2008年06月03日

宝暦治水 血涙薩摩義士物語

宝暦治水 血涙薩摩義士物語

著者・発行:池水喜一
発行日:1971年7月初版、1982年10月第四版
ページ数:228P
定価:800円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「『赤穂義士』のことは、全国いたるところ知らぬ者はいないほど、その名が天下に響きわたっている。しかし、『薩摩義士』のことについては、現地の人々にくらべ、郷土鹿児島でも一部の人々を除いて『赤穂義士』ほど知られていないことは、まことに残念である。この題名の示すとおり、宝暦年間の薩摩藩士が、血と涙と汗の土木工事を通して、その犠牲となられた八十余名の尊い人命が、今なお現地に眠っている。」

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[目次]

大洪水に泣く農民たち
幕府の謀略
幕命薩摩藩に下る
戦争か?平和か?
資金の調達に苦しむ
第一期工事始まる
藩主の奥方「村子の方」の死
最初の犠牲者
第一期工事終わる
第二期工事と町人請け負い
権作とマツの純情
洪水に悩まされる
悪疫流行と死者の続出
藩主の現場視察
資材集めに苦慮する
第二期工事始まる
油島新田の締め切りの難工事
大榑川洗堰工事の悩み
工事竣工と平田靱負の最後
藩主重年の目に涙
悲報鹿児島に至る
治水工事後の薩摩藩
治水工事と明治維新

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2007年12月29日

骨は語る徳川将軍・大名家の人びと

骨は語る徳川将軍・大名家の人びと

出版社:東京大学出版会
発行日:1985年12月初版
ページ数:221P
著者:鈴木尚
定価:3,800円(当時)、5,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「和宮は典型的貴族形質の持ち主、替え玉説は成り立たない。歴代将軍(秀忠から家茂まで七人)・大奥の夫人(桂昌院から和宮まで十人)、尾張藩主、伊達政宗らの生前の姿を再現。」

著者は「骨の人類学」の専門家であり、多数の骨に関する著書を有する。発掘調査による実証的な骨の検証からかの人びとの特徴を探っている。内容は専門的ではあるが、ベールに包まれたいわゆる偉い人の実態に興味がわく作品である。

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[目次]

プロローグ 江戸時代の日本人はどんな顔つきだったか

第1部 徳川将軍の骨は語る
1 戦国武将の面影のこす毛深い将軍 -2代徳川秀忠-
2 猫背でひどい反っ歯の初代甲府宰相 -徳川綱重-
3 甲府侯から将軍職を継いだ「正徳の治」の主人公 -6代徳川家宣-
4 満3歳の征夷大将軍 -7代徳川家継-
5 歯ぎしりに言語障害があった美男子将軍 -9代徳川家重-
6 短軀に大頭、長い顔に受け口の将軍 -12代徳川家慶-
7 政争の渦中、虫歯と脚気に命をとられた青年将軍 -14代徳川家茂-
第1部のまとめ 典型的貴族形質をもつ徳川将軍

第2部 骨に見る徳川将軍の夫人たち -正室と側室-
1 小柄で華奢な体つきの戦国女性 -2代秀忠の正室、崇源院-
2 大奥の葛藤に耐え、天寿を全うした姫君 -6代家宣の正室、天英院-
3 均整のとれた体をもつ絶世の美人 -11代家斉の正室、広大院-
4 歴代将軍夫人中、随一の美女 -13代家定の正室、天親院-
5 深窓の皇女和宮、将軍家に降嫁 -14代家茂の正室、静寛院-
6 庶民派美人の典型、5代綱吉の実母 -3代家光の側室、桂昌院-
7 大奥の実力者で"教育ママ"、7代家継の実母 -6代家宣の側室、月光院-
8 鼻が高く、額の広いおでこ美人 -11代家斉の側室、契真院-
9 若君出産で奪われた25歳の命 -12代家慶の側室、見光院-
10 将軍の愛を競いあった長身の美女 -12代家慶の側室、殊妙院-
第2部のまとめ 将軍夫人の形質

