2009年05月03日

高城戦記 九州の関ヶ原はどのように戦われたか みやざき文庫54

高城戦記 九州の関ヶ原はどのように戦われたか みやざき文庫54

出版社:鉱脈社
発行日:2008年5月
ページ数:182P
著者:山内正徳
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世南九州における二大合戦、高城川合戦(耳川合戦)と高城合戦(根白坂の夜襲戦)が、この新納院高城でそのように行われたか。地元の地形などから見た合戦の様子などの記述は少ないように見受けられます。地元からみたこの二大合戦の戦況を、史料をもとに記述する。」

一年前に発行された大分県中世の郷土書ですが、こういう郷土書は学者が書く研究書とは違う視点も書かれていて興味深いですね。惜しいのはやはり宣伝力の弱さでしょうか。まだ一年しか経っていないのにほとんどのネット書店では売り切れ、さらに版元も売り切れ、それでも入手できた在庫の新書は2刷でしたので、地元ではそれなりに売れたようです。耳川合戦に興味ある方はおすすめです。

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[目次]

第1章 新納院高城
 一 高城の地
 二 鎌倉時代から南北朝時代の高城
 三 戦国時代の高城
第2章 第一次高城合戦(高城川の戦)
 一 高城川合戦への道
 二 大友宗麟、日向侵攻へ動く
 三 伊東旧臣の同行をにらみつつ大友軍出陣
 四 高城の攻防
 五 切原坂の野伏せ - 合戦前夜
 六 高城川 - 耳川の合戦
 七 供養の心あつく
第3章 第二次高城合戦(根白坂夜襲戦)
 一 島津の北進と豊後攻め
 二 秀吉・秀長、九州征討に動く
 三 第二次高城合戦(根白坂の夜襲)
 四 秀吉の九州国割り
結び
川上左近将監久辰日記帳写 天正六年大友御合戦日記

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2009年04月20日

加藤清正

加藤清正

出版社:潮文閣
発行日:1933年11月初版
ページ数:257P
著者:和田政雄
定価:2円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
古い本であるが、小説ではなく、伝記風にまとめられたものである。

[目次]

第一章 清正の伝記書
第二章 家系
第三章 秀吉に仕う
第四章 手柄者清正
第五章 賤ヶ嶽合戦
第六章 小牧山合戦
第七章 天下の大気者
第八章 青年領主清正
・・・・・

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2009年04月14日

肥前多久氏の事 三本杉は見ていた

肥前多久氏の事 三本杉は見ていた

発行:「肥前多久氏の事」刊行会
発行日:1986年12月初版
ページ数:285P
著者:多久幸雄
定価:1,800円
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は前半で肥前における多久氏の興亡を軸にして、中世武士の行動原理、つまり欲望に忠実であった武将の姿を生き生きと描いている。後半では、その武士が教育によって変質していく様を観察している。」

自らの祖先を調べるうちに肥前多久に魅せられた著者が、その地の中世史について、断片的な史料を丁寧にまとめた良書。

[目次]

はじめに
前多久時代
 太郎宗直、多久の地頭となる事
 太郎宗直、多久殿と呼ばれる事 他
後多久時代
 沖田畷軍(いくさ)の事
 秀吉、九州を平定する事
 肥前多久氏の事 他

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2009年03月31日

中世武家系図の史料論 上巻

中世武家系図の史料論 上巻

出版社:高志書院
発行日:2007年10月初版
ページ数:253P
編者:峰岸純夫、入間田宣夫、白根靖大
定価:4,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世武士団に関する研究で取り扱われる系図についての史料論。上巻では、中世武士団の成立事情に関わる系図記載の問題点、鎌倉武士団の自己認識や他者認識(後世の認識を含む)に関わる系図記載の問題点を論じる。」

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[目次]

日秦氏小川系図
横山氏系図と源氏将軍伝承
鎌倉期成立の「結城系図」二本に関する基礎的考察
藤原南家武智麿四男乙麻呂流鎌倉御家人の系図
三浦氏系図にみる家の創造神話
千葉氏系図の中の上総氏
薩摩国阿多郡地頭鮫島氏系譜考
系図の裏面にさぐる中世武士団の成立過程

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2009年03月30日

中世武家系図の史料論 下巻

中世武家系図の史料論 下巻

出版社:高志書院
発行日:2007年10月初版
ページ数:314P
編者:峰岸純夫、入間田宣夫、白根靖大
定価:5,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世武士団に関する研究で取り扱われる系図についての史料論。下巻では、室町幕府秩序や戦国争乱の中、または近世幕藩体制下において、系図記載の新たな特徴が生み出されてくるプロセスを論じる。」

学界ではタブーとしてあまり論じられることの少なかった系図に関する論文集。下巻では室町後期から戦国期の武家系図を中心に収録されている。

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[目次]

中世古系図に見る公家と武家
「玉燭宝典」紙背文書中の那須系図をめぐって
留守氏と「欧州余目記録」
武田氏系図の成立
秋田県公文書館所蔵「古本佐竹系図」に関する一考察
山内上杉氏・越後守護上杉氏の系図と系譜
相馬中村藩の系図編纂について
戸沢氏系図の成立と中世の戸沢氏

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2009年03月28日

有馬郡主 赤松有馬氏年譜

有馬郡主 赤松有馬氏年譜

著者・発行:高田義久
発行日:1991年3月
ページ数:187P
定価:不明 限定版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
平成3年六甲タイムスの連載記事を再編集。著者は余暇を利用して長年こつこつと赤松有馬氏に関連する古文書を収集し、その膨大な史料を年代順に集大成し、代々有馬郡主の事蹟経歴を収録した価値ある一冊。

[目次]

赤松氏系譜の謎
赤松円心則村
赤松信濃守範資
赤松信濃守光範
赤松師律師則祐
赤松上野介義則
赤松弾正少弼氏範
赤松左京大夫満祐
有馬出羽守義祐
有馬兵部少輔教実
有馬上野介元家
有馬治部少輔持彦
有馬出羽守則秀
有馬又次郎澄則
有馬又次郎村則
有馬民部少輔村秀
有馬式部少輔四郎
有馬出羽守国秀
あとがき
赤松有馬氏年譜
赤松氏略系図

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2009年01月12日

決戦 関ヶ原 CG日本史シリーズ11 日本が2つに割れた史上空前の大合戦の全貌

決戦 関ヶ原 CG日本史シリーズ11 日本が2つに割れた史上空前の大合戦の全貌

出版社:双葉社
発行日:2008年10月初版
ページ数:50P
定価:933円+税5%
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国の覇者・豊臣秀吉死去の後、全国が2つに割れて戦った、文字通りの天下分目の大合戦、関ケ原合戦の全貌をCGで再現。本戦ばかりではなく、西軍や東軍の戦い、東北で独自の戦いを続けた上杉家の戦いなども再現する。 」

毎号すばらしいCGですが、今号は豊臣大坂城、伏見城、大垣城、大津城、田辺城と城のCGが多くて嬉しい限りです。しかし、全体的にはCGの量は少なく、イラストが多いように感じます。

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[目次]

第一章 関ヶ原合戦 前夜
 大坂城西の丸
 伏見城攻め
 田辺城包囲戦
 大津城籠城戦
 河田の戦いと岐阜城
 上杉征伐発動から関ヶ原合戦まで
第二章 関ヶ原合戦 史上空前 東西両軍の激突
 石田三成本陣
 徳川家康本陣
 西軍の包囲
 石田隊の奮闘
 関ヶ原合戦図屏風
 屏風に見る東軍と西軍
 合戦装束と武器
 小早川秀秋 離反
 島津の敵中突破
 史上空前の大会戦はたった1日で決着
第三章 関ヶ原合戦 関ヶ原戦後処理
 上杉軍団の終戦
 佐和山落城
 全国規模の戦いは1ヶ月後まで続いた
 関ヶ原合戦・主な大名の動向
 関ヶ原合戦関連の城郭と古戦場

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2008年07月22日

中世備中の歴史 庄氏と植木氏・三村氏

中世備中の歴史 庄氏と植木氏・三村氏

出版社:新人物往来社
発行日:2008年6月初版
ページ数:171P
著者:植木成行
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「1400年頃から1552年までの約150年間、備中在地の最大の豪族であった庄氏。細川京兆家と結びついて発展し、細川連合体制の崩壊によって衰退した備中庄氏の全歴史の究明を試みる。 」

