
本日、喜翆荘が湯涌温泉に蘇りましたよ!

第2回湯涌ぼんぼり祭りの点灯式が本日行われました。
昨年同様北鉄の記念乗車券が本番の10月6日まで発売されます。

12時55分金沢駅発のバスに乗り込み、ライブ整理券配布の2時に余裕を持って湯涌入り、バスも比較的空いていたこともあり、余裕かと思いきや・・・・

すでに長蛇の列!!この人たちはどこからどうやってやって来たのか?聞けば朝6時に湯涌入りした猛者もいたとか。

会場では1日限りのグッズ売り場もできて、花咲くいろはラッピング車両のHOゲージも展示されていました。(完全受注20台限定で63,000円)

今年もクリアファイルを購入しました。今年の新ビジュアルは緒花の横に民子が増えました!
来年は菜子が増えるのかな?単純に考えて後3年は持つな。

ライブ会場は旧白雲楼ホテル跡地、長い坂道を上る。

10分前に会場入り。まだ集まっていないけど、今日は比較的涼しくて良かった。
最初の写真の喜翆荘はこのnano.RIPE(ナノライプ)のライブ会場の背景です。
ライブはアンコールもあって盛り上がりましたよ!

会場では3枚目となった「柚子乙女」(柚子ソーダ)に限定ラベル(花咲くいろはとTARI・TARIのコラボバージョン)付きで販売していました!1本ゲット!

初めは「柚子小町」という名前だったはずだが、いつの間にか「柚子乙女」になっている・・・
花咲くいろはのコラボバージョンで2枚のラベルがすでに完売・・・購入前に売り切れていた。

本日限定で「ぼんぼり定食」販売・・・・って普通の定食みたいな?金沢人も少し商魂たくましくなってきたかな。

2時間待って20時にようやく点灯式が始まりました。
昨年の点灯式は350人だったとか。今年はライブが700人、点灯式は1000人の人出がありました。

ライブを行ったnano.RIPEのメンバーも来賓として参加しました。

「今年もありますよね?」と昨年開催を予告した金沢市の山野市長。今日は10月6日の天候は晴れると予測!果たして当日はどうか?
前田土佐守家を支えた武家文書と伝来品

前田土佐守家資料館で始まった企画展「前田土佐守家を支えた武家文書と伝来品」の展示解説に参加してきました。
前回のまつの書状に続く、同館10周年記念展で所蔵する約9000点から選りすぐりの資料が展示されています。
明治維新で録を返上してから武具や茶道具を中心に売却されたため、6割は古文書となっていますが、織田信長黒印状や豊臣秀吉自筆消息が並び、今まで別々の企画展で展示されてきたものが一堂に見られます。
中でも前田利家所用の脚絆(甲冑着用時の股当、チラシ左下)は、繊維がボロボロになってきているため、次に実物が展示されるのは20周年だとか、必見ですよ!
何だっけ? KARAのポスターが当たった!

今日家に帰ると荷物が届いていました?

開封してみると、KARAのソロポスターが5枚!
CD「スピードアップ/ガールズパワー」のグッズプレゼントに当たったよう。

すっかり忘れていたけど、いつのだっけ?
応募締切は3月26日。

2000名に当たる「メンバーソロカットポスター5枚セット(非売品)」(C賞)でした。メンバーによってアップの具合が違っているね。
加能史料はいま 「畠山義総と室町幕府・本願寺」

石川県立図書館で石川県立図書館史料編纂室室長の東四柳史昭氏による「畠山義総と室町幕府・本願寺」という講演を聴いてきました。
能登畠山家は他国へ侵攻せずに滅ぼされてしまったために評価が低いのですが、義総が治めた約30年は守護の本分を全うし、安定した治世を維持したことは評価されるべきと東四柳氏は強く主張していました。北陸の戦国大名では越前朝倉氏が有名ですが、能登畠山氏(管領畠山家分家)、若狭武田氏(甲斐武田氏分家)など室町幕府守護が比較的多く残った地域です。朝倉氏の拠点があった一乗谷は野外展示の史跡としても有名ですが、当時の北陸最大の都市は七尾だったかもしれないと、越前は府中(武生)と一乗谷が分かれていたので、能登府中と連続する新城下町を築いた七尾は巨大な都市だったと言われれば、都から能登へ貴族や文人が数多く身を寄せたという既知の話の辻褄が合うではないか。

