山という時代
御殿の変遷とその意義
探幽縮図にみる聚楽第行幸図
工芸の変貌
作品解説
御殿規模対照表
京都関係地図
関連年表
出品目録
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2010年09月24日
愛知の山城ベスト50を歩く
出版社:サンライズ出版
発行日:2010年9月15日
ページ数:287P
編集:愛知中世城郭研究会、中井均
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「旧尾張国と旧三河国からなる愛知県は山城の宝庫。小牧山城、松平城、設楽城など50の山城を写真や概要図のほか、築城時期等のデータ、アクセス地図とともに紹介。17の平城も掲載する。」
同社の山城ベスト50シリーズ4冊目。前3冊はすでに山城散策には必ず持っていって利用しています。山城の散策ポイントがわかりやすく参考になりますよ。
[目次]
愛知の山城ベスト50
尾張の山城
三河の山城
番外編 愛知の平城ベスト17
尾張の平城
三河の平城
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2010年09月03日
田中城絵図 第10回特別展
編集・発行:藤枝市郷土博物館
発行日:1996年11月2日
ページ数:74P
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「田中城は円形の縄張りをもつ城の典型として、城郭史の上からも重要で、兵学者などもたいへん関心を持ち、そのために絵図は日本各地に残されております。今回の特別展では、こうした全国に散らばっている絵図を出来るだけ集め、展示または図録に収めることとしました。」
本書は、平成8年11月2日から平成9年1月26日まで開催された特別展の展示図録です。田中城の絵図を全体図、一部拡大図を交えて掲載しています。藤枝市指定文化財絵図の検証論文も興味深いですよ。
[目次]
図版
田中城について
資料解説
「御城内所々間数」
藤枝市指定文化財「駿河国田中城絵図」について
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駿河の武田氏 第15回特別展
編集・発行:藤枝市郷土博物館
発行日:2000年11月1日
ページ数:69P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「武田氏の14年間は、駿河侵攻、家康との三方ヶ原の戦、信玄の死去による勝頼への政権交代、長篠の戦での大敗、があr武田氏が領地を一気に拡大して、急激に滅亡へ向かう時期にあたります。今回の展示では田中城を拠点とした志太地域を意識しながらも、広く旧駿河国を対象として武田氏の時代を紹介することといたしました。」
本書は、平成12年11月1日から11月30日まで開催された特別展の展示図録です。この10年前に駿河の今川氏に関する特別展が行われたようですが、そちらの図録はすでに販売していないようです。武田氏の特別展図録はたくさんありますが、駿河にクローズアップしたものは少ないのではないでしょうか?
[目次]
一 甲斐の武田氏
二 武田信玄の駿河侵攻
三 駿河の領国経営
四 武田氏の撤退
資料解説
武田氏駿河関係年表
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2010年09月02日
久能山東照宮 特別号 静岡人VOL.2
発行:静岡旅行記者協会
発行日:2010年
ページ数:112P
編集:NPO法人水の国しずおかフォーラム
定価:1,050円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「久能山東照宮を取材する度に、なぜ、この宝を生かすことが出来ないだろうと疑問に思えた。他見ならば、全県挙げて久能山東照宮を世界文化遺産にという運動が起きているはずだ。それに静岡空港からも適度な距離であり、品平からの富士山の眺望は素晴らしい。あんな険しい山の頂上に、豪華絢爛な桃山様式の建物、家康公の大きな宝塔を造った江戸時代の知恵を見るだけでも感動する。家康公から十五代慶喜公までの甲冑、刀剣など数多くの粋で美しい文化財がそろっている。」
まさに地元静岡ならではの企画本である。一冊東照宮と家康でおなか一杯になります。カラーページで紹介されている東照宮の絢爛豪華な装飾の数々や、歴代将軍の甲冑など、見ているだけでも楽しめますよ。
[目次]
大特集 蘇った東照宮
鳥の御殿にようこそ
ミラクルワールドへご招待
平成の大修理を見てください
落合偉洲宮司に聞きました
大特集 家康の美学 将軍たちの美学 極める。
「富国有徳」家康に学ぶ
家康を旅する
東照宮・ご利益パワー
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2010年09月01日
御天守台石垣芝土手崩所絵図
編集・発行:掛川市教育委員会
発行日:1989年3月30日
ページ数:1枚+解説1枚
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「御天守台石垣芝土手崩所絵図」は、嘉永四年に天守台北側と芝土手が崩壊したときの状況を幕府に届け出るために作成した絵図の控で、当時の天守閣の様子を知るうえで貴重な資料です。
天守台石垣が崩壊したため幕府に修復することを願い出た絵図ですが、天守の様子がわかります。カラーで書いてあるのですが、壁の黒い部分が気になりますね。
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掛川城のすべて
編集・発行:掛川市教育委員会
発行日:1996年3月31日
ページ数:47P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、平成六年十一月に天守閣復元を機に刊行された「掛川城天守閣復元事業記念誌」をベースにしたものですが、構成を変更し一部を書き改め、新たに編集したものです。」
掛川城に関するガイドブックとして、歴史や天守復元過程を知ることができる良書です。
[目次]
我が国最初の本格木造復元天守閣
掛川城御殿の様式美
掛川城大手門と番所
掛川城をめぐる歴史
今に伝えられる戦国時代の逸品
山内一豊と乱世の掛川
歴代城主とその業績
掛川城をめぐる物語
現存する掛川城の遺構について
天守閣の意義と掛川城天守の復元
天守閣復元への歩み
一豊&千代サミット
絵図でみる往時の掛川城と城郭
中世城郭から近世城郭へ
掛川城年表
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掛川城の歴史と文化財
編集・発行:掛川市教育委員会
発行日:1994年5月31日
ページ数:42P
定価:100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「この小文集は私(榛村掛川市長)が生涯学習都市を提唱してから、掛川学事始のテキストの一つとして書いたものに改訂を加え、更に天守閣復元着手前後の文と、設計者宮上茂隆博士の解説文とを加えたものです。」
掛川城二の丸御殿で購入しました。掛川城天守を復元した市長の意気込みが伝わってきます。
[目次]
山内一豊と乱世の掛川
美しい掛川城址よ永遠なれ
わが国最初の木造本格復元天守
掛川城天守と桃山時代の城について
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2010年08月28日
吉田城複製絵図 吉田藩士屋敷図・吉田城本丸二之丸略絵図
編集・発行:豊橋市美術博物館
発行日:1993年7月23日
ページ数:付図3枚
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「吉田藩士屋敷図」と「吉田城本丸二之丸略絵図」の複製絵図の2枚セット。絵図の解説が1枚付いている。
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2010年06月17日
美濃古戦記史考 六古記原文とその注釈
発行:瑞浪市郷土史研究会
発行日:1969年5月
ページ数:251P
著者:渡辺俊典
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「美濃国の歴史・事件・秘話などを記録して後世の人々に伝えようとして掛かれた古事や軍記・見聞記などの類は、東濃地方だけにでも十指に余るものが残っている。これらの多くは江戸時代に書かれ、この時代の武士や旧家などに伝承され、時のよってはさらに愛好者によって写本もされ、民間における歴史本として代々伝えられ、明治まで大切に読まれ受け継がれて来たものである。しかしこれらは、やや物語り的な要素が多く、その上人名、年号などの混同や明白な矛盾、全くの誤り書きと思われる部分などもあって、地方史の史料としてやはり信憑性には欠けるものである。しかし、それはそれとして、だからこれらの古事類は、全く無意味なものだと言うことにはならないと信じている。本書は、いくつもの不正確さを所々にもっているこれらの古事類を、あえて『美濃古戦記史考』としてまとめ、広く一読願うことを考えたもので東濃地方に残るこれらの古事の集録書でもある。」
いわゆる第二級史料とされる戦記の類を東濃地方に関係するものに限り、活字化して収録したものであるが、単に活字化したのみでなく、該当の城跡や寺院の項では写真が掲載されている。貴重書である。
[目次]
一、土岐斉藤軍記
二、土岐系図
三、霞ヶ城遠山由来記
四、老人物語