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[目次]

はじめに
一 古代
二 鎌倉時代
三 南北朝時代
四 室町時代
五 備中大合戦
六 庄氏の各流と系図
 1 総領家
 2 西家
 3 北家
 4 植木家
 5 長屋家
 6 福井家
七 戦国時代
八 三村家親
九 三村元親
十 その後の庄、植木、三村
おわりに

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2008年06月25日

戦国武将と能

戦国武将と能

出版社:雄山閣
発行日:2006年7月初版
ページ数:177P
著者:曽我孝司
定価:2,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国武将は能をどうとらえただろうか。その心の表現とは何かを明らかにする。戦国時代、朝倉氏、信長、秀吉などの城下で花開いた能は領主の個性や地域性も加わり、それぞれ独自の展開をなし、特色ある能風土が形成された。激動の戦国歴史を辿る。 」

戦国武将の本、能の本はそれぞれあるが、戦国武将と能のかかわりについてまとめた一般書は珍しい。

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[目次]

第一章 戦国城下の能
 一 越前・朝倉氏と手猿楽
 二 能登・畠山氏と近江猿楽座
 三 甲斐・武田氏と演能の面影
 四 相模・北条氏と宝生大夫
 五 四国・長宗我部氏と娯楽能
 六 織田信長と社交の能
 七 美濃の国人と手猿楽
第二章 戦国武将と愛好曲
 一 武家能の上演曲
 二 武将の能理解
 三 武士教育の普及
第三章 武家能の大衆化
 一 朝倉氏と寺社の能
 二 能郷白山神社の「能・狂言」
 三 六角氏と寺社の能
 四 畠山氏と寺社の能
 五 東三河・西遠江の寺社の能
 六 能を支えた庶民
第四章 戦国時代の面打ち
 一 寺社に奉納された能面
 二 面打ちの慣行
第五章 世襲面打ちの登場
 一 世襲面打ちの師三光坊
 二 近江井関家制作の能面
 三 越前出自家制作の能面
 四 近江井関家・越前出自家制作の能面比較
第六章 豊臣秀吉と能
 一 武将と神事能
 二 娯楽能と信長・秀吉
 三 能面の様式美の変化
 四 秀吉と能
年譜

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2008年06月24日

超図解 戦国を変える新説15

超図解 戦国を変える新説15

出版社:一水社
発行日:2008年6月初版
ページ数:247P
編者:戦国新説研究会
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「顔が変わった『甲斐の虎』武田信玄、『謎の軍師』山本勘助の正体、桶狭間の戦い『迂回・奇襲攻撃』はなかった…。史実を次々と覆す! 戦国を変える様々な新説を豊富な図版やイラストでわかりやすく解説。」

この手の類の本はたくさん出版されているが、何か面白い話はないかと買ってしまう。すでに有名な新説もあるので、目新しいのは数本である。早雲、信玄、道三、信長、秀吉、元就、光秀と、歴史がそう頻繁に覆されるわけはないので、興味ある方はどうぞ。

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[目次]

第一章 覆された人物像
 新説1 定説より二十四歳若返った戦国大名 - 北条早雲
 新説2 斎藤道三の「国盗り」は父子二代の共同事業だった
 新説3 頭が変わった戦国大名 - 武田信玄
 新説4 「架空の人物」とされた伝説の軍師 山本勘助の正体
 新説5 豊臣秀吉の右手の指は六本あった
 新説6 毛利元就の「三本の矢」伝説には驚愕の事実が隠れていた!
第二章 覆された戦国合戦
 新説7 桶狭間の戦いは「迂回・奇襲」ではなく正面攻撃だった
 新説8 川中島の戦いの通説は机上で練られた想像上の戦争だった
 新説9 戦国最強「武田騎馬隊」は存在しなかった
 新説10 秀吉の「墨俣一夜城」はフィクションだった
 新説11 ありえない「鉄砲の三段撃ち」 長篠の戦いの真相に迫る
第三章 あやしい新説を徹底検証
 新説12 戦国最大のスキャンダル!! お市の方は信長の愛人だった
 新説13 浅井長政の裏切りは将軍義昭が「黒幕」だった?
 新説14 本能寺の変の「黒幕」は朝廷だった?
 新説15 戦国「成り変わり」ミステリー 天海大僧正は明智光秀だった?

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2008年06月03日

加藤清正 治水編

加藤清正 治水編

出版社:清水弘文堂
発行日:1991年1月
ページ数:227P
著者:矢野四年生
定価:1,942円+税(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「熊本県人が、今も清正公さんといって敬い続けているのは、治水・潅漑・干拓など、領民のための事業を行ったからである。350年後の今も残っている工事の堅固さ、量の多さとアイディアの多彩さ、自然に逆らわない工法は、科学技術の進んだ現在でも大きな示唆を与える。その全容を、文献に基づき、現地探訪で裏づけたノンフィクション。 」

加藤清正の行った治水事業の探究書。各地方との治水方法の比較にも役立ちます。

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[目次]

一 はなぐりと馬場楠井手
二 白川沿いの治水事業
三 緑川沿いの治水事業
四 菊池川沿いの治水事業
五 八代付近の治水事業
六 その他の治水事業
七 文禄・慶長の役と関係のある産業
八 その他の産業振興
九 まとめと参考文献

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2008年04月13日

CG日本史シリーズ6 戦国大攻城戦 戦国武将たちの城攻めを精密CGで完全再現!

CG日本史シリーズ6 戦国大攻城戦 戦国武将たちの城攻めを精密CGで完全再現!

出版社:双葉社
発行日:2008年4月初版
ページ数:66P
CG制作:成瀬京司
定価:933円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
「信長の「小谷城攻め」、秀吉の「小田原城攻め」など、戦国時代の代表的な攻城戦をCGで可能なかぎり再現。城郭の様子ばかりではなく、攻めかかる兵たちの様子までビジュアルに再現して、戦国の世界を追体験する。 」

CG日本史シリーズもすでに7冊刊行となった。前回と同様、戦国時代と江戸時代が同時に刊行されている。今回のテーマは「城攻め」!!CGで非常にリアルに城攻めの様子が再現されています。構図の良くないものもありますが、これだけのCGを使った本が安く手に入るのはうれしいです。

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[目次]

第一章 織田信長の攻城戦
 石山本願寺包囲戦
 小谷落城
 信長の攻城は苦戦の連続だった
第二章 羽柴秀吉の攻城戦
 高松城水攻め
 三木城長期攻城戦
 攻城の天才が花開いた秀吉
第三章 豊臣秀吉の北條攻め
 小田原征伐
 山中城攻め
 難攻不落の小田原城も落城
第四章 群雄たちの攻城戦
 七尾城
 長篠城 陥落せず
 信玄 謙信 氏康の攻城戦
第五章 戦国末期の攻城戦
 伏見城
 岐阜城 三度目の落城
 上田城攻防戦
 大坂の陣
 関ヶ原の合戦そして大坂落城へ
戦国時代の攻城兵器
攻城戦関連の城郭アクセスガイド
戦国 大攻城戦関連年表

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2008年03月14日

賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政

賤ヶ岳の鬼神 佐久間盛政

出版社:毎日新聞社
発行日:2002年3月初版
ページ数:238P
著者:楠戸義昭
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「武勇に優れるとともに、気骨ある武将であった佐久間盛政。僚友、前田利家と対照的な運命を辿った『義』に殉じた男の美学。そして敵将の家に嫁いだ愛娘・虎姫の数奇な生涯を描く。」

尾張の名族佐久間家の勇将佐久間盛政について書かれた本は決して多いとは言えない。それは賤ヶ岳の戦いが盛政の突出による負け戦であったという、敗者の歴史は残らないという常であるからかもしれないが、本書はこの勇将に光をあて、物語風に読みやすくまとめている。石川県に住むものとしては帯の裏の「初代金沢城主の苛烈な生涯」というキャッチコピーが気になるが、確かに一向宗の御山御坊を攻略して後、城として入城した初めての武将は佐久間盛政なのだが、「初代」というは何か違うような気がする。というのは本の内容とは直接のかかわりはないのだが・・・

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[目次]

