倶利伽羅不動尊 八重桜まつり・念仏赤餅つき

八重桜まつり・念仏赤餅つき
山頂はまだ六分咲きくらい。倶利伽羅不動尊の八重桜まつりに行ってきました。
今年のGWは県外への遠出の予定がありません。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
九時半過ぎに着いたのに、駐車場はすでに満車寸前。おかげで境内に一番近い駐車場に停められました。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
前田利常により再興された手向神社。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
今日はまつりということで中の石堂神殿が見学できました。越前笏谷石製で普段は非公開だとか。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
国見山最高峰に祀られている4社の権現石殿
八重桜まつり・念仏赤餅つき
今日は雲一つない晴天で、むしろ暑いくらいですよ。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
大河ドラマ「義仲と巴」誘致にむけて、津幡町のミスつばた白鳥姫がかーくん(ぬいぐるみ)とともに参拝者を出迎えてくれました。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
この晴天にぬいぐるみは相当きついようで、休み休み出番をこなしていました。ご苦労様です。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
11時から念仏赤餅つきが始まりました。白装束に身を包んだ檀家?の皆様が厄払いの餅をつきます。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
2臼目から一般参加で子供たちやお年寄りに混ざって、ミスつばたのお嬢さんも無理矢理?餅つきを体験していましたよ。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
3臼で餅つきは終了し、住職による祈願の後、境内に集まった参拝者に配られました。
八重桜まつり・念仏赤餅つき
おみやげに赤餅を買ってきました。缶バッチは大河誘致でミスしらとりが配っていたもの。今日明日で3千個が配布されるとのこと。今日は餅つきが終わることには配布終了していたので、欲しい方は早めのお出かけを!
●厄除念仏赤餅(やくよけねんぶつあかもち)の由来
古来より越中国と能州・加賀国との越境交通の要所でったここ倶利伽羅峠の「猿ヶ馬場」にまつわる言い伝えによると、その昔、峠を往来する旅人の前に猿の群れが立ちはだかり、悪さばかりしていたそうです。そんな猿であっても殺生はできず、ほとほと困り果てていた旅人たちの姿に、時の和尚がご本尊のお不動さまに日夜ご祈祷されたそうです。すると、ある夜の夢枕に「お念仏を唱えながら餅をつき、赤く染めて猿に与えよ。」とのお告げがありました。和尚は得心し、お告げどおりに餅をつき、猿の群れに与え食べさせたところ、ぱったりと猿の襲撃がなくなったのです。以来、倶利伽羅峠を行き交う旅人の間で「霊験あらたかなお餅」として、語り継がれたということです。このときのお不動さまのお告げにあった赤餅の「赤」は、赤ん坊のように邪念のない純真な心を表す色とされます。私利私欲にとらわれず正しい道を歩むことは、諸事災厄を退けることにもなります。