中村城 とやま城郭カード

中村城

先日一度来たものの登城口がわからず退散した氷見市の中村城に再挑戦しに来ました。

中村城

今回は先に調査して東側から取り付けるということで、集落の墓地に向かいます。

中村城

獣害を避けるための金網が張られている。先日西側から取り付こうとしたときは見かけなかったので、集落のある東から北に張ってあるようだ。

中村城

墓地の一番奥に笹が刈られた部分があったのでそこを進んでみることに

中村城

少し進むと藪になった。正面に一段高い場所がある。どうも曲輪の一部にあたったようだ。

中村城

曲輪沿いの横堀を進んでいくと尾根筋を割った堀切らしき場所に辿り着いた。

中村城

尾根沿いに下りていけそうだが後にして

中村城

まずは堀切を超えて切岸をよじ登っていく。

中村城

なんとか登って取り付いた。

中村城

北東端の曲輪は枯れ葉に敷き詰められているが見渡せる。

中村城

そこから先が主郭のはずだが、藪になっている。
かき分けて進んでみるが、曲輪全体も見渡せないので主郭直前で諦める。

中村城

眼下に集落を見下ろす。

中村城

戻って先の尾根沿いを少し下りてみる。10分ほど下りてみたが、ずっと下りて行けそうだ。人がいけるのだから獣はなんなく通っているのだろう。

中村城

戻り道、墓地からは先程下りた尾根筋が貯水池の対岸に見える。もともとはこちらも同じような尾根筋が通っていたのだろう。

中村城

先程の尾根筋は下りたところで金網が囲っている。こちらの金網は開ける場所もないので入れない。

中村城

とやま城郭カードは先日砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて取得済み。中村城は案内板がないので山全体が写る場所で周辺の看板が入っているほうがいいかも。

