2008年05月02日
新府城の歴史学
出版社:新人物往来社
発行日:2008年3月初版
ページ数:355P
編集:韮崎市教育委員会
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「武田氏の築城技術の粋を集めた史跡・新府城。その歴史と現状を考える。シンポジウム『風林火山の世界 新府城と武田の里』の記録に加え、城郭研究、史跡整備に関する最新の成果を収録。」
2007年1月のシンポジウム「新府城と武田の里」と新府城研究の最前線の成果をまとめたもの。専門的な内容ではあるが、武田氏や新府城に興味ある方はぜひ。前回1999年11月のシンポジウムは「新府城と武田勝頼」として発刊されているが、前書は内容も良かったので古書の出回りが非常に少ない。
[目次]
第一部 勝頼と新府城
新府城を取り巻く景観と乾門の発掘調査
地域を活かした史跡の整備 -その原点は「保存」と「活用」のバランスをおさえること
新府城跡にみる武田氏の築城法 -近年の発掘調査事例から
新府城からみる戦国時代の作法と心意 -再考・新府城自焼
新府城の建築と武田氏の空間志向
新府城跡整備と武田の里まちづくり
第二部 新府城研究の新展開
武田氏築城技術と新府築城
新府城の整備と活用
武田勝頼の信仰
同時代史料からみた武田勝頼の評価
新府城の築城と地域社会 -城郭普請をめぐって
出土品が語る武田氏の本拠 -武田氏館跡と新府城跡
信濃諸城と勝頼
勝頼との関わりにみる高遠
おわりに
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2008年04月01日
まぼろしの帰雲城
出版社:新人物往来社
発行日:1973年7月初版
ページ数:272P
著者:佐々克明
定価:880円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「」
本作より13年後著者による「眠れる黄金の城 帰雲城大崩壊」ではほぼ同じ構成で帰雲城研究の総まとめを行っている。天正大地震で城下町ごと土砂に埋まったことから埋蔵金伝説となって有名になった城であるので、古い本書も古書は非常に高価となっていたが、ようやく比較的安く入手できた。
[目次]
帰雲城登場
帰雲城再訪
帰雲城崩落
内ケ嶋興亡
戦国内ケ嶋
天正内ケ嶋
内ケ嶋悲運
黄金白川郷
黄金探訪記
エピローグ
あとがき
信長・秀吉関係年表
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2008年03月29日
帰雲城燃ゆ 白川郷・騎馬軍団と埋蔵金秘話
出版社:八重岳書房
発行日:1980年9月初版
ページ数:218P
著者:生駒忠一郎
定価:1,200円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「群雄割拠の戦国時代、飛騨白川庄帰雲山に城を築き、鍛えぬいた白川騎馬軍団と豊かな金山を擁して吹きすさぶ一向一揆勢や上杉・三木・朝倉と戦いながら三代続いた内ヶ島家は、天正13年突如襲った大地震で城も人馬も城下町も瞬時に地底へ消えた!」
天正大地震で埋没した帰雲城を舞台にした物語。帰雲城に関する一般書籍は、本書を含めても4部(1部は上下2冊)しかなく、すべて絶版となっているため入手が難しい。本書も長く探していたがようやく手にすることができた。
[目次]
照蓮寺炎上
蛭の降る天生原生林
"ドスの湯"の婆
帰雲城完成
"花"の祭りの里
白川庄乗っ取り
かげりをみせる一向宗勢力
天地鳴動の申し子
別離への使者
別れの笛
騒ぎのなかの門出
庄川に立つ白金の騎馬団
新しい主従
天に立つ火柱
もゆる騎馬隊
三木軍を山岳戦で討つ
女人地獄
一乗谷の再会
牧姫の隠棲
群雄ひしめく北国
涙の"花"の踊り
夜叉の対面
佐々成政敗北
すべては地の底へ
埋蔵金秘話
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2008年02月19日
松本城の歴史 資料No.11
編集・発行:日本民俗資料館・松本市立博物館
発行日:1989年3月28日
ページ数:105P
定価:1,300円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は昭和60年10月5日から11月10日まで開催された『松本城の歴史展』の展示解説書をもとに新たに解説および図版を収録し、作成したものである。」
本書は、市民向けに松本城をめぐる歴史を解説したものである。写真・系図・年表と松本城に関する資料集のような構成である。本書は、松本市立博物館で購入することができる。
[目次]
カラー図版
Ⅰ.松本のあゆみ -先史時代から古代へ
1.先史時代の松本
2.信濃国府の移転
Ⅱ.松本城プレヒストリィ -中世から戦国の世へ
1.小笠原氏と信濃
2.小笠原貞慶の入部 -深志から松本へ
Ⅲ.幕藩体制と松本城 -歴代藩主とおもなできごと
