安土城の築城進捗レポート

完成した安土城をご覧あれ!
安土城

第110号までの総製作費

本誌 163,000円
塗料・道具 39,152円
バインダー 4,140円
ディスプレイ用 36,115円
合計 242,407円

安土城完成までおよそ400時間の製作時間  完結まで・・・ あと0週 ついに完結!
ようやく完成しました!2009年2月に始まってから2年半・・・長かった。柱や壁の終わりなき単調作業、畳や瓦の遅々として進まない細かい作業、数々の苦労を乗り越え、刊行終了後の盛り上がらない気持ちをなんとか奮い立たせて完成です。予算は6万円以上オーバーし、時間も費やしたけど楽しい思い出となりました。
ブログをご覧いただき、応援していただいた皆様ありがとうございました。
使い切ったスプレー塗料の本数(■)を記録。(□は使用中・予備分、○●は瓶塗料)
下地剤:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
黒色:■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■□
白色:■■■■■■□
金色:■■■□□
朱色:■□
灰色:□□
土色:■○
<09/02/14追記>
半分(55号)を経過したということで「築城の歩み」という小コーナーを右側に作ってみました。こうして見ると二階も随分長い間作っているなあと実感します。今月はディアゴさんで「週刊戦艦大和をつくる」の第二弾「週刊空母赤城をつくる」の発表もあって、城シリーズも第二弾が期待!?されるところですが、自分の家には飾る場所がない・・・
戦艦と空母、少し違うラインナップになるのなら・・・・ということで安土城の第二弾を久しぶりに勝手予想!!
「週刊本丸御殿をつくる」
今なら注目の熊本城か、名古屋城ですね!!勿論天守つきで、ってどちらが主かわからない・・・
「週刊山城をつくる」
候補は、現存天守のある備中松山城か、それとも・・・・でも売れないかも。
「週刊城下町をつくる」
惣構まで再現!見どころは堀と土塁、最大の江戸か、堅牢を誇った小田原か、これも・・・・売れないか。
<10/09/04 追記>
ついに遂に!待望の収納ケースがディアゴから出ましたよ!!
http://deagostini.jp/select/series_list.php?title_code=AZC
オプション品販売のご案内 安土城専用ディスプレイケース
さすがに大きな「ディスプレイケース」ですが、横に開けて移動した状態で展示することも考えた横幅のゆったり感です。自分で組み立てるようですが、梱包サイズも大きいですからね。そして、安土城を置いたまま城を開けることができる「ディスプレイベース」とライトアップ用の「LEDライト」、一段上のディスプレイを楽しめそうですね。10月末締め切りで、届くのは来年2月ということでまだまだ先です。
自分はもう1点「織田信長像付き要目票」を注文しました。「築城者名」が入るということで、こちらは一足先に12月に届くようです。
<10/09/10追記>
注文時にうまく指定できなかった「要目票」の名入れですが、ようやく注文完了となりました。何を書いたかは届いてからのお楽しみです!早速「LEDライト」が届きましたが・・・これだけ届いてもねー。
<10/10/09追記>
今週(10/8~)の「週刊トロ・ステーション」はディアゴスティーニのインタビューがありました。その中でこの「週刊安土城をつくる」が意外な層に売れたという話が・・・・。その意外な層とは「30代の男性」、って自分もか!マーケティングによるターゲットは60代だったそうです。まあ総額20万円もかかるし、作るのに時間かかるし、現役世代にはちょっと無理・・・・、ってそんなことないぞ。いい物はいつの時代にも受け入れられるのだ!
<10/12/26追記>
「LEDライト」が届いてから3カ月、ようやく「織田信長像」が届きました!想像していてよりもかなり軽い。もう少し色目から重量感あるものかと思っていました。馬の手綱が今にも折れそうです。要目票の名入れに何度もやり取りした思い出もありますが、出来上がってきました「総棟梁」入りです。本当は「大工棟梁」にしたかったけど、空白1文字入れると8文字に入りきりませんでした。
申込み順に来ると書かれていましたので、12月中は無理かなーと思っていましたが、裏を見ると申し込み順は8番目だったようですね。
織田信長像 織田信長像
しばらくは閉まっておいて、ケースが来てから中に飾ります。そのためにも絶対完成させるぞー!
<11/02/19追記>
ディスプレイベースが届きました。高かっただけあって本格的な造りです。早速、石垣を乗せて開いてみました。おー!いいですね。
ディスプレイベース ディスプレイベース
開封前から塗装の匂いが強かったので、しばらく風通ししてから部屋に入れないと。
<11/04/09追記>
最後にディスプレイケースがようやく届きました。中国製が日本製になったために遅れていたようです。品質もよくなったようで嬉しいです。
ディスプレイケース ディスプレイケース

