今日は金沢市内へ出かけました。
最初に金沢駅西口近くの金沢市立安江金箔工芸館へ。
現在、秋季特別展「屏風・衝立 空間をしきる日本の美」が開催中です。今回のテーマは屏風と衝立、展示スペースも限られるので全6期に分けての開催です。第1期の目玉は、伝岩佐勝重の洛中洛外図屏風です。また第5期の源氏物語図屏風を見に行こうと思います。それにしても最近屏風の展示が多いですね。
金沢城に寄った後、金沢能楽美術館に行きました。
7月に前期展を見た特別展「尾山神社の能面Ⅱ」の後期展が昨日から始まりましたので、残り半分の能面を見てきました。「般若」の面は女性だったのですね、それを見ながら幼き頃、家の鴨居に般若が飾られていて夜とても恐かったことを思い出しました。あの面は何処にいったのか?
今日の地元新聞に金沢ふるさと偉人館が載っていましたね。
こちらも昨日から特別展「藤岡作太郎と赤羽萬次郎」が開催中です。藤岡作太郎はペンネームがたくさんあったのですね。
今日市内へ行った目的は、石川県立美術館で開催される加賀百万石の第3講に参加するためです。
今回は「本阿弥光悦と加賀藩前田家」というテーマで、同館の嶋崎館長が講演されました。今講演は前田尊経閣文庫分館で開催中の展示に連動したものです。
講演の後、分館の展示「本阿弥光悦の手紙」を見てきました。講演を聴いた後だととてもわかりました。しかし、本阿弥光悦は寛永の三筆とされているのですが、達筆すぎて書いてあることはわかりませんね。翻刻があるのでとても助かります。
隣りの展示室の「琳派の精華」では本阿弥光悦、俵屋宗達の屏風を見ることができます。ここでもやはり屏風です。最近密かな屏風ブームなのか?
南砺の至宝展 福光美術館
南砺市の福光美術館で開催中の「南砺の至宝展」を見に行ってきました。
今回は市内の初公開を含む12点の屏風が展示されています。
入るまでは”たったの12点”って思っていました。
入った途端、広い展示室に並ぶ屏風を見て、その思いは一気に吹き飛びました。
”たった12点”ではなく、”これだけのものを12点も”と!何しろ屏風1点1点が大きいです。最近の住宅は狭いですから、屏風は飾る場所がないですね。
金沢城二の丸御殿の襖絵を書いたことで知られる岸岱の「虎図屏風」、同じく佐々木泉玄の「吉祥図屏風」、他にも源平合戦図など、間近で見る事ができて、このために遠出して良かったと思いました。
大名家秘蔵の名刀展 富山県水墨美術館10周年記念
富山県水墨美術館・・・
自分には到底縁遠い美術館ですが、今開催中の特別展は「大名家秘蔵の名刀展」ということで見に行ってきました。
富山市の市街地から少し離れた場所にある同館は広々とした空間に一階建ての質素な建物。
なんとも水墨画的な落ち着きのある空間となっていました。
さて、展示室には名刀がずらりと数十件並んでいました。徳川将軍家伝来、徳川家康所用、上杉景勝所用、明智光秀所用、伊達政宗所用、細川家伝来、保科家伝来、榊原家伝来、直江兼続所持など、歴々の名刀はどことなく違いますね。
前田家からは利長所用の短刀が出品。
なかでも、織田信長が桶狭間合戦で今川義元から奪いし太刀は、豊臣秀吉、徳川家康と渡った名刀です。実物を始めてみました。
堪能したあとは図録を購入したかったのですが、すべてモノクロ・・・。この時代になぜカラーではないのでしょうか?
岐阜城のみやげもの
岐阜城は山頂の模擬店主や資料館にはみやげ店がありません。岐阜公園内のロープウェーの山麓駅にみやげものが売っていました。
岐阜城そのもののキーホルダーが売っていましたが、予算がなかったため断念・・・・
そこで選んだのがこの2つ。ご当地キティ信長バージョンと岐阜城トランプです。
信長の甲冑をまとったキティ。武将シリーズとありますのでまだまだありそうです。
そして、岐阜城トランプ。金華山ロープウェイの運営会社が販売しているようです。織田信長、濃姫、斉藤道三の3枚と宣教師のジョーカーだけが絵札となっています。300円と安価なので記念にいかが?
辰巳ダムを見てきました
今日は仕事が終わった後まだ明るかったので、仕事場の近くということで辰巳ダム工事現場を見てきました。
以前下りることができた道路は通行止めだったので、上から工事現場をみることにしました。
緑豊かだった川の両側の崖と河原はすっかり姿を変えていました。新聞報道などでは見ていましたが、実際見るとひどい惨状です。
実の手前の川沿いに国指定文化財を答申した「辰巳用水」の東岩取水口があります。現在は近づいて見学もできません。工事前から心配されていた水量や水の濁りはどうか、非常に気になります。
平成21年度特別展「恐竜は花を見たか?」
今年も夏の特別展を見に、福井県立恐竜博物館にやってきました。
お盆休み大勢の方が来ています。県外車も多く、福井県の観光スポットとして恐竜博物館は定着したようです。
バスも恐竜博物館を盛上げていますね。
さて、本展を見学します。昨年まで撮影禁止だった会場内は撮影できるようになっていました。ちなみにフラッシュ・三脚は禁止です。
通常展示では一部から撮影可能範囲が広がっていましたが、まさか特別展まで可能になるのは!館内では撮影禁止の場所のほうが少なくなりましたね。
今年の展示は「恐竜がくらした森 恐竜は花を見たか?」というテーマですから、植物の化石が中心です。
ジオラマや絵も多く、初心者にもわかりやすい展示構成でした。
もちろん、恐竜の化石もありますよ。
展示内容をさらに詳しく掘り下げるのに役立つのが展示図録です。発掘まで長期にわたる成果が必要な分野において、毎年こうして特別展を行って、図録を作るという作業は大変ですね。
最後は、我らが哺乳類の祖先であるエオマイアです。ねずみ?みたいなものです。
このブログについて
プログラマを生業とする著者が日頃思ったことや出来事を綴ります。