五、木曽衆由緒留記
六、水戸浪士西上之記
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2010年05月22日
史跡高山陣屋図録
発行:教育出版文化協会
発行日:1986年7月24日
ページ数:67P
著者:各務義章
定価:1,000円
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「高山陣屋は明治維新とともにその歴史を閉じたが、以降も県政の事務所として利用された。昭和44年12月飛騨県事務所の移転に伴い、県教育委員会に移管され、全国唯一の現存陣屋として昭和45年9月より修復工事が始まり、昭和49年3月までと、昭和55年3月から昭和58年11月までの2回にわたる工事で、江戸時代の高山陣屋の姿がよみがえった。」
筆者が関わった2度の修復工事に関しては紙面の都合上、あまり多くは載せられていないが、高山陣屋の概要を知るには十分な資料となっている。
[目次]
Ⅰ.飛騨の歴史と高山
1 歴史の流れ
2 高山市の概説
3 高山文化の根
4 金森氏と高山城
5 幕府直轄領支配
Ⅱ.高山陣屋の姿と推移
1 高山陣屋の概要
2 陣屋配置の推移
3 国の史蹟指定と回収
4 解体修理工事について
Ⅲ.高山陣屋文書の概要
1 高山陣屋役人一覧
2 徳川幕府郡代・代官所配置図
3 高山陣屋関係年表
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2010年05月04日
岐阜の山城 ベスト50を歩く
出版社:サンライズ出版
発行日:2010年3月
ページ数:294P
編集:三宅唯美、中井均
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「三大山城のひとつ岩村城、織田信長が天下統一の拠点とした岐阜城、天下分け目の舞台となった関ケ原の戦いで小早川秀秋の陣地となった松尾山城など、50の山城とともに平城17城を紹介。縄張り図とアクセス地図付き。」
「近江の山城」「静岡の山城」に続く「山城ベスト50を歩く」シリーズの3冊目です。この本の特徴はなんといってもアクセス方法が詳しく書かれていることと、実際に山城を歩くときの見どころが書かれていることです。最近はよく掲載されるようになった縄張り図が載せられていることもポイントが高いです。
[目次]
岐阜の山城ベスト50
美濃の山城
飛騨の山城
番外編 岐阜の平城ベスト17
美濃の平城
飛騨の平城
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2010年01月28日
大高城の懐古
編集・発行:原田敬三郎
発行日:1937年5月15日
ページ数:26P
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
古い小冊子ですが、地元郷土史家による大高城関係の歴史史料を集めてまとめたものです。
[目次]
大高城古図
知多郡大高村古図絵図
尾州知多郡大高丸根古城図
大高城の懐古
関係略年表
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2009年08月05日
尾張の名城 犬山城と名古屋城
発行:名古屋鉄道株式会社
発行日:1949年2月10日
ページ数:79P
著者:城戸久
定価:60円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
戦後地元の歴史をまとめた東海叢書の一冊として、本冊も発行された。巻頭の写真は名古屋城消失前の写真であり貴重、文体は戦後まもなくという事情もあり、少々読みづらい。
[目次]
一、はしがき
二、総説
1.城の変遷
2.城の規模及び構造
3.城の建築
三、犬山城
1.沿革
2.規模
3.天守
四、名古屋城
1.沿革
2.規模
3.建築
4.障壁画
5.庭園
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2009年08月04日
掛川城攻防戦と原川大和守関係者の顛末
発行日:1931年11月
ページ数:33P
著者:山崎常盤
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
静岡県郷土研究第十六集の抜粋。
[目次]
掛川城の攻防戦
今川氏の興亡
鼻闕淵の合戦
家康秋山信友を駿に追う
原川城主原川大和守
駿河に於ける原川氏
足立盛長の後裔と原川大和守との関係
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2009年07月03日
三重・国盗り物語 -伊勢戦国兵乱私記- 総集編
出版社:伊勢新聞社
発行日:1974年6月
ページ数:326P以上
著者:服部 哲雄、芝田 憲一
定価:2,100円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は伊勢新聞に掲載された連載に、北畠氏の資料を追加したものである。確かに読んでみると、小説と歴史のちょうど間を行くような文章である。伊勢国の中世歴史に関しては貴重な本であるが、絶版で現在では非常に入手困難なのが残念ですね。
[目次]
第一章 戦国時代の三重県
第二章 信長の伊勢攻略
第三章 節義の家門・北畠一族
第四章 信長、北畠氏を攻む
第五章 長島門徒衆の抵抗
第六章 北畠氏の最後
第七章 伊賀天正の乱
第八章 信長を狙う北畠氏の遺臣
第九章 秀吉の伊勢攻略
第十章 元和偃武
余話
姓氏と家系
北畠氏家臣録
地士と無足人
藤堂藩無足人取調書
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2009年03月09日
わたしの東濃戦国史
出版社:新人物往来社
発行日:2008年1月初版
ページ数:175P
著者:小林保一
定価:1,200円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「岐阜県恵那市出身の著者による美濃国東部の戦国物語。郷土の城と武将の合戦の歴史、東濃戦国時代に生きた主な人物などを、子どもにもわかる易しい言葉で紹介する。」
地元出身の著者が子供にもわかりやすく東美濃(岐阜県)の中世の歴史をまとめたものでありますが、確かに簡潔でわかりやすいのですが、子供には難しいように思います。発行部数が少なかったのか、一年経った現在は売り切れが多いようです。
[目次]
はじめに
戦国時代とは
東濃地方とは
遠山とは
加藤次景廉
加藤景朝
庄園とは
現在の岩村城
東濃地方の戦国史概観
東濃地方における戦国時代のはじまり
岩村城を中心とする戦い
一、上村合戦
二、遠山軍団
三、女城主(修理夫人、おつやの方)
四、武田勝頼の東濃侵攻作戦
五、明智城の攻防
六、小田信忠軍の岩村城総攻撃
七、攻防戦終了後の岩村城
明智町の現在
苗木城址の現在と戦国時代
東濃戦国時代に生きた主な人物
一、秋山信友
二、女城主
三、於坊丸
四、織田掃部助忠寛
五、織田信広
六、河尻与兵衛鎮吉
七、遠山景行
八、希菴禅師
九、木曽義昌
一〇、森蘭丸、森長可、森忠政
一一、田丸具忠
一二、明智光秀
一三、明智光廉
一四、武田信玄と勝頼
一五、織田信長と信忠
一六、斎藤道三と義竜
一七、徳川家康
あとがき
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2009年02月08日
再発見 北伊勢国の城
編集・発行:伊藤徳也 私刊
発行日:2008年7月3日
ページ数:379P
定価:3,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
「三重県の地は、かつての伊勢国、志摩国、伊賀国、そして紀伊国の一部から成り立っている。北半分が伊勢国に相当するが、その中でも現在の亀山市、鈴鹿市以北を一般に北伊勢国という。北勢に存在したであろう中世城郭は、200少々であると思われる。そのほとんどは近世・近現代の地誌や軍記物に記載されたものである。200程のうち、何らかの遺構が確認できるものは半分弱と推定している。本書は中世城館に関する調査報告であるとともに、今後、中世城郭を見てみたい、楽しんでみたいという人にも参考となるよう、調査の手順や必要な道具類、図面の整理法、あるいは詳しい所在地や公共交通機関での行き方なども含めて記述している。」
北伊勢の城館の現況や縄張りについて詳細である。著者の苦労の作であることは一目瞭然であり、その情報量に感服する。北伊勢の城館を訪れるときは非常に参考になる。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
[目次]
第1章 北伊勢国における中世城郭の調査
1.調査の目的
2.調査の方法
3.概況
4.北勢の中世城郭一覧
第2章 城郭の現況
1.いなべ市・東員町の城
2.桑名市の城
3.朝日町・菰野町の城
4.四日市市の城
5.鈴鹿市の城
第3章 類型化の試み
第4章 地籍図からみた中世城郭
1.地籍図とは何か
2.北勢に残る地籍図
3.地籍図に現れた中世城郭
第5章 地誌類にみる城の姿
第6章 北伊勢国の中世城郭索引図
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伊勢の中世3 第52~70号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2007年8月30日
ページ数:84P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第51号から第70号までを編集合本したものである。」
