戦国時代の静岡の山城 考古学から見た山城の変遷

戦国時代の静岡の山城 考古学から見た山城の変遷
編者:NPO法人城郭遺産による街づくり協議会
出版社:サンライズ出版
発行日:2011年8月
ページ数:235P
定価:2,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
「戦国時代の静岡の山城について、最新の発掘調査成果から築城や改修時期などを考察。平成22年2月に静岡県で開催されたシンポジウム「静岡県における戦国山城」の発表内容と資料集を基にした書。」
書評:
専門家向けのシンポジウムの内容をまとめたものなので、内容は高度ではありますが最新の情報を知ることができますので、興味ある方は六一書房販売の資料集とともにどうぞ。
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石動山信仰文化展 石動山と越中登り口

石動山信仰文化展 石動山と越中登り口
編集:氷見市立博物館
発行:氷見市立博物館
発行日:1984年3月4日
ページ数:30P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「このたび、石動山信仰、文化に関係する資料を紹介し、私たちの祖先の築きあげた信仰の一端に接していただければと、特別展を企画しました。」
昭和59年3月4日~3月25日に同館で開催された特別展図録
書評:
石動山の富山県側の道や遺跡を中心に紹介しています。古書でもほとんどお目にかからない貴重な図録ですが、内容は当時の最新の調査結果を反映しています。

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八戸藩 大名の江戸と国元

八戸藩 大名の江戸と国元
編者・発行:八戸市博物館
発行日:2001年7月14日
ページ数:71P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「八戸藩は、寛文4年(1664)南部直房を初代藩主として誕生しました。翌年には現在の内丸地区にあった八戸城が居城として定められ、以来200年余りの間、八戸は近世城下町として整備されてきました。本展では、東京都港区の八戸藩江戸上屋敷跡と八戸城跡から発掘された遺物や、八戸藩関係の資料に基づいて、これまで明らかになった八戸藩2万石の大名の江戸と国元の暮らしや、勤番武士の様子を紹介します。」

書評:
平成13年7月15日から8月26日まで開催された特別展の図録。八戸藩に関する資料集とも言える内容で、2万石の小藩ながら多くの遺物が残されていますね。
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掘りおこされた南部氏の城 根城 目で見る八戸の歴史6

掘りおこされた南部氏の城 根城 目で見る八戸の歴史6
編者:八戸市博物館
発行:八戸市博物館
発行日:2007年9月
ページ数:76P
定価:1,000円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「博物館では昭和58年の開館以来、根城の本丸跡を中心とする発掘調査を担当し、中世の城郭の実態を解明するための作業をつづけて参りました。その結果、発掘調査の一段落と共に、その成果をふまえ史跡公園の整備事業として実施されることになり、昭和60年度より年次計画により着工されつつあります。」

書評:
根城の発掘調査の成果を市民や子供たちにもわかりやすくまとめています。イラストや写真を中心に構成していますので、見て楽しむ本ですね。
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もりおか歴史文化館開館記念特別企画展 南部家の至宝 -名品が伝える盛岡の歴史-

もりおか歴史文化館開館記念特別企画展 南部家の至宝 -名品が伝える盛岡の歴史-
編者:盛岡市教育委員会歴史文化課
発行:盛岡市教育委員会歴史文化課
発行日:2011年6月30日
ページ数:67P
定価:500円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
「待望久しかったもりおか歴史文化館が開館の運びになりました。平成15年に南部家45代当主の故南部利昭氏から新たに寄贈を受けた多くの歴史資料は、当館の収蔵資料をさらに充実させるものとなりました。」
書評:
今年7月1日に開館した記念特別展の図録です。盛岡南部家の宝物が集録されていますが、その一部は文化館の常設展でも展示されています。開館したのに常設展図録がまだないのが残念です。

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為信戦跡 弘前城築城400年祭記念

為信戦跡 弘前城築城400年祭記念
編者:一般財団法人 弘前市みどりの協会
発行:一般財団法人 弘前市みどりの協会
発行日:2011年9月21日
ページ数:32P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
弘前城築城400年を記念して発行された津軽為信誕生までの津軽氏の関係する城を紹介しています。津軽氏の城めぐりには丁度いい。弘前城などで購入できます。

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歴代城主展 平成23年度若松城天守閣郷土資料館第1回企画展

歴代城主展 平成23年度若松城天守閣郷土資料館第1回企画展
編者・発行:若松城天守閣郷土資料館
発行日:2011年3月27日
ページ数:95P
定価:800円(5%税込)
オススメ度:★★★☆☆
書評:
今春赤瓦に葺き替えられたことを記念した歴代城主展。葦名氏から保科氏までの遺物をカラーで紹介。
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明治百年記念出版 古城増山城史

明治百年記念出版 古城増山城史
編者:土田豊雅
発行日:不明
ページ数:166P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「とりわけ関心を持ったのは自分の村にある増山城の事で、何とかして自分の生涯の間には増山城の歴史を調べ終えてみたいと言う希望で一杯でした。しかし其の頃の増山城についての事は増山城の城跡があり、私の家の先祖が代々神保城主に仕えて居たこと、頼成新に能景塚、為景塚がある事位で伝説も古老の人達の話もまちまちで結局城主としては上杉謙信に敗れた神保安芸守を知って居ると言う程度の村人の認識でした。それでもと思って古老達の話は中等学校時代に出来るだけ記録して見ました。」
書評:
国史跡になった増山城の地元の史家による郷土歴史書。発行年がわかりませんが、明治100年ということで1968年ということになりますか。増山城を中心とした富山の貴重な中世史の物語です。

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小谷城物語

小谷城物語
著者:馬場秋星
発行:イメーディアリンク
発行日:1993年10月
ページ数:171P
定価:不明
オススメ度:★★★☆☆
「本書は、平成2年1月より同4年12月まで、3ケ年間、中日新聞滋賀版に連載された。」
書評:
もとが新聞記事だったこともあり、1章ごとは短いですが、一般読者に語りかけるような書き方で読みやすいです。一部資料の羅列的な部分もありますが、地元に伝わる伝承ですので参考になります。

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関東の名城を歩く 南関東編 埼玉・千葉・東京・神奈川

関東の名城を歩く 南関東編 埼玉・千葉・東京・神奈川
編者:峰岸純夫、斎藤慎一
出版社:吉川弘文館
発行日:2011年8月
ページ数:297P
定価:2,300円+税
オススメ度:★★★☆☆
「杉山城、本佐倉城、八王子城、石垣山城…。埼玉・千葉・東京・神奈川の4都県から精選した名城64を、最新の発掘成果に文献による裏付けを加えて、詳細・正確な解説と豊富な図版で紹介する。」
書評:
このサイズで多くの城を紹介しているので一城あたりのページ数は多くありません。そのため、歴史は深く触れられていませんが、各城ごとに地図や縄張図が掲載されていますので、持ち運びできるサイズで現地を訪れるときは役に立ち、また予習するにはちょうどよい解説量かもしれません。
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