1.石川数正・康長父子の天守閣造営
2.小笠原秀政・忠脩父子の治政
3.戸田康長と松姫
4.御家門・松平直政の登場
5.3代将軍家光の近従・堀田正盛
6.三河以来の譜代の名門・水野氏
7.治封100年を迎えた戸田氏
Ⅳ.城下町の発展
Ⅴ.明治から今日まで
1.松本城を守った人びと
2.都市プランの変容
3.天守閣・昭和の大修理
4.二の丸御殿跡を掘る
Ⅵ.松本城天守閣とその周辺
松本城歴代藩主系図
松本藩職制
松本城/松本藩関係年表
全国の国宝・重要文化財指定の城郭
図版一覧
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2008年02月16日
眠れる黄金の城 帰雲城大崩壊
発行:書苑
発行日:1985年11月15日初版第二刷
ページ数:238P
著者:佐々克明
定価:1,500円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「戦国時代、白川・帰雲城は大地震によって埋没した。当主・内ケ嶋の存在と黄金の謎を解き明かす、迫真のルポタージュ。」
前作「まぼろしの帰雲城」から13年新発見の事実を踏まえた本書は、帰雲城研究の集大成とも言えるものである。日本のボンベイと言われ、天正大地震で村ごと埋没したかの地は未だに解明が進んでいないのであるが、非常に興味をそそる存在と言える。本書は発行部数のためか非常に入手しにくい現状で、あっても高価であるのだが、ようやく入手できた。
[目次]
モノローグ 私の帰雲城
パート1 帰雲城登場
パート2 帰雲城再訪
パート3 帰雲城崩落
パート4 内ケ嶋興亡
パート5 戦乱内ケ嶋
パート6 天正内ケ嶋
パート7 内ケ嶋悲運
パート8 黄金郷白川
パート9 黄金探訪記
エピローグ 帰雲城浮上
あとがき
年表
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2008年02月12日
中世城館跡 塩田城
編集・発行:上田市立博物館
発行日:1978年7月29日
ページ数:46P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「塩田城跡は上田市東前山の弘法山麓にあるいわゆる中世城館跡ですが、歴史的にみると鎌倉幕府の重臣であった北条氏が最初に居を構え、約60年間塩田平の政治・文化の中心となった場所といわれています。上田市教育委員会では、昭和50年度より52年度まで3回にわたる大規模な発掘調査を実施し、塩田城跡の究明に取組みました。今回の特別展は、これら発掘された出土品を一堂に展示し、一般公開するものであります。」
本書は、昭和53年7月29日から8月20日まで上田市立博物館で開催された特別展「発掘された中世城館跡『塩田城展』」の図録です。すべてモノクロページです。
[目次]
列品写真
塩田城跡の周辺
塩田城跡について
遺構実測図
出土銅銭一覧
写真解説
用語解説
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2008年01月18日
葛尾城を歩く 坂城町郷土史シリーズ第1集
編集・発行:坂城町教育委員会
発行日:1993年3月初版
ページ数:127P
著者:笹本正治
定価:1,000円(税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「葛尾城は昭和四十九年に長野県の史跡に指定されました、県内で最も重要な山城の一つです。坂城町の町内からはだいたいどこからでも見ることができ、町のシンボルともいえます、また、この城と関係の深い戦国時代の村上義清の活躍は大変に有名で、県の内外からここを訪れる人も後を絶ちません。この山城の背後に林道ができたので、今後の活用と保存を含めて相談にのって欲しい、と町から連絡があったのは平成四年の秋でした。見学してみると大変素晴らしい遺構でした。私が思ったのはこの素晴らしい城を、このままの形で後世に伝えたいということでした。そのためにはこの城のどこが素晴らしいかを、町民の皆さんが知っている必要があります。しかしながら、山城がどういうものであるか、まだし一般の人にはあまり理解されていないようです。城の保存や利用のためには、まず地元町民の皆さんの葛尾城に対する理解を深めることが大事ではないですか、と申し上げました。その結果、言い出したのはお前だから、普通の人にもわかるような解説書を、責任をもって書くようにいわれ、引受けさせられました。」
著者は中世信濃や武田氏に関する多数の著書があります。本書は、一般の方に難しい山城の話をわかりやすく説明するため、父子の会話形式で書かれています。内容は題名のごとく葛尾城を歩きながら、堀切や土塁の説明をするなど、なかなか本格的です。
本書は、坂木宿ふるさと歴史館で購入できます。同館では坂城町の歴史展示も充実していますので、ぜひご覧になって下さい。
[目次]
第一章 歴史から見た葛尾城
一 武田信玄の信濃侵略と村上義清