今日は早めに会場入りして前のほうの席に陣取りました。事前予約が必要でしたが、始まる頃にはいっぱいでした。

「加能史料」は石川県内の古代から前田利家金沢入城までを、他県を含む自治体誌や未発表の古文書をもとに編年体で収録するものです。利家入城以後は加賀藩史料があるのでその前までということになっています。
今年「戦国X」が発刊され、天文7年(1538)~天文9年(1540)の出来事が収録されています。あと2~3年で編纂が完了するそうです。
金沢まちめぐりクイズラリー

今年も金沢市のスタンプラリーが始まりましたよ!
室生犀星記念館(必須)、前田土佐守家資料館、金沢市老舗記念館、金沢ふるさと偉人館、中村記念美術館、鈴木大拙館、金沢くらしの博物館のうちから5館を訪れてクイズに答えると(間違ってても大丈夫)、記念品がもらえます。

今年は何かな?と思っていましたが、今年は一筆箋でした。もう一周くらいできるかな。

今日は石川県立歴史博物館で始まった夏季特別展「マンダラ」も見てきました。

中央アジアからチベット、中国を経て日本に広まった大乗仏教の修行に使われる「マンダラ」。
自分のみならず他人の悟りをも導くことを目的とする大乗仏教に対し、己の悟りを目的とする小乗仏教(大乗仏教が卑下して使用した名称で起源の教えはこちらが近いそうだ)はタイ、ミャンマーなど東南アジアに広がったそうだが、大乗仏教に108も観音がいるなんてことを初めて知りました。日本名のない観音もいたので、すべて入ってきたわけではないみたい。マンダラもたくさんの種類があるけど、日本には空海によって「胎蔵曼荼羅」と「金剛曼荼羅」の2種類が入ってきたようです。
そもそも曼荼羅は人間や世界を表していて、人間と自然の共生を説いているようですが、日本では教義に世界や自然との共生がないのが特徴だとか。
併設企画で北陸の曼荼羅も紹介され、白山曼荼羅と館山曼荼羅が興味深いですよ。来月11日に解説があるようです。
映画 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」

公開初日一回目で 「魔法少女リリカルなのは The MOVIE 2nd A’s」を見てきました。2年ぶりの第2作、楽しみでした!
映画館にこれほど人がいるのを久しぶりに見ました。先着特典もあったからでしょうか?20分前に到着して予告始まるまでに会場入りできないほどの行列で、シネコンで一番大きなスクリーンだったのに8割ほど埋まりました。
今回はシリーズ中でも人気の高い「闇の魔導書事件」に関するストーリーで2時間でよくまとまっていましたよ。ちょっと変身シーンが長すぎると思いましたけど、全体として良かった。
設定資料集になっている映画パンフレットと、なのはコンボセットを買いました。

前売券はネットで特典付きを購入しました。ねんどろいど付きだけど、小さいです。1個当たり600円って高いな-。一緒に1stのブルーレイが半額だったので注文していました。
今見ているところです。ブルーレイやっぱりきれいだなー。変身シーンが1stからあったのを思い出しました。でも2ndは3倍ほど長いです。
翼竜の謎 福井県立恐竜博物館

福井県立恐竜博物館、今年の特別展が始まりました。

今年は「翼竜の謎」ということで、プテラノドンなど空飛ぶ爬虫類がテーマです。
子供の頃は絶滅した爬虫類を「恐竜」と総称していましたが、恐竜は地上を歩く爬虫類のことで、空を飛ぶ爬虫類を「翼竜」、海に住む爬虫類を「首長竜」など恐竜とは別の分類となります。

会場の入口は翼竜のホロスコープが飛んでいって、子供たちに大人気でした。

天井に吊されたプテラノドンの骨格は翼竜だからとても合っていますね。オスはメスよりもかなり大きかったというのは初めて知りましたよ。

翼竜の着地の様子は映画「ジュラシックパーク」でも再現されていましたが、どのように飛び立ったのか?について新説が映像で紹介されていて、ほとんど滑走なしに飛び立てたというのが驚きでした。

