今日は2件の講演会をハシゴ

最初は2館館長対談「加賀八家という家」へ。
前田土佐守家資料館と藩老本多蔵品館の2館で開催中の加賀八家関連の展示を記念した、それぞれの館長、つまり現在のご当主の対談となります。

司会兼コーディネーターは長谷川孝徳氏です。長谷川氏は郷土近世史を研究してきた縁で、各家の先代と交流があったそうですが、先代の代では今日のような2人並んだ講演会はあり得なかったというから、こうして聞けるようになったということは良い時代、いや平和な時代になりました。
しかし、つい半世紀前までは藩政時代の身分をある意味引きずった時代であったということで、今を生きる者が今のものさしで考えることもできなくなったということか。「家」という制度が崩壊し、「個」を強調する時代の意義を考えさせられる会でもありました。

続けて石川県埋蔵文化財センターで開かれた、まいぶん考古学講座「江戸時代の鉄砲と火薬」へ。

もっと加賀藩に特化した塩硝の話を聞けることを期待していたのですが、前半は火薬と鉄砲の歴史、後半に入っても鉄砲の構造や火薬の作り方が続き、最後10分ほどでようやく金沢城内の発掘調査や城外の施設の話へ。目新しい話は金沢商業高校建て替えに伴う「弓の町遺跡」の発掘調査の成果ぐらいだった。
津幡の風景今昔

シグナスで開催中の生活文化展を見てきました。

「津幡の風景今昔」というテーマで津幡町の昭和30年、40年代の写真が展示されています。

中には今の写真と並べて展示されているものもあり興味深いものでした。

津幡が宿場町であったときの賑わいの中心、津幡川に架かるおやど橋です。橋の完成が一大イベントだったことがうかがい知れます。

津幡川が昔はよく氾濫していた話を地元の方から聞いたが、実際の写真を見るのは初めてでした。
今の生活が昔の方の犠牲と努力の上にあることをあらためて感じ、未来のため現状を撮り残していくことが重要だと思いました。
World IPv6 Dayに障害はない?
World IPv6 Day は Internet Society(ISOC)が参加を呼びかけている世界規模のトライアルです。
IPv4 アドレス枯渇期を迎えたことを受け、IPv6 によるサービス提供に問題がないことを確かめ、問題があった場合にはそれを共有し、今後の課題解決に役立てることが目的として開催されています。
日本時間の今日9時から明日の9時まで、今開催の真っ最中なのです!

Yahoo!JAPANのホームページでも専用ページを作って、あらかじめ表示に問題がないかどうか確認できるようになっていました。自分のところでは問題はありませんでした。
半分過ぎたところのあるレポートでは、トラフィックが若干増えているものの大きな問題は報告されていないそうです。

と思ったら、ブログに貼り付けてあったGoogleカレンダーはエラーじゃないですか?
PCリサイクルマークを貼る
EIZOのタッチパネルディスプレイを購入して一週間。
PDFのマニュアルに次のようにあった。
個人のお客様
PC リサイクルマークの無償提供について
本製品は、PC リサイクル対象製品です。当社では、本製品をご購入いただいた個人のお客様にPC
リサイクルマークを無償でご提供しております。ご購入後すぐに、次のWeb サイトからお申し込
みください。
マークは本体背面部のラベルの近くに貼付ください。
情報機器リサイクルセンター
Web サイト:http://www.pc-eco.jp
※「PC リサイクルマーク申込」からお入りください。
(回収担当窓口は、情報機器リサイクルセンターにて対応いたします。)
申し込みには、本体の背面部のラベル上に記載されている製品名と製造番号が必要となります。
ということで早速ホームページから申し込んでみたが、EIZO以外にもNECや三菱もPCリサイクルマークは付いていないようだ。

ようやく今日シールが届く。

「必ず直ちに商品本体背面のモデル名や製造番号が記載されているラベル付近に、貼り付けて下さい。」
とあるんでモデル名の上に貼ってみたよ。
兼六園ライトアップ 今年は友禅流し

恒例となった金沢城・兼六園のライトアップ無料開放ですが、夏は百万石まつりに合わせて開催されます。

祭りの人出に比べると、やや人の少ない兼六園でしたが、唐崎の松方向はいつもはないテントが写るので、違う方向に撮ってみました。

今回は新しい試みとして、七福神山の前の池で友禅流し(風)が行われました。2枚の実際に染め終わった反物が沈められています。

ライトアップより昼間のほうが良かったか?