井波城 とやま城郭カード

井波城

井波城跡に来た。瑞泉寺の裏手、現在は田になっているが、一部凹みもあり何か造作があったのかもしれない。

井波城

瑞泉寺の裏には寺を囲むように土塁が残る。

井波城

隣接する井波八幡宮。参道は上りで、左右に段差がある。

井波城

八幡宮本殿が建つ平坦地が主郭と考えられている。

井波城

本殿右奥の末社の建つあたりから裏手に土塁が残る。

井波城

開基婥如上人ゆかりの白浪水。城内の水場として重宝されていたことだろう。

井波城

奥と左に土塁が巡る。

井波城

奥の土塁前には池があるが、従来の水場だったかどうか。

井波城

左の土塁には一部古そうな石積みも残っていて、八幡宮境内を含め、ここまでが主郭と考えられている。

井波城

案内板を見て位置関係を考察する。

井波城

招魂社が建つ平坦地が二の曲輪と考えられる。

井波城

八幡宮宮司宅の辺りに桝形虎口があったようだ。

井波城

山手に抜ける土塁を断ち割った道路の右手。土塁の上に歌碑があり、階段があったので上ってみた。

井波城

土塁の山手に沼地のようなものを見下ろせた。かつての堀跡と考えられる。高い土塁と堀で山側尾根伝いの攻撃に備えたということだろう。

井波城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

上見城 とやま城郭カード

上見城

南砺市の上見城を訪ねる。

上見城

入口に案内板が建っている。

上見城

入ってすぐに上に向かうジグザグ道があったので登ってみる。

上見城

北側に開けたいい景色だ。

上見城

途中道が途切れたのでそのまま斜面をよじ登る。
曲輪の端に到着した。端の方には杉の植林があって見通しがききにくい。

上見城

中に入っていくと広い曲輪を見渡すことができた。ここが主郭になる。曲輪を囲む土塁も一部に残っている。

上見城

主郭の隅に標柱が建っている。後ろの囲いは井戸跡らしい。

上見城

主郭と二の曲輪の間の土塁はかなり大きく残りもよい。

上見城

二の曲輪。囲うように土塁が残っている。

上見城

下には台地をたち切るように堀切がある。

上見城

堀切から先、現在道路になっている道沿いに一段高くなっているが、自然地形なのかどうか

上見城

更に進むと完全に平坦地になった。上見城が台地の先端に作られているのがよくわかる。

上見城

戻りに本丸手前に階段があった。

上見城

本来はこちらが登城道ですね。案内板からは50メートルほど奥にある。

上見城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

宮崎城 とやま城郭カード

宮崎城

今日最終に朝日町にある宮崎城に行く。笹川口から城跡に車で上る。

宮崎城

城山一ノ坂というもともと宮崎城への登城道の一部も舗装道路になっているようだ。

宮崎城

一ノ坂の途中からは眼下の笹川集落が見渡せる。

宮崎城

10分ほどで駐車場に到着。鉄塔工事のため駐車場の一部が使用できない状態になっていた。

宮崎城

駐車場から歩いて3分ほで公園入口に到着。

宮崎城

入口のトイレ横に鷲野曲輪虎口の案内

宮崎城

トイレの裏に虎口になる凹みを発見した。

宮崎城

ここは鷲野曲輪ということになるのだろうか。

宮崎城

親不知方向を見渡すことができる。

宮崎城

鷲野曲輪と本丸を結ぶ土橋。ただこれは城跡の遺構ではない。
太平洋戦争中に陸軍によって電波技術研究所が城跡に設置され、便宜のため埋められ通路が造られた。
もとは尾根筋を切るように空堀があり、土橋を造るために鷲野曲輪が平坦地になるように削られたということらしい。

宮崎城

本丸に入る。

宮崎城

案内板がいくつか建っている。縄張図もあるのでここで確認するとよいでしょう。

宮崎城

階段で櫓台に上る。

宮崎城

思いのほか広い。

宮崎城

三角点もあり、鷲野曲輪より親不知方向がよく見える。

宮崎城

本丸東に脇子八幡宮奥宮が建つ。この辺りに櫓台があったといわれる。

宮崎城

本丸を東に進むと二の丸。

宮崎城

ここからは魚津方向がよく見える。

宮崎城

さらに下りると三の丸

宮崎城

三の丸には石塁が残っている。

宮崎城

三の丸の奥に北陸宮御墳墓と宮崎太郎長康公供養塔がある。

宮崎城

帰りに二の丸から曇天と海面の隙間に夕日が見えた。
暗くならないうちに下山する。見学時間は笹川口から笹川口で50分ほど

宮崎城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

若栗城 とやま城郭カード

若栗城

黒部市の若栗城に行く。住宅の後ろに突如現われる土塁

若栗城

左側の土塁前に「若栗城跡」の石碑が建つ。

若栗城

右側の土塁前に案内板が建っている。土塁の手前の田んぼは堀の跡

若栗城

案内板

若栗城

右側の土塁を上ると八幡宮の参道になっていた。

若栗城

土塁から居館内を眺める。

若栗城

土塁から下り、来た方とは反対側に歩いて居館跡を見る。

若栗城

左側の土塁に上り居館内を眺める。

若栗城

西から来ると住宅で見えないが、東には田んぼが広がるのでとてもよく見える。

若栗城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

天神山城 とやま城郭カード

天神山城

魚津城に続き魚津市の天神山城に行く。

天神山城

現在閉館中の歴史民俗資料館の駐車場に停める。

天神山城

青山佐渡守・豊後守の墓の後方

天神山城

急坂コースを行く。不安な方は舗装の道路沿いに進むといいでしょう。

天神山城

一段上がると石仏が並んでいる。

天神山城

さらに進むと

天神山城

無住の弘法大師堂が建つ。この場所が二の丸となる。

天神山城

その建物左側を進むと本丸に至る。

天神山城

平坦地の右側(西)が少し盛り上がっている。櫓台と言われる。

天神山城

櫓台の反対側の端に「史跡 天神山跡」の標柱が建つ。

天神山城

本丸からの眺望

天神山城

櫓台には祠があり、名の由来となった天神社

天神山城

さらに奥に下りてみる。

天神山城

比較的広い平坦地に至る。

天神山城

ここから北側の里の方に下りるにはかなりの急勾配だ。

天神山城

この曲輪にも石仏がたくさん並んでいる。帰りは本丸には戻らずに右側の林道を進む。元は腰郭だったか?

