南砺の至宝展 福光美術館

南砺市の福光美術館で開催中の「南砺の至宝展」を見に行ってきました。
南砺の至宝展 福光美術館
今回は市内の初公開を含む12点の屏風が展示されています。
南砺の至宝展 福光美術館
入るまでは”たったの12点”って思っていました。
入った途端、広い展示室に並ぶ屏風を見て、その思いは一気に吹き飛びました。
”たった12点”ではなく、”これだけのものを12点も”と!何しろ屏風1点1点が大きいです。最近の住宅は狭いですから、屏風は飾る場所がないですね。
金沢城二の丸御殿の襖絵を書いたことで知られる岸岱の「虎図屏風」、同じく佐々木泉玄の「吉祥図屏風」、他にも源平合戦図など、間近で見る事ができて、このために遠出して良かったと思いました。

大名家秘蔵の名刀展 富山県水墨美術館10周年記念

富山県水墨美術館・・・
自分には到底縁遠い美術館ですが、今開催中の特別展は「大名家秘蔵の名刀展」ということで見に行ってきました。
大名家秘蔵の名刀展 富山県水墨美術館10周年記念
富山市の市街地から少し離れた場所にある同館は広々とした空間に一階建ての質素な建物。
大名家秘蔵の名刀展 富山県水墨美術館10周年記念
なんとも水墨画的な落ち着きのある空間となっていました。
大名家秘蔵の名刀展 富山県水墨美術館10周年記念
さて、展示室には名刀がずらりと数十件並んでいました。徳川将軍家伝来、徳川家康所用、上杉景勝所用、明智光秀所用、伊達政宗所用、細川家伝来、保科家伝来、榊原家伝来、直江兼続所持など、歴々の名刀はどことなく違いますね。
前田家からは利長所用の短刀が出品。
なかでも、織田信長が桶狭間合戦で今川義元から奪いし太刀は、豊臣秀吉、徳川家康と渡った名刀です。実物を始めてみました。
堪能したあとは図録を購入したかったのですが、すべてモノクロ・・・。この時代になぜカラーではないのでしょうか?