昼間の風は弱くなっていたものの、まだ湖面は揺れていたので映り込みはきれいではなかったです。
第60回金沢百万石まつり
第60回を迎えた金沢百万石まつり。ここ数年で行列も様変わりしました。
商工パレードや木遣り行列はなくなり、商工会主催だった頃の面影はなくなりました。駅前出発になった後も、かぶき者行列は不評だったのかなくなり、今年は歴代藩主行列があるということ。

今年もうちわ手に入れました。2枚目。これからうちわ集めようかな。

今年は駅前で見るために1時間半前に到着。

出発に向かう武者行列隊の方々を見送りながら席取り。とはいえ、すでにこの時間では遅し・・・でした。やはり駅前では観客席となる場所が少ないよな。

14時になってそろそろ始まろうかという時になって、報道が列になって・・・
って見えないじゃないか!!
来られない方はテレビで観るんだけど、この場所で観ている人はどうなるんだ!今年は生放送が一局減って二局になったはずなのに、金沢市はもっと報道規制しろよ。

と怒り収まらぬ中、迫力ある太鼓演奏が始まり、心は祭り気分に。
報道陣で全く見えないテープカットを終え、「がんばろう!日本」の横断幕で行列はスタート。
音楽パレードに続き、今年限りの地デジ化PR隊がスタート。ってやっぱりここも報道陣が前を遮り見えない。いい加減にしてほしい。
合間から各局の女子アナが見えたが、5人揃った絵は撮れず・・・
写真は諦めて動画をとってみるものの、間に入る報道陣により所々ピンボケ
とにかく、7月24日地デジ完了ですよ。
地デジ化隊に続いてミス百万石が続くが、女子アナの次じゃちょっと分が悪いなー。しかも、向こうのひとりはずっとゲストの石田純一にインタビューされてこちら向かないし。
今日は風がやや強く、高いところの珠姫ちゃんは大変そうでしたが、一生懸命に手を振ってくれました。
今年のお松の方は藤谷美紀さんです。
今年のみ!?の企画となる4代~15代の歴代藩主時代絵巻。この行列のため今年の馬は数が多いです。その分行列の迫力が増しました。
加賀八家老行列
他藩でいう藩主に次ぐ家老クラスの八家ですが、役職名は「年寄」。という意味では「加賀八家」と「家老」を合わせた紛らわしい名前はもうやめたほうがよい。
そして、利家入城行列の先陣をきるのは、2代の利長。毎年地元自衛隊が演じます。今年も凛々しいですね。
利家といえば、槍とこの鍾馗旗です。もしかしてこれも思い込み?なのか
今年の前田利家公は村上弘明さんです。駅前では報道陣が邪魔でやはり撮れなかったので、武蔵が辻までの道のりをついて、なんとかいい写真が撮れました。
時代劇にも多数出演する村上さんなのですが、金色の甲冑も似合いますね。
今年は(も!)行列は遅れていたので、金沢城内に入ったときはすでに加賀とび行列まで来ていました。城内ではこども加賀とびは実演されず。
テレビ中継は5時半まで。いつも利家は入城せず。
やはり今年も入城できず。毎年遅れるこのスケジュールはなんとかならないものか。
出発時は元気だった子供奴行列の子供たちも最後の力を振り絞って演技します。ガンバレー!
芝生の上は馬が通行できないので、石川門をくぐったところで下馬して、行列は徒歩になりますよ。
そして利家の入城です。
今年の人出は例年に比べ多かったようですが、最後まで残っている方もいつもより多かった。しかし、今年は盆正月の露店があって舞台配置がイマイチ。まだまだ試行錯誤です。
第60回記念金沢百万石まつり 盆正月
第60回を迎えて142年ぶりに盆正月が復活しました。