第一章 賤ヶ岳への道
第二章 織田家中随一の猛将
第三章 運命の一線
虎姫と佐久間一族 盛政取材ノート
あとがき
佐久間盛政年表
参考文献

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2008年02月18日

五州二島の太守 龍造寺隆信

五州二島の太守 龍造寺隆信

出版社:佐賀新聞社
発行日:2006年10月初版
ページ数:386P
著者:川副博
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「肥前佐嘉より起こり『五州二島の太守』と仰がれた龍造寺隆信。時流に乗じ、四隣を切り従え、九州の覇を競って、島津・大友氏と鼎立、その武威大いに揚がる。戦国九州の闘将、龍造寺隆信の激動の生涯を描く。〔人物往来社 昭和42年刊の改訂〕 」

九州の雄、龍造寺隆信の生涯。長らく絶版となっていましたが、佐賀新聞社から再版されました。地元以外では入手しづらいですが、一部ネット書店では新本を購入できます。龍造寺氏に関する書籍は多くはないので貴重な存在ですよ。

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[目次]

龍造寺氏の歴代
綱忠時代
龍造寺隆信の誕生と両家相続
東肥前の経略
大友氏の肥前干渉
大友軍の来襲
東肥前再征服
西肥前経略と筑後・肥後出馬
肥前統一
筑後経略と肥後出陣
五州二島の太守
隆信の晩年
龍造寺隆信年譜

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後藤又兵衛基次とその子

後藤又兵衛基次とその子

出版社:人間社
発行日:2007年6月初版
ページ数:327P
著者:小嶋太門
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「大坂の陣において豊臣氏の滅亡に殉じた戦国の勇将、後藤又兵衛基次。信憑性の高い逸話や挿話から彼の人物像に迫る『後藤又兵衛基次逸話集』など、又兵衛の事蹟について著者の長年の研究成果をまとめた一冊。」

大坂の陣の大坂方として有名な勇将後藤又兵衛の生涯と実像についての研究成果をまとめている。著者は学者ではないが、完成を待つのと余命が尽きるのを比べて未完成のまま世に出したようである。とはいえ、後藤又兵衛研究はここから出発しても問題ない出来ではなかろうか。あまり書籍が多い武士でもないため貴重である。

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[目次]

第一章 後藤又兵衛基次逸話集
第二章 後藤又兵衛基次の実像とその子
第三章 医官法橋後藤玄哲年譜考
第四章 後藤又兵衛基次の周辺
第五章 後藤又兵衛基次菩提所・長泉寺の由来
第六章 大坂陣の豪将 後藤又兵衛基次(旧稿)
補章 既発表の断片から
 (一)遠祖 吉村武右衛門小伝
 (二)吉村武右衛門供養碑碑文
 (三)後藤又兵衛基次公三百五十年祭供養碑 碑文
 (四)後藤又兵衛基次三百九十年祭祀に寄せて

参考史料 後藤又兵衛尉政次傳(読み下し)
藤原姓秀郷流川之江後藤氏略系譜
後藤又兵衛基次略年譜

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2008年02月12日

知識ゼロからの戦国武将入門

知識ゼロからの戦国武将入門

出版社:幻冬舎
発行日:2007年12月初版
ページ数:190P
著者:小和田哲男
定価:1,300円+税
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「本書は、『戦国時代や戦国武将についての手ごろな入門書が欲しい』という声に応えようと編集された。戦国武将というと、普通、トップクラスの武将だけに光があてられることになるが、本書はトップを支えた家臣たちにも力点を置いた。戦国時代とそこに生きた武将たちを立体的に俯瞰できたのではないかと考えている。」

本当に戦国入門編です。初心者の方には漫画で挿絵が描かれているのでとっつきやすいでしょう。

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[目次]

序章 戦国の世は生死をかけた実力主義の時代
第一章 乱世を彩り駆け抜けた戦国武将とその家臣団
第二章 攻をあげ、名を残す合戦こそ 戦国武将の晴れ舞台
第三章 よき部下は経国の条件。天下人の足元を支えたヒーローたち
第四章 勝敗を左右した、軍師たちの知恵と策略
戦国時代年表
戦国群雄割拠地図
豊臣時代・徳川時代 有名大名居住地
戦国武将生没年一覧表

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人物叢書新装版 浅井氏三代

人物叢書新装版 浅井氏三代

出版社:吉川弘文館
発行日:2008年1月初版
ページ数:289P
著者:宮島敬一
定価:2,100円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「北近江を舞台に、亮政・久政・長政と三代にわたる繁栄を誇った戦国大名浅井氏。『国衆』から下剋上して領国支配を展開。小さな戦国大名でありながら織田信長と互角に戦い、軍事的に敗れはしたが、畿内近国ゆえに中央政治史に大きな影響を与えた。北近江の地域社会が生んだ戦国大名浅井氏の足跡から浮かび上がる、新たな戦国大名像とその時代を描く。」

数少ない戦国北近江を支配した浅井氏の本。引用書が書かれていて非常に参考になります。

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[目次]

第一 浅井氏の登場 -「江北記」の世界-
第二 浅井亮政の時代
第三 浅井久政の時代
第四 浅井氏権力の形成 -京極氏から浅井氏へ-
第五 浅井長政の登場
第六 浅井長政と織田信長
第七 浅井長政と対信長包囲網
第八 浅井氏の終末
むすびにかえて
浅井氏系図
小谷城図
近江全図
略年譜

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「戦国合戦」意外・驚きエピソード 信長・秀吉・家康と、武将たちのちょっと珍しい話

「戦国合戦」意外・驚きエピソード 信長・秀吉・家康と、武将たちのちょっと珍しい話

出版社:PHP研究所
発行日:2008年1月初版
ページ数:397P
著者:加賀康之
定価:648円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「合戦に明け暮れた戦国時代は、思わず目を見張るエピソードの宝庫である。本書は、桶狭間から大坂の陣まで、信長・秀吉・家康の天下人3人の合戦ごとに珍しい逸話を紹介。取った首を盗まれて涙する福島正則、秀吉の勢いに動揺してチマキを包みごと食べた明智光秀、老婆の恨み言に反省する徳川家康など、史料のあちこちで集めたエッチなネタ満載の決定版・戦国エピソード集!文庫書き下ろし」

手頃な価格で読めますよ。

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[目次]

第一章 桶狭間から美濃攻略
第二章 姉川の戦いから浅井・朝倉攻略
第三章 三方ヶ原から長篠の戦い
第四章 秀吉の中国攻め
第五章 天王山・賤ヶ岳
第六章 小牧・長久手の戦い
第七章 四国・九州攻め
第八章 小田原攻め
第九章 関ヶ原の戦い
第十章 大坂の陣

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2008年01月28日

戦国武将を育てた禅僧たち 新潮選書

戦国武将を育てた禅僧たち

出版社:新潮社
発行日:2007年12月初版
ページ数:221P
著者:小和田哲男
定価:1,100円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「信長の独創力、家康の不動心、信玄のカリスマ性…若き武将に行動哲学と深い教養を授け、闊達で逞しい人生観を確立させた臨済宗の僧侶たち。自らも軍師、謀報役、易者、医役を務め、武将のブレーンとして、政治顧問や公家との交流から合戦の勝敗まで左右した禅僧たちの実像から、名将と禅宗との秘史に迫る斬新な論考!」

今川氏や浅井氏の研究で著名な小和田氏の最新作である。今回のテーマは「戦国武将の傍にいた禅僧」、あまりこういう視点の本を見たことがない。確かに、念仏宗や密教など他に僧は多くいたはずなのに、著名な僧は禅宗が多い。興味ある方にはおすすめです。

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[目次]

第一章 武将にとって禅とは何だったか
第二章 子弟の教育機関だった禅寺
第三章 武将幼少期の師となった禅僧
第四章 戦国の合戦と禅僧
第五章 易者でもあった禅僧
第六章 信長「天下布武」の陰に二人の禅僧
第七章 政治顧問に迎えられた禅僧

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2008年01月21日

下剋上 下野落城悲話

下剋上 下野落城悲話

出版社:下野新聞社
発行日:1994年11月初版
ページ数:355P
著者:島遼伍
定価:980円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「『野州を血でそめよ!!』下剋上に燃えた城主たちの勝利と敗北。精悍な筆致で描いた落城小説第2弾。」

こういう物語風の歴史の本は郷土史の題材としては格好のものである。下野地方の歴史のきっかけとしておすすめです。

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[目次]