二 その後の葛尾城
第二章 葛尾城の遺構
一 北側から主郭にむけて
二 城の中心部分で
三 姫城にむけて
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2008年01月08日
お城がすき まつもとが好き 松本城をめぐる文化財 文化財の知識シリーズ第3集
編集・発行:松本市教育委員会
発行日:1993年10月29日
ページ数:133P
定価:1,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は松本城とそれにかかわりのある文化財をまとめて編集・執筆したものです。ここには江戸時代以前から今日に至るまで、領主や城主が、武士が、そして民衆、私たちの先人たちが営々と築き上げ、伝えてきた文化財を多く収録してあります。」
写真はカラーで版も大きく見良い。その分、文章が少ないので図録として楽しみましょう。松本市立博物館1階ミュージアムショップで販売していたようですが、現在は品切れです。
[目次]
松本城をみる
松本城のできるまで
歴代の城主たち
藩校崇教館に学んだ人びと 藩士たちのその後
絵図・錦絵に描かれた城
松本城残影 古写真からみる
二の丸御殿跡と三の丸を掘る 武士のくらし
都市プランの変容 城と武家地の移り変わり
伝説の世界をたずねて
加助が歩いた道
町・村のくらしと祭り
泉こんこん 城下町の湧き水
川をくだる 犀川通船
街道をゆく 善光寺道を中心に
廃仏毀釈 仏から神へ
まつもとが好き 故郷の年中行事と祭り
松本市における指定文化財一覧
指定文化財所在地図
掲載図版一覧
関連年表
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2007年12月17日
探訪信州の古城 -城跡と古戦場を歩く-
発行:郷土出版社
発行日:2007年11月初版
ページ数:291P
監修:湯本軍一
定価:9,500円+税 限定予約販売2,000部
オススメ度:★★★★☆
書評:
「城と合戦をめぐるドラマティックな興亡。興味深いエピソード満載。貴重な図版350点収録。ふるさとのルーツを知る、第一級郷土資料。」
戦国時代は、日本の長い歴史のなかで、もっともめまぐるしく地方の版図が変動した時代でした。とくに信州は山谷隔てて地方の武士が割拠していたので、より激しく変化しました。その象徴が1260余といわれる城跡です。本書ではこうした城跡の紹介のほか、さらに、藩と城下町の成立、合戦場や合戦秘話も紹介していて、まさに、信州の戦国時代がまるごとわかる書となっています。 縄張図はもちろんのこと、鳥瞰図がイラストで掲載されているので、城のイメージがビジュアルに理解できます。
限定予約販売ということで一般書店(ネット書店)に並ぶ機会が少ないと思いますが、長野県の地元書店(一部ネット販売もあり)で並べているところもありますので、県外者も購入可能です。
その後、一部ネット書店でも販売を始めました。(2008/1/10更新)
[目次]
概説 信州武士と城郭
第1章 高島城とその周辺諸城
中世~戦国時代の諏訪の城 -諏訪氏と甲斐武田氏の攻防
高島城の築城と高島藩の成立
諏訪の合戦 -文明15年の上社の内乱、神戸・堺川の合戦、武田信玄の諏訪侵攻、宮川端の合戦
諏訪の諸城 -桜城、桑原城、千沢城、上原城
諏訪の諸城一覧
諏訪の古城秘話
第2章 高遠城・飯田城とその周辺諸城
中世~戦国時代の伊那の城 -甲斐武田氏の進
高遠城の築城と高遠藩の成立
飯田城の築城と飯田藩の成立
伊那の合戦 -福与城の戦い、神之峰城の戦い、高遠城の戦い
伊那の諸城 -龍ヶ崎城、福与城、春日城、飯島城、大島城、松岡城、松尾城、鈴岡城、吉岡城
伊那の諸城一覧
伊那の古城秘話
第3章 松本城とその周辺諸城
中世~戦国時代の筑摩・安曇の城 -小笠原氏と甲斐武田氏の攻防
松本城の築城と松本藩の成立
筑摩・安曇の合戦 -信濃府中の合戦、小岩嶽城の戦い、会田の合戦、筑北の合戦
筑摩・安曇の諸城 -林城、虚空蔵山城、平瀬城、北熊井城、妙義山城、青柳城、波田山城、塔ノ原城、小岩嶽城、西山城、三日市場城、福島城
筑摩・安曇の諸城一覧
筑摩・安曇の古城秘話
第4章 上田城とその周辺諸城
中世~戦国時代の小県の城 -真田一族の台頭
上田城の築城と上田藩の成立
小県の合戦 -武田・諏訪・村上の海野攻め、上田原の戦い、砥石城の戦い、上田城の戦い
小県の諸城 -尾引城、祢津城、丸子城、砥石城、塩田城、岡城
小県の諸城一覧
小県の古城秘話
第5章 小諸城とその周辺諸城
中世~戦国時代の佐久の城 -村上氏・武田氏の進出
小諸城の築城と小諸藩の成立
佐久の合戦 -大井・伴野の争い、海ノ口城の戦い、志賀城の戦い
佐久の諸城 -海尻城、相木城、平尾氏館・平尾城、志賀城・笠原城、耳取城、小田井城、望月城
佐久の諸城一覧
佐久の古城秘話
第6章 海津・飯山城とその周辺諸城
中世~戦国時代の北信濃の城 -上杉氏と武田氏の覇権争い
海津城の築城と松代藩の成立
