真田三代 近世大名への道

真田三代 近世大名への道
発行日:2000年11月初版
ページ数:107P
編集:松代文化施設等管理事務所
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
本図録は、松代藩文化施設管理事務所(長野市教育委員会)で、平成12年度に開催された、テーマ展示「真田三代」の展示概要書です。カラーページは少ないが、真田家に関する史資料を見ることができる。真田宝物館で購入できる。
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備え 真田家の甲冑・武具

備え 真田家の甲冑・武具
発行日:2002年11月初版
ページ数:112P
編集:長野市教育委員会
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「近世大名・真田家が伝えた大名道具のなかには、大名が備えなければならない武器や武具が多く含まれています。これらの武器や武具には、実用的な鉄砲のほかに、美術品として珍重された、鞍や鐙・刀剣類なども含まれます。この図録は、企画展図録として上梓しましたが、それ以上に、大名家である真田家に伝来した武器武具類の概説書としてご活用いただきたいと思います。」
平成14年の展示図録として作成されているが、図版はカラーページも多く、真田家の武器・武具のガイドブックとして、大きさもコンパクトで利用できる。最初に甲冑が15体掲載されている。甲冑好きにもおすすめ。真田宝物館で購入できる。
真田宝物館について(長野市ホームページ)

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海津旧顕録

海津旧顕録
発行日:1989年3月初版
ページ数:218P
編集:真田宝物館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「『海津旧顕録』は第一巻より第五巻までの五冊で構成されています。残念なことに第三巻が欠本になっておりますが、刊行に踏みきりました。内容は松代城(海津城)の築城をはじめ、各時代の領主、城下町町八町、城下町および周辺の社寺、古跡など、江戸時代の事跡が詳細に記録されており、近世の松代をしるための貴重な史資料であります。昭和初年に刊行された『松代町史』上・下巻の編纂に際しまして、この書の内容が多く採用されているように推察されます。」
松代城の築城から、松代城下町および周辺の寺社・古跡など、江戸時代の事跡について、明治13年にまとめられたものの翻刻版。ルビやレ点があり、全く読めなくもないが、読むには少し根気がいるでしょう。原文に近いものに触れてみたい方におすすめ。真田宝物館で購入できる。
真田宝物館について(長野市ホームページ)

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CD-ROM 真田三代 -真田氏史料集より-

CD-ROM 真田三代 -真田氏史料集より-
発行日:2001年4月初版
制作:上田市マルチメディア情報センター
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★★☆
書評:
このCD-ROMは、この地域の貴重な歴史資産である真田氏の資料を、他の地域に伝わるものも含めて広く収集し整理したもので、上田城を築城した昌幸の父である幸隆から、昌幸を経て、信幸(信之)・信繁(幸村)兄弟に至る真田家三代の歴史を、写真、図版、古文書などの多数の映像資料によって紹介しています。もとになっている資料は、上田市立博物館で頒布されている「真田氏史料集」です。実験的に制作された「真田群雄伝」なるアニメも収録されています。
上田市の池波正太郎真田太平記館、真田氏歴史館で購入できる。以下のホームページでも販売しているので、当地へ行けない方はこちらから。
上田市マルチメディア情報センターのホームページ

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郷土の歴史 上田城下町

郷土の歴史 上田城下町
発行日:1990年3月初版
ページ数:89P
編者:上田市立博物館
定価:700円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「海野町、原町を中核とした上田城下町の形成は、天正11年の上田築城開始とともに始まり、現市街地の原型となりました。また慶長8年頃からは北国街道の宿場町としても賑わうようになり、真田信之の命による町割り変更により城下町は整備されていきました。このように上田の町は、中世末期に城下町として成立し、近世には宿駅としての機能も課せられ、約400年の長い歴史を歩んで来ました。その間、大災害や戦火からは免れましたが、街の近代化とともに往昔の面影は急速に消えつつあります。しかし、町の歴史を物語る道や建物などをまだ見ることができます。博物館ではそれらの姿を記録し、多くの皆様に上田城下町への関心をより一層高めていただくためにこの冊子を発行いたしました。」
この冊子は同博物館の昭和53年発行の「城下町上田」を絶版として、内容を新しく改めたものである。絵図はこの大きさでは内容の判別は不可能だが、発行当時の写真が多く載っており、姉妹編「上田城」とともに購入することをお薦めする。上田市立博物館で購入できる。
上田市立博物館頒布冊子一覧表