八木岡城滅亡
女の城(松山城)
飽食の城(片平城)
藤岡城の妻
鶴ヶ渕城断絶
田野城の三日間
乙畑落城記
府所城炎上
上三川城の虹
あとがき

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2008年01月20日

佐々木六角氏の系譜 -系譜学の試み

佐々木六角氏の系譜 -系譜学の試み

出版社:思文閣出版
発行日:2006年3月初版
ページ数:158P
著者:佐々木哲
定価:2,200円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「江戸初期の学者沢田源内による偽系図として考えられてきた佐々木六角氏の系譜。果たしてその真実は? 一品式部卿敦実親王から中務大輔高盛までの35人について、佐々木六角氏の系譜をたどり、その行状を明らかにする。」

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[目次]

系譜学の方法
宇多源氏の系譜
一品式部卿敦実親王
左大臣源雅信
源宰相扶義
四位中将成頼
左馬頭良経
蔵人経方
常恵冠者為俊
源行真申詞記
佐々木源三秀義
蔵人の尉定綱
山城守広綱
近江守信綱
壱岐大夫判官泰綱
備中守頼綱
備中判官時信
大夫判官氏頼
右兵衛佐義信
左京大夫満高
大膳大夫満綱
兵部大輔持綱
近江守久頼
御屋形様政勝
大膳大夫高頼
近江守氏綱
江州宰相義久
徳川公義秀
左兵衛佐義郷
大本所義尭
左衛門督侍従義康
左馬頭義政
朝倉義景
弾正少弼定頼
左京大夫義賢
右衛門督義治
中務大輔高盛
おわりに
あとがき

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2008年01月11日

中世の寺社勢力と境内都市

中世の寺社勢力と境内都市

出版社:吉川弘文館
発行日:1999年5月初版
ページ数:304P
著者:伊藤正敏
定価:6,400円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「中世社会には、朝廷・幕府とは別に巨大な寺社勢力が存在した。様々な人々が集合し、旺盛な経済活動と無法者が自由に闊歩する境内都市という空間であった。境内都市を通して、全体社会を追究し、自由都市の実態を解明。」

中世における寺社勢力の政治的・経済的面に焦点をあて持論を展開する。内容は研究者向け。

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[目次]

序 本書の課題と方法
第一章 寺社勢力の経済活動
 第一節 寺社の諸産業
 第二節 金融
 第三節 軍需産業
 第四節 全体社会経済の推進力
 第五節 寺社領荘園
 第六節 経済世界の管理
第二章 寺社勢力の強制力
 第一節 物理的強制
 第二節 物理的強制 -非合法
 第三節 弁論 -ソフィストとしての僧侶と仏典
 第四節 強制力としての呪術
第三章 境内都市 -門内と門前
 第一節 境内都市の性格
 第二節 都市共同体と周縁
 第三節 寺院の身分構成とその比重
 第四節 官僚としての学侶
 第五節 遊行僧と時衆
 第六節 境内都市の合意形成
 第七節 寺社の自律性と鎮護国家
 第八節 第二次の都市化と遊行僧
 第九節 多元的国家
第四章 自由都市の本質
 第一節 集会主義の実効
 第二節 匿名 -一味・一同・一揆
 第三節 非自治自由都市
 第四節 都市における経済の優位
 第五節 都市のエレジー
結び -中世の自由都市

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2008年01月09日

新装版 佐竹氏水戸城攻略の跡を行く

新装版 佐竹氏水戸城攻略の跡を行く

出版社:筑波書林
発行日:1990年10月初版
ページ数:176P
著者:古市巧
定価:1,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「大甕の伝説を『神代の古戦場』と題して『歴史研究』に発表したものと、『歴史読本』に掲載した『佐竹氏水戸城攻略の跡を行く』と『常陸南朝の雄那珂一族』の三作と、未発表の『石神合戦』『佐竹騒動』それに幕末動乱を生んだ田中愿蔵隊の足跡等を加えて一冊に纏めてみました。」

歴史的事実をまとめながら小説風に書かれているため非常に読みやすい。地元出版社のためか入手は非常に難しい。

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2008年01月03日

系譜伝承論 佐々木六角氏系図の研究

系譜伝承論 佐々木六角氏系図の研究

出版社:思文閣出版
発行日:2007年11月初版
ページ数:328P
著者:佐々木哲
定価:3,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「これまでの実証歴史学では資料から排除されていた系譜伝承を資料にして、系譜伝承とともに排除されていた史実を掘り出す試み。系譜伝承をもとに、戦国期の近江守護六角義実は実在したという見解を提示し、新史実を発見する。」

著者が佐々木六角氏を祖先にもつことから、通説で実在を否定されている六角義実の実在を主張する田中政三氏に影響を受け持論を展開する。2作目となる今回は4名に絞ってじっくり展開され、歴史学者集団に対抗するために文章は少々硬く読みづらい面もあるが、歴史位置づけとしては第二級とされる系譜伝承を元に架空とされる人物の実在を裏付けるという手法は興味がつきない。また、六角氏は織田氏に敗れた世間でいう敗者であったので、正史から抹殺されている可能性は否定できないところであるから、歴史学の研究手法としても面白い試みである。

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[目次]

序論 歴史学方法論
一章 沢田源内と佐々木氏郷
二章 六角義実の研究
 一 六角四郎
 二 義久という人物
 三 義久の出家
 四 義久の贈官
 五 系譜伝承における錯誤と史実
三章 六角義秀の研究
 一 「お湯殿の上の日記」と六角亀寿
 二 元服後の六角亀寿
 三 義秀に関する文書
 四 江州殿と信長の上洛
 五 元亀争乱
 六 足利義昭と元亀争乱
四章 六角義尭の研究
 一 六角義尭と近江武士
 二 武田勝頼と六角義尭
 三 上杉謙信と六角義尭
 四 毛利氏と六角義尭
 五 六角義尭の軍事行動
五章 六角義郷の研究
 一 六角義郷の母織田氏
 二 六角義郷と武衛義廉
 三 豊臣秀次の与力大名左衛門督殿
おわりに -歴史哲学へとつづく終章

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2007年12月26日

図説 上杉本洛中洛外図屏風を見る

図説 上杉本洛中洛外図屏風を見る

出版社:河出書房新社
発行日:1994年10月初版
ページ数:131P
著者:小澤弘、川嶋将生
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「織田信長が上杉謙信に贈った狩野永徳筆の絶品。華麗。雄渾。登場人物二四八五人。応仁の乱後の復興しつつある京を舞台に、四季と名所を織り込み、多彩な物語と老若貴賎の男女を躍動感あふれる筆致で描いていた洛中洛外図の白眉。フルカラー。」

河出書房の「ふくろうの本」の中の一冊。このシリーズは豊富な写真により、視覚的にテーマを理解できるように構成するのが特徴である。本書でも大きな屏風を特徴的な部分に分類し直して、解説を加える。このサイズでも小さいことはないが、A4サイズほどの大判で見てみたい作品である。上杉本は他に現在入手できるのは高価な書籍しかなく、そういう意味では本書は貴重な存在である。本屏風で有名な御所や松永久秀邸、祇園祭は当然触れてあるが、上杉謙信であろうと言われる行列に関しての解説はないのが残念である(自分は一番ここに期待して購入したので)。

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[目次]

序章 上杉本「洛中洛外図屏風」 - 語り部としての絵
1 平安京と「京都」の成り立ち
2 「洛中洛外図」とは
本論 上杉本「洛中洛外図屏風」を見る
1 応仁の乱後の京
2 京の変貌
3 人びとの姿
4 四季と祭礼

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2007年11月27日

戦国三好一族 天下に号令した戦国大名 MC新書014

戦国三好一族 天下に号令した戦国大名 MC新書014

出版社:洋泉社
発行日:2007年4月初版
ページ数:302P
著者:今谷明
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「四国・阿波一国の支配者だった三好一族は、いかにして日本列島の中心地(畿内)の支配者へと登り詰めたか - 信長以前に京・畿内で活躍した三好長慶を初めとする一族は、統一政権の成立を遅らせた『あだ花』だったのか。長慶の父、元長が、堺に事実上の幕府(堺幕府)を成立させたことは意外と知られていない。その後、長慶が13代将軍の義輝と管領の細川晴元を京から追放し、畿内を含む8ヵ国を支配する。京・奈良・堺の三大先進地を中心に高度に発達した商工業圏を形成し、幕府、天皇・公家、宗教勢力との関係を調整するなど、事実上の『天下人』となる。武力では信長に敗れたものの、実は歴史の選択肢として三好一族の歩みはもうひとつの統一政権への可能性を秘めていたのではないか。歴史の通説を覆す名著の復刊。」

