丸亀の歴史散歩

丸亀の歴史散歩
発行日:1982年11月20日初版、1988年5月1日第3版
ページ数:341P
著者:直井武久
定価:2,000円(当時)
オススメ度:★★★★☆
書評:
いい歴史書です。丸亀の歴史が詳細に、しかし読みやすくまとめられています。今回古本できれいな状態のものが入手できましたが、発行所が書いてないので、当時はどこで売られていたものでしょうか?丸亀の歴史を研究するには必携の一冊でしょう。
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変貌した阿波古城 阿波城跡 写真集

変貌した阿波古城 阿波城跡 写真集
出版社:多田印刷
発行日:2000年4月初版
ページ数:98P
著者:鎌谷嘉喜
定価:2,000円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「中世・戦国~江戸時代に至るまで、阿波国内の豪族・武将が立てこもった古城は、延べの総数約三〇〇余城であった。このうち、栄枯盛衰や喜怒哀楽の歴史を秘めて、さまざまなロマンを語り伝えた阿波古城七二ヵ城を収録した城説話にまつわる写真図解特集である。」
著者が昭和30年代から撮りためた写真をまとめた写真集。今ではすでに変わり果てた場所もあり、そこが著者として「変貌した」と書名に冠した理由でもあるようである。
著者の前作「姿なき阿波古城」
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松山城の秘密 城と藩主と城下の基礎知識

松山城の秘密 城と藩主と城下の基礎知識
出版社:アトラス出版
発行日:2002年8月
ページ数:125P
定価:838円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
松山城に関係する歴史的トピックを88に分け、わかりやすくまとめている。松山城の入門書としてオススメです。地方出版社のため店頭には地元以外は並んでいないと思いますので、ネット書店でどうぞ。
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阿波一宮城史料集

阿波一宮城史料集
発行:一宮町文化おこし委員会
発行日:1991年3月31日
ページ数:312P
編集:「阿波一宮城史料集」編集委員会
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「本書は阿波一宮城および阿波一宮城などに関する史料のうち、主として既刊のものから適宜取捨選択して、当該部分をコピーし製本した史料集である。ただし、ガリ版刷等のものおよび未だ活字化されていないものは、今回、新たに活字に起こした。」
一宮城に関する文献史料集です。一宮城の歴史に関しては徳島県立図書館発行の「阿波一宮城」を参考にして下さい。あわせて本書を使用することで詳細がつかめると思います。本書は発行部数の関係か古書でも非常に出回りが少ないので、図書館などで参照下さい。

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岡豊城史

岡豊城史
発行:株式会社高知放送
発行日:1970年10月26日
ページ数:45P
編集:南国市教育委員会
著者:山本大、島田豊寿
定価:50円(当時) 絶版
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「南国市は、かつて政治文化の中心地でありました。土佐に国衛がおかれ、国司が赴任したのが国府であり、くだって、武士が台頭した封建時代、守護代のおかれたのも田村の城館でありました。その後、各地の豪族を平定した長宗我部元親が、土佐に号令したのも、この岡豊の城からでありました。今回高知放送が、莫大な犠牲を払われて、岡豊城跡に史跡公園を設置され、その開園を記念して『岡豊城史』の刊行を見るにいたったのは意義が深く、衷心敬意を表するものであります。」
岡豊城跡が史跡公園として整備されたときに郷土の城の歴史としてまとめられた小冊子。内容は意外に専門的であり、内容の濃いものである。

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高知市史跡めぐり

高知市史跡めぐり
発行:高知観光協会
発行日:1969年1月初版、1973年11月改訂増補版
ページ数:181P+地図
著者:橋詰延寿
定価:320円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
高知市の観光ガイドブック。各名所の簡潔な解説文と所々のモノクロ写真が掲載されている。相当の数を網羅しているが、現在すべてが当時と同じ状態というわけにはいかないだろう。巻末の地図が役立つ。

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河後森城の発掘と歴史

河後森城の発掘と歴史
出版社:八重垣書房
発行日:1997年6月初版
ページ数:360P
編者:矢野和泉
定価:2,095円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「愛媛県松野町松丸の河後森城跡は、県下最大の面積と規模を持ちながら、数百年草深い廃城となって顧みられることはなかった。その史跡が国指定文化財の栄光に輝くとは誰が予想したであろう。ここまでの発掘に努力された森光晴・宇都宮政徳先生はじめ多くの関係者に深い敬意を捧げる。」
本書は、著者が愛媛県北宇和郡松野町の広報紙「広報まつの」に連載した記事をまとめて、加筆修正したものに資料を追加したものです。著者の私論も含めて河後森城に関して非常によくまとめられています。改訂版が出ているようですが、頁数が変わらないので加筆されたものではなく、誤字を修正したものではないかと思います。現在絶版で入手が難しいのが残念です。

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四国の古城

四国の古城
出版社:四国毎日広告社
発行日:1974年9月初版
ページ数:185P
著者:山田竹系
定価:800円(当時) 絶版
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
「青い国四国には、美しい城があちこちにある。それらは、その地方の住民のこころのふる里であり、また観光のポイントでもある。ざっと当たってみても、城と称するに値する砦や館も合わせるとその数は四国で八百にあまる。そのうち主なものを拾ってここに再現してみたい。」
四国の城を紹介した一般書としては初めの部類であり、歴史を中心に簡潔に書かれている。著者の意図としては観光ガイドブックを作成したのであろうが、出版社としては広告媒体だったのか、到底城や観光とは関係のない広告もある。
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太陽コレクション城下町古地図散歩6 広島・松山 山陽・四国の城下町

太陽コレクション城下町古地図散歩6 広島・松山 山陽・四国の城下町
出版社:平凡社
発行日:1998年1月初版
ページ数:167P+特別付録「文久年間熊本総絵図」
定価:2,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
九州中心の16の城下町に関して古地図と現在(発行当時)の地図を対比しながら古地図を楽しむという趣旨の本である。城郭や城下町が好きな人、古地図が好きな人は楽しめます。
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徳島城 徳島市民双書28

徳島城 徳島市民双書28
発行:徳島市立図書館
発行日:1994年3月初版
ページ数:353P+附図6枚
編者:湯浅良幸
定価:1,700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『徳島市民双書』シリーズをスタートさせたときから、『徳島城』の刊行は構想の中に入っていた、が、諸般の事情によりなかなか実現出来なかった。主な理由は史料不足と研究の立ち遅れであった。本書では、徳島城の縄張り・殿舎などをメインに徳島城周辺の歴史・自然・徳島中央公園・徳島城博物館・蜂須賀家系図をそれぞれ学界の第一線で活躍されている専門家に執筆していただいた。」
市民に向けて徳島城を解説したものであるが、徳島城についてこれ以上にまとめて出版されているものは他にないであろう。徳島市立図書館に申し込めば郵送してもらえる。
徳島市 市民双書の販売ページ

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