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郷土の歴史 上田城

郷土の歴史 上田城
発行日:1988年3月初版、1994年4月改訂二版
ページ数:168P
編者:上田市立博物館
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「上田城とは今から400年ほど前に、真田昌幸の居城として築かれました。上田築城は、現在の上田市街地の原型となった上田城下町-『上田』という地名自体-の始まりであったものです。また、真田氏は、この上田城に立てこもって、2度にわたる徳川の大軍の攻撃を退け、真田氏と上田城の名を天下に鳴り響かせてもいます。しかるに、この昌幸の築いた上田城は、関ヶ原合戦直後に破却され、その後、真田氏の次の城主仙石氏により復興される、という経過がありました。このように、上田城には、やや屈折した過去もあるため、今に残る堀や土塁・石垣などの成り立ちについては、はっきりしないところがありました。この点に限らず、真田氏に関する研究などと比べて、上田城自体についての調査は十分に深められているとは言い難く、まだまだ不詳な点が少くありません。この冊子においては、これらの点の解明を主眼とし、新しい観点よりの叙述につとめました。」
上田城に関する解説書。郷土の人たちへ向けて書かれていることもあり、文体は平易で読みやすいが、内容はなかなかに詳しい。破却されて不明な真田氏時代の上田城の姿にもできる限り近づこうとしている姿勢が感じられる。上田市立博物館で購入できる。
上田市立博物館頒布冊子一覧表

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真田氏史料集 (旧題・図説真田史料展)

真田氏史料集
発行日:1983年10月初版
ページ数:151P
編者:上田市立博物館
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「真田昌幸によって天正11年に上田城が築かれてから400年が過ぎました。上田築城は現上田市街地の原型となった上田城下町の始まりでもあり、意義深いものがあります。上田市では、昭和58年に『上田築城400年祭』を挙行しましたが、この特別展は、その時点までの真田氏関係史資料を対象としました。つまり、時代的には、上田築城を中として戦国時代から近世初頭にかけてになります。この特別展に際して発行しました図説『真田史料展』は第5刷を数えましたが、今回、表題と装丁を改めて、第6刷を刊行いたします。」

書評:
この冊子は、昭和58年に上田市立博物館で開催された特別展の展示解説図録であり、200点にものぼる展示物の写真が掲載されている。当時のものののため、巻頭に一部カラーがあるのみで基本的にモノクロである。しかしながら、値段も高くはないので真田氏が好きな方なら持っていて損はないだろう。昭和58年から早20年以上経過しており、新規遺物も増えているだろうから、追補版があってもよいのだが。
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信州上田軍記

信州上田軍記
出版社:ほおずき書籍
発行日:2006年12月初版
ページ数:142P
訳者:堀内泰
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
江戸時代に、迫り来る徳川の大軍を上田城に迎え、これを二度にわたって撃退した真田昌幸父子の物語をつづった「上田軍記」。いくつかの写本をまとめた、初めての現在語訳である。訳者の写本との出合の契機については、本文の「はじめに」を読むとよく分かる。
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信州史ノート 戦国大名と信濃の合戦

信州史ノート 戦国大名と信濃の合戦
出版社:一草社出版
発行日:2005年3月初版
ページ数:242P
著者:笹本正治
定価:1,600円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「山梨県では、何かあるごとに武田信玄のことが語られます。年配の人たちが今でも『信玄公』と尊敬の念をこめて呼ぶように、信玄に対する山梨県に抱くイメージの大きな部分にも、武田信玄が含まれているようです。信玄は元亀4年(1573)に亡くなっていますから、もう四百三十年も前の人です。甲斐国に生きた人々は、武田信玄のみではなかったのにもかかわらず、なぜ武田信玄だけがこんなに特別な扱いを受けるのでしょうか。新潟県に行くと、山梨県の武田信玄の場合と同じように、上杉謙信が別格の歴史的偉人とされます。」
本書は、2002年4月3日から2003年8月6日まで産経新聞に連載した原稿を加筆修正したものです。イラストは著者の当時高校1年生だった娘さんの手によるものということですが、なかなか上手です。
当時の連載記事原稿であるため文章は読みやすい。なぜ、山梨・新潟・長野で特定の人物が別格扱いになったのか、その歴史的経緯から読み解こうとしている。
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