第3部 骨が語る江戸時代大名
1 幕末・維新期に活躍した殿様 -尾張藩主、徳川慶勝父子-
2 陸奥の雄、波瀾の伊達家3代 -政宗・忠宗・綱宗-
3 貴族形質濃厚な高遠藩主、内藤家の人びと
4 幕府の重臣、沼津城主、水野家の人びと
5 長岡藩牧野家と黒田藩家老久世家の人びと
第3部のまとめ 江戸時代大名の貴族形質

エピローグ 江戸時代貴族の典型的形質と日本人の小進化の歩み

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2007年11月23日

日本思想大系20 寺社縁起

日本思想大系20 寺社縁起

出版社:岩波書店
発行日:1975年12月初版
ページ数:519P
校注者:桜井徳太郎、萩原龍夫、宮田登
定価:2,600円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「全国の寺院や神社がその草創や沿革、あるいは霊験を強調するために作られた縁起は、日本宗教史や思想史を構成する重要な資料である。本書は、おびただしい縁起の中から、元興寺、信貴山、粉河寺、大峯・葛城・笠置、北野天神、日光山、白山、国東半島の六郷山の縁起、ならびに八幡愚童訓など、著名なもの、ローカルな色彩に富むもの合せて十三篇を撰んで一巻とし、日本人の宗教観、特に民衆の精神生活に問題を投げかけた神仏習合の思想や、修験道の思想、八幡・御霊神・霊山信仰などの民間信仰を多面的に究明する。」

原文を活字化して校注をつけてあり、読みにくい文字にはふりがなが振られていて読みやすい。しかし、縁起特有の挿絵がすべて省略されてしまっているのは残念である。

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[目次]

元興寺伽藍縁起
信貴山縁起
当麻曼荼羅縁起
粉河寺縁起
本浄山羽賀寺縁起
朝熊山縁起
諸山縁起
北野天神縁起
八幡愚童訓 甲
八幡愚童訓 乙
日光山縁起
白山之記
六郷開山仁聞大菩薩本紀

解説
 縁起の類型と展開
 神祇思想の展開と神社縁起
 霊山信仰と縁起

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2007年10月29日

特別展覧会 狩野永徳

特別展覧会 狩野永徳 特別展覧会 狩野永徳

発行:毎日新聞社、NHK、NHKきんきメディアプラン
発行日:2007年10月16日
ページ数:314P
編集:京都国立博物館
定価:2,500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「絵画の黄金期、桃山時代の覇者として日本美術史に輝かしい足跡を残した狩野永徳は、織田信長・豊臣秀吉ら時の権力者に権力者に重用された絵師です。彼の創造した豪壮華麗な金碧障屏画は、戦国武将の覇気を体現するものとして、安土城や大坂城、聚楽第をはじめ数々の館を彩りました。しかし、天下一と評された彼の作品の多くは戦火の中で灰燼に帰したためその数は少なく、これまで回顧展を開くのは困難とされてきました。ところが近年、続々と新たな作品が見出され、また行方不明だった作品も再発見されるなど、永徳の画業を概観する下地がようやく整ってきたように思われます。本展は、世に知られた彼の代表作はもちろんのこと、新発見や新公開の作品を網羅することで、永徳芸術の神髄に迫ろうとするものです。また父の松栄や弟宗秀、長男光信らの代表作を併せ展示し、狩野派絵画の魅力を余すところなくご紹介します。」

図版はフルカラーでとても鮮明です。一部は拡大画も掲載されているのでじっくりと楽しめます。本書は京都国立博物館で購入できます。会期中は通信販売もあるようですが、終了後は残部あれば通常展のグッズ売場で購入できると思います。

狩野永徳展ホームページ
※会期終了後は閉鎖されている可能性があります。

京都国立博物館ホームページ

[目次]

ごあいさつ
狩野永徳の生涯
図版
 墨を極める
 永徳と扇面画
 為政者たちのはざまで
 時代の息づかい -風俗画-
 桃山の華 -金碧障屏画-
 壮大なる金碧大画
作品解説
関連作品
史料
落款・印章
年表
参考文献

