
一乗谷に盛り上がる夏がやってきました。今日と明日は万灯夜、明日は朝倉戦国まつりが開催されます。

写真できれいなこの風景を一度見てみたいと思っていました。

「一客一燈」ということで誰でも参加できる万灯夜に自分も参加しようと申し込みました。

テント横の五色の水、さて何に使うのか?

そばと飲み物付きの1000円券を購入しました。

今日のイベントの最初は、朝倉義景公墓所前で行われる地蔵盆です。
地蔵盆とは子供の無事な成長を願って行われる法会で、今日も地元の子供たちが参加していました。日陰でも暑い中、立っていたのでフラフラする子供もいて親も大変です。

終わった後で子供たちに着いていって、朝倉神社の前に来ました。ここから子供みこしが出発します。

その前に、神様に祈ります。神事の最中も子供の中にはいたずらをする子もいて、ここでもやはり親は大変です。

そして、子供みこしが出発しました。
子供みこしは義景館前の川沿いの歩道を進み、隣接する集落の中に入って行きます。まだ時間はあったので、しばらく付いて行った後会場に戻りました。
唐門前にはすでにたくさんのカップが並べられていました。
カップにはそれぞれに自由に文字や絵が書かれていましたが、中には会場で配られたうちわを見て、浅井三姉妹の初を書いたカップがありました。なぜ?江ではないのだろう。
カップの中には先程の色水が入り、そこに蝋燭が浮かべられています。
少し時間がありましたので、自分も早速皆さんに混ざりカップに願いを書きます。
今年は東日本大震災もあったので、鎮魂を込めて「がんばれ日本!」と書いてきました。簡単ですが。
雅楽の演奏を聞いている間にすっかり辺りが暗くなりました。唐門前のかがり火が雰囲気を醸し出しています。
点灯式では招待された姉妹都市の来賓も、蝋燭への点灯を行いました。
暗くなると、蝋燭に照らされたカップが幻想的になります。
私もいろいろな角度から撮影に挑戦しましたが、パンフレットのようないい絵は撮れませんでした。
点灯式の後は、唐門から諏訪館跡庭園まで一方通行です。
唐門に入ると、中では二胡の演奏をしていました。暗闇の中の演奏は何とも幻想的で、二胡の音色が遺跡に似合います。
義景館の背後から、明るければ遺跡全体を見ることができますが、今日は暗闇の中ろうそくの模様が浮かび上がります。
最後は、今年あった東日本大震災のため「絆」という文字が並べられ、帰る人々の心に訴えるものがありました。



















































階段に下の7階に下ります。
ここの見学場所からは最上階の壁の様子が見えます。
現在はすべての漆喰が剥がされた状態です。作業は大変ですが、こうして古いものをきれいに壊し、また新しいものを作るというサイクルは素晴らしいものです。
おろした瓦の一部が置かれています。
帰りのエレベータ前には姫路城絵図のコピーが壁一面に描かれています。ほぼ実寸大だとか。
1階まで下りた出口近くには、本物の文献と絵図が置かれていました。
この絵図は地震で倒壊した部分の修理を幕府に願い出るための資料として作成されたものです。こういう細かい絵図には双眼鏡が必要。
通常30分とされる見学時間を大きくオーバーして出てきた外はやはり暑かった。でも来て良かった。一般の観光客は2回、3回と来る場所でもないかな。また工事日程を睨みながら来てみたい。















