天神山城

間隔を置いて石仏が並ぶが、城跡としての見所は竪堀

天神山城

幅がそれなりにあるので、わかりやすい。

天神山城

人里に近い山だけど熊が出没するらしいので鈴は必須ですよ。

天神山城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

魚津城 とやま城郭カード

魚津城

魚津市の魚津城に行く。大町小学校が本丸の跡と考えられる。

魚津城

小学校入口に案内板が建っている。
魚津城址の石碑が校舎横にあるようだが、最近は校内へ入るのはかなり憚れますね。

魚津城

裏に回って広い校庭

魚津城

校庭の入口にときわの松がある。現在2代目

魚津城

木元に上杉謙信の歌碑がある。

魚津城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

富山城 とやま城郭カード

富山城

富山城に行く。天守はなかった富山城ですが、郷土博物館として建てられた。

富山城

本丸大手口には見せる巨石が5つある。

富山城

郷土博物館の展示を見に入館する。
リニューアルオープンしてから展示も見応えあるものになった。

富山城

現在の地図にかつての富山城を重ねた地図

富山城

残る遺構の一覧がある。富山市街は空襲を受けたので遺構は数少ない。

富山城

城址公園で見られるのは本丸石垣と移築された千歳御門。

富山城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

白鳥城 とやま城郭カード

白鳥城

富山市にある白鳥城に行く。呉羽山の駐車場、しらとり広場という場所から探索する。

白鳥城

広場に白鳥城の新しい案内板が建っている。

白鳥城

広場の奥に白鳥城址の石碑が建ち、野鳥の案内板の横から登城道が続いている。

白鳥城

すぐに東出丸に着く。

白鳥城

さらにしばらく歩くと三の丸に着く。二の丸に上る階段がある。

白鳥城

二の丸登り口に空堀がある。

白鳥城

ここは二の丸に行かずに空堀を進んでみる。

白鳥城

笹が刈ってあって地表がわかりやすくなっているが、すべては刈られていないので突き当たりまで行って上の郭に上ることにする。ここは竪堀になるのだろうか

白鳥城

そこは本丸下郭の一段下の曲輪だった。上った場所の下には北一の丸があったようだ。北一の丸は城址公園の見学コースには含まれていないようだ。

白鳥城

階段を上って本丸下郭へ

白鳥城

やや斜度のある本丸下郭

白鳥城

左へ行くと本丸だが、正面を先に探索する。

白鳥城

下に下ると北二の丸。その先道路へ下りていく道があった。

白鳥城

戻って本丸へ。最初見逃していたが、本丸下郭から本丸へ行く直前の三の丸側に虎口があり、笹が刈ってある。一見竪堀のように見える。

白鳥城

本丸の天守台。本丸の中でも少し高くなっている。

白鳥城

天守台に平面図があり、かつては富山城・立山連峰側に展望が広がっていたのだろうけど、木など藪が高くなっているのできれいには見えなくなっている。

白鳥城

本丸には白鳥城の古い案内板が建っている。

白鳥城

本丸から二の丸とは反対側に下りる。

白鳥城

西一の丸。

白鳥城

さらに下ると西二の丸になるが、道以外は笹藪で郭の広さを実感できない。さらに西二の丸と書かれた標柱も笹に隠れて見えにくい。

白鳥城

さらに進むと西出丸

白鳥城

その先は駐車場になっている。

白鳥城

本丸まで戻り二の丸に下る。

白鳥城

二の丸。白鳥城には普通の二の丸の他に、北二の丸や西二の丸など方角の付いた名前があり、本丸があるのに北一の丸や西一の丸があり、曲輪がなんともややこしい。

白鳥城

二の丸には井戸がある。

白鳥城

40分ほどで駐車場に戻ってきた。

白鳥城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

安田城 とやま城郭カード

安田城

富山市にある安田城に行った。安田城跡資料館では年数回の企画展が開かれる。

安田城

国史跡に指定され案内板はもちろんきれいに整備されている。

安田城

平城がこれだけの規模で復元されている場所は非常に珍しく貴重。

安田城

今日は道路の通る南側から入る。

安田城

二の丸

安田城

広い平坦地と大きな土塁

安田城

二の丸と本丸の間は木橋と考えられるが、整備では土橋でつながっている。

安田城

本丸に入り二の丸を見る。本丸側には土塁がなく、二の丸全体を見渡せる。

安田城

本丸土塁に上り、西郭を見る。西郭には土塁がない。

安田城

本丸の土塁は二の丸を上回る大きさ。北西には呉羽丘陵が平野を遮断し、そこに白鳥城がある。

安田城

西郭に入る。

安田城

そこに安田城模型や

安田城

周辺の城跡の地図などが設置されている。

安田城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

富崎城 とやま城郭カード

富崎城

富山市にある富崎城に行った。村社八阪神社の横の道路を上っていく。

富崎城

途中に富崎墳墓群の案内板が建っている。3基の四隅突出型墳丘墓が見つかっている。見に行ったが竹藪になっていて墳墓全体が見渡せない。後から調べると墳墓を利用した銀納砦という富崎城の支城だったらしい。