1985年新人物往来社より刊行された同書の新書版。サイズが小さくなって図など一部カットされているらしいのだが、原書はすでに絶版で古書でもかなり高価となっているので、手頃な値段で読めるようになったのは歓迎する。

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[目次]

プロローグ
第一章 上洛以前
第二章 畿内進出
第三章 堺幕府、畿内を支配す
第四章 雌伏十七年
第五章 幕府との苦闘
第六章 八ヵ国の覇者
第七章 暗転
エピローグ

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2007年11月24日

図説 戦国武将おどろきの真実 乱世の英雄にまつわるウソのようなホントの話

図説 戦国武将おどろきの真実 乱世の英雄にまつわるウソのようなホントの話

出版社:学研
発行日:2006年1月初版
ページ数:95P
編者:歴史雑学探究倶楽部
定価:905円+税
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
「武田信玄と上杉謙信の一騎討ちは本当にあったのか? 豊臣秀吉の一夜城は幻の城! 宮本武蔵の不敗神話はウソだった? 歴史の意外な真実を、イラストや図版をまじえて紹介する。」

余りおどろきの真実がなかったが、初心者には読みやすくおすすめ。

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[目次]

第一章 群雄割拠
 斎藤道三
 北条早雲
 北条氏康
 今川義元
 毛利元就
 武田信玄
 上杉謙信
 松永久秀
 山本勘助
第二章 天下布武
 浅井長政
 足利義昭
 武田勝頼
 本願寺顕如
 大友宗麟
 荒木村重
 織田信長
 明智光秀
 蒲生氏郷
 山内一豊
 お市の方
第三章 天下平定
 豊臣秀吉
 筒井順慶
 服部半蔵
 柴田勝家
 伊達政宗
 千利休
 豊臣秀次
 上杉景勝
 毛利輝元
 小早川秀秋
 島津義弘
 石田三成
 黒田如水
 細川ガラシャ
第四章 戦国の終焉
 加藤清正
 豊臣秀頼
 真田幸村
 片桐且元
 徳川家康
 天海
 宮本武蔵

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2007年11月18日

軍師・参謀 戦国時代の演出者たち 中公新書977

軍師・参謀 戦国時代の演出者たち 中公新書977

発行元:中央公論社
発行日:1990年6月初版
ページ数:242P
著者:小和田哲男
定価:620円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「下剋上の世を生き抜く戦国大名の補佐役として、戦場の天候を占い、種々雑多なジンクスを統轄するなど、陰陽道をはじめさまざまな知識を駆使した軍師・参謀―その実像はカリスマ性をもって語り継がれてきたため、いまだ謎につつまれている。戦国時代の名軍師とされる山本勘助、山中鹿介、真田幸村、竹中半兵衛、雪斎らの事績を洗い直し、果たした役割を明らかにするとともに、戦国武将にとって合戦とは何であったのかを解明。」

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[目次]

はじめに
1 補佐役の歴史的役割
2 軍師の誕生
3 軍配思想と占筮術
4 軍師養成所だった足利学校
5 軍師の仕事
6 軍師の典型としての雪斎
7 軍師山本勘助は実在したか
8 偽られた軍師の実像
9 軍師から参謀へ
あとがき

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2007年11月17日

関ヶ原合戦 戦国のいちばん長い日

関ヶ原合戦 戦国のいちばん長い日

出版社:中央公論社
発行日:1982年2月初版
ページ数:232P
著者:二木謙一
定価:640円(当時) 絶版 ※中央公論新社として777円で再販
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「一六〇〇年九月十五日、中世から近世へ、豊臣から徳川へ、天下分け目の戦いが行なわれた。日本列島のすべてを巻き込んだ、この戦国のいちばん長い日は、一体どんな一日だったのか。家康の覇権確立への戦略を軸に、武将たちの権力闘争の実態を追究して、さまざまな野望が渦巻く東西両軍の人間模様を描き出す。十五万の軍勢の激突を、臨場感をもって再現し、戦国乱世の時代像を二十四時間に凝縮する、迫真の歴史ドキュメント。」

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[目次]

十四日午後七時 泥まみれの行軍
午後九時 大津城危うし
十五日午前二時 寝所からの出撃命令
午前三時 東山道の暗雲
午前四時 西軍の布陣はほぼ完了
午前五時 東軍戦闘態勢に入る
午前七時 嵐の前の静けさ
午前八時 戦闘開始
午前九時 狙われる石田隊
午前十時 一進一退の攻防
午前十一時 総攻撃の狼煙
正午 松尾山の去就
午後零時三十分 裏切りは裏切りを呼ぶ
午後一時 西軍総崩れ
午後二時 家康諸将を引見
関ヶ原戦後処理
関係略年表
合戦後諸大名配置一覧

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2007年11月16日

日本歴史展望第6巻 戦国武将の夢と知略

日本歴史展望第6巻 戦国武将の夢と知略

出版社:旺文社
発行日:1981年8月初版
ページ数:286P+付図「瓢箪図」
編者:笠原一男
定価:2,300円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「日本の封建時代、つまり武士階級が政権を握った時代は約七〇〇年つづいた。その間、鎌倉幕府・室町幕府・江戸幕府の三つの幕府が政権を担当した。本巻で扱う時代は室町幕府の第三代将軍足利義満が世を去ってから室町幕府が滅びさる戦国時代の末期に至るまでの時代である。」

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[目次]

序 下克上と戦国乱世
第一章 下克上の世紀
 1.上杉禅秀の乱
 2.永享の乱
 3.嘉吉の乱
第二章 将軍と守護大名と農民と
 1.将軍と守護大名
 2.新しい村
 3.土一揆
第三章 戦国乱世の序幕
 1.将軍義政をめぐる人々
 2.細川勝元と山名宗全
 3.応仁の乱
第四章 乱世無情
 1.乱後の将軍と公家
 2.東国の風雲児 北条早雲
 3.中国の覇者 毛利元就
 4.戦国大名
第五章 もう一つの戦国大名
 1.北陸の群雄と本願寺門徒
 2.蓮如の原稿力
 3.北陸の一向一揆
 4.石山本願寺一揆
年表
室町時代の交通・壁書と一揆
写真・図版目録

特別付図 瓢箪図(妙心寺退蔵院蔵)

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2007年11月01日

鉄砲と戦国合戦 歴史文化ライブラリー146

鉄砲と戦国合戦 歴史文化ライブラリー146

出版社:吉川弘文館
発行日:2002年11月初版
ページ数:211P
著者:宇田川武久
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国合戦に多大な影響を与えた鉄砲、その背景には、新たな武芸『砲術』の誕生と、それを家業とする砲術師たちの命がけの活躍があった。なぜ日本人は火縄式にこだわり続けたか、いくさの中で発達した砲術の世界に迫る。」

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[目次]

鉄砲研究と本書の視点
鉄砲に関する基礎知識
 戦いの炮術
 大砲術の流行
 変則的な炮術
鉄炮の基礎知識
 なぜ火縄式に固執したか
 鉄炮は流派の象徴
揺籃期の炮術師
 将軍の炮術修行
 現存最古の伝書
 狩猟の技術と炮術
 後北条氏の鉄炮
兵法者の足跡
 戦国武士と兵法者
 高位を極めた兵法者
軍用化への道
 鉄炮の軍役
 鉄炮衆
 権力の象徴
技術の発達と停滞
 各種玉の開発
 天下一の炮術師
あとがき

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2007年10月22日

戦国軍師の合戦術

戦国軍師の合戦術

出版社:新潮社
発行日:2007年9月初版
ページ数:286P
著者:小和田哲男
定価:438円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦勝祈願時に瑞兆を見せ、陰陽道で開戦日を決め、敵兵に呪をかけ、敵陣の気を読む。戦国大名達は、軍師に非科学的方法を遣わせて、合戦に臨んだ。前近代的な軍略と切り捨ててはならない。こうした軍師の術は、当時の用兵において合理的な意味があったのである。数千の寡兵を以て数万の大軍に挑むことを可能にした合戦術の謎を戦国史研究の第一人者が解き明かす。」

平成10年の『呪術と占星の戦国史』として刊行された書の改題。

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[目次]