会場では巨大翼竜の「ケツァルコアトルス」の復元模型も展示されています。翼を広げて10メートルにもなる翼竜は迫力あります。実際に飛んでいたら・・・・と思ったらゾッとしますね。

地上に下りてもキリンと同じくらいって、見上げるくらいの大きさです。

今日は特別講演会として、ル博士による「翼竜 ~中生代の空の王者~」の講演がありました。

中国では翼竜の化石もたくさん出るようでうらやましい限りです。

外の芝生広場の一部を翼竜の形に刈ってアピールしていました。
展示は10月8日まで。お見逃しなく!
石動山まつり2012
梅雨まっただ中、悪天候だったけど予定していた中能登町の石動山まつりに行ってきました。

石動山は中世に開かれた山岳寺院で、開祖の泰澄大師の命日とされた7月7日に開山祭が行われます。

直接現地に行くには細い道を進む必要もあるので、中能登町のラピア鹿島からシャトルバスを利用して現地へ向かいます。

開山祭は伊須流岐比古神社の拝殿で行われます。鳥居の横の手水鉢にはイワシガ池の湧き水がひかれ、名水として地元の方に親しまれています。

拝殿には雨の中でもたくさんの人が来ていました。

開山祭は、もとは開山堂を所掌する宝池院が執行し、明治以降も宝池院を継いだ宝池家が執行していましたが、大正10年から石動山区長が行うようになったようです。

参拝者がイワシガ池にわき出る水をペットボトルなどで持ち寄り、祭壇に供えてあります。お祓いの後に持ち帰ります。

読経の後、一人ずつ参拝となったので拝殿をあとにし、石動山資料館の展示を見ました。今日は拝観無料です。

70点の石動山関係資料が並んでいます。中でも「石動山境内古絵図」は見応えあります。
受付売店に中能登町が編集した「新版 国指定史跡石動山」という書籍が販売されています(1000円)。石動山の歴史や見所、史跡整備事業として復元された大宮坊復元の過程が掲載されていて、散策の役に立ちますよ。

開山祭のあと、大宮坊書院で記念講演会が開催されました。今日は雨のため、間の天平太鼓の演舞は中止となりました。

石動山を護る会が25周年を迎えたということで、

金沢学院大学の東四柳氏による「石動山と能登の霊山信仰」というテーマの講演で、能登二宮であった石動五社権現(石動山伊須流岐比古神社)が能登にどのように影響力を持っていたのかという興味深い内容でした。

歴史公園として整備されていますが、生憎の天候ですのでまた天気の良い日に再訪することにしましょう。
読めない!?名前
新聞のおくやみ欄で変わった名前を見つけました。
さん
さて、何さんだと思いますか?
・・・・・
・・・・・
・・・・・
答えは、「いと」さんです。
1文字目はなんとなく「以」に見えますよね。これは変体仮名という文字らしく、ひらがなの元になった漢字をくずした字形ですね。ちなみに「と」は「登」という文字です。
親がまだ江戸時代生まれだったとかで変体仮名で名前をつけたのだと思いますが、新聞が忠実に再現するところに驚きました。
変体仮名一覧 早見表
百万石の文化講座 「前田利長・利常と前田家庶子の命運」
石川県立美術館の百万石の文化講座に参加してきました。

今年度一回目は金沢学院大学の見瀬教授による「前田利長・利常と前田家庶子の命運」というテーマの講演でした。
前田利家と嫡男利長の兄弟に関する話で、なかなか無いテーマでもあったのですが、たくさんの聴衆が集まりました。
家を継ぐ子を家督継承者として一人決めるのがこの時代の習わしであるため、家督としての嫡子と、それ以外の庶子の問題は御家騒動に発展しかねない要素を持っていたことは確かで、前田家でも利家、利長、利常と三代までは非常に不安定な状況だったようです。

二代藩主利長の肖像

その弟の利政の肖像
利家と正室まつの男子は利長と利政の二人のみです。その子直之は唯一の直系男子として、前田土佐守家として前田家に仕え、現在まで存続しています。

こんな古文書をスラスラ読めるようになりたいですね!