伊勢中世史研究会の会報合本の3冊目。今号から城跡のみではなく、石像物の調査会報も入っている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
[目次]
第51号 高城山城(ツツジが城)の調査
第52号 立岡城跡の調査
第53号 久居市川方城跡の調査、久居市牧城跡・須ヶ瀬城跡の調査、久居市森城跡の調査にて
第54号 久居市榊原城跡の調査、中世人も入った?榊原温泉
・・・(省略)・・・
第68号 広橋城跡の調査、西山城跡の調査
第69号 九曲城跡の調査、森城跡の調査
第70号 江馬城跡の調査、浅間山砦跡の調査
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伊勢の中世2 32~50号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2006年7月30日
ページ数:76P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第31号から第50号までを編集合本したものである。」
発行当時(2006年)で120号を数える伊勢中世史研究会の会報合本の2冊目。会名も現在の「伊勢中世史研究会」へ変更になり、調査も本格的なものになっている。第25回全国城郭研究者セミナー(三重)会場で購入した。
[目次]
第32号 波瀬城跡の調査
第33号 美杉村太郎生 日神城跡調査
第34号 四日市市西ノ広城跡の調査
・・(省略)・・・
第48号 六田城跡の調査
第49号 ひよどり城跡の調査、推定林今浦城跡の調査
第50号 小川城跡の調査
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2009年02月05日
特別展 信長・秀吉の城と都市
編集・発行:岐阜市歴史博物館
発行日:1991年7月26日
ページ数:206P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近年、信長・秀吉時代の遺跡の発掘調査が数多くおこなわれるようになり、文献史料とは違った形で、往時の歴史を語れるようになりました。本展では、近年の動向をふまえ、信長そして秀吉にかかわりのある城郭資料を中心に展示することにしました。」
本書は、平成3年7月26日から9月8日まで岐阜市歴史博物館で開催された特別展図録です。カラーは少ないですが、岐阜城、安土城、大坂城の発掘調査を中心に紹介されています。現在織田信長の居館発掘調査で注目されている岐阜城下町の復元イラストが掲載されています。
[目次]
信長の岐阜城・安土城
図版
Ⅰ 戦国時代の居館
Ⅱ 岐阜城とその時代
Ⅲ 安土城とその時代
Ⅳ 大坂城とその時代
Ⅴ 近世の城と都市
十六世紀の岐阜
分布調査の成果から
岐阜城とその城下
列品解説
安土城天主資料
年表
参考文献
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2009年02月01日
はままつ城めぐり
編集・発行:浜松市博物館
発行日:2006年7月8日
ページ数:48P
定価:300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「合併した浜松市の城館のうち、約30例について、最新成果を紹介したガイドブック。」
展示図録として作成されたもののようだが、浜松周辺の城を訪ねる際は携帯もでき参考になるであろう。しかし、探訪コースの地図がわかりにくいので地図を携帯することも必須ですよ。
[目次]
「はままつ城めぐり」について
1.浜松平野の城
2.北遠の城
3.湖北の城
4.湖岸の城
5.三方ヶ原合戦
浜松市域に広がる城郭群 その特徴と現状
「はままつ城めぐり」の探訪モデルコース
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2009年01月30日
伊勢松坂城及び其の城下町
編集・発行:飯南多気郷友会
発行日:1933年9月15日
ページ数:36P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今日三重県の都市として、最も輝かしかるべき未来を持っているものは、松阪市である。松阪は元来松坂城の城下町として建設されたものであるが、後にはそれが商業都市として、目ざましい活躍を為すに至った。ただこの光栄ある大松阪市の基礎が果して何人によって築かれたかということになると、今日の松阪人の多くは、存外無関心であるらしい。偉大なる未来を有する松阪人は、市制施行の祝福すべき日に当り、須らく頭を回らして、自己の市の古へを顧るだけの心の余裕を持たなければならない。」
戦前の古い本である。松阪に城下町が開けた経緯を書いている。旧字体もあって読みづらいところもあるが、当時の貴重な写真も巻頭に4枚収録されている。表紙はご覧のとおり汚れているが、松阪市の歴史を知る上では、貴重な本ではなかろうか。
[目次]
一、松阪の誇
二、松阪の生みの親蒲生氏郷公
三、四五百の森
四、参宮街道の要衝保曽久美
五、松ヶ島城
六、氏郷公の松坂築城
七、松坂城の規模
八、松坂城下町の建設
九、城下町に於ける財界の中心勢力
一〇、近江商人の血を承けた伊勢商人
一一、松坂城下町の限界と其特色
一二、松坂城下町に下せる蒲生氏の掟
一三、松坂城下町に対する氏郷公の都市政策
一四、近江日野城下町の掟
一五、松坂築城の側面史料
一六、松坂城下町の出現による主要道路の変遷
一七、南勢に於ける経済中心の移動
一八、伊勢商人の発祥地
一九、蒲生氏以後の松坂
二〇、若き都市松阪のために
附言
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2009年01月16日
三重県久居市上野遺跡に関する総合研究
発行:三重大学教育学部日本史研究室
発行日:2002年3月
ページ数:234P+CD-ROM1枚
編集:研究代表者 藤田達生
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「三重県久居市戸木町羽野の上野遺跡は、相次ぐ貴重な発見によって、国史跡にも匹敵する重要遺跡としての評価を得ている。たとえば、歴史学・考古学の情報誌『文化財発掘出土情報』では二度にわたって巻頭グラビアを飾ったり(2000年9月号・2000年10月号)、NHKの人気番組『その時歴史が動いた』でも取り上げられている(2001年4月11日放送)。これらからは、上野遺跡に対する関心が、学界にとどまらず一般の人々にとっても並々ならぬものであることがうかがわれる。」
本書には付属CD-ROMに木造城のCGが入っているのであるが、VRMLという形式でビューアが必要となる。現在あまりメジャーではないこのビューアの入手が少々厳しいところであるが、報告書としては一時世を賑わした小牧・長久手合戦のときの木造氏の守る木造城を攻めた付城の遺構について参考になる。本書は、研究関係者に配布されたものであり、市販用には「秀吉と北畠一族 -三重県久居市上野遺跡に関する総合研究-」(1,900円)という書名で一部地元津市で販売されていたようであるが、古本でも見つけることができなかった。
[目次]
第一部 文献編
一 上野遺跡と城郭立地
二 戦争と由緒 -伊勢木造氏と小牧・長久手の戦い-
三 史料紹介 -「木造記」-
第二部 考古編
一 伊勢国一志郡における古代地域支配の形成過程
二 中世後期の村落
第三部 コンピュータ・グラフィックス編
一 CG監修にあたっての諸問題
二 CG作成にあたっての諸問題
考古資料
1.中世集落遺跡(全国)
2.中世集落遺跡(三重県)
3.戦国期城館(三重県)
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2009年01月11日
加納城城下町地図
編集・発行:岐阜市教育委員会
発行日:2008年6月
ページ数:1枚両面
定価:無料
オススメ度:★★★☆☆
書評:
現在の加納の町並みの上に、17世紀後半の町割を重ねた地図。中山道の道筋や、城下の町割の様子がわかりやすい。裏面は加納城の縄張りを拡大して重ねた地図。土塁や堀の位置がわかりやすい。
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文化財グラフ ぎふ 第12号 特集 中山道と加納城
編集・発行:岐阜市教育委員会
発行日:1990年3月30日
ページ数:29P
定価:100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「今回の文化財グラフでは『中山道と加納城』を特集しました。江戸時代の五街道の一つ、中山道はわが岐阜市の南部を通っており、江戸や京都をはじめとする他の地方の文化をもたらしました。また、河渡とともに宿場町であった加納は、同時に城下町でもありました。このようなことから、中山道沿いや加納、河渡には当時の様子をしのばせるものがまだまだ残っており、身近な地域の歴史に触れるにはたいへんよいところです。」
「中山道御案内」は岐阜市内を通る中仙道沿いの史跡を案内するもので大変興味深い。
[目次]
特集 中山道と加納城
「中山道と加納城」の特集にあたって
家康が築いた加納城
初代加納城主奥平信昌と亀姫
中山道の成り立ち
城下町でもあった加納宿
渡しで栄えた河渡宿
切通陣屋跡・お茶壺道中
中山道御案内
美濃中山道まつり
岐阜市の年中行事を調査
文化財の新指定(昭和64年1月~平成元年12月)
平成元年度文化財保護・文化振興行政の概略