飯山城の築城と飯山藩・須坂藩の成立
北信濃の合戦 -守護を追い返した大塔合戦、葛尾城の落城、川中島の戦い
北信濃の諸城 -葛山城、旭山城、尼巌城、塩崎城、大蔵城、屋代城、井上城、高梨氏居館・鴨ヶ岳城、替佐城、月生城、野尻城、牧之島城
北信濃の諸城一覧
北信濃の古城秘話
信濃城郭・合戦史年表
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2007年12月16日
大井城跡(黒岩城跡)
発行:佐久市教育委員会
発行日:1986年3月31日初版
ページ数:353P+図版102P
編集:大井城発掘調査団
定価:非売品
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本報告書は、長野県佐久市を事業主体者として建設省の国庫補助金により実施している大和町小集落地区改良事業に伴い、佐久市教育委員会が主体となり行なった大井城跡(黒岩城跡)発掘調査報告書である。」
非常に多くの遺構と遺物が出ており、ひとつひとつについて実測図と写真が掲載されているため、非常にページ数の多い報告書となっている。
[目次]
第Ⅰ章 調査の経過
第1節 本調査の経過
第2節 遺物整理の経過
第Ⅱ章 大井城跡の概観
第Ⅲ章 層序
第Ⅳ章 第Ⅰ地区(城郭)の遺構と遺物
第1節 中世の遺構
第2節 中世の遺物
第3節 弥生・古墳時代の遺構と遺物
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2007年11月11日
帰雲城 世界遺産白川郷物語 (上)・(下)
発行元:青樹社
発行日:1997年6月初版
ページ数:上巻 278P、下巻 412P
著者:森省三
定価:1,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
天正大地震で大崩壊した帰雲城を題材にした小説。地震で一気に埋まったと言われ、黄金伝説も残る。帰雲城を扱った書籍は数少なく、専門書の中にはプレミアがついているものもあるが、本書は気負いなく読める一般書である。絶版で入手が難しいが、入手の際はぜひ上下巻揃えてほしい。
[目次]
<上巻>
白山郷
寛正の大飢饉
天生の金山谷川
保木脇築城
帰雲城
正蓮寺炎上
萩町城
白骨のお文
蓮如
吉崎御坊
東山慈照寺・銀閣
照蓮寺復興
どぶろく祭り
政教合体
大文字送り火
三木軍来襲
<下巻>
分水嶺
虎視眈々、帰雲城黄金
鞭声粛々
一期栄花一盃酒
人間五十年
暗策
極楽白川郷
天下統一
立山、佐良佐良越え
天正十三年
佐々成政滅亡
飛騨攻め
帰雲城落城
陰謀
生け贄
三木氏滅亡
帰雲城震滅
死に脈
名笛、白菊の笙
牧戸、荒城の詩
萩町城始末記
天空飛翔の矢
望郷、白川の里
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2007年09月15日
蘇る「越後福嶋城」
出版社:北越出版
発行日:2006年9月初版
ページ数:137P
著者:渡邉昭二
定価:2,100円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
地元の人に正しい歴史認識を持ってもらうことを目的にまとめられたようである。現在はほとんど遺構が残っていない福嶋城に関して、その城域についての考察が載っている。写真がモノクロなのが残念だが、巻末の福嶋城の城域図や現況との重ね図、周辺の小字名調査は現地調査の役に立つでしょう。ネット書店では販売していないようなので、上越市内の書店で郷土書コーナーを見つけて購入して下さい。
[目次]
越後福嶋城
一 時代のあらまし
二 福嶋城の立地と縄張り
三 福嶋城絵図
四 城郭
五 城郭外の施設
六 城下町など
七 福嶋城本丸跡の発掘調査
八 廃城後の土地の所属
九 「頸城郡誌稿附図」第三十図記載の寺院
一〇 福嶋周辺に所在したことがある寺院
一一 福嶋周辺の現在の寺院
一二 福嶋周辺から高田へ移転した神社
一三 福嶋周辺の現在の神社
慶長二年越後国頸城郡絵図
一 「頸城郡絵図」にみられる誤記など
二 頸城村史にみる「頸城郡絵図」
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飯山市ふるさと館叢書第4集 飯山城と城下町
発行元:飯山市総合学習センターふるさと館
発行日:2007年9月11日
ページ数:40P
定価:400円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
絵図が載っているが冊子が小さくて文字は読めないが、飯山城を中心にした歴史や遺構を概観するには最適な一冊ではないでしょうか。11月11日まで掲載されている地図や遺物を展示した企画展が行われているので、機会があればぜひ本書を片手に展示を見てください。
[目次]
1.飯山城と城下町
(1)上杉謙信の築城
(2)城下町の建設と飯山藩の成立
(3)飯山戦争