第一章 神仏と向き合った武将たち
第二章 呪術者がリードした合戦
第三章 呪術合戦と軍配者
第四章 戦場のマインドコントロール
第五章 呪法・縁起かつぎと禁忌
第六章 怨霊の祟りと怨霊封じ
第七章 戦国の城と呪いの世界
第八章 呪符と護符の戦国史
終章 戦国武将にとって呪術とは

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2007年10月18日

日本の歴史 パノラマ絵地図4 戦国~安土桃山時代

日本の歴史 パノラマ絵地図4 戦国~安土桃山時代

出版社:学研
発行日:2005年4月初版
ページ数:47P
監修:田代脩
定価:3,000円+税
オススメ度:★☆☆☆☆

書評:
「古地図や絵画資料を調べることで、それまで文書や記録などでは明らかにされていなかった庶民の生活や歴史的新事実が発見され、脚光をあびることがよくあります。本書は、このような視点から、各時代の歴史的なできごとを、写真やイラスト・絵図・地形図・ジオラマ・ランドサット画像などを駆使して、具体的・立体的に視角化し、歴史を新しい角度から理解できるよう、工夫がしてあります。」

「パノラマ絵地図」という題に惹かれて購入し、ページをパラパラとめくってみると、絵が幾分ちゃっちい。対象年齢が「小学生」となっているので後で納得したが、書かれていることもあまり詳しくない。我が子に興味を持たせるために買ってあげるのが精々であろうか。

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[目次]

1467年の京都
土塀で町を囲んだ上京と下京
お城のように造られた寺内町
主な戦国大名(1560年ごろ)
大敵を倒した毛利元就の奇策
5回も戦った信玄と謙信
北条氏と上杉・武田氏
信長の天下統一
信長が東海道一の大名義元を破る
織田軍の鉄砲が火を噴いた!
信長が建てた天下統一のシンボル
織田信長に明智光秀が反乱
秀吉の天下統一
三日天下に終わった明智光秀
秀吉と勝家、信長の後継者争い
全国の大名に包囲された小田原城
秀吉が夢みた大陸進出の拠点
ローマを訪れた4人の少年
この巻のまとめと解説(年表)

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2007年10月10日

戦国争乱を生きる 大名・村、そして女たち NHKライブラリー

戦国争乱を生きる 大名・村、そして女たち NHKライブラリー

出版社:日本放送出版協会
発行日:2006年12月初版
ページ数:313P
著者:舘鼻誠
定価:970円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国時代は力量の時代でもあった。室町幕府を中心とした秩序が崩壊し、各地に割拠した群雄は、お互いに覇権をきそいあった。しかし、戦国時代の主役は、お互いに覇権をきそいあった。しかし、戦国時代の主役は、英雄たちだけではなかった。崩れた中央政府のかわりに、地方が力を得て、新しい秩序を形成する時代でもあった。大名を支える家臣や村の人びと、家や生活を支えた女たちも、また時代の主役であり、西国への幹線経路としての瀬戸内海を中央に活躍した海賊衆も時代の担い手であった。」

本書は、「NHKカルチャーアワー・東西傑物伝」において、2005年1月から3月に放送された「戦国争乱の群像」のガイドブックに、大幅に加筆し、編集したものです。

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[目次]

はじめに
第一章 戦国大名の実像
第二章 大名の戦場・村人の戦場
第三章 父の偉業・子の重圧
第四章 素顔の戦国武将
第五章 乱世を生きる女たち
第六章 海賊衆の世界
第七章 秀吉襲来

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2007年10月06日

<負け組>の戦国史 平凡社新書391

<負け組>の戦国史 平凡社新書391

出版社:平凡社
発行日:2007年9月初版
ページ数:243P
著者:鈴木眞哉
定価:760円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国時代、数多くの大名や武将が歴史の表舞台から姿を消していった。武田、北条、今川、朝倉、大友、明智などの戦国大名から足利将軍家まで、覇権争いに脱落した者たちの軌跡をたどり、彼らの敗因を探る。」

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[目次]

プロローグ - 戦国の<勝ち組>と<負け組>
第一章 天下を失った面々
第二章 戦国<負け組>の総チェック
1 <負け組>の概観
2 位置・立場ごとに見た<負け組>
第三章 <勝ち組>から出た<負け組>
1 織田政権の<負け組>
2 豊臣秀吉の<負け組>
3 <勝ち組>内部の天下争い - 本能寺・賤ヶ岳・小牧
4 関ヶ原での決算
第四章 <負け組>は、どのように生まれたか
1 <負け組>の条件
2 <負け組>の事例研究
第五章 <負け組>はどうなったか
1 敗者の運命
2 敗者の評価
3 <負け組>の再チャレンジ
エピローグ - 武家政治の終焉と勝敗の決算

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2007年10月05日

日本史戦国おもしろクイズ! 英傑武将編

日本史戦国おもしろクイズ! 英傑武将編

出版社:司書房
発行日:2007年7月初版
ページ数:97P
編集:遊民社
定価:1,200円(5%税込)
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
各武将5問ずつ読者に挑戦するという形式のクイズ集。問題が少し簡単なような気がするが、歴史好きは息抜きにどうでしょうか。初級・中級・上級と武将が分けられているが、これは武将の有名度によって分けているようなので、あまり意味はないかもしれない。

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[目次]

初級編
 織田信長
 武田信玄
 上杉謙信
 豊臣秀吉
 毛利元就
 徳川家康
 石田三成
中級編
 明智光秀
 竹中半兵衛
 足利義輝
 伊達政宗
 大谷吉継
 北条氏康
 真田幸村
上級編
 松永久秀
 立花道雪
 加藤清正
 山本勘助
 黒田勘兵衛
 山中鹿之助
 斎藤道三

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2007年10月03日

信長のおもてなし 中世食べもの百科 歴史文化ライブラリー240

信長のおもてなし 中世食べもの百科 歴史文化ライブラリー240

出版社:吉川弘文館
発行日:2007年10月初版
ページ数:193P
著者:江後迪子
定価:1,700円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「織田信長が、安土城で徳川家康をもてなしたメニュー、権力者が贈りあった高級食品・・・。日本料理の基礎は、中世に生まれた。失われた幻の食材から、身近な食べ物まで、現代人もおどろく中世の豊かな食文化をほりおこす。」

本の題「信長のおもてなし」にまず興味を持った。信長が家康をもてなしたときと言えば、鮒寿司の臭いに信長が饗応役の明智光秀を罵倒するシーンとして必ず演じられるときではないか。当時のご馳走は現代とは違って当然であり、実際にどんなものが出たのか、誰しも興味のあるところであろう。本書は、この信長の話がメインであるわけではなく、中世の食べ物とはどんなものであったかを紐解くものである。

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[目次]

中世の食事と食品 - プロローグ
天下人のおもてなし
 足利時代の御成
 安土城の献立
 信長・秀吉の茶会
贈答された高級食品
 将軍への献上儀礼
 守護大名の贈答品
 石山本願寺の贈答品
中世の食文化を探る
 往来物にみる食べ物
 魚類
 貝類
 そのほかの海産物
 魚の加工品
 獣鳥類
 野菜
 果物
 菓子と香辛料
料理の普及と年中行事
 中世の料理と食品の流通
 年中行事と食事
日本料理の誕生 - エピローグ

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2007年09月28日

古地図と年表でみる 諸国の合戦争乱地図 -壬申の乱から西南戦争まで- 西日本編

古地図と年表でみる 諸国の合戦争乱地図 -壬申の乱から西南戦争まで- 西日本

出版社:人文社
発行日:2006年6月初版
ページ数:123P
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は壬申の乱から西南戦争までの約1200年間の合戦争乱の歴史を、各国ごとに古地図(元治二年(1865)版『大日本国細図』)、現代図、年表を用いて紹介しています。各諸国の合戦争乱はそれぞれ合戦、戦争、テロ・暗殺、一揆・打ち壊し、仇討ち、異国船来襲、その他の7つに分類しました。」

合戦史料集としての利用をすすめますが、古地図は細かすぎて目が疲れます。どうせなら倍の紙サイズで発売して欲しかったです。

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[目次]

合戦主年表
日本海山湖陸圖(上方から西国まで)

上方[畿内]
36山城国[城州]
京都
37大和国[和州]
38河内国[河州]
39和泉国[泉州]
40摂津国[摂州]

上方
41紀伊国[紀州]
42淡路国[淡州]

四国
43阿波国[阿州]
44讃岐国[讃州]
45伊予国[予州]
46土佐国[土州]

