大津城 近江の城カード

大津城 近江の城カード

大津城 近江の城カード

発行:(公社)びわ湖大津観光協会
配布場所:大津祭曳山展示館
配布日:2023年4月~
取得日:2023年11月19日
取得条件:びわ湖大津観光協会主催のツアーに参加した者。

春に新しい城カードとして大津城が発表された際にツアーを探してみたもののすっかり忘れていた。ふと思い出して探してみたら見つかった。
大津城ゆかりの地を歩く~幻の水城と城下町をたずねて~
毎週火曜日から日曜日の午前・午後の2回開催で、定員は10名、最少催行人員2名、参加費は2500円という条件だった。寒い冬が来る前に早速次の土曜日に申し込んでみる。が・・・翌日自分1人のみということでたぶんキャンセルになるという電話が、惜しい、何とも参加したい、ということで近日予約のある日があるか尋ねてみると翌日午後に2名の予約があるという。開催決定済みということで予約を移動して参加することができた。

JR大津駅でボランティアガイドの方と待ち合わせして他の参加者を待つこと数分、県内在住の広島県出身だという友人2名が合流してツアーが始まった。

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大津駅から西に歩いて少し高台へ上り近松寺へ。

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関ケ原合戦の前哨戦として知られる大津合戦では東軍に寝返った京極高次が籠る大津城に対し、西軍はこの近松寺の高台から大砲を大津城に向けて砲撃したと伝える。高台から放たれた砲弾は本丸まで届いたといわれる。

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そこから北の方に歩いて琵琶湖疏水に出る。外堀の西端にあたるというが当時の遺構は残っていない。

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そこから東へ。途中、川口公園でこの公園が中堀を埋め立てたものだと説明を受ける。

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三井寺力餅本家で休憩。

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店内にかつて大津の名物だったという大津そろばんが置いてあった。今はもう1店も残っていないという。

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しかし、そろばんは持ち歩くには重いので土産としてよく売れたのが大津絵だったそうです。

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力餅おいしくいただきました。

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京阪浜大津駅前の歩道橋へ移動。琵琶湖フェリーの乗り場がある。この見える辺りが本丸といわれたが、推定縄張図ではここは琵琶湖の埋立て地で本丸は歩道橋の下あたりということだ。というのも大津城は市街地が進んで小規模な発掘調査しか行なわれていないのではっきりしないことが多いのだ。

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反対側を除くと大津城跡の石碑が建っている。

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コースからは外れているということだったが折角なので階段を下りて石碑を見てきた。推定縄張では石碑は本丸内であるとされる。

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駅の東側に回り込み、朝日生命ビルへ。

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道路沿いにそれらしい石垣がある。地下の発掘調査で見つかった外堀石垣を復元したレプリカという。

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丸屋商店街を歩く。

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アーケードには大津城の垂れ幕も

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大津祭曳山展示館手前の駐車場。立ち入り禁止で近づけないが外堀の石垣と言われているという説明だったが、推定縄張図では向きが違うのでかつての外堀の石垣を再利用して積み直したものであろう。

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大津祭曳山展示館で2回目の休憩として大津祭の解説を聞く。

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受付で本日の記念品として「大津城」の城カードと「大津宿」の御宿場印をもらう。大津市オリジナル歴まちカードが置いてあったのでそちらももらった。

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最後に旧東海道を通って大津祭を開催する天孫神社を経由して大津駅に戻る。旧東海道沿いはかつて店舗が並んでいたのだろうけど今はもう住宅街のよう。途中、時代は下るが大津事件の事件現場があった。

今日は天気が良くて参加できて運も良かった。道中話を聞いたところ、先に申込みがあった2名のうち1名が前に数回申し込んでみたものの1名のみでキャンセルが続き、仕方なく友人を誘って参加したということであった。ガイド料を考えると2名以上という条件は納得できるものの、城好きは単独行動する人も多くかなりの難条件と思える。実際、今日のガイドさんもまだ数回しか開催できていないということだった。

城データ
所在地:滋賀県大津市浜大津
時代:天正14年(1586)築城/慶長6年(1601)廃城
主要城主:浅野長政【築城】、増田長盛、新庄直頼、京極高次
現況・形態:城下町の縄張、堀の一部(川口公園)

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町

配布場所:大津祭曳山展示館(9:00~18:00、月曜日・年末年始休み)
配布日:2023年2月4日~
取得日:2023年11月19日

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町
大津祭曳山展示館

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町
展示館には原寸大の曳山の模型があり、迫力がある。車輪を含む土台部分は現役引退した本物を使用している。

東海道最大の人口を誇った宿場町 大津百町
背後にはきれいな刺繍幕が下げられている。祭りも一度見てみたいけど大変な混雑らしい。