(4)飯山城の解体と城山公園へ
(5)飯山城跡に建てられた石碑
2.名城・飯山城
(1)城の築城
(2)城の変遷
3.川中島合戦と飯山城
(1)武田信玄の信濃攻略
(2)第1回川中島合戦
(3)第2回川中島合戦
(4)第3回川中島合戦
(5)第4回川中島合戦
(6)飯山口の急襲
(7)第5回川中島合戦
(8)飯山での甲越戦争
(9)武田勝頼領から織田支配、そして景勝領へ
4.近世の飯山城と城下町
(1)飯山城主
(2)城下町
(3)城下町の寺社
(4)飯山仏壇はいつからか
5.飯山城跡を発掘する
(1)建物跡
(2)城内暮らしの道具
飯山城関係略年表
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2007年07月12日
小諸城七つのナゾ 小諸城探検隊
出版社:櫟(いちい)
発行日:1991年10月初版、1993年3月第2版
ページ数:90P
著者:小諸城探検隊
定価:826円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
島崎藤村とゆかりの深い小諸城は多くのナゾに包まれた城。7つのナゾを追って築城の秘密に迫り、さらに曲輪や建物の歴史を追う。三百年の波乱の藩史もこの一冊で。
ほとんどの書店では欠品であり、出版社売り切れ状態だと思っていたら、ビーケーワンでは購入できました。若干背やけしているのでどこかの在庫本だと思いますが、興味ある題名のためか古本は高額なケースが多いようです。
[目次]
小諸城をめぐる七つのナゾ
小諸城に天守閣はあったか
小諸城の正門は三ノ門か大手門か
小諸城の堀には水はあったか
小諸の城下町はどのように設営されたか
小諸城の水はどこに求めていたか
小諸城が史跡にならないのはどうしたわけか
小諸城に抜け穴はあったか
小諸城をたずねて
大手門
三ノ門
二の丸
南の丸
北の丸
黒門橋
本丸
不開門
三の丸
藩史ものがたり・小諸藩
藤村にひかれて
四つの新田開発
鬼といわれし日向殿
天明の飢饉で農民蜂起
名君康哉の社会福祉政策
信州追分戦争
近代化の轍の下に
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2007年06月14日
小諸城 千曲川文庫4
出版社:櫟(いちい)
発行日:1983年8月初版
ページ数:413P+小諸藩図1枚
著者:中村勝実
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「浅間山から雪が消えると、東京からどっと若い人たちが『藤村の小諸』を訪ねてくる。あの『千曲川旅情のうた』に魅せられてのことだろう。シーズンともなると、『破戒』や『千曲川のスケッチ』の文庫本を手にした藤村ファンは、まさに門前市をなす盛況だ。だが、ほとんどの人は、この城に昔天守閣があり、だれが城主であったかは知らない。まさに藤村文学にかき消されたというのが、小諸城の実態だ。小諸城は城としては平山城だが、同時にそれは浅間の斜面を利用して縄張りをした穴城である。小諸の町は、城より高いところにあって、城下町でなく"城上町"。こうした形態の城は、全国でもその例は聞かない非常に珍しいものである。そんな変った城に一つの興味を抱いて、小諸城の歴史を調べている気になった。」
地元の方に向けた小諸城の啓蒙書であろう。文庫とはいえ、大きさも一回り大きく、ページ数も多い。実に読み応えがある。著者は元新聞記者であるので私見はあまり入らず語り口は淡々としている。小諸城の入門編としては十分な内容である。
[目次]
城のすがた
櫓と門
草創期のあゆみ
新田開発
牧野氏の入封
藩のしくみ
中山道の旅人
農村のすがた
噴火・一揆・水害
幕末の名君
維新の曲
信州追分戦争
戊辰戦争と廃藩
藤村と小諸
千曲川旅情のうた
小諸藩主九家総覧
小諸藩年表
小諸藩城主一覧
寛永年間の小諸領石高
廃藩前の小諸城武家敷図
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2007年05月18日
菱形城址 小諸市埋蔵文化財発掘調査報告書第2集
発行日:1980年3月初版
ページ数:26P+図版11P
編集:菱形城址発掘調査団
発行:小諸市教育委員会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、昭和54年に発掘調査された長野県小諸市大字菱平字中屋根に所在する菱形城址の調査報告書である。道路建設に伴う緊急調査で対象が掘址に限定されていたようで城址の全体像は浮き彫りとなっていない。小諸市の発掘調査書は小諸市立郷土博物館できる。
[目次]
Ⅰ発掘調査の経緯
1 調査に至る動機
2 発掘調査の概要
3 調査の経緯
Ⅱ遺跡の外観
1 遺跡の自然的環境
2 遺跡の歴史的環境
Ⅲ層序
Ⅳ遺構と遺物
1 堀址
2 本郭部
3 炭焼窯址
4 菱形城址の植生
Ⅴ総括
菱形城址の歴史的位置