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2008年07月01日
公木萬記(第5集) 関氏と一宮城
発行日:1976年7月30日
ページ数:74P
著者:松本勝二
定価:非売品 私家本
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私は三十数年来、城に興味をいだいて、今日までに、日本の城と名のつく跡を見て廻って来たが、一宮の城跡碑ほど粗末にされているところを見たことはない。この城址碑は現在東京にある関氏当主の先代が、昭和十七年に建てられたものであるが土地がなかったというので、市道の一部に建てられたものである。今日までに一宮城をとりあげて、これを明らかにしようとする人のいなかったことは残念である。」
私家本であるが、郷土の歴史は地元の人の手で守られなければ伝えられないという思いを改めて持たせてくれる本である。
[目次]
序
一宮城の生いたち
一宮四家
関氏と家康
城址の範囲
関康正と真清田神社
関家の系図
関氏の系図
関長重
関長重と築城
蘭奢侍
伊勢長島の乱
恵林寺の焼打ち
小牧の役
森長可
長久手の役
一宮関氏の関係者
森氏系図
不破氏と一宮城
付記
あとがき
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2008年06月22日
吉田城シンポジウム報告 検証吉田城
発行:豊橋市教育委員会
発行日:2006年3月初版
ページ数:238P
編集:豊橋市美術博物館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、吉田城が今橋城として築城されてから五〇〇周年にあたる節目の年として、平成17年10月8・9日(土・日)に行われた、『吉田城築城五〇〇年記念 吉田城シンポジウム』の内容をもとに構成しています。シンポジウムの講師を務めていただいた気鋭の文献・城郭研究者の方々にお願いし、豊富な知識や広い視野をもとに、それぞれが得意とする分野について吉田城の城主や、城の文化財的な評価をご執筆いただきました。」
豊橋市美術博物館で販売されていたのですが、現在も残部があるかわかりません。吉田城を題材にいろいろな視点の論文が読めてとても興味深い本です。
[目次]
第Ⅰ部 戦国・織豊期の吉田城主
戦国時代の今橋城から吉田城へ
三州吉田城主・池田照政
第Ⅱ部 吉田城の文化財的価値 -新たな視点から-
今、よみがえる吉田城 -その建物復元に向けて-
吉田城の縄張り -その変遷を中心として-
吉田城の石垣構築とその変遷
発掘調査からみえる吉田城
東国の要・吉田城 -中世から近世へ-
第Ⅲ部 発掘・三河の城
田原城
岡崎城
第Ⅳ部 東海の織豊城郭
赤城城跡
岐阜城・千畳敷
清洲城と城下町
浜松城
二俣城・鳥羽山城
久野城
横須賀城
掛川城
資料
掲載城郭位置図
吉田城関連年表
江戸時代の吉田城絵図
吉田城シンポジウムの記録
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2008年06月20日
吉田城いまむかし -吉田城址発掘出土品展-
編集・発行:豊橋市教育委員会
発行日:1994年8月初版
ページ数:106P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昨年度、豊橋市役所新庁舎などの建設に伴い、吉田城三の丸南西部の発掘調査を実施したところ、戦国時代の堀や屋敷地を巡る溝など、これまでの文献記録ではほとんどわかっていなかった戦国時代の様子を知ることができました。この展覧会では、発掘調査の出土品や、最近の研究で新たに見つかった絵図・古文書などから吉田城のみどころを紹介いたします。」
本書は、豊橋市美術博物館で平成6年8月9日から9月25日まで開催された「吉田城址発掘出土品展」の参考図録です。
[目次]
吉田城の出土品
吉田城の歴史
吉田城の発掘調査
吉田城の構造
東三河の城
付載
吉田城絵図の一考察
吉田城址の発掘調査
吉田城と城下町の変遷
嘉永の地震に関する記述
吉田城関連略年表
出品目録
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2008年06月03日
夢とロマンの松阪城ものがたり
編集・発行:松阪ライオンズクラブ
発行日:1994年3月
ページ数:179P+観光マップ
著者:服部哲雄、長束吉夫、本居宣長記念館
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「1993年度会長方針により本書を作ることになった。その動機は、松阪を訪れた人を松阪城へ案内した折、十分な説明が出来なかったという会長自身の体験から生まれたものである。蒲生氏郷が築城したことは松阪の人なら誰でも知っているはずである。しかし、築城に至る歴史や氏郷公が会津若松へ移封となり松阪を去ってから後の様子や、又城主は誰に引き継がれて行ったのか等、素朴な疑問がわいてきた。早速調べてみると昭和24年に『松阪の歴史』という立派な書物が松阪市教育委員会より出されており、その2年後には松阪市の手で発行された『松阪市勢要覧』があり、共に松阪の歴史が詳しく記述されている。読んでみると詳しいけれども、読み難い文字も使われたりしていて大変難しい。サッと目を通しただけでは理解出来るようなものでないことが分かった。誰にでも漫画を読むような気楽な気持で、しかも楽しく読めるようなものがあったらなあという思いを実現させようとしたのが本書である。」
[目次]
第1部 北畠氏と郷土
北畠氏とは
北畠氏と合戦
郷土にある北畠の城
後に生きる北畠の心
第2部 開府の祖 蒲生氏郷
第3部 物語本居宣長
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2008年05月18日
第5回東海埋蔵文化財研究会 清洲 -職豊期の城と清洲- 資料編
編集・発行:東海埋蔵文化財研究会
発行日:1988年
ページ数:164P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、東海埋蔵文化財研究会が第5回研究会の資料編としてまとめたものです。」
本書は同研究会が1988年12月3・4日名古屋市博物館において開催した研究会の資料集です。当日配布された資料と思われます。当日の記録は別冊として研究報告編としてまとめられています。本書では当時までの発掘調査をふまえて清洲との比較で掲載されています。
[目次]
Ⅰ 清洲城下町
1 遺跡の概要
2 遺構
3 遺物
Ⅱ 各地の様相
1 尾張・三河
2 美濃・飛騨
3 遠江
4 近江
5 伊賀
6 伊勢・志摩
7 信濃
Ⅲ 清洲城下町関係基礎資料
1 調査歴
2 略年表
3 参考文献
4 地籍図
5 絵図
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第5回東海埋蔵文化財研究会 清洲 -職豊期の城と清洲- 研究報告編
編集・発行:東海埋蔵文化財研究会
発行日:1989年
ページ数:164P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、東海埋蔵文化財研究会が1988年12月3・4日、名古屋市博物館において開催した第5回研究会の研究報告編としてまとめたものです。ただし、本書は研究会終了後、その成果をふまえて再編集しています。」
本書は同研究会の記録集です。専門的ですが、貴重な論文を多数収録しています。
[目次]
研究会の開催によせて -「清洲」研究の成果と課題-
Ⅰ 清洲城下町の様相
清洲周辺の中世村落
信長期における清洲城下町の様相
考古資料からみた16世紀後半の清洲城下町
清洲城とその城下町 -地籍図による復元的考察-
文献からみた清洲城下町の変遷
Ⅱ 各地の様相
大坂城三の丸下層の城下町 -府立大手前高等学校の調査-
一乗谷
戦国期城下町甲府
本屋敷遺跡
中世都市 堺の都市景観 -慶長期を中心として-
戦国期の京都
職豊期の根来寺の様相
Ⅲ 職豊期の都市建設
近世城下町発生期における都市形態
戦国・職豊期の城下町 -都市の建設と移転-
Ⅳ 討論
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2008年03月20日
遠州小山城史考
発行:靜岡教育出版社
発行日:1988年3月初版、1995年6月三版
ページ数:29P
著者:桐田幸昭
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「私が小山城のことを書き始めたのは昭和三十年『榛原郡坂部村史稿』で、吉田町の周辺の町村史を書く時は必ずこれに触れた。各種の文献や各地の史跡を調査している途中で『遠州小山城』の重要な役割に注目し、郷土史を書く者として一度はこれを整理したいと思っていた。たまたま昭和六十年より吉田町として小山城趾を整備することになり、六十二年九月十三日には天守閣型五層の大展望台が竣工した。そして毎日たくさんの参観者がここに見えられた。参観者の中には小山城史や城郭について知りたいと語る人も少なくなかった。そこで極めて通俗的であるが小山城趾を解説し、読者の皆様が既に持っておられる知識の整理に役立てばと思い、本書を執筆し歴史に興味を持つ方々の机上に送ることにした次第である。」
静岡県の小山の歴史に関する小冊子である。小冊子であるが郷土の方が調査されて書かれているのでなかなかに詳しい。まえがきから推測すると、表紙の写真が大展望台のようだ。この冊子もその大展望台で販売されていたものなのかもしれない。
[目次]