安土城完成! 完成式

では、飾り付けを行います。
「週刊安土城をつくる」 完成式
石垣部分に地階があるところに、
「週刊安土城をつくる」 完成式
南側を立てます。
「週刊安土城をつくる」 完成式
2年ぶりのミニフィギュアを取り出します。
「週刊安土城をつくる」 完成式
地階櫓門の外側に、かがり火と馬を、内側に長槍一式と籠を配置します。
「週刊安土城をつくる」 完成式
北側の石垣沿いには米俵と台車を配置。こうしてみると、物によってはフィギュアの縮尺は小さいように思います。
「週刊安土城をつくる」 完成式
北側には各階の外壁に刀や鉄砲、長槍を貼り付けました。
三階の一室に屏風と甲冑を置いてみましたが、特に部屋の意味を考えてのことではありません。適当な置き場所がなかったので、とりあえずここに。
「週刊安土城をつくる」 完成式
そして、信長公はもちろん最上階に!
本当は開いた扉の中央に置いたほうが良かったのですが、安定性が悪くすぐに倒れるので高欄部分にお出ましいただきました。
信長公、最上階からの眺めはいかがですか?
「週刊安土城をつくる」 完成式
安土城をバックに信長像を撮影。観光地の記念撮影のようでしょ
「週刊安土城をつくる」 完成式
長い間応援いただいた皆様ありがとうございました。これでようやく築城から解放されました。無事に完成させたことで切腹を免れました(^o^;
(荒木又左衛門はどんな気持ちだったのか・・・・)
「週刊安土城をつくる」は今までのディアゴスティーニのつくるシリーズで最も売れた創刊号だったそうです。しかし、最後まで作った方はどれほどいるのか?
まだまだ製作途中の方、根気強く完成させてください。やはり完成した安土城を眺めるのはなんとも言えませんよ。

五階をつくる

3連休の初日、なんとか夏休み前に安土城を完成しました!
「週刊安土城をつくる」 屋根をつくる
昨日貼りつけた野地板に屋根を貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 屋根をつくる
屋根の先端を金色に塗った後、
「週刊安土城をつくる」 屋根をつくる
110号の棟瓦と109号の風鐸をつけます。
「週刊安土城をつくる」 屋根をつくる
木製ボンドで貼り付けても、乾けば問題ないようです。
「週刊安土城をつくる」 屋根をつくる
南側も屋根を貼り付けていきます。屋根は沿っていますので、貼りつけた後しばら押さえていないといけないので、この作業は時間がかかりました。
「週刊安土城をつくる」 屋根をつける
午後になって照りつける太陽のもと先端を塗りました。
「週刊安土城をつくる」 屋根をつける
棟瓦を貼り付け、
「週刊安土城をつくる」 屋根をつける
風鐸は逆さにして乾くまでしばらく放っておきました。
「週刊安土城をつくる」 五階北側に六階を乗せる
完成した五階北側に六階を乗せてみました。
「週刊安土城をつくる」 五階北側に六階を乗せる
瓦が壁より高くなってしまったので浮いています。後で階段の穴の位置が違っていることに気が付きましたが、やはり入りませんでした。
「週刊安土城をつくる」 四階の外壁に桁を貼る
それでは、残りの最後の作業、四階の外壁に桁を貼ります。
「週刊安土城をつくる」 四階の外壁に桁を貼る
左右多少位置が違っていますが、気にしないことにします。
「週刊安土城をつくる」 安土城を組み立てる
出来た五階南側を四階に乗せようと思いましたが・・・入らない。
おかしいと思ったら穴と突起の形が違うではないですか!削って突起を丸くして差し込みます。
「週刊安土城をつくる」 安土城を組み立てる
差し込むときに組物が大棟に当たるので、根本を切り取りました。
「週刊安土城をつくる」 安土城を組み立てる
そして南側、同様に突起を丸に削りますが、壁は接着していなかったので外して削りました。
「週刊安土城をつくる」 安土城を組み立てる
さあ、結合というところで、何度もチャレンジしましたがうまく結合しませんでした。浮いていますが、安定性が悪いわけではないのでそのままにすることにしました。
悪あがきするとここに来て壊しそうです。
「週刊安土城をつくる」 完成
8時間の作業を終えて、安土城も完成しました。

