福岡城物語 はかた学7

福岡城物語 はかた学7
出版社:葦書房
発行日:1996年5月初版
ページ数:165P
編者:朝日新聞福岡本部
定価:1,400円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
「花見櫓・月見櫓・潮見櫓の真贋話や天守台跡地から発見された8000年前の土器など、様々な築城エピソードを中心に、更に筑前高取焼や長崎警備、貨幣政策についても専門家が豊富な資料を駆使して論じる。 」
本書は、朝日新聞社が福岡版で1993年3月から193回にわたって掲載した「新・はかた学・近世編」の出版三部作の最後となるものです。文字通り、様々な築城エピソードが核となっています。ほかには、藩主に重用された筑前高取焼、幕府の鎖国政策に従って藩士たちが赴いた長崎警備、経済の基軸となった貨幣政策について専門家が豊富な飼料を駆使して論じています。
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西国の城 下巻=原城・熊本城・首里城他

西国の城 下巻=原城・熊本城・首里城他
出版社:講談社
発行日:1976年5月初版
ページ数:262P
著者:岩井護、白石一郎、滝口康彦、古川薫
定価:840円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
西日本新聞に昭和49年2月2日から昭和50年3月29日まで「西国の城シリーズ」として掲載されたものを書籍化。城郭紹介というより、各城郭に伝わるエピソードを紹介しています。
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西国の城 上巻=秋月城・佐賀城・萩城他

西国の城 上巻=秋月城・佐賀城・萩城他
出版社:講談社
発行日:1975年10月初版
ページ数:230P
著者:岩井護、白石一郎、滝口康彦、古川薫
定価:840円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
西日本新聞に昭和49年2月2日から昭和50年3月29日まで「西国の城シリーズ」として掲載されたものを書籍化。城郭紹介というより、各城郭に伝わるエピソードを紹介しています。
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沖縄の城郭

沖縄の城郭
出版社:緑と生活社
発行日:1982年8月初版
ページ数:513P
著者:新城徳祐
定価:4,500円+税
オススメ度:★★★★☆
書評:
「郷土に生まれ育って郷土を知らないということは誠に恥ずかしいことである。というのは、昭和5年の夏休みの頃とおぼえているが、沖縄県立第一中学校の兼島由明先生が数人の学生を引率されて今帰仁村の今泊に来られ、『北山城跡を案内して呉れ』といわれたので、当時、今泊部落の青年団長をしていた筆者が案内することになった。ところが、いろいろと質問があって満足に説明することができず、大変心苦しい思いをしたものであった。それからは郷里の大先輩の島袋源一郎先生や古老たちから話を聞いたり、調べたりしたものであった。このようなことが動機になったのであろうか、1955年の9月に文化財保護委員会に就職することができ、主として史跡と民俗芸能を担当することになった。」
本書は、文化財保護委員を務められた著者が沖縄の城跡についてまとめたものである。著者は序の中で調査不十分と謙遜してはいるが、沖縄の城郭をほぼ網羅している書籍は他にないのである。縄張図まではいえないが平面見取図か、または写真が各城にあり、現在では徐々に薄れていく各城の歴史を書き留めていることは貴重であろう。沖縄の城郭を調査する際は必携の一冊。
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肥後古城物語

肥後古城物語
出版社:熊本日日新聞社
発行日:1982年5月初版
ページ数:233P
著者:荒木栄司
定価:1,500円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
熊本日日新聞に連載した「肥後古城物語」「探訪・肥後路の女人伝承」、日本談義連載の「肥後戦国武将伝」を改稿して一冊にしたものであり、肥後戦国史のあらましがわかるよう構成されている。
元が新聞掲載記事なので、各項が簡潔で読みやすい。
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海路 第4号 九州の城郭と城下町[古代編]

海路 第4号 九州の城郭と城下町[古代編]
出版社:海鳥社
発行日:2007年2月初版
ページ数:208P
編集:「海路」編集委員会
定価:1,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
海からの視座で読み直す九州学という視点で発刊されている雑誌の第4号。今回は九州の古代の城郭である。特集分のページは118Pある。生涯学習の一環としての論文記事なので思ったより内容は本格的である。モノクロで文字が小さいこと以外はこの価格はお買い得と思える。
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福岡古城探訪

福岡古城探訪
出版社:海鳥社
発行日:1997年4月初版
ページ数:236P
著者:廣崎篤夫
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
私(著者)は、福岡県内1000ある古城跡のうち約700の城跡を歩き、平成7年に「福岡県の城」として約310城をまとめ出版することができた。今回は、県内の名の知れた城47城についての落城悲話などを中心にまとめたものである。
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古代山城鞠智城を考える 鞠智城跡国史跡指定記念シンポジウム報告書

古代山城鞠智城を考える 鞠智城跡国史跡指定記念シンポジウム報告書
制作発売:熊本日日新聞情報文化センター
発行日:2005年3月初版
ページ数:130P
発行所:熊本県立歴史公園鞠智城・温故創生館
定価:476円+税
オススメ度:★★☆☆☆
書評:
平成16年5月16日に鹿本郡菊鹿町の菊鹿町グリーンパルスで開催された「鞠智城跡国史跡指定記念シンポジウム」の講演録を収録した記録集。
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福岡県の城

福岡県の城
出版社:海鳥社
発行日:1995年4月初版
ページ数:406P+城址一覧51P
著者:廣崎篤夫
定価:3,200円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
福岡県各地に残る古代・中世の城址を、40年に及ぶ文献渉猟と現地踏査をもとに紹介する。310ヵ所を解説、縄張図130点・写真220点を掲載する。巻末の「福岡県城址一覧」では800余ヵ所を総覧する。
福岡県の城郭に関して記録した書籍としては第一級の資料であろう。
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グスク探訪ガイド 沖縄・奄美の歴史文化遺産[城]

グスク探訪ガイド 沖縄・奄美の歴史文化遺産[城]
出版社:ボーダーインク
発行日:2002年5月初版
ページ数:144P
著者:名嘉正八郎
定価:1,800円+税
オススメ度:★★★☆☆
書評:
2000年に世界遺産に登録されたものをはじめ、奄美、沖縄島、周辺離島、宮古・八重山諸島の主なグスク56ヶ所を紹介しています。グスクに秘められた歴史や文化を中心にさまざまなデータを記載したガイドブック。
沖縄のグスクを回る前に読んでおくとより楽しめる。あくまで観光ガイドブックなので、城の研究対象として購入するとがっかりするかもしれません。
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