遠州小山城史考
一、小山の位置と地名
二、中世の小山城
三、武田氏の駿遠進出
四、武田氏の西進
五、小山城攻撃の激化
六、高天神の落城と小山の落城
七、武族の横暴と郷土の荒廃
八、むすび
小山城の縄張り
一、築城の順序
二、小山城と武田氏
三、小山城の築城者
四、小山城の縄張り
五、廃城直前の小山城の原地形
付録 吉田町展望台小山城私考
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2008年01月24日
古城測量図集 下巻
発行:日本古城友の会、城郭文庫
発行日:1983年11月初版
ページ数:66P
編集:伊賀中世城館調査会
定価:不明 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昭和56年8月に伊賀北部に所在する城館121城の測量図を学究の資料や保存活動に活用されることを念願して『古城測量図集』上巻として発表したが、引き続き伊賀南部と隣接地である奈良県東山内地域の一部の測量が完了したので、『古城測量図集』下巻として日本古城友の会の好意で、ここに発刊した次第である。」
2500分の1または3000分の1の精度で地図上に城館の縄張を描いている。他に、上巻と別巻があるようだが、古い本なので入手は難しい。本書は偶然入手できて運が良かった。
[目次]
三重県
大山田村
青山町
名張市
奈良県
月ケ瀬村
山添村
室生村
御杖村
曽爾村
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伊勢の中世(伊勢の中世城館) 1~31号
編集・発行:伊勢中世史研究会
発行日:2005年8月1日
ページ数:91P
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、伊勢中世史研究会の会報『伊勢の中世』第1号から第31号までを編集合本したものである。伊勢中世史研究会は、当初『伊勢中世城館研究会』として発足したため、第31号までは会報名も『伊勢の中世城館』となっている。」
発行当時(2005年)で100号を数える伊勢中世史研究会の会報の初めのころを合本再編集したもの。会報の文面からは城館が大好きな風がとても感じられる。北九州中国書店で購入できます。
[目次]
第1号 一志町小山・小山城の踏査結果、伊勢中世城館研究会発足
第2号 松阪市立野町・立野城の踏査、土器採集悲話
第3号 八太城の調査
第4号 片野館跡の測量調査
第5号 松阪市神山町・神山城跡の踏査
第6号 大仰城
・・・(省略)
第30号 「南部荘と高田土居を考える」参加記、和歌山県南部川村平須賀城について
第31号 播磨国守護所坂本城跡の現地説明会を見学、的形・福泊・八家地蔵
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2008年01月12日
研究紀要Ⅴ 三重の近世城郭絵図集
発行:日本古城友の会
発行日:1977年8月初版
ページ数:48P
著者:福井健二
定価:会員頒布
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「昭和49年に発表した『上野城郭図集』は、思わぬ好評を得て最近、再版の声がでてきたのである。そういったいきさつから、今度は三重県内のすべての城郭図集をと勇躍したのであったが、昭和49年11月より文化庁の補助事業として三重県教育委員会が中世の城館調査をすることになり、私も調査員の一人に選ばれたので絵図の蒐集調査はひとまず休止したが、本年1月報告書として『三重の中世城館』が出版され調査が終了したので、再び絵図の調査に入ったわけである。しかし三重県内の各城の数少なく、一城で一冊とすることは不可能で、一城について城郭図、城下町図、御殿図の3図を基本に調査することとした。」
絵図は写真でそのまま収録されているわけではなく、一度トレースされているため、城下町図でも各家の文字が潰れて読めないということはない。ただし、原図と全く同じかどうかは不明である。
[目次]
写真1.亀山城下町絵図
写真2.鳥羽城絵図
近世城郭の概要
1 長島城
2 桑名城下町図
3 桑名城図
4 菰野絵図
5 菰野絵図
6 菰野表御殿図
7 四日市陣屋
8 神戸城図
9 本多氏 神戸城下之図
10 亀山城
11 亀山城図
12 亀山御殿図
13 津城下町図
14 津古図
15 津城
16 津城本丸建物之図
17 久居藩邸之図
18 九居古図
19 久居絵図
20 上野城下町図
21 上野御屋敷(御殿)図
22 上野古図
23 上野絵図
24 名張絵図
25 名張絵図
26 名張絵図
27 名張絵図
28 名張御殿図
29 松坂絵図
30 松坂城図
31 松坂城内徳川陣屋図
32 田丸城
33 田丸城下町図
34 田丸御城内御建物之図
35 鳥羽絵図
36 鳥羽城二三丸御殿之図
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2007年12月25日
三重の城
出版社:三重県良書出版会
発行日:1979年2月初版
ページ数:281P
著者:福井健二
定価:2,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★★☆
書評:
「数多くの合戦や城の歴史を、豊富な写真300余枚と図面50余枚で彩る三重県内の主な城260余城を解説した決定版。」
開発で破壊されていく城跡が少なくなるように願う著者が、初心者にもわかるように三重県内の身近な城跡を紹介するガイドブック。城跡の現在(発行当時)の写真と城の歴史が掲載される。
[目次]
伊勢の城
伊賀の城
志摩の城
紀伊の城
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2007年12月24日
竹ヶ鼻城
発行日:1933年3月初版
ページ数:40P
著者:武藤重造
定価:非売品 1000部限定
オススメ度:★★★☆☆
書評:
岐阜県の竹ヶ鼻城についてまとめたもの。竹ヶ鼻城は備中高松城と並び日本三代水攻めの城として有名であるが、その遺構はほとんど残っていない。本書は、竹ヶ鼻町史の編纂過程で蒐集された史料をもとにまとめられたものである。文語体で少々読みづらいところはあるも、同城に関して書かれた書は非常に少なく貴重な一冊である。
[目次]
序に代えて
竹ヶ鼻城
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2007年12月06日
伊勢一国旧城跡附 三重県郷土資料叢書第29集
発行:三重県郷土資料刊行会
発行日:1975年5月初版
ページ数:89P
著者:不明
校訂:倉田正邦
定価:会員実費配布 限定出版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「最近のお城ブームは歴史の研究する人達よりも『城』の本質をつかむという根拠による人々の熱によっているようだ。ことに、戦国時代の古城跡となると歴史学の中でも不明な点が多く、郷土史をひもどく上で、どうしても明らかにせねばならないことであるが、あまりにも文献が少なく、ただ、この場に城があったという程しか知られていないのが現状である。それでかねてから古城跡について、明らかなるものはないかと調べあげたのが、この伊勢国に対する『伊勢一国旧城跡附』とであった。しかし、この筆者はわからないのであるが、ひとまづ、私が二十年も以前に写しとったノートがあったので、それを紹介することにとどめたのである。」
箇条書きで伊勢各郡の古城が記されている。原書がかなり古いものと思われるような文章で、非常に読みづらいところではあるが、一時期伊勢でどういう古城が把握されていたのかを知ることができる貴重な資料である。
[目次]
桑名郡
員弁郡
朝明郡
三重郡
河曲郡
鈴鹿郡
奄芸郡
安濃郡
伊勢古城主附
安濃郡
一志郡
飯高郡・飯野郡・多気郡
度会郡
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2007年10月12日
沓掛城址
発行・編集:豊明市教育委員会
発行日:1986年3月初版
ページ数:151P+図版44P+付図2枚
定価:1,050円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、昭和56年度から昭和59年度にわたる4年間の発掘調査報告書の成果を一冊に編集しなおしたものです。城址の歴史では昭和19年出版の小冊子「沓掛城址の研究」をまるまる収録しており、貴重である。
購入方法は以下のホームページで確認できます。
[目次]
第1章 考古学的調査
第1節 調査の概要
第2節 層位と遺構の概要
第3節 遺物の概要
第2章 文献学的調査
第1節 沓掛城の歴史
第2節 地図資料
第3節 補遺
付編1 木簡および木簡状木製品
付編2 「目葡辞書」にみられる木製品の名称について
付編3 沓掛城跡出土大窯製品に関する一考察
付編4 沓掛城址からの海産魚を主とする骨片について
付編5 池SG01の埋土中の貝
付編6 沓掛城址出土の犬骨について
全体のまとめ
別図1 発掘区平面図および層位図
別図2 蓬左文庫蔵「沓掛村古城絵図」
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2007年08月31日
東海の古城ハイキング100選
出版社:風媒社
発行日:1994年10月初版
ページ数:226P
著者:白井伸昂、池田芳雄