三の丸では、作り物や展示コーナーが露店風に並び、百万石まつりを盛り上げています。

藩政期さながらに瓦版がまかれ、パンフとともに1枚いだたいてきましたよ。

今日は天気が良くてよかったです。一角には藩政期の遊戯として、「矢場」と

「千本引き」が登場です。子供たちが楽しそうに遊んでいました。景品は今風ですが。

造り物として、能登キリコ模型

金沢城辰巳櫓模型

わら細工で造る宝船と米俵

平成の加賀獅子
昇竜が展示されていました。
映画「武士の家計簿」で使用された門セットが飲食コーナーの入口に。
でも、単独では少し浮いてますね。
河北門へ向かう道。いつもない横断歩道が・・・・何?
答えは後でわかりました。
河北門では百万石まつりのパネル展が開催。百万石まつりを盛り上げるイベントがまた増えましたね。
Windows8はWindowsなのか?
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タッチパネルでWindowsタッチの練習を始めたばかりなのに、次のWindows8の新UI(ユーザーインターフェース)を見てビックリ!しました。
上の画像が今日公開されたばかりの新UIです。
これがWindowsか!?と疑うばかりですが、それもそのはず、Windows Phone 7に採用されているUIをそのままパソコン用OSに持ってきたのですから。
衝撃的な新UIの動画がYouTubeにアップされています。
Building “Windows 8” – Video #1
http://www.youtube.com/watch?v=p92QfWOw88I
リアルなキーボードを使わず(キーボードまでアプリ)、指で画面をどんどん切り替える、これは大きなモバイル画面と言わずに何なのか?Windowsの所以たる複数のウィンドウが開く画面は過去のものか・・・
と思っていたら、Office(ビデオでは2010)は今のWindows7と変わらない画面になった。今までのUIも残っているようです。ひと安心。
Windows8登場により、ますますタッチパネルディスプレイが当たり前の世になりそうです。(期待も込めて!)
タッチパネルについて勉強してみた
タッチパネルディスプレイを購入したので、この際だからより深く調べてみた。
入力ケーブルによる分類は2種類ある。
・USBシリアル転送
・RS-232Cシリアル転送
現在はCOMポートが搭載されていない機種も多いので、主流はUSBシリアル転送になっている。
検出方式による分類は4種類ある。
・アナログ抵抗膜方式(感圧式)
・アナログ容量結合方式(静電容量方式)
・超音波表面弾性波(SAW)方式
・赤外線光学イメージング方式
以上はほぼ登場した順となっている。
それぞれの検出方式がどういうものなのか?簡単にまとめると、
・アナログ抵抗膜方式(感圧式)
指やペンなどで押した画面の位置を電圧変化の測定によって検知する。
・アナログ容量結合方式(静電容量方式)
画面に指で触れると発生する微弱な電流、つまり静電容量(電荷)の変化をセンサーで感知し、タッチした位置を把握する。
・超音波表面弾性波(SAW)方式
指などで触れた画面の位置を超音波表面弾性波の減衰によって検知する。
・赤外線光学イメージング方式
指などで画面に触れると、赤外光が遮光された影をイメージセンサーがとらえ、三角測量によってタッチした座標を求める。
実際の仕組みについては以下のページが詳しい。
なぜ画面に直接触って操作できるのか?――「タッチパネル」の基礎知識
http://plusd.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1009/27/news004.html
それぞれの特徴(長所・短所)をマトリックスでまとめると次のようになる。
| 抵抗膜 | 静電容量 | 超音波 | 赤外線 | |
| 光透過性 | × | ○ | ○ | ◎ |
| 指タッチ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ |
| 手袋タッチ | ◎ | × | ○ | ◎ |
| ペンタッチ | ◎ | △専用のみ | △専用のみ | ○非光沢素材 |
| 耐久性 | × | ◎ | ◎ | ◎ |
| 耐水滴 | ◎ | ◎ | × | ○ |
| 外光影響 | ◎ | ◎ | ◎ | × |
| マルチタッチ | × | △投影型 | × | ◎ |
| 採用例 | スマートフォン | ATM キオスク端末 |
パソコンワイド型モニター |
ご覧のように、タッチパネルを採用する場所や周辺環境、使用用途によってベストな検出方式が変わってくる。スマートフォンが「アナログ容量結合方式(静電容量方式)」を採用しているところなどは、ポケットやバッグに入れているときに無用な検知をしないというベストな選択だと言える。
国内で多彩なラインナップを揃えるメーカーは、今はEIZOのみである。それを考慮しても、16:9のワイド型モニターでは「赤外線光学イメージング方式」のものしか存在していない。
タッチパネルを購入してみた
タッチパネルを購入してみた。

購入したのはEIZOの「T2351W」。液晶保護シートも同時に購入した。

汚れ、というより傷が気になるのと、それよりもタッチパネルはガラスを使用しているので蛍光灯が映り込む。パソコンディスプレイはノングレアが好きなのだが、保護シートを貼れば少し光沢を抑えられる。

一般用タッチパネルとしては最も大きな23型であるが、23型の保護シートを左下に合わせて貼ると、
右上がご覧のように5ミリほど開く。ちょっと気になるが、気泡なしに苦労して貼ったのでいまさら貼り直す訳にもいかないので諦める。

このタッチパネルは専用ドライバをインストールする必要があるが、ドライバを入れたあとは、タッチすると水面に落ちた雫のように反応する。これが意外に心地良い。

タッチパネルの性能は満足いくものである。タブレットもスマートフォンも持っていない私には、世間から一足遅れなのであるが、マルチタッチに対応したIE9なのでは、

拡大するのも簡単にできる。ピンチアウトって言うんだっけ?
タッチパネルはこれからのパソコンの可能性を感じさせてくれるものです。何つくろうか?