炎天の雪刊行記念 諸田玲子さんトークショー&サイン会

先月まで北國新聞と富山新聞で531回連載されてきた「炎天の雪」が今月集英社より刊行されました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
本日、しいのき迎賓館の三階セミナールームで、刊行記念となるトークショーとサイン会が開催されました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
会場の手前ではうつのみや書店が諸田玲子さんの本を販売し、奥で受付をしていました。サイン会への参加は本の購入者なので、さっそく発売されたばかりの「炎天の雪」を購入しました。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
廊下には連載中の挿絵を担当した横田美砂緒さんの挿絵が・・・
この挿絵が物語を盛り上げてくれたのですよね。書籍になったら・・・やはり挿絵はなくなりました。残念です。
カバーの絵だけが書き下ろしの横田さんの晋作です。
トークショーのほうは泉鏡花記念館の青山館長と進められました。自分は金沢が舞台の時代小説ということで興味はあったにしても、初めて最後まで読んだ新聞小説であったので、どこにそんなに興味を持ったのだろうと思っていました。小説の舞台となった江戸の宝暦というのは、飢饉や大火など貧困にあえいだ時代であり、泰平から変化への過渡期となった時期ですが、現代も不況が長引き、9・11以降の社会不安があって、そのあたりは時代背景が似ているところは、実は意図的だったそうです。
構想時には一年ぐらいの泥棒の物語だったそうですが、進むにつれ、将軍の母や加賀騒動に巻き込まれた子供たちが活き活きと活動し、諸田さんによって一番の長編となったそうです。書くときは1か月分以上で書き上げていたらしく、連載とはいえ、引き込まれる展開はそこらにもあったそうですよ。
諸田玲子さんトークショー&サイン会
1時間の楽しいトークショーはあっという間に終わり、本の購入者に向けてサイン会が始まりました。
「炎天の雪」は上下2冊なのですが、2冊ともにサインしていただきました。作家さんの直筆はとてもきれいな字とは言えない方も多いのですが、諸田さんの字はとてもきれいな字ですね。
炎天の雪
トークショーへの参加者は先着100名でしたが、サイン会に参加したのは30名弱でしょうか?私は17番目でしたが、滅多に参加できない作家さんのトークショーに参加していながら勿体無い話です。
上下で4000円ですよ。会いたいといってもそう簡単に会える方でもないのに・・・
その分一人ひとりはゆっくりとサイン書いていただけたので良かったです。
炎天の雪
炎天の雪」は上下2冊ですが、531回の新聞連載をそのまま収録したのでは2冊には収まらないそうです。
そうです。この単行本化するにあたり、すべてを推敲しおなしているんですよ。新聞連載と比べながら読む楽しみもあるんですよ。金沢の時代小説の決定版ですので、そのうち「炎天の雪」の観光スポット案内でも作りましょうか。

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