定価:1,515円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本書は、築城の歴史とか城の縄張りなどを追究するものではなく、地形・地質の面と文化的な面とから、それぞれ従来とは一味も二味も違った泊まり方をしようというわけです。そこで、第一章は『水と城』と題し、山城・平山城を主に取り上げました。そして、第二章は『人と城』と題し、平城を中心に紹介してみました。」
著者の感想として見どころが各城についていますが、ハイキングという題ながらハイキングコースがはっきりとはわかりません。7点の復元イラストが趣あって良いです。
[目次]
第一章 水と城(山城・平山城)
田原城
大崎城
萩城
岩略寺城
茂松城
山中城
石巻山城
月ヶ谷城
宇利城
野田城
長篠城
田峰城
田内城
岩古屋城
設楽城
亀ヶ城
亀山城
川尻城
古宮城
広瀬城
丸根城・古瀬間城
梟ヶ城
大給城
松平城
岩津城
高天神城
横地城
堤城
獅子ヶ鼻砦
諏訪原城
勝間田城
社山城
天方城
二俣城
太平城
岩村城
明智城
苗木城
郡上八幡城
鶴ヶ城
金山城
峯城
鹿伏兎城
白米城
小谷城
安土城
近江八幡城
第二章 人と城(平城)
名古屋城
那古屋城
古渡城
小林城
末森城
竜泉寺城
荒子城
守山城
小幡城
新居城
上条城
入尾城
清洲城
下津城
中島城
勝幡城
犬山城
小牧城
岩崎山砦
楽田城
長久手古戦場
岩崎城
岩倉城
桶狭間古戦場
もう一つの桶狭間古戦場
鷲津砦・丸根砦
大高城
鳴海城
星崎城
沓掛城
戦人塚
山崎城
大草城
大野城
大御堂寺
羽豆城
岡崎城
安祥城
刈谷城
西尾城
東条城
本証寺
挙母城
鴛鴨城
飯盛山城
小原谷大草城
吉田城
伊奈城
竹谷城
上之郷城
復元イラスト図
田峰城
岩村城
安土城
名古屋城
清洲城
岡崎城
西尾城
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2007年08月22日
岐阜城
発行:美濃文化財研究会
発行日:1990年8月初版
ページ数:71P
著者:横山住雄
定価:971円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「岐阜城に興味を抱いたのは、二十数年も前のことであった。当時は岐阜城館長として郷浩氏が勤務中で、落城七年説を強く提唱し、学者方と論争しておられた。私は十年説であり、いわば敵方になるが、雑談・論議をとりまぜて、親しくおつき合いを願い、度々岐阜城を訪れていたし、その頃ロープウェイ会社に犬山の高木課長がおられたこともあり、その御助力で測量機材を持ち上げて本丸の実測も進めた。その後も折を見て史料集めを続けてきたが、郷浩氏が故人となられた今日、私も今までの成果を一とおりまとめておきたいと思うようになり、思い切って筆を執った次第である。本書には、私が長年書き留めてきた『後斎藤氏』の原稿からも、その成果の一部を載せた。本丸実測図も収めたが、文字離れが進むんでいる今日のことなので、なるべく図と写真を多くして、目で見る岐阜城史となるように配慮した。」
別に紹介している「国宝犬山城図録」の著者による岐阜城の歴史解説本。こちらは図録とは銘打っていないので、文章もかなりあるが、写真(ただしほぼモノクロ)も多く、岐阜城の歴史の入門書としては最適あろう。
[目次]
一.岐阜城の規模構造
二.歴代城主の史跡と文化財
三.廃城後の岐阜
四.岐阜城と城下町見どころ
岐阜城年表
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国宝犬山城図録
発行:教育出版文化協会
発行日:1987年4月初版、1994年11月改訂二版
ページ数:71P
著者:横山住雄
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「時代と共に、日本人の価値観は大きく変化してきた。今後またどのような理由で天守閣が存亡の危機に立つかは予測出来ないが、こうした文化遺産は、ぜひ永遠に後世に伝えてゆきたいものである。それと同時に、よく研究し、一般の人にもわかり易く説明することも大切である。」
図録と銘打つだけあって、写真が多く掲載されている。そのほとんどはモノクロであるが、昭和の修理のときの写真や図面など貴重な史料も掲載されている。説明文など文章はほとんどないので、写真資料として活用するのがよいでしょう。
[目次]
犬山城の風景と史料写真
犬山城の天守閣の構造
歴代城主の史跡と文化財
明治以後の古写真・史料
犬山城絵図
犬山城跡の記念碑群と文化財
犬山祭と城下町みどころ
犬山城年表
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2007年08月08日
駿遠豆古城歴史紀行 駿遠豆ブックス9
出版社:明文出版社
発行日:1992年3月初版
ページ数:189P
著者:長倉智恵雄
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書はわたくしのほぼ半世紀に及ぶ静岡県下古城探訪の総集編というべきものである。古城とくに山城は実際に歩いて、この目でたしかめないと、城の実体は掴めない。文書や絵図面ではどうしても解けない歴史の謎も現地を歩くことによって、自然にわかってくるから不思議である。本書では南北朝期と戦国期の城郭を中心に探訪したが、古代寺院城郭や鎌倉の御家人の居館、さらに近世幕藩体制下の大名の居城も含め合わせて八八箇所の城について述べた。」
[目次]
富幕山中の古代寺院城郭
源平争覇のころ 鎌倉御家人たちの城館
遠州南党の牙城 浜名湖北の諸城
北党軍の進撃を阻む 駿河南党の拠点と今川氏の城
天下を震撼させた 伊豆の畠山三城
戦国の梟雄 北条早雲の城
駿遠地方における 武田氏系古城
東海一の弓取り 今川氏の支城
伊豆の港に築かれた 後北条氏の海賊城
地方色豊かな在地土豪の城
箱根十城の中の後北条氏の城
駿東の名族 大森氏の城
ほんとに小さな小さな城を訪ねて
江戸時代を治めた 近世の城めぐり
大御所家康の駿府築城秘話
駿遠豆主要古城館跡一覧表
関係諸氏略系図
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2007年08月07日
静岡県 古城めぐり
出版社:静岡新聞社
発行日:1984年10月初版
ページ数:254P
著者:小和田哲男、鈴木東洋、関口宏行、長倉智恵雄、見崎鬨雄
定価:1,300円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は、常に県下の城を歩きまわっているものが集まり、『県下の城を見て歩くためのガイド・ブックを作ってみようではないか』ということになり、それぞれの分担を決め、古城めぐりの案内書、さらに城郭研究入門とでもいうべきものとして編集された。したがって、本書は、ただ家の中で読むだけではなく、本書を携えて、実際に城を歩いてもらうための手引きとして使ってもらうことがねらいである。」
静岡県下の中世・近世の城の中から60城を選び、歴史と遺構の解説をする。すべてに縄張図がついているので、城を立体的に理解できる。静岡県ではこの種の書籍が数冊あるが、本書は古書として比較的入手しやすいほうである。
[目次]
東部
鎌田城
狩野城
修善寺城
韮山城
下田城
戸倉城
長久保城
深沢城
葛山城・葛山館
千福城
山中城
興国寺城
南條館
中部
蒲原城
北松野城
小島陣屋
渋川館
横山城
安倍城
久能山城
小瀬戸城
賤機山城
駿府城
丸子城
持舟城
花沢城
朝日山城
田中城
葉梨城
勝間田城
小長井城
小山城
相良城
諏訪原城
滝堺城
西部
掛川城
高藤城
松葉城
獅子ヶ鼻砦
高天神城
堤城
新野城
横須賀城
横地城
久野城
久頭合城
馬伏塚城
社山城
天方城
犬居城
笹峰城
鳥羽山城
二俣城
大平城
浜松城
佐久城
井伊谷城
千頭峯城
三嶽城
宇津山城
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駿遠豆古城物語
編集・発行:毎日新聞静岡支局
発行日:1963年10月初版
ページ数:232P
定価:280円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「古城物語-毎日新聞の静岡県下同人が静岡版にこれを掲載しようとした動機は、ふるさとに散在する城址を訪ねて、わたしたちの先祖のいとなみ、歩みを学びとろうとのねらいからだった。五十余カ所のうちには記録にも残っていないところもあった。ちょうど、リバイバルの波にのっている昨今ではあるが、この古いものを新聞記者の新しい感覚でとらえ、随所にフィクションをおり込んで、これをストーリー風にまとめあげたのが『古城物語』である。」
当時、毎日新聞の静岡版に113回連載された記事に一部加筆訂正したもの。読み物として愉しみましょう。
[目次]
[目次]
伊豆篇
狩野城
修善寺城
駿豆諸城
韮山・山中城
駿河篇
安倍城
徳山城
大津城
駿府周辺の諸城
田中城
小山城
花倉城
今川駿府の館
駿府城
付人物記
遠州篇
井伊諸城
堀川城
高天神城
掛川城
横須賀城
二俣城
浜松城
堀江城
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2007年08月06日
静岡県 城めぐりハイキング
出版社:静岡新聞社
発行日:1999年8月初版
ページ数:123P
編者:静岡ガンマー山岳会