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2007年05月17日
耳取城跡・古城遺跡 小諸市埋蔵文化財発掘調査報告書第10集
発行日:1986年3月初版
ページ数:65P+図版24P
編集:耳取城跡発掘調査団
発行:佐久建設事務所、小諸市教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、昭和60年度に発掘調査された長野県小諸市大字耳取字古城に所在する耳取城跡・古城遺跡の調査報告書である。道路建設に伴う調査であったが、耳取城跡の歴史を含めてよくまとめられている。小諸市の発掘調査書は小諸市立郷土博物館できる。
[目次]
Ⅰ発掘調査の経緯
1 調査に至る動機
2 発掘調査の概要
3 調査の経緯
Ⅱ遺跡の外観
1 遺跡の自然的環境
2 遺跡の歴史的環境
Ⅲ層序
Ⅳ遺構と遺物
1 住居址
2 城址に関わる遺構
3 竪穴状遺構
4 溝状遺構
5 土壙
6 ピット群
7 遺構外出土遺物
Ⅴ耳取城跡
Ⅵ総括
付編 小諸市耳取城跡出土の炭化籾の判別について
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2007年05月14日
真田氏館跡
発行日:1992年3月初版
ページ数:49P+写真図版26P
編集:長野県小県郡真田町教育委員会
定価:2,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本書は、真田町の長期振興計画事業による、長野県史跡・真田氏館跡を中心とした公園整備に伴って、実施した発掘調査の遺構確認事業、その他関連する諸資料をまとめた報告書である。真田氏歴史館で購入できる。
[目次]
第Ⅰ章 調査に至る経緯
第Ⅱ章 遺跡の位置と環境
第Ⅲ章 調査経緯
第Ⅳ章 層序
第Ⅴ章 遺構
第Ⅵ章 遺物
第Ⅶ章 まとめ
第Ⅷ章 付編「真田町大字本原字殿蔵院採集資料について」
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2007年05月10日
CD-ROM 真田三代 -真田氏史料集より-
発行日:2001年4月初版
制作:上田市マルチメディア情報センター
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
このCD-ROMは、この地域の貴重な歴史資産である真田氏の資料を、他の地域に伝わるものも含めて広く収集し整理したもので、上田城を築城した昌幸の父である幸隆から、昌幸を経て、信幸(信之)・信繁(幸村)兄弟に至る真田家三代の歴史を、写真、図版、古文書などの多数の映像資料によって紹介しています。もとになっている資料は、上田市立博物館で頒布されている「真田氏史料集」です。実験的に制作された「真田群雄伝」なるアニメも収録されています。
上田市の池波正太郎真田太平記館、真田氏歴史館で購入できる。以下のホームページでも販売しているので、当地へ行けない方はこちらから。
[メニュー]
はじめに
真田氏史料集
年表
人物
史跡
アニメ 真田群雄伝
あとがき
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2007年05月09日
郷土の歴史 上田城下町
発行日:1990年3月初版
ページ数:89P
編者:上田市立博物館
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「海野町、原町を中核とした上田城下町の形成は、天正11年の上田築城開始とともに始まり、現市街地の原型となりました。また慶長8年頃からは北国街道の宿場町としても賑わうようになり、真田信之の命による町割り変更により城下町は整備されていきました。このように上田の町は、中世末期に城下町として成立し、近世には宿駅としての機能も課せられ、約400年の長い歴史を歩んで来ました。その間、大災害や戦火からは免れましたが、街の近代化とともに往昔の面影は急速に消えつつあります。しかし、町の歴史を物語る道や建物などをまだ見ることができます。博物館ではそれらの姿を記録し、多くの皆様に上田城下町への関心をより一層高めていただくためにこの冊子を発行いたしました。」
この冊子は同博物館の昭和53年発行の「城下町上田」を絶版として、内容を新しく改めたものである。絵図はこの大きさでは内容の判別は不可能だが、発行当時の写真が多く載っており、姉妹編「上田城」とともに購入することをお薦めする。上田市立博物館で購入できる。
[目次]
第1章 地図に見る上田城下町の移り変わり
第2章 城下町の面影と現在
1 上田城周辺と武家屋敷
2 北国街道に沿って
3 寺社めぐり
第3章 上田城下町
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郷土の歴史 上田城
発行日:1988年3月初版、1994年4月改訂二版
ページ数:168P
編者:上田市立博物館