富崎城

墳墓から西は広い牧草地になっていて丘の夢牧場がある。

富崎城

牧場入口の左に富崎城の入口がある。

富崎城

歩いて行くと大きな堀切がある。先は藪なのでここからは入れない。

富崎城

奥に虎口がある。北を流れる山田川から上ってここに至る道があったらしいが、斜面は藪で確認できない。

富崎城

虎口に案内板が建っている。

富崎城

振り返れば西に富山平野と立山連峰を望める。

富崎城

虎口から進むと主郭までの曲輪は藪も刈り取られていて歩きやすい。

富崎城

主郭に「神保城趾之標」の石碑が建つ。

富崎城

主郭奥に井戸がある。

富崎城

主郭と奥の曲輪の間には内堀がある。

富崎城

奥の曲輪に馬出があるというので、藪で視界不良のところ内堀沿いに進むことにする。

富崎城

内堀を進むと土橋に行き着いた。

富崎城

馬出はやはり藪で全容が掴めない。主郭から土橋、馬出を見る。

富崎城

帰りに山田川に架かる橋から西に、山田川、富崎城のある丘陵を眺める。

富崎城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

日の宮城 とやま城郭カード

日の宮城

射水市にある日の宮城に行く。真言宗薬勝寺の前に停めさせてもらって探索する。

日の宮城

薬勝寺の左方、住宅の裏にある丘が主郭と考えられている。直登は無理なので薬勝寺から入る。

日の宮城

薬勝寺の境内、かなり広い平坦地が広がる。

日の宮城

境内の右方、住宅の裏に高台が見える。

日の宮城

高低差2メートルほどだろうか。

日の宮城

上ってみるが竹林になっていて眺望もない。

日の宮城

本堂前に戻り、今度は左方に進む。こちらも少し高くなっている。元の尾根筋は左方と右方の高まりがつながっているイメージか。

日の宮城

竹藪をかき分けて進むと農道を横切る。尾根筋が農道でばっさりと切られている。

日の宮城

先に進む道があった。

日の宮城

しばらくゆるく上って行くと一段高くなっている部分が見える。

日の宮城

なんとなく虎口のようになっている坂を竹藪に入る。

日の宮城

ここが主郭と考えられる場所。思いのほか広い。今は竹藪でほとんど眺望はないが、西端まで行くと立山連峰が見える。

日の宮城

農道から道路に戻り、南の日宮神社に行く。
ここは今までの場所とは尾根でつながっていない単独の曲輪で見張り台とも考えられる。

日の宮城

鳥居横に案内板がある。以前神社に来たときにこの案内板を見てここが城跡だと思い、小さな城だなと思っていたのだが、完全な勘違いでした。いや他にもそのような方はいるはずです。

日の宮城

本殿に至る階段。かなりの高低差がある。

日の宮城

本殿の平坦地。さほど広くなく、多くの兵は駐屯できなかっただろう。

日の宮城

本殿裏にまわると急な切岸となっていて、対岸に薬勝寺本堂が見える。
本殿左のほうに薬勝寺側に続く坂道があり、当時はそちらから上ったものと思われる。

日の宮城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

放生津城 とやま城郭カード

放生津城

射水市にある放生津城に行く。放生津小学校の校庭脇の歩道沿いに案内板と「城址」と書かれた記念石が置かれている。

放生津城

室町期に将軍も逃れてきて軍記物にも登場する放生津城。当時の城跡は土中という。

放生津城

校庭を囲むように土塁状の高まりが残るが、学校整備のときのものか、加賀藩蔵屋敷の遺構か?

放生津城

小学校の辺りは二の丸であり、少し北に歩くと内川に架かる二の丸橋に至る。

放生津城

内川は放生津城の天然の水堀だったと考えられている。

放生津城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

古国府城 とやま城郭カード

古国府城

高岡市にある古国府城。今は浄土真宗勝興寺の境内となっている。
古国府という名が示すとおりかつて越中国府庁が置かれた場所で、勝興寺が城郭寺院を構えたときに土塁や堀が造られたと考えられている。
周辺は市街地化しているので破壊された部分も多く、よく残るのは勝興寺境内南西隅の「椿の道」という看板の立つ場所。

古国府城

土塁と空堀がよく残っている。

古国府城

堀沿いに北に少し歩いて行くと内側に堀が屈曲し、この部分はより広く深く残っている。
つまり南西隅は少し曲輪が出っ張っていることになる。

古国府城

南西隅から堀沿いに東に行くと、空堀が土橋状になり、土塁が少し凹んでいる。虎口かと思われるが、勝興寺は有料施設なので通行止めになっている。

古国府城

勝興寺の正面参道に「勝興寺寺内町」の石碑が建っている。そこには

古国府は古代越中国府の跡地。天正十二年(一五八四)以後、城構えの勝興寺の川縁まで広がるその寺内に古国府の町が生まれた。加越能三国で明治直前まで寺内町の形を保った唯一の町。