五階北側の屋根をつくる

明日から三連休。今日は断続的に五時間の作業。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の屋根をつくる
北側の隅木両側の垂木は二本ずつ貼り付け、間10分置いて次の二本に取り掛かります。
その間に南側の型紙を切り出します。五階は変則的に型紙を裏返して使用する部分もあります。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の屋根をつくる
さらに合間に野地板を貼り付けます。屋根の両側が跳ね返っているので平坦な部分をクリップで押さえて放置します。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の屋根をつくる
垂木は屋根をひっくり返して接着します。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の屋根をつくる
すべて垂木を取り付けて乾かし、ようやく終わりました。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の屋根をつくる
北側も野地板を貼っていきます。感想は各部分15分以上かかりました。明日は続きを行います。

五階北側の垂木をつける

昨日に続き2時間の垂木の取り付け作業。夕方に昨日分の修正塗装を済ませました。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
角に当たる部分の垂木は左右から中央に向かって徐々に垂木が短くなります。中央の1本は桁の取付後に貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
分割部の垂木も同様です。手前の1本は桁の取付後に貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
隅木両側を残して垂木を取り付けました。隅木横の垂木は乾かす時間を取りながらの貼り付けとなるので時間がかかりそうです。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
屋根の外観がほぼできたところで、南側をくっつけて並べてみました。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
問題ないように見えますが・・・
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
北側は屋根裏の壁に当たる垂木の後ろを切り落としていますが、北側はそのような作業はなかったので、この部分が当たりぴったりとはならない様子。でも、今から切り落とすと垂木を壊してしまいそうです。そのままにしましょうか。
これで週末には完成式が出来そうだな。

五階北側の垂木をつける

今日も続きを1時間半、垂木をつけていきます。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
しかし、この部品突起部分を削らないと入らないし、入れるときにちょっと力をかけると突起が折れてしまうという悪循環。この部分だけで4本折れました。軒先の桁でなんとか形を保っています。
「週刊安土城をつくる」 五階北側の垂木をつける
他の部分にも垂木をつけました。さらに1本折れました。
半分の垂木を取り付け終わりましたが、まだまだ先は長いですね。

五階北側の屋根をつくる

夜2時間の作業。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
昨日の塗装間違い部品を再塗装。柱と長押を組み合わせたまま塗装します。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
壁を立てたままだと、きつくて入らないので分解して壁に入れました。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
ステッカーを貼った壁は手順が失敗です。長押と柱を入れた後にステッカー貼ったほうがいいです。なんとか無事できたが、柱を入れるときにステッカーを凹ませてしまう可能性があります。ちょっと後がついてしまった。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
再組み立てしたところで108号が終了です。残り2号!
「週刊安土城をつくる」 天井をつくる
先に組み立ててあった天井を入れます。ピンセットで柱を穴に・・・・
ってそんな簡単には入りませんね。床に立てた柱を天井に入れるより、天井に柱をつけて床に入れるほうが穴の位置が見やすいですよ。
「週刊安土城をつくる」 天井をつくる
そこそこ満足いく出来です。本当にこんな部屋に住んでいたら落ち着きませんね。
「週刊安土城をつくる」 天井に桁をつける
組み立ててあった桁を天井に貼り付けます。桁の菱形の穴に短い柱を立てます。
「週刊安土城をつくる」 天井に壁を立てる
その柱に差しこむように壁を入れていきます。
「週刊安土城をつくる」 天井裏をつくる
今日最後の作業として、隅木とともに両側の垂木を取り付けていきます。南側で慣れた作業でしたが、ここでも2本の垂木の突起を折ってしまいました。木目が悪すぎる・・・
週末までに垂木までは終わらせたい。