定価:1,600円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「山道を歩くのはそれほど難しいことではない。時間に制約されることもなく、必要な用具を持ち、大地を踏みしめながら自らの足を運べばよい。そこに縁があり、山野草に出会い、野鳥のさえずりに耳を傾ける。今回は、戦いに明け暮れた城の数々をあわせ訪ねて、その足跡を辿ってみることにした。山道を登りながら、500年余りに及ぶ歳月が積み重なった城址の遺構を辿ると、あらためて静岡県の歴史の一端を窺い知ることができる。とはいえ、城の歴史については多くの文献を参考にさせていただいた。及ばぬところは、他の研究者の方々の著書によってほしい。」
静岡県下50城のハイキングコースを紹介しているが、もともと山岳ハイキングを趣味とする方々なので、城跡で歩きながらどういうポイントがあるかなどという城好きに受ける解説は少ない。ただ、訪れる際の時間的な目安にはなるのでぜひ一冊。こうした本が各都道府県に一冊ずつ出版されないかなと思う。
[目次]
静岡県内城跡ハイキング・マップ
伊豆
下田城
河津城
丸山城
狩野城
修善寺城
韮山城
山中城
東部
足柄城
深沢城
葛山城
戸倉城
長浜城
興国寺城
中部
蒲原城
小島陣屋
久能山城
駿府城
賤機山城
安倍城
丸子城
花沢城
田中城
花倉城
小山城
勝間田城
滝堺城
諏訪原城
石上城
徳山城
小長谷城
西部
掛川城
八幡平城
横地城
堤城・獅子ヶ鼻砦
高天神城
横須賀城
久野城
天方城
犬居城
馬伏塚城
社山城
中日向城
高根城
二俣城・鳥羽山城
大平城
浜松城
刑部城・堀川城
三嶽城
千頭峯城
宇津山城
城郭用語の解説
おもな静岡県の城跡
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街道探訪 東海道の城を歩く
出版社:立風書房
発行日:2000年6月初版
ページ数:158P
著者:泉秀樹
定価:1,600円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
東海道沿いに点在する城を紹介する解説書というよりも写真集に近い。ページ構成を見ると(途中からすべてモノクロになるわけではなく、一城の中でもカラーとモノクロが混ざる)、総フルカラーでも良かったはずだが、ところどころモノクロなのは意味があるのかと思う。
[目次]
武蔵・相模の国
江戸城
小田原城
石垣山一夜城
伊豆・駿河・遠江の国
山中城
韮山城
沼津城
駿府城
掛川城
高天神城
二俣城
浜松城
三方ヶ原の合戦
三河の国
吉田城
長篠城
長篠の合戦
岡崎城
安祥城
刈谷城
尾張・美濃の国
大高城
桶狭間の合戦
名古屋城
清洲城
小牧城
犬山城
墨俣城
岐阜城
大垣城
関ヶ原の合戦
伊勢・伊賀・近江の国
桑名城
津城
松阪城
亀山城
水口城
小谷城
長浜城
佐和山城
彦根城
安土城
近江八幡山城
膳所城
坂本城
大溝城
京・山城の国
二条城
聚楽第
伏見城
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2007年08月05日
掛川城物語 付.遠州の七不思議 遠州路の史跡探訪第五巻
出版社:静岡新聞社
発行日:2006年2月初版
ページ数:325P
著者:本田猪三郎
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
掛川城の歴史や建築物に関してまとめているが、貴重なのは掛川城天守の復元にいたる軌跡である。一般書では無二のものといえ、解説文も冗長すぎず丁度良い。何といっても挿絵や写真のバランスが良い。掛川城について書いているのは本書の半分程度である。
[目次]
一 掛川古城
(一)築城と沿革
(二)長松山
(三)龍華院
二 掛川城
(一)築城と沿革
(二)歴代城主
(三)掛川城の遺構
三 掛川城天守閣の復元
(一)はじめに
(二)工事の概要
(三)掛川城天守閣が起工
(四)天守閣上棟之儀
四 大日本報徳社
五 竹の丸
六 遠州の七不思議
(一)夜泣石
(二)無間の鐘
(三)桜ヶ池
(四)三度クリ
(五)片葉の葦
(六)幻の池
(七)京丸ボタン
七 秘境・京丸の謎
(一)諸書に見る藤原家
(二)京丸藤原家を訪ねて
(三)京丸藤丸家のルーツを探る
(四)
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静岡県の城物語
出版社:静岡新聞社
発行日:1989年9月初版
ページ数:179P
著者:小和田哲男
定価:3,010円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「『静岡県下の古城址を面白く紹介したものはないでしょうか』『魅力的な写真をいっぱい載せた古城の物語のようなものがほしいのですが』-ここ数年来、本社へのこのような問い合わせや要請が目立って増えてきました。"古城址を面白く"というのは、なかなか大変なことでしょうし、何の変哲もないように見える城跡を"魅力的な写真に撮る"というのも、厳しい注文のように思われました。しかし、得難い方々の協力により、三年がかりで『静岡県の城物語』としてまとめあげ、発刊にこぎつけることができました。執筆は中世史の専門家で、古城址研究等の第一人者でもある大和田哲男・静岡大学教授にお願いしました。そして写真は、プロカメラマン(コマーシャル・フォト)であり、自らの趣味として中世城郭を撮り歩いている水野茂氏に依頼しました。この本が古城址の歴史を知り、その魅力に触れる手引書となれば幸いです。また、観光とか開発の名のもとに、これまで多くの古く貴重な歴史的遺産が破壊されてきましたが、この本で出来るだけ多くの方々に古城址の魅力に触れていただき、古城址を大切に守っていこうというムードを少しでも高めることになればと願っています。」
豪華な装丁ときれいな写真を多く載せている。静岡県の代表的な出来事と城を結びつけて解説している。なんといっても水野氏の写真が良い。眺めていると今すぐそこに行きたくなる。そういう意味で写真が映えるように質の良い紙を使用していることは成功していると言えよう。残念ながら発行から20年近く経ち絶版となっている。当初の目的からすれば増版して発行を続けてもらいたいのだが。
[目次]
序 「静岡県の城物語」について
源頼朝の伊豆旗揚げと伊豆・駿河武士団
南北朝時代の東駿北豆
駿河南朝の拠点・安倍城と宗良親王
遠江南朝の拠点・三岳城と宗良親王
応仁の乱の余波、遠江へ
平時の居館と詰の城
掘り出された駿河今川館とその周辺
兄弟相克、花倉の乱
北遠の国人領主、天野氏と奥山氏
北条早雲の堀越御所攻め
伊豆半島を取り巻く後北条水軍の城
武田・後北条争奪の舞台
甲相駿三国同盟の破綻と駿河の城
武田の一族、穴山梅雪の駿河支配
武田式築城法をさぐる
武田・徳川、高天神城の攻防
家康の遠江進出と浜松城
三方ヶ原合戦の前哨戦、二俣城の攻防
天下人秀吉に抗した城
大御所・家康の城
近世駿遠七藩と城
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2007年05月28日
城下町の今昔 総集編 住まいと生活の情報誌せきれい
発行・編集:名鉄不動産 総務部 せきれい担当
発行日:2007年3月初版
ページ数:93P
定価:非売品
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「弊社では、地域の皆様とのつながりを一層深め、住まいに係わる様々な情報を発信したいとの考えから、平成七年十月より年四回のペースで、『住まいと生活の情報誌「せきれい」』を発刊してまいりました。特に、第三十五号からは、シリーズ『城下町の今昔』という特集を組み、この地方に残る『城下町』の歴史や文化、祭祀、伝統工芸など、その町に根付く息吹や、人々の郷土愛を感じていただこうと、十二回にわたり人と町にスポットを当て、紹介してまいりました。今回、シリーズを終えるにあたり、この地域にお住まいの皆様には、より深い知識と愛着を持っていただきたいと願うとともに、他の地域の皆様には案内書の一助としていただきたく、この総集編をお届けする運びとなりました。」
名鉄不動産が自社のお客様向けに発行していた会報誌「せきれい」の特集をまとめている。フルカラーでまとめた記事はいわゆる企画モノであるが、読んでいると早速にでも訪れたくなる。
[目次]
Vol.35 岐阜城下
Vol.36 伊賀上野城下
Vol.37 犬山城下
Vol.38 名古屋城下
Vol.39 浜松城下
Vol.40 郡上八幡城下
Vol.41 大垣城下
Vol.42 吉田城下
Vol.43 岡崎城下
Vol.44 松阪城下
Vol.45 岩村城下
Vol.46 足助城下
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2007年05月07日
戦国の歴史を伝える 史跡山中城跡へのいざない
発行日:1978年3月初版
ページ数:14P
発行:三島市教育委員会
編集:三島市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
山中城跡の遺構、歴史を紹介した後に、史跡公園の基本構想が載っている。基本構想のページはカラー写真で整備当時の貴重な写真が載せられている。
[目次]
発掘調査から見た山中城構築
(1)西櫓跡
(2)西櫓堀跡
(3)西の丸跡
(4)西の丸堀跡
(5)無名郭
(6)溜池跡
(7)本丸跡
(8)本丸堀跡
(9)北の丸跡
(10)箱井戸跡
文献調査から見た山中城攻防
小田原北条氏のおこり
山中城の創築
北条氏出城の整備
秀吉の小田原攻め
山中城の攻防
史跡山中城史跡公園の基本構想
環境整備の基本理念
復元計画の基本方針
史料館の設置
その他の施設について
他の文化財との連携
小田原北条(後北条)関係略年表
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史跡山中城跡Ⅲ 昭和50年度発掘調査整備事業概報