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2007年10月27日

骨が語る日本史

骨が語る日本史

出版社:学生社
発行日:1998年8月初版
ページ数:242P
著者:鈴木尚
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「首なし人骨は何を語るか、鎌倉古戦場の女性の骨の謎、徳川将軍たちはなぜ面長になったのか、など、12の話を収録。発掘された骨から日本史の真相を解き明かす。」

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[目次]

1 アムッド・ネアンデルタール人類の発掘
2 沖縄の更新世人類 -湊川人、山下町人、大山人-
3 洞窟が語る弥生時代の犠牲者の謎
4 慈覚大師と山寺の入定窟
5 俊覚の墓から発見された骨
6 新田義貞、鎌倉政略への道 -分倍河原の合戦と極楽寺坂の合戦-
7 沼津千本松原の首塚
8 伊達政宗と忠宗、綱宗父子
9 成願寺・開山像に納められた長者伝説の父娘
10 徳川将軍の顔 -徳川家康から徳川家茂へ-
11 病弱だった九代将軍、徳川家重
12 蘭学者、宇田川家の双璧 -女性的な玄随と健脚だった榕菴-

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2007年08月12日

日本史諸家系図人名辞典

日本史諸家系図人名辞典

出版社:講談社
発行日:2003年11月初版
ページ数:739P
監修:小和田哲男
定価:9,500円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
本書の10大特色
1. 401家の姓氏・家名を五十音順に配列さらに天皇家・6親王家を紹介
2.始祖、家名の由来など平易でわかりやすい家名解説
3.ふりがなつきの名前、藩名・歴代数などを表示した読みやすい、見やすい系図
4. 系図順に並んだ人名解説、系図中の人名約13,500のうち重要人物8,800を項目として収録
5. エピソード、伝説、事件・トピックスなど面白くて話題に富むコラム
6. 人の心をうつ名言・名句、著名人の含蓄ある金言・語録・信条・辞世、「百人一首」など名歌を紹介
7. 歴史を身近に感じる肖像画と絵巻物、今に残る貴重な絵画資料から厳選した写真(モノクロ)を掲載
8. ゆかりのある史跡・菩提所・史書ガイド、記念館・博物館・美術館・資料館・文化財など役だつ情報も充実
9. もっと深く調べたいときの参考文献・系図史料案内
10. 都道府県別諸氏一覧など便利な巻末付録、系図を読むための用語解説、人名索引など使いやすさにも配慮

系図と人名辞典が一緒になった便利な書籍。日本史好きなら一冊は持っていたい本。

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[目次]

監修のことば
天皇家・親王家
豪族・公家・武家

系図を読むための用語解説
地方別諸氏一覧
コラム一覧
人名索引

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2007年07月27日

決定版 戦国時代考証総覧 別冊歴史読本

決定版 戦国時代考証総覧 別冊歴史読本

出版社:新人物往来社
発行日:1997年6月初版
ページ数:355P
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
戦国時代とはどのような時代であったのか。武将の生活、合戦の実際、また経済や交通・通信、庶民の生活や町・村の様子など、時代全体を多角的に明らかにし、わかりやすくまとめる。

時代考証をまとめた本は多いが、多くは江戸時代を中心としているため戦国時代に焦点をあてた本書は珍しい。一つ一つの項目は詳細とは言えないが、基礎知識としては十分ではなかろうか。発行が古いが、「戦国時代を知る本」として戦国時代関連の本がまとめられているのは参考になる。

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[目次]

巻頭特別総論 戦国時代とは
総力特集 戦国時代考証ものしり百科
 戦国時代の天皇・将軍・天下人
 室町幕府の組織と職制
 戦国大名の組織と職制
 戦国武将の生活
 戦国時代の城郭
 戦国時代の合戦の実際
 戦国時代の通貨・経済・租税
 戦国時代の都市と交通・通信
 戦国時代の治安と刑罰
 戦国時代の庶民の生活
 戦国時代の教育と宗教
 戦国時代の女性たち
 戦国時代の芸能と娯楽
資料編
 戦国人物一覧
 戦国時代主要合戦一覧
 戦国群雄割拠・主要合戦地図
 戦国時代関係博物館・資料館
 戦国時代を知る本
 戦国時代年表
 人名・事項索引

