CakePHP 1.3.2 接続できるデータベースの種類のはなし

CakePHP バージョン1.3.2をインストールしてみました。
データベース設定ファイルのテンプレート(config/database.php.default)には、バージョン1.2.Xと同様のデータベースが記載されています。


* Database configuration class.
* You can specify multiple configurations for production, development and testing.
*
* driver => The name of a supported driver; valid options are as follows:
* mysql – MySQL 4 & 5,
* mysqli – MySQL 4 & 5 Improved Interface (PHP5 only),
* sqlite – SQLite (PHP5 only),
* postgres – PostgreSQL 7 and higher,
* mssql – Microsoft SQL Server 2000 and higher,
* db2 – IBM DB2, Cloudscape, and Apache Derby (http://php.net/ibm-db2)
* oracle – Oracle 8 and higher
* firebird – Firebird/Interbase
* sybase – Sybase ASE
* adodb-[drivername] – ADOdb interface wrapper (see below),
* odbc – ODBC DBO driver


MySQL、SQLite、PostgreSQL、SQL Server、DB2、Oracle、Firebird、Sybase、ADODB接続、ODBC接続
さてさて、実際にデータソースを覗いてみましょうか。
cake/libs/model/datasources/dbo/
接続できるデータベースの種類のはなし
SQL Server、MySQL、Oracle、PostgreSQL、SQLite ・・・・・・・
・・・・・・・
なんか少なくなったぞ??
調べてみると、他のデータソースはインターネットからダウンロードして入れるようです。
接続できるデータベースの種類のはなし
http://github.com/cakephp/datasources/tree/master/models/datasources/dbo/
ADODB接続、DB2、Firebird、ODBC接続、SQLite3、SQL Server、Sybase ・・・ と。
SQL Serverは「dbo_mssql.php」のほかに「dbo_sqlsvr.php」が新しく用意されたようですね。
全部入れると、かなりにぎやかな状態になりました。
接続できるデータベースの種類のはなし
しかし、標準でインストールされていないデータソースについては、今後データソースがバージョンアップされてもCakePHP本体に入っていないということになりますので、自分で時々のぞきに来る必要がありそうですね。
今回は、CentOS上のCakePHPからWindowsServer上のSQL Serverにネイティブ接続してみたかったのですが、新しいデータソースが出たのも役立たず・・・、結局LinuxにはSQL Serverに接続するネイティブドライバが容易されていませんから。
そう考えると、「SQL Server (dbo_mssql.php)」「SQL Server (dbo_sqlsvr.php)」「ADODB接続」については、Windows専用ということですね。まぎらわしいなあ・・・もう。