発行日:1976年3月初版
ページ数:27P
発行:三島市教育委員会
編集:三島市教育委員会
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
西櫓堀第7区画を中心とした第三次調査の出土結果をまとめている。第一次、第二次の調査概要もまとめられている。
[目次]
史跡山中城跡の調査によせて
概説
城跡の位置
第一次調査の概要
第二次調査の概要
第三次調査の概要
出土遺物
まとめ
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2007年05月03日
東海の城物語 戦国時代を中心に
出版社:中日新聞本社
発行日:1979年9月初版
ページ数:196P
著者:酒井安正ほか
定価:980円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「私たちの周辺には城跡と伝えられる所が意外と多い。城というと一般には天守閣のある城を考えがちであるが、それは16世紀後半から出現した近世風の大城郭であり、その数は極少ない。城の多くは戦国から天下統一へ向かう動乱期のもので、各武将の館に土塁・堀など簡単な防御を施したものである。織田・徳川の発祥地にある城もその例外ではなかった。私たちは今回の仕事を通して城跡に何度も足を運んだが、土塁・石垣・堀跡すら残していないものが多かった。しかし、城跡の景観や遺構と思われるものはできるだけ写真に収め、その数は膨大なものとなった。本書では写真資料のスペースをできるだけとり、それを手掛かりに歴史を物語るようにした。」
愛知を中心に東海の城を紹介している。記事は簡潔であるが、写真(モノクロ)が豊富に載っている。
[目次]
第1部 愛知の城
その1 名古屋と尾張
名古屋城
那古野城
荒子城
御器所西城
守山城
大高城
鳴海城
桶狭間
勝幡城
清洲城
犬山城
小牧・長久手の戦いの諸城
その2 三河
刈谷城
岡崎城
安祥城
三河一向一揆の城郭寺院
西尾城
三転した挙母城
飯盛山城
吉田城
田原城
野田城
長篠城
第2部 岐阜・三重・静岡の城
その1 岐阜
岐阜城
墨俣の一夜城
大垣城
その2 三重
長島一向一揆の根城
その3 静岡
二俣城と浜松城
東海地方の城一覧
関係年表
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2007年03月09日
美濃古城史 復刻
発行元:中川書房
発行日:1893年9月初版、1989年5月復刻
ページ数:104P
編者:梅田晋一
定価:1,261円(税別)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『美濃古城史』は明治26年9月に発行された稀覯書である。発行人長瀬寛二は尾張犬山藩成瀬家と関係があった。この書の根本資料は犬山藩のものとおもわれる。ここに復刻を企画し急需に応ずることにした。」
復刻なしには目に触れることの少ないであろう明治発行の書籍の復刻版である。よって文体も当時発行のままであるから簡単に読めるというものではないが、美濃地方148城の由来について記述した貴重な史料である。
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松阪 城と城下町 天守閣建設をめぐって
出版社:光陽出版社
発行日:1994年10月初版
ページ数:62P
著者:久松倫生
定価:971円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
1980年代松阪市で話題になった松坂城天守閣再建問題について、当時市議会議員であった著者が関わった反対運動の流れをまとめたもの。観光資源としての城=天守閣という安易な考えを見直し、歴史と文化を生かす町づくりをめざしたひとつの町の記録として興味深く読める。
発行部数が少なかったのか、書名を「城と城下町」としながらも城郭案内とは違った視点の内容であるためか、すでに新書は入手困難であり、さらに古書の流通も極端に少ないようである。ようやく古書で見つけて入手した。
[目次]
Ⅰ松阪の町と天守閣問題
Ⅱ松坂の町づくりと氏郷
Ⅲ近代都市形成と楽市令
Ⅳ「松阪城」天守閣建設についての諸問題
Ⅴ天守閣再建は文化たり得るか
Ⅵ歴史をみる視点について -城下町シンポジウムに参加して-
Ⅶ松坂城の実態 -松坂城発掘調査説明会に参加して-
Ⅷ具体像なき再建に疑問
Ⅸ天守閣論議の問題点
Ⅹ歴史と文化を生かす町づくり
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2006年07月24日
郡上一揆 DVD-VIDEO
発売元:株式会社セブンエイト
製作:映画「郡上一揆」製作委員会
劇場公開:2000年
発売日:2003年7月
収録時間:本編112分+メイキング映像約50分
定価:3,900円+税
仕様:片面二層ディスク、カラー、ステレオ、16:9LB、ドルビーデジタル
オススメ度:★★★★★
書評:
江戸時代宝暦年間のいわゆる「郡上一揆」を主演・緒方直人で映画化。統治する武士側からではなく、統治される農民側から描かれ、当時の農民の苦しみや、自由のない社会制度の矛盾がよく描かれた映画です。ボランティアによりエキストラを賄うという市民の力で作られた映画という雰囲気に、力量のある役者が花を添え、涙無しには見られません。メイキングを見て、もう一度見ると別の角度から楽しめます。
道の駅「白鳥」に隣接する「白山文化博物館」のミュージアムショップ(3,500円で販売中)でも入手できます。
[内容](カバー裏面より抜粋)
監督:神山征二郎
出演:緒方直人、岩崎ひろみ、古田新太、永島敏行、林隆三、加藤剛、他
総制作費4億円!超豪華キャストと空前絶後のスケールで甦る、これぞ史上最大の農民一揆!!
江戸時代、藩主による過酷な年貢米のとり立てに抗して、農民たちは一揆を起こした。なかでも「郡上一揆」は、農民たちが死闘の末、藩主更迭という勝利を得たという、他に例を見ない唯一の農民一揆である。
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郡上藩宝暦騒動
発行:白鳥町
発行日:1998年3月初版
ページ数:20P
編集:白鳥町教育委員会
定価:100円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
江戸時代宝暦年間のいわゆる「郡上一揆」の入門的小冊子。騒動の契機、経緯、結果について簡潔にまとめられています。巻末に宝暦騒動遺跡図あり。
道の駅「白鳥」に隣接する「白山文化博物館」のミュージアムショップで入手できます。ビデオ・DVD「郡上一揆」とともにどうぞ。
[目次]
口絵
二日町村傘連判状
前谷村定次次郎父子墓
二日町村伝兵衛墓
郡上藩宝暦騒動
重税反対に立ち上がる
幕府への駕籠訴
傘連判状で団結
歩岐島騒動と箱訴
幕府指導者免職と藩主とりつぶし
いまに生きる宝暦義民
郡上藩宝暦騒動遺跡図
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2006年07月23日
ふるさとをゆく 郡上歴史探訪
発行者:郡上郡教育振興会
発行日:1999年12月初版
ページ数:214P
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
岐阜県の白鳥町、高鷲村、大和村、明宝村、八幡町、和良村、美並村(平成の合併により八幡市)の歴史を、地元の子どもたちに分かりやすく説明するために作成された教本です。写真や図が多様されている構成もあり、地元以外の人にもわかりやすく郡上の歴史を理解できます。資料の構成も良いですが、これだけの後世に伝えられる歴史があるのがうらやましくなります。
道の駅「白鳥」に隣接する「白山文化博物館」のミュージアムショップで入手できます。
[目次]
1 郡上のはじまり
2 山岳信仰で開ける郡上
3 武士の治める世の中へ
4 戦国時代の郡上
5 城下町のくらし
6 農民のくらし
7 江戸時代の産業と交通
8 木地師と円空
9 宝暦郡上一揆
10 新しい世の中と凌霜隊
11 郡上郡の誕生
12 産業をおこす
13 交通機関の発達
14 戦争と人々のくらし
15 新しい地を求めて満州開拓へ
16 新しい時代を求めたひるがの開拓
17 災害をのりこえて
18 新しい町村へ
19 開けゆく郡上
歴史探訪まっぷ
投稿者 Tadashi : 01:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年06月06日
ふるさと古城の旅
出版社:海馬出版
発行日:1998年9月初版
ページ数:250P
著者:水野茂
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★★☆
収録城郭:静岡県の121城
書評:
本書は産経新聞・静岡県版の平成元年11月から平成9年9月までの8年間にわたる連載「ふるさと古城の旅」(352回)から121城をピックアップし、新たな資料を踏まえ加筆したものである。城郭史研究の基礎ともいわれる縄張図を多数収録した、静岡県の中世城館跡および戦国史に関する格好のガイドブックである。
資料の少ない城もあるので解説の長さには文句のつけようがないところであるが、分布図というか全体の位置地図があればもっと良いと思う。
[目次]
東部の城(旧駿東部・伊豆国) 36城
中部の城(駿河国・東遠江) 36城
西部の城(遠江国) 49城
投稿者 Tadashi : 00:23 | コメント (0) | トラックバック