中国
47丹波国[丹州]
48丹後国[丹州]
49但馬国[但州]
50因幡国[因州]
51伯耆国[伯州]
52出雲国[雲州]
53石見国[石州]
54隠岐国[隠州]
55播磨国[播州]
56美作国[作州]
57備前国
58備中国
59備後国
60安芸国[芸州]
61周防国[防州]
62長門国[長州]

西国
63筑前国
64筑後国
65肥前国
66壱岐国
67対馬国[対州]
68肥後国
69豊前国
70豊後国
71日向国[日州]
72薩摩国[薩州]
73大隅国[隅州]
琉球国

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古地図と年表でみる 諸国の合戦争乱地図 -壬申の乱から西南戦争まで- 東日本編

古地図と年表でみる 諸国の合戦争乱地図 -壬申の乱から西南戦争まで- 東日本編

出版社:人文社
発行日:2006年6月初版
ページ数:131P
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「本書は壬申の乱から西南戦争までの約1200年間の合戦争乱の歴史を、各国ごとに古地図(元治二年(1865)版『大日本国細図』)、現代図、年表を用いて紹介しています。各諸国の合戦争乱はそれぞれ合戦、戦争、テロ・暗殺、一揆・打ち壊し、仇討ち、異国船来襲、その他の7つに分類しました。」

合戦史料集としての利用をすすめますが、古地図は細かすぎて目が疲れます。どうせなら倍の紙サイズで発売して欲しかったです。

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[目次]

奥羽
01陸奥国[奥州]陸奥
02陸奥国[奥州]陸中
03陸奥国[奥州]陸前
04陸奥国[奥州]磐城
05陸奥国[奥州]岩代
06出羽国[羽州]羽前
07出羽国[羽州]羽後

板東
08上野国[上州]
09下野国[野州]
10常陸国[常州]
11下総国[総州]
12上総国[総州]
13安房国[房州]
14武蔵国[武州]
江戸
15相模国[相州]

東国
16甲斐国[甲州]
17伊豆国[豆州]
18駿河国[駿州]
19遠江国[遠州]
20三河国[三州]
21尾張国[尾州]
22信濃国[信州]
23美濃国[濃州]
24飛騨国[飛州]

北国
25越後国
26佐渡国[佐州]
27越中国
28加賀国[加州]
29能登国[能州]
30越前国
31若狭国[若州]

上方
32伊勢国[勢洲]
33志摩国[志州]
34伊賀国[伊州]
35近江国[江州]
蝦夷地

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2007年09月27日

京都時代MAP 安土桃山編

京都時代MAP 安土桃山編

出版社:光村推古書院
発行日:2006年6月初版
ページ数:83P
著者:新創社 松岡満
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「歴史は縦に堆積する。このことを現実の都市空間で実感できる最適の場所、それが京都です。延暦十三年(794)の遷都から今日までの千二百余年の間、京の町はほぼ同一の場所にあって、政治・文化の中心地として、それぞれの時代特有の歴史を積み重ね続けてきました。京都ならではのこの特性に注目し、今を歩きながら、特定のある時代だけを散策するために、古地図と現代地図を重ね合わせて見ることができるように工夫した新発想のタイムトリップマップそれが『京都時代MAP』シリーズです。」

安土桃山時代の地図に半透明の現代地図を重ねて、同地がどのように変化したのかを楽しめるようになっている。コンピュータなら簡単なのであろうが、あえて紙で挑戦しているところがよい。地図好き、戦国好きには興味ある一冊でしょう。

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[目次]

京都タイムトリップマップ(安土桃山)
 京都タイムトリップマップエリア図
 京都タイムトリップマップ
戦国の世、京の織豊道をゆく
 信長、光秀、利休 男たちの京都ヒストリー
 【一場春夢】 信長と京と本能寺の死
 【一大クーデター】 明智光秀の謀反
 【天下統一】 秀吉の都市改造と天下統一への道
 【一期一会】 茶人・利休と戦国武将、その死の謎

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2007年09月25日

濃飛の文化財 第6号

濃飛の文化財 第6号

編集・発行:岐阜県文化財保護協会
発行日:1975年2月15日初版
ページ数:48P
定価:不明
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
岐阜県文化財保護協会の機関誌のようです。各記事は1ページや2ページのものが多く、本誌の注目は岐阜城館長だった郷氏の「鉄砲火薬談義」です。

[目次]

ふるさとの心を守る
文化の土壌
保護の両輪
濃尾震災に想う
関ヶ原古記考
鉄砲火薬談義
曽代用水開発の沿革
古く美しき町並を守る
諏訪城址
広重と美濃十六宿
直江志津
美濃窯考
稲田山古窯調査メモ抄
中田遺跡
御絵伝と河野門徒
ふるさとの古碑
「難攻不落」を守る
濃尾の薄墨桜
別府細工
石徹臼の文化財探訪
福束輪中文化財
文化財保護の周辺
支部だより
昭和四十八年以降県指定目録
文化財西ひがし

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2007年09月16日

戦国合戦「古記録・古文書」総覧 「応仁の乱」から「大坂の陣」まで 別冊歴史読本入門シリーズ

戦国合戦「古記録・古文書」総覧 「応仁の乱」から「大坂の陣」まで 別冊歴史読本入門シリーズ

出版社:新人物往来社
発行日:1999年3月初版
ページ数:450P
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「戦国合戦は、日本史の中でもっともテーマのひとつである。戦国時代の合戦が生み出す躍動的なドラマは、歴史上の意義を越えて多くの日本人の心をつかんでいる。また、戦国時代には、北条早雲、毛利元就、織田信長、徳川家康など、傑出したヒーローが登場し、戦国時代の魅力に色彩を与えている。これまで、戦国武将や合戦、城をテーマにした関連図書は数多く出版されたが、古記録や古文書に視点を当てた研究の原点となる書籍・図書は少ない。」

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[目次]

巻頭総論 戦国合戦「古記録・古文書」の基礎知識
歴史随想 古記録・古文書からみた戦国合戦の謎
 小山田信茂殺害の謎
 「甲陽軍鑑」を読む
 相馬氏と伊達氏
 小早川隆景宛明智光秀文書への疑念
 琉球の役とサツマ芋
 平瀬城はどこか
 大村純伊敗戦記録の虚構
 古文書と編纂物のあいだ
 四国の戦国合戦
 急がれた関ヶ原の戦い
特別事典 「古記録・古文書で解く」戦国合戦66選
戦国合戦一覧
特別寄稿 新視点・戦国の合戦
 瀬戸内海の水軍 一通の古文書から見た厳島合戦と村上氏一族
 江戸湾の海上戦 後北条氏水軍の活躍
 戦国期播磨国の合戦小考 幻の朝日山合戦をめぐって
 文禄・慶長の役 戦国武将の海外出兵
特別企画 戦国一五〇年・国別合戦年表
入門事典 戦国合戦「古記録・古文書」人物事典 -戦国の記録者-
戦国合戦 「古記録・古文書」基本図書一覧
戦国合戦 「古記録・古文書」所蔵先一覧
特別付録 古戦場ガイド
特別資料 戦国合戦古記録年表

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日本史「戦国」総覧 歴史読本特別増刊事典シリーズ

日本史「戦国」総覧 歴史読本特別増刊事典シリーズ

出版社:新人物往来社
発行日:1992年1月初版
ページ数:479P
定価:1,456円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
本書は経済から見た戦国というテーマです。戦国時代を武将や合戦という視点から扱う書が多い中、経済というテーマに統一してさまざまな論文が載せられているものは少ないのではないでしょうか。ムックのため、新本での入手は困難と思いますが、古書としてはまだ入手できます。

[目次]