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2007年05月21日

明智光秀ゆかりの地を訪ねて

明智光秀ゆかりの地を訪ねて

出版社:日本図書刊行会
発行日:1997年2月初版
ページ数:128P
著者:塩見弥一
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
謎の多い出生地を含めた前半生から、数多い首塚・供養塔まで悲運の武将明智光秀とその一族ゆかりの地を、史実にそって文と写真で56か所をまとめて紹介した初めての本。

写真はモノクロで解説も完結であるが、他に類を見ない本であるので、明智光秀を訪ねるときはぜひ携帯したい。著者は京都の福知山出身であり、明智光秀に対して愛をもって各史跡を訪ねた様子が感じられる。

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[目次]

一 明智(長山)城址
二 明智城址
三 白山神社
四 土岐氏一日市場館跡
五 称念寺
六 明智神社
七 岐阜城
八 一乗谷朝倉館跡
九 立政寺
一〇 旧二条城址
一一 金ヶ崎城址
一二 宇佐山城址
一三 坂本城址
一四 小谷城址
一五 岩村城址
一六 多聞城址
一七 亀山(亀岡)城址
一八 園部城
一九 有岡(伊丹)城址
二〇 安土城址
二一 八上城址
二二 黒井城址
二三 福知山城
二四 御霊神社
二五 大和郡山城
二六 新府城址
二七 愛宕神社
二八 老ノ坂
二九 旧本能寺址
三〇 本能寺
三一 洞ヶ峠
三二 備中高松城址
三三 山崎合戦の地(天王寺)
三四 勝竜寺城
三五 小栗栖(明智藪)
三六 明智光秀首塚1
三七 明智光秀首塚2
三八 明智光秀首塚3
三九 明智光秀胴塚
四〇 西教寺
四一 東南寺
四二 明智方将士首塚
四三 明智風呂
四四 明智光秀供養塔


一 崇禅寺(妻木氏菩提寺)
二 泰勝寺跡
三 旧細川邸跡
四 崇禅寺(ガラシャ墓)
五 聖マリア大聖堂
六 明智左馬之助湖水渡りの碑
七 大溝城址
八 智勝院(斎藤内蔵助利三の墓)
九 長宗我部元親墓
一〇 興禅寺
一一 喜多院
一二 麟祥院(春日局墓)

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2006年08月09日

戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一

戦国時代の終焉 「北条の夢」と秀吉の天下統一

出版社:中央公論新社
発行日:2005年8月初版
ページ数:234P
著者:斎藤慎一
定価:760円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
織田信長と友好関係を保ち、領地を拡大させてきた北条氏。しかし、本能寺の変によって、この状況は一変する。北条氏と佐竹・宇都宮氏など関東諸勢力との戦いは熾烈をきわめ、両陣営の背後では、羽柴秀吉、徳川家康がうごめき、激しい外交合戦が繰り広げられる。戦国時代末期、「関東統一」を夢見る北条氏とそれにあがらう戦国武将たちを追いながら、次第に秀吉の圧力に効しきれなくなっていく北条氏の挫折を描く。

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[目次]

第1章 織田信長と北条氏政・氏直 天正十年まで
第2章 合戦の序曲 天正十年後半~十一年
第3章 沼尻の合戦 天正十二年
第4章 小牧・長久手の戦いとの連動
第5章 合戦の中に生きる人びと
第6章 沼尻の合戦後の東国
第7章 秀吉による東国の戦後処理
第8章 「豊臣の天下」と「北条の夢」 天正十七年

関係略年表

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2006年06月18日

大名の日本地図 文春新書352

大名の日本地図 文春新書352

出版社:文芸春秋
発行日:2003年11月初版
ページ数:414P
著者:中嶋繁雄
定価:940円+税
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
江戸三百諸侯というが、本書は幕末、全国に配置されていた二百八十の大名家(一万石以上)を網羅、立藩から廃藩に至る歴史をたどる。領内の統治に関して、ほぼ完全な自治権を有する「藩」は、それぞれがいわば小さな政府だった。借金だらけの藩財政をどう克服したのか、どのように産業振興、政治改革を図ったのか・・・・など、各政府の歩みを浮き彫りにする。