と書かれている。

古国府城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

守山城 とやま城郭カード

守山城

高岡市にある守山城に行った。二上山山頂にあり、山頂を二上山万葉ラインが通っているので車で行くことができる。山頂駐車場の平坦部も曲輪のひとつと考えられている。

守山城

城跡は城山園地となっている。

守山城

入口に「国定公園 城山」の石碑が建つ。二上山が能登半島国定公園の一部になっている。

守山城

少し坂を上ると本丸に入る。左に東屋が建つ。

守山城

付近から東に立山連峰を望める。

守山城

守山城の案内板もある。

守山城

さらに本丸を奥に進むと平和観音像があり、

守山城

西に氷見市街と氷見湾、県庁の山々が見える。

守山城

南西方角に小矢部川が流れる。

守山城

南にある階段を下りると、本丸の南と西をL字状に囲む細長い帯曲輪に入る。

守山城

その下には比較的大きな曲輪が南に突き出している。

守山城

本丸下の帯曲輪はイノシシに荒らされて凸凹な酷い状態になっていたが、西の方に回り込んでみる。

守山城

そこは今度は少々ブッシュな状態であったが、一部残る貴重な石垣を見られる場所

守山城

数カ所にまとまって残っている。探索時間20分ほどでも本丸周辺は十分に楽しめる。

守山城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

一乗寺城 とやま城郭カード

一乗寺城

石川県津幡町と富山県小矢部市の県境にある桝山にある一乗寺に行った。
県境を通る県道214号線。富山側は県境付近がすれ違い不可能な道幅で対向車が来ないかどうかビクビクした。