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上田城とは今から400年ほど前に、真田昌幸の居城として築かれました。上田築城は、現在の上田市街地の原型となった上田城下町-『上田』という地名自体-の始まりであったものです。また、真田氏は、この上田城に立てこもって、2度にわたる徳川の大軍の攻撃を退け、真田氏と上田城の名を天下に鳴り響かせてもいます。しかるに、この昌幸の築いた上田城は、関ヶ原合戦直後に破却され、その後、真田氏の次の城主仙石氏により復興される、という経過がありました。このように、上田城には、やや屈折した過去もあるため、今に残る堀や土塁・石垣などの成り立ちについては、はっきりしないところがありました。この点に限らず、真田氏に関する研究などと比べて、上田城自体についての調査は十分に深められているとは言い難く、まだまだ不詳な点が少くありません。この冊子においては、これらの点の解明を主眼とし、新しい観点よりの叙述につとめました。」
上田城に関する解説書。郷土の人たちへ向けて書かれていることもあり、文体は平易で読みやすいが、内容はなかなかに詳しい。破却されて不明な真田氏時代の上田城の姿にもできる限り近づこうとしている姿勢が感じられる。上田市立博物館で購入できる。
[目次]
Ⅰ.上田城の歴史
1 上田築城以前の真田氏
2 上田築城
3 真田昌幸時代の上田城建造物
4 昌幸、小県郡統一
5 上田地頭の激戦
6 関ヶ原の役と上田籠城
7 上田城下町の形成と整備
8 真田氏の転出と仙石氏の入封
9 上田城復興
10 部分的修築
11 明治維新後の変遷
Ⅱ.上田城の概要
1 縄張り
2 各郭のあらまし
3 堀
4 石垣
5 本丸隅櫓
6 三の丸の諸施設
Ⅲ.歴代上田城主
1 真田氏
2 仙石氏
3 松平氏
Ⅳ.上田城余話
真田昌幸の命名になる「上田・上田城」
築城に際し城外へ移された寺社や人家
上田城の異称「松尾城・伊勢崎城」
鳥のねぐら上田城
上田城の伝説
真田十勇士
上田城関係略年表
仙石忠政築城覚書
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2007年05月08日
真田氏史料集 (旧題・図説真田史料展)
発行日:1983年10月初版
ページ数:151P
編者:上田市立博物館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「真田昌幸によって天正11年に上田城が築かれてから400年が過ぎました。上田築城は現上田市街地の原型となった上田城下町の始まりでもあり、意義深いものがあります。上田市では、昭和58年に『上田築城400年祭』を挙行しましたが、この特別展は、その時点までの真田氏関係史資料を対象としました。つまり、時代的には、上田築城を中として戦国時代から近世初頭にかけてになります。この特別展に際して発行しました図説『真田史料展』は第5刷を数えましたが、今回、表題と装丁を改めて、第6刷を刊行いたします。」
この冊子は、昭和58年に上田市立博物館で開催された特別展の展示解説図録であり、200点にものぼる展示物の写真が掲載されている。当時のものののため、巻頭に一部カラーがあるのみで基本的にモノクロである。しかしながら、値段も高くはないので真田氏が好きな方なら持っていて損はないだろう。昭和58年から早20年以上経過しており、新規遺物も増えているだろうから、追補版があってもよいのだが。
上田市立博物館で購入できる。
[目次]
上田城 -その原点を考える-
上田城築城
展示解説
真田氏 -その発祥-
真田幸隆
真田信綱・昌輝兄弟
真田昌幸
上田城築城以前の真田氏関係城砦
上田築城
上田城下町の形成
神川合戦
名胡桃城と小田原の役
関ヶ原の役と上田籠城
昌幸・幸村高野配流
真田幸村と大坂の役
真田信之
松代移封
真田昌幸夫人寒松院
真田信之夫人大蓮院
矢沢頼綱・頼幸
真田信昌
真田高勝
真田昌親
真田信吉
真田信政
仙石氏と上田城大修築
上田築城にまつわる民俗芸能
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2007年05月05日
帝京大学山梨文化財研究所研究報告第9集 特集「中世城館の考古学」
発行日:1999年12月初版
ページ数:331P
編者:帝京大学山梨文化財研究所
定価:3,500円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
中世城館に関する論文を収録した専門書。内容は非常に専門的である。考古学の対象として中世城館に関する論文が並ぶ。
残部があれば山梨県考古博物館(山梨県埋蔵文化財センター隣)で購入することができる。
[目次]
特集「中世城館の考古学」
「館」発生の考察
「館跡」「城跡」という遺跡
居館と詰城 -発掘成果から見た山城の成立過程-
居館の出現とその意義
銭貨を埋納する掘立柱建物跡 -史跡七戸城跡北館曲輪発掘調査の事例から-
