映画「果てしなきスカーレット」

映画「果てしなきスカーレット」

映画「果てしなきスカーレット」見てきました。細田守監督の作品はすべて好きというわけではないですが、これは良かったです。物語の中心舞台となる「死者の国」は死んだ者と生きた者が入り混じる場所、いわゆる三途の川ですね。生きることとは?愛することとは?というストーリーの命題は良かったですけど、スカーレット役の芦田愛菜さんの声が主役の性格とは少し違和感ありました。

映画「港のひかり」

映画「港のひかり」

映画「港のひかり」を見てきました。令和5年11、12月に奥能登や富山でロケが行なわれた作品で、直後の奥能登地震で失われた風景が最後に映画として収められました。フィルム撮りをした重厚な映像に引き込まれ、他者への愛情に感動するストーリーでした。

映画「平場の月」

映画「平場の月」

映画「平場の月」を見てきました。50歳前半の主人公の話で世代としてはドンピシャなわけですが、いつも隣にいる人はいつまでもいるわけでないと再認識するストーリーでした。青砥(堺雅人さん)は母の介護のために帰郷、母は介護施設に入所していて会いに行ったときの会話にクスッと笑ってしまいました。どなた様?、息子だよ、いや息子は死んだよ。認知症でもそんな状況があるのでしょうか。

映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」

映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」

映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」を見てきました。女性初のエベレスト登頂を果たした登山家田部井淳子さんの実話をもとにしたフィクションです。青年期をのん、母になった後を吉永小百合が演じています。回想シーンとして青年期が描かれ、吉永さんよりのんさんのほうが時間も長かったように感じます。チームでエベレストを目指すも頂上に立った多部(役名)のみが世間から注目を受け、バラバラになった仲間たち。世界の多部の息子と言われグレる息子。苦悩した日常を描きつつも自分の好きを貫いた生き方を見ながら、生前の母のことを考えて幸せだったのかなと考えました。