紙面も限られるため、各藩の解説は短い。江戸期の大名藩の概要をつかむにはちょうどよい書籍である。

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[目次]

Ⅰ北海道・東北
Ⅱ関東
Ⅲ信越
Ⅳ東海
Ⅴ北陸
Ⅵ近畿
Ⅶ山陽・山陰
Ⅷ九州
Ⅸ九州

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2006年06月09日

フィールドワーク関ヶ原合戦

フィールドワーク関ヶ原合戦

出版社:朝日新聞社
発行日:2000年9月初版
ページ数:90P
著者:藤井尚夫
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
東西両軍20万が激突した史上最大の合戦。徳川家康と石田三成、両雄の勝利へのシナリオは?400年のときを超えて今も戦場に残る高さ3メートルの塁壁は何を語るのか?「後手必勝」の戦略とは?工業デザイナーでもある著者が、精密なイラストを駆使して復元する戦いの実像。

著者は歴史群像に城郭イラストを描いている藤井尚夫氏です。本書でも著者のイラストを随所で見ることができます。その他にも縄張り図や写真、古絵図など豊富に掲載され、実際に歩きながら、関ヶ原合戦を再検証しようと試みている。非常に切り口の良い書籍であるが、古書も少なく入手が難しいかもしれない。

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[目次]

1 関ヶ原合戦
東西決戦―勝利へのシナリオと現実

2 賎ヶ岳の合戦
賎ヶ岳の合戦―秀吉の誤算と勝家の勝機

3 関ヶ原合戦まで
北の関ヶ原
関ヶ原合戦まで

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2006年05月31日

戦国10大合戦の謎

戦国10大合戦の謎

出版社:PHP研究所
発行日:1995年3月初版、2004年8月文庫版
ページ数:251P
著者:小和田哲男
定価:457円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
桶狭間の戦い、川中島の戦い、関ヶ原の戦いなど、戦国時代を代表する著名な合戦でさえ、歴史のベールに覆われている「謎」は数多い。本書では、10の合戦を厳選し、史料を再検討しながらその事実の姿を検証。さらにトップやサブ・リーダーの情報分析、決断、智謀にスポットをあて、勝者と敗者の明暗を分けたものは何かについてせまっていく。歴史ファンの知的好奇心をおおいに刺激する。

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[目次]

厳島の戦い

桶狭間の戦い

川中島の戦い

三方ヶ原の戦い

長篠・設楽原の戦い

山崎の戦い

賤ヶ岳の戦い

小田原合戦

関ヶ原の戦い

大坂の陣

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2006年03月26日

加賀百万石異聞 高山右近

加賀百万石異聞 高山右近

発行元:北國新聞社
発行日:2002年12月初版
ページ数:145P
定価:2,200円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
北國新聞・富山新聞に2002年1月~12月まで掲載された記事を元に加筆・構成されています。もともとが新聞記事なので各テーマが4ページほどに簡潔にまとめられており、どこから読んでも面白い。大きなカラー写真がたくさん掲載されているのもうれしい。書籍名が「高山右近」となっているが、右近の人生を辿りながら周囲の状況・人物についての解説もあるので、戦国時代が好きな人にはオススメである。

有名なキリシタン大名である高山右近は名城の名手でもあった。

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[目次]

1.高槻城攻防(上)
2.高槻城攻防(中)
3.高槻城攻防(下)
4.高槻の信者
5.世界史との出会い
6.安土へ
7.セミナリヨ
8.天守指図
9.牛一と甫庵
10.本能寺の変
11.山崎の合戦(上)
12.山崎の合戦(下)
13.賤ヶ岳の合戦(上)
14.賤ヶ岳の合戦(下)
15.汝、姦淫するなかれ
16.「二人の等伯」
17.一向一揆と十字軍
18.船上城
19.伴天連追放令
20.能古島
21.小豆島
22.中国征服計画
23.神と悪魔
24.加賀へ
25.甚右衛門坂
26.南蛮寺と金沢城
27.地獄の八王子城
28.利家死す
29.四百年前のドーナツ
30.関ヶ原の合戦
31.高岡城
32.金沢と能登の教会
33.慶長のクリスマス
34.マニラに死す

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