首が護る城
瓦器、その城館的なるもの -北東日本の事例から-
戦国期の城・町・街道 -越前を中心にして-
城郭が語る地域史 -四国西南部の中世城郭調査事例から-
城の成立と展開 -甲斐国中世城郭史序説-
焔硝蔵の成立をめぐって
小特集「在地・地域を考える」
精製土器と粗製土器
土器産地推定における在地
縄文土器に含まれる粗粒物質のテクスチュアル・アナリシス
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2007年05月04日
帝京大学山梨文化財研究所研究報告第3集 シンポジウム「戦国期城下町と城」
発行日:1990年12月初版
ページ数:364P
編者:帝京大学山梨文化財研究所
定価:4,000円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「本シンポジウムは、『戦国城下町と城』と題し、1988年8月6日(土)~8日(日)の3日間、山梨県石和町の帝京大学研修ハウスにおいて開催された。このシンポジウムは、中世城郭研究会及び帝京大学山梨文化財研究所の共催で、第5回『全国城郭研究セミナー』の一環として実施したが、8件の基調報告とそれをふまえた討議で構成されており、考古学・文献史学・歴史地理学及び城郭史等を中心にますます活発化の様相を呈しつつある戦国期城下町に対して、多方面から討論を重ねることができた。」
シンポジウムは、発表時の報告をなるべくそのまま収録しているようであり、非常に読みやすい。
残部があれば山梨県考古博物館(山梨県埋蔵文化財センター隣)で購入することができる。
[目次]
中部日本における稲作農耕の起源とその波及(序論)
「時代区分」考・序論Ⅱ
シンポジウム「戦国期城下町と城」
第1部 基調報告
仙台領「要害」の近世以前
下総本佐倉城について -「惣構」の検討-
有岡城下町の構造と都市史的位置付け
瀬戸内の港津都市と戦国期城下町 -讃岐香西浦と塩飽笠島浦-
中世城下町甲府の立地と都市プラン
八王子城と市と町
新潟県の戦国期城下町について -中小規模城下を中心にして-
戦国・織豊期の城下町について -城館址研究との関係をめぐって-
第2部 討議
戦国大名武田氏の金山支配をめぐって
焼畑跡地の植生復元に関する調査
増穂町明王寺薬師如来立像について
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2007年04月30日
勝沼氏館跡調査概報Ⅲ 外郭部及び周辺地域の遺構確認調査
発行日:1978年3月初版
ページ数:33P
発行:山梨県教育委員会
編集:勝沼氏館跡調査団
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「昭和48年の歳晩より進めて参りました勝沼氏館跡の発掘調査もすでに5年目の春を迎え、ここに調査概報第3集を発刊する運びとなりました。このたびの報告は、とくに外郭部を中心におこないました調査の結果を集録したものであります。これによって前回までの調査内容をさらに明確にし、また遺跡の貴重な性格等を探ることができ、勝沼氏館跡の日本の中世文化遺産としての価値を実証する裏付けを示すものであります。」
本書は、第7次の外郭部および周辺地域の発掘調査を主とする。
[目次]
序
1.調査に至るまでの経過
2.調査の経過
3.外郭部の基礎調査
(1)地貌の変遷
(2)郭配りと町割
4.トレンチの設定
5.各地区の遺構と遺物
(1)E区
(2)F区
(3)G区
(4)H区
(5)I区
(6)その他の地域
6.まとめ
(1)古絵図等から見た外郭部の変遷
(2)出土遺構に関する若干の考察
(3)外郭部の性格、機能、範囲に関する若干の課題
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勝沼氏館跡調査概報Ⅱ
発行日:1977年3月初版
ページ数:27P
発行:山梨県教育委員会
編集:勝沼氏館跡調査団
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「昭和50年3月、勝沼氏館跡調査概報が発刊されました。これによって、関係者、町県民各位には館跡の状況や価値についてご理解をいただいたことと思います。調査はその後も引続き行われ、主として館跡内郭部西側地区(D区)の発掘調査を進めておりましたが、ここに一応これをまとめて概報第2集として発刊することになりました。」
本書は、第5次・第6次のD区の発掘調査を主とする。
[目次]
1.A、B、C区調査の大要とD区の調査経過
2.勝沼氏をめぐる史料
3.層序
4.D区の遺構
(1)土塁址・土塁脇溝址
(2)門址・広場址
(3)建物址
(4)溝址・水溜址
(5)小鍛治状遺構
(6)その他の遺構
5.D区の遺物
(1)陶磁器
(2)土師質土器
(3)瓦質土器
(4)金属製品
(5)溶融物付着土器等
(6)漆器
(7)古銭
(8)その他遺物
6.付記