五階北側の壁をつくる

夕方7時に帰ってきてもまだ明るい!
「週刊安土城をつくる」 五階南側の塗装
ということで昨日作った五階南側の修正塗装をしました。
「週刊安土城をつくる」 五階南側の塗装
垂木の先は金色に塗装します。
「週刊安土城をつくる」 五階南側の塗装
垂木の朱色を中心に修正。あと南側は屋根を乗せるだけ。では北側を。
「週刊安土城をつくる」 階段の塗装
先日塗装済みの階段を準備。
「週刊安土城をつくる」 階段をつくる
階段を床に取り付けます。ゆるくなかったので接着はしませんでした。
「週刊安土城をつくる」 ステッカーを貼る
室内の柱には昇龍と下り竜の絵が2枚ずつ。
「週刊安土城をつくる」 柱を立てる
分からなくならないように、まずは昇龍を貼った柱を指定の位置に・・・
って、今気が付きました。昇龍と下り竜が逆ですね。
「週刊安土城をつくる」 柱を立てる
早速直しました。(写真はそのまま)
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
次の大きな壁を桁に押し込みます。階段と逆側にステッカーを貼った壁を入れます。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
壁の外側に柱と長押をはめ込むのですが、塗装を間違えました。白色の部分は金色に、金色の部分は朱色に塗り直しです。
後でもはめられるので次に進みます。
「週刊安土城をつくる」 壁をつける
柱に壁を差し込み、柱を床に差します。
「週刊安土城をつくる」 敷居をつける
桟唐戸の立てる敷居を入れます。
「週刊安土城をつくる」 桟唐戸を立てる
桟唐戸にステッカーを貼って立て、鴨居と組み合わせた柱で桟唐戸を抑えます。
「週刊安土城をつくる」 溝を入れる
窓枠を立てるために溝を壁の上に入れます。
「週刊安土城をつくる」 窓をつける
溝の上にステッカーを貼った窓を入れます。壁を入れた後、上の桁を取り付けます。北側と違って、すべての窓の脇に柱があるというのは安定しますね。
「週刊安土城をつくる」 桁をつける
桁は長いものが5本、短いのが2本。長いのはすべて同じかと思っていましたが、2本は真ん中が菱形の穴が空いています。写真撮った後で気が付きました。
それにしても、ステップ・バイ・ステップの写真もよく見ると間違っているのがあるのでご注意を!
今日は3時間の作業で、108号も終盤になりました。

五階南側に垂木をつける

暑い・・・とにかく暑いです。北陸も昨日梅雨明けしましたので、早くも本格的に夏が始まりました。しかし、こう暑いと何をするにも意欲がなくな・・・・・る
否、そうも言ってられないので、少しでも進めますよ。夏休みまでには完成を!
「週刊安土城をつくる」 五階南側に垂木をつける
107号の残り、五階南側に垂木をつける作業を行います。しかし、この垂木、木目の影響か、ちょうどに削らずに少々無理矢理に入れると突起部分が折れます。ついでに、前回までの作業の壁や窓も崩れます。
苦労しながらもなんとかすべての垂木を取り付けました。
「週刊安土城をつくる」 五階南側に垂木をつける
その垂木の先端に桁を貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 五階南側に垂木をつける
そして、隅木の合間が空いている部分に垂木を4本追加します。
「週刊安土城をつくる」 五階南側に垂木をつける
そうして完成。切り離し部分は後日塗装することにします。
「週刊安土城をつくる」 五階南側に垂木をつける
107号も終了し、今日は2時間の作業。暑いと手元にも力が入ってダメですね。

五階南側をつくる

今日も天気予報が外れて晴れたので、ひと通りの塗装を終えました。これで組み立てられます。
「週刊安土城をつくる」 廻縁をつくる
まずは五階の床に高欄の柱を立て、高欄をつくりました。
「週刊安土城をつくる」 柱をつける
角の短い高欄の手すりも作りました。
「週刊安土城をつくる」 柱を立てる
ここからは106号の南側を作ります。まずは塗り分けをした柱を立てます。
「週刊安土城をつくる」 窓をつくる
窓枠に華頭窓枠を貼り付けます。この華頭窓枠、塗装準備中にも塗装後にも、細すぎて折れまくりました。なんとか形を保ったまま貼り付けることができました。
「週刊安土城をつくる」 桟唐戸と窓をつくる
シールを桟唐戸と窓に貼りました。華頭窓の裏はゴールドに塗りましたが、窓戸と桟唐戸の裏はシールを貼ると見えなくなるので塗っていません。
「週刊安土城をつくる」 桟唐戸と窓をつくる
壁を立てていきます。安定性がなく苦労しました。
「週刊安土城をつくる」 天井をつける
桁の裏に先に作ってあった天井を貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 隅木をつける
最後に隅木を貼り付けます。
「週刊安土城をつくる」 五階南側をつくる
ようやく106号が終わりました。
「週刊安土城をつくる」 五階南側をつくる
今日は塗装に5時間、組み立てに2時間かけました。あとは垂木までは塗装もないので進むかなー、でも時間ないかな。