巻頭総論 日本史の中の戦国時代
第一部 概説篇
 戦国期における皇室の経済
 戦国期における公家の経済事情
 室町幕府経済の構成とその動静
 戦国大名
 戦国時代の農民
 戦国時代の職人
 戦国時代の商人
 戦国時代の対外交易
 戦国時代の物価と貨幣
 戦国時代の税金
 戦国時代の都市
 戦国時代の城と城下
 戦国時代の交通
 戦国時代の神社
 戦国時代の寺院
 戦国時代の宗教闘争
 戦国時代における一揆
 戦国時代の武器・武具
 戦国時代の女性
第二部 武将篇 -その経済政策と経済力
 北条早雲
 大内義隆
 斎藤道三
 今川義元
 武田信玄
 朝倉義景
 上杉謙信
 織田信長
 龍造寺隆信
 大友宗麟
 豊臣秀吉
 前田利家
 松浦隆信
 長宗我部元親
 細川幽斎
 加藤清正
 徳川家康
 島津義弘
 伊達氏
 本願寺
第三部 合戦篇 -その経済的背景
 応仁の乱
 伊豆の乱
 第一次国府台合戦
 第二次国府台合戦
 上田原の戦
 川中島の戦
 箕輪城の戦
 七尾城の合戦
 月山富田城の合戦
 厳島の合戦
 耳川の合戦
 桶狭間の合戦
 山吹城の攻防戦
 姉川の合戦
 三方原の戦
 一乗谷の合戦
 長篠の戦
 天目山の戦
入門篇 戦国時代の基礎知識100
資料篇
 戦国時代年表
 「戦国時代」参考文献一覧
 戦国時代記録一覧
 戦国時代国別名産一覧
特別企画 戦国経済がわかる古文書総解説

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2007年08月30日

関ヶ原合戦始末記 実録天下分け目の決戦 原本現代訳31

関ヶ原合戦始末記 実録天下分け目の決戦 原本現代訳31

出版社:教育社
発行日:1981年10月初版
ページ数:268P
訳者:坂本徳一
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「酒井忠勝選の『関ヶ原合戦始末記』上・下巻は明暦二年(1656)2月17日、林羅山、および林春斎が共同で書き終えている。忠勝は、幕藩体制を固めるための一つの手段として江戸開府までの原点に戻り、関ヶ原で戦った直参、諸大名の功績を正しく後世に伝えようとして、晩年の忠勝がこれを羅山に書かせた政治的意図があった。訳者には、忠勝、羅山の政治的意図に興味はない。ただ記録書として信憑性の高い史料として選択した。」

原本は、「関原始末記」(東京・内閣文庫蔵)を用いたが、あえて注を加えずに、「日本戦史=関原役」(参謀本部編=村田書店刊)、「関ヶ原合戦史料集」(藤井治左衛門編=新人物往来社刊)などの史料より西軍側からの見方も加えて構成している。現在も本の体裁を変更して再販されている。

[目次]

「関ヶ原合戦始末記」の世界
「関ヶ原合戦始末記」上巻
「関ヶ原合戦始末記」下巻
東西両軍の主要人物総覧
封邑革新表

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2007年08月25日

戦国時代用語辞典

戦国時代用語辞典

出版社:学習研究社
発行日:2006年12月初版
ページ数:320P
編者:外川淳
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
戦国時代ファン必携の用語ガイドブック。頭形兜、巣口、切羽、矢銭など、何となく知っているつもりの戦国時代の用語。ことばの意味を図解と共に明瞭簡潔に説明。幅広い分野から戦国時代特有の用語を取り上げ解説する。

辞典と銘打っているが、文字ばかりの辞典ではなく、テーマを設けてイラストを混ぜながら説明しているので、パラパラとめくりながら読むこともできる。

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[目次]

図解・戦国時代
 戦国時代の主な合戦地図
 戦国史年表
 将軍・天皇系図
 戦国の戦う人々
 戦国の馬印・指物
 戦国の武具と甲冑
 戦国の武具と馬具
 戦国の城
 戦国武将の家紋
 戦国の働く人々
 戦国の衣装
 戦国の異人たち
 戦国の暮しと文化
 戦国の時と暦
 度量衡一覧

第一章 戦国時代とは?

第二章 戦国合戦の実像

第三章 戦国の権力構造

第四章 戦国のくらし

戦国史蹟総覧

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2007年08月13日

戦国検定 あなたの知識レベルは将軍級?足軽級?

戦国検定 あなたの知識レベルは将軍級?足軽級?

出版社:廣済堂出版
発行日:2007年6月初版
ページ数:260P
編集:戦国検定委員会
定価:476円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「この本を手にとったあなたは、つくられた戦国時代のイメージではなく、実際の姿について、どれだけ知識を持っているだろうか。本書は、一問一答形式で戦国時代の知識をテストする検定本。各テーマ別に採点し、さらに総合ポイントによって、あなたの戦国通レベルが将軍級か足軽級かなど判定される。通りいっぺんの歴史書よりはずっと楽しめ、挑戦しがいのある一冊になったのではないか。」

戦国時代の4択問題が110問楽しめる。

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[目次]

壱の巻 武将
弐の巻 軍師
参の巻 合戦
四の巻 武器・戦略
伍の巻 城郭
六の巻 生活
七の巻 女

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百姓から見た戦国大名 ちくま新書618

百姓から見た戦国大名 ちくま新書618

出版社:筑摩書房
発行日:2006年9月初版
ページ数:222P
著者:黒田基樹
定価:700円+税
オススメ度:★★★☆☆

書評:
「武田、上杉、北条・・・数々の群雄が割拠し、しのぎを削った戦国時代。飢饉と戦争で疲弊した百姓は、社会的危機には公然と『世直し』を求めた。生き延びるために、ときに大名の戦争に参加し、また、隣村との境界争いなどにも武具を携えて参集した。いっぽう大名は、百姓に礼を尽くした施策を講じて領国の安定を図った。庶民の視点から乱世期の権力構造と社会システムをとらえなおす。」

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[目次]

プロローグ 代替わりと「世直し」
第一章 飢饉と戦争の時代
第二章 村の仕組みと戦争
第三章 地域国家の展開
第四章 大名と村が向き合う
第五章 戦国大名の構造改革
第六章 大名の裁判と領国の平和
エピローグ 戦争の時代の終わり

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2006年06月26日

戦国武将合戦事典

戦国武将合戦事典

出版社:吉川弘文館
発行日:2005年3月初版
ページ数:896P+索引・年表77P
編者:峰岸純夫、片桐昭彦
定価:8,000円+税
オススメ度:★★★★☆

書評:
本事典はm享徳の乱(1454~1482年)から島原の乱(1637~1638年)に至る期間を対象にしている。その間の国史大辞典編集委員会編「国史大辞典」に掲載されている関係項目を選定して「戦国武将編」は武将の没年順、「武家系譜編」は五十音順、「合戦編」は発生年順に配列し、巻頭では総説によって戦国時代を概観している。なお、「戦国武将編」では、武将のみではなくその縁辺に活躍した文人・芸能者・僧侶なども必要に応じて掲載した。また、付録として、「年表」「在世年表」「人名・事項索引」を掲げている。「国史大辞典」に掲載されている肖像・花押・印章・合戦屏風・系図などは数多く収録して、戦国武将の風貌に接することが出来るようにし、合戦屏風はカラー版にして合戦のイメージを実感しやすくしている。

国史大辞典全15巻はとても手が出ないという人も、戦国時代に限定すればこれ一冊でカバーできるというのはよい。内容は辞書であるので、各解説も簡潔ではあるが、一冊机上に揃えてパラパラながめていると、意外な発見があるかもしれない。

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[目次]

戦国武将編
下克上と戦国大名の登場(没年1454-1500)
戦国大名と宗教一揆の争覇(没年1501-1550)
天下統一への道(没年1551-1600)
近世の胎動(没年1601-1683)

武家系譜編

合戦編

在世年表
年表
索引

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戦国逸話事典

戦国逸話事典

出版社:新人物往来社
発行日:1989年1月初版
ページ数:357P
編者:逸話研究会
定価:4,800円+税
オススメ度:★★☆☆☆

書評:
逸話には、その時代の人々の生きた声や姿が点描されており、隠れた話や埋もれた話の中に、人々の本音が浮かび出ている。逸話の面白さと魅力が、そこにある。戦国時代の部将たちや庶民が、乱世の中で、どんな人生の奇跡をたどったのか。避け難い人間葛藤、生きていくうえでの信条、日々の哀歓がつづられており、その断面を見ることができる。勝ちと負け、成功と失敗、表と裏など、さまざまな人間模様がある。歴史の流れと関連させながら、どの項目からでも読み出せるように構成した。そこには簡潔ながら今日にも通じる人生教訓が含まれている。

応仁の乱前後から徳川家康による江戸幕府確立期の慶長年間までを対象に、原点の文意に忠実に従い、脚色を排除している。基本的に原点(名将言行録、信長公記など)の抜粋であるので、解説はありません。

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[目次]

寛正-享禄年間
天文-元亀年間
天正年間
文禄年間
慶長年間
年代不詳

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