
福井県立恐竜博物館、今年の特別展が始まりました。

今年は「翼竜の謎」ということで、プテラノドンなど空飛ぶ爬虫類がテーマです。
子供の頃は絶滅した爬虫類を「恐竜」と総称していましたが、恐竜は地上を歩く爬虫類のことで、空を飛ぶ爬虫類を「翼竜」、海に住む爬虫類を「首長竜」など恐竜とは別の分類となります。

会場の入口は翼竜のホロスコープが飛んでいって、子供たちに大人気でした。

天井に吊されたプテラノドンの骨格は翼竜だからとても合っていますね。オスはメスよりもかなり大きかったというのは初めて知りましたよ。

翼竜の着地の様子は映画「ジュラシックパーク」でも再現されていましたが、どのように飛び立ったのか?について新説が映像で紹介されていて、ほとんど滑走なしに飛び立てたというのが驚きでした。

会場では巨大翼竜の「ケツァルコアトルス」の復元模型も展示されています。翼を広げて10メートルにもなる翼竜は迫力あります。実際に飛んでいたら・・・・と思ったらゾッとしますね。

地上に下りてもキリンと同じくらいって、見上げるくらいの大きさです。

今日は特別講演会として、ル博士による「翼竜 ~中生代の空の王者~」の講演がありました。

中国では翼竜の化石もたくさん出るようでうらやましい限りです。

外の芝生広場の一部を翼竜の形に刈ってアピールしていました。
展示は10月8日まで。お見逃しなく!