金沢城 鼠多門往時の威容が姿を現す

金沢城 鼠多門

3日前の地元新聞記事に鼠多門の覆屋が城側が取り外されたというのを見て久しぶりに見に行ってきた。

城側から入ったが、橋も見えるので橋側も外されているようにみえる。

金沢城 鼠多門

ここから見るとあまり大きく見えない。実際に下をくぐるのが楽しみだ。

金沢城 鼠多門

階段は段差の石組みはあるが、平坦部は砂利のままなのでこれから舗装されるのだろう。

金沢城 鼠多門

階段の両側にビニールが貼ってあり、中に入るための扉が取り付けられるのだろう。

金沢城 鼠多門

見学台は昨年末に撤去されてしまったので、工事進捗の様子は工事用フェンスに貼り付けられている。
3月に予定した第4回の現場見学会はコロナウイルスの影響で中止となってしまったが、工事はほぼ予定通り進んでいる。

金沢城 鼠多門

いもり堀のほうに回り込む。

金沢城 鼠多門

鼠多門橋はまだ門側の囲いが取れていないが今月中には解体されるようだ。
ねずみ色の平瓦にねずみ色の漆喰はまだ違和感があって張りぼてのように見えるが、見慣れれば、または時間が経てば独特の色合いになってくるだろう。

金沢城 鼠多門

尾山神社の工事進捗を見に行く。

金沢城 鼠多門

鼠多門橋にアクセスするスロープはほぼ完成しているが、やはり高低差が大きい。

加賀藩歴史文化護持協力会 新翻刻物届く

加賀藩歴史文化護持協力会

随分連絡もなく間が空いたのですが、本日新しい翻刻物が届きました。
4月に発行を記念して講演会が予定されていたということですが、コロナウイルスの影響で延期となり、翻刻物を先に郵送されたとか。

今回翻刻された史料は3点です。
・「松之御殿図」金沢市立玉川図書館 加越能文庫蔵
 松之御殿は十二代前田斉広の正室であった真龍院のための金谷御殿の住まい。嫡子慶寧の金谷御殿と松之御殿が並び建つ金谷出丸の様子がわかる絵図になっている。
・「金沢城図」横山隆明氏蔵
 江戸中期、五代前田綱紀、六代吉徳の頃の金沢城内を描いている。
・「江戸図」横山方子氏蔵
 明暦の大火以前の大名屋敷の配置を描いている。