今日北陸は梅雨明けしました。いきなりの今年一番の夏日でした。

銀色の卵でおなじみの福井県勝山にあるアジア最大の恐竜博物館です。

夏休み直前、親子連れがたくさん遊びに来ていました。地元ではレジャー施設としてすっかり定着しましたね。

今年は開館10周年も迎えて、今年も夏休みの特別展が開催されていますが、今日は関連行事として、中国科学院古脊椎動物古人類研究所の董枝明(ドン チミン)教授による「アジアの恐竜」が開催されました。

中国を含めたアジアはここ数年で恐竜研究が飛躍的に盛んになりました。そのアジアの恐竜発掘の現状をお話いただきました。

中国には6つの恐竜博物館と4つの恐竜公園があるそうです。うらやましいですね。

講演会後には特別展「アジア恐竜時代の幕開け」を見てきました。

今回は中国で発掘された骨格標本を中心に展示されています。巨大恐竜がテーマのひとつでありますので、人の背丈もあるような竜脚類の大腿骨なんかも展示されていました。

自分の子供の頃の竜脚類と言えば、「ブロントサウルス」や「ブラキオサウルス」ぐらいでしかが、その後種類が増えてよくわからない状態です。今回は中国で発見された「ルーフェンゴサウルス」がメインです。

竜脚類のほかに獣脚類の骨格標本もありますよ。

新聞報道もされた勝山の3つ目の恐竜で、日本で始めて竜脚類として名前のついた「フクイティタン」の化石も展示されていました。

卵の化石などもあり、今回は10周年という記念すべき特別展だけあって展示も充実していますね。