一乗寺城

県境に一乗寺城へ続く北横根口がある。ここから歩いて行く。

一乗寺城

掲示板に一乗寺城の縄張図が貼ってあるので見ておくと参考になる。

一乗寺城

石碑の建つところまで徒歩10分ほど。ここまで道路が舗装されているので車でも問題ないだろう。

一乗寺城

以前も石碑までは来たことがある。ここから先はどこが城跡なのかわからなかった。

一乗寺城

石碑の右側に田近道が続いている。旧道の雰囲気が残る。

一乗寺城

歩くこと1分ほどで左手に案内板が見えてくる。

一乗寺城

一乗寺城の案内板。ちょうど城跡の西端に建っている。

一乗寺城

案内板の裏に三の丸と尾根筋を遮断する大きな堀切がある。

一乗寺城
大堀切から三の丸を見上げる。一乗寺城は佐々成政方の城であり、加賀側が高い切岸となっている。

一乗寺城

田近道に戻って先に進む。南無阿弥陀仏碑に花が添えられている。

一乗寺城

しばらく歩くと城跡への入口がある。

一乗寺城

入るとそこは二の曲輪になる。

一乗寺城

主郭に行く前に三の曲輪を見に行く。二の曲輪の田近道沿いに土塁が築かれている。

一乗寺城

三の曲輪。田近道、大堀切沿いに土塁が築かれている。

一乗寺城

三の曲輪の田近道とは反対側が一段低くなっていて、大堀切を回り込んで三の丸に入る虎口になっているらしい。
らしいというのは先がブッシュで確認できなかった。

一乗寺城

二の曲輪から主郭へはジグザグと登る。

一乗寺城

主郭の一段下に左へ向かう分かれ道がある。

一乗寺城

まずはそちらへ行ってみる。

一乗寺城

その先は小さな曲輪になっているが行き止まり。

一乗寺城

主郭に着いた。

一乗寺城

主郭の標柱。
主郭まできれいに笹が刈られていた訳だが、それは偶然にも今日の午前中に津幡町のれきしる友の会の見学会が行われ、その準備として刈られたようだ。

一乗寺城

主郭から北側は倶利伽羅の方角か。見えるのは宝達山だろうか

一乗寺城

本丸から東へ。切岸にように切り立っていて、安全のためロープが張ってある。
こちらが大手のはずなのだがなかなか厳しい。

一乗寺城

笹の刈り残しも目立っているのでこちらは見学コースに入っていないのであろう。

一乗寺城

途中まで降りてきたところで立山連峰が見えた。

一乗寺城

田近道が下に見えてきたが、ついに笹藪になってしまった。意を決して下りる。

一乗寺城

笹藪に埋もれて分かりにくくなっているがロープが張られている。ちょうど竪堀のあたりか

一乗寺城

下りると大手にあたる東口

一乗寺城

広い平坦地が広がり馬場と伝えられている。
田近道を通って帰る。1時間ほどの探索時間だったが、笹藪になっていればもっとかかっただろう。

一乗寺城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

桑山城 とやま城郭カード

桑山城

南砺市にある桑山城。国道304号線からも福光市街を抜けて金沢へ向かうとき、右側に目立つ桑山の山頂にある。

桑山城

ふくみつ華山温泉は休日だったので、駐車場に駐車させてもらう。

桑山城

そこから徒歩で行くことにしたのだが、林道の舗装はすぐ終わり、砂利道となる。

桑山城

最初の分岐は左

桑山城

左にカーブしていくと小屋がある。先日ここで道が分からないようになり、右へ行こうとしたが池があるのみで行き止まりだった。

桑山城

実際には小屋の前を左に進み、やがて右にカープして上って行く。
途中廃屋のような建物。もとは窯元だったようだ。

桑山城

その建物の先から谷に下りて城に直登する道もあるようだが、行けそうにない。

桑山城

倒木や落石もあり、車で上るのは非常にリスキーな道だった。
さらに東方から上る林道との合流点に着く。ここまで15分

桑山城

林道をさらに上る。合流してからも道は少し広くなったものの落石があり、轍も雨水で深くなっているので嵌る可能性大。
両側を削り落とし道路を通しているところまで来ると、右側が城跡になる。あともう少し

桑山城

山頂の桑山神社に到着。30分弱で到着。

桑山城

車で上ってきたときは少し先に駐車できるスペースがある。

桑山城

桑山城には桑山神社の参道を上っていく。

桑山城

階段の登り口に桑山城の案内板が設置されている。

桑山城

桑山神社の本殿は石祠だった。

桑山城

城跡は神社の西側になり視界がないので、神社から東の砺波平野や山並みを臨む。
桑山城は石黒氏方の城で、一向一揆と戦った。一向一揆の拠点井波瑞泉寺もここからだと手に取るように動きがわかる。

桑山城

神社裏の南側斜面には近代の石切場が残る。

桑山城

近くには三等三角点があった。

桑山城

桑山城へ向かう。

桑山城

神社と城の間に不動明王石像があった。桑山神社は火宮社とも言われるのでもとは不動明王を祀った堂宇だったのだろう。

桑山城

山頂の尾根沿いが掘切で区切られている。

桑山城

主郭の曲輪の三方を堀が巡っている。

桑山城

主郭は神社側(東)に少し出っ張りがあり、そこから入ると主郭はブッシュで土塁などがあるわけではなく、自然地形なのだろう。

桑山城

主郭を横切り西側に歩いて行くと、帯曲輪に出る虎口がある。

桑山城

北側をぐるりをまわる。25分くらい探索して帰路につく。

桑山城

帰り道、来た時は気が付かなかったが、もと神社の手水だったような廃施設があった。
もし水をくみ上げていたのなら桑山城では水が確保できた可能性があるのだが。

桑山城

帰りは20分ほどで着いた。

桑山城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

増山城 とやま城郭カード・城ポジ

増山城

先日砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得していたのだが

増山城

センターで地元新聞記事を見て後日挑戦したいなーと思っていました。

増山城

ということで、1週間後挑戦しに来ました。
「城ポジ 増山城 謙信の秘刀」とはスマートフォンARアプリで増山城の復元CGを見ながら各種ミッションをクリアしていくものです。あらかじめアプリをインストールしてきました。

増山城

増山城の見学拠点となる増山陣屋。今は冬期閉鎖中です。

増山城

和田川ダムの堤頂を通って大手口を目指します。

増山城

日没まで1時間ほどしかありません。少々急ぎます。

増山城

アプリを起動すると増山城のCGが表示される。とてもリアルだ。

増山城

大手道を上って行くと正面に柵の建つF郭に到着。

増山城

解説を読んで増山城を深く理解できる。
初戦闘は慣れが必要で2、3回繰り返して勝利!
次に進む

増山城
一ノ丸に到着。

増山城

一ノ丸のミッションに挑戦

増山城

ここは戦闘ではなくクイズミッションだった。4択で失敗してもほとんど重複問題は出ない。なかなか練られている。

増山城

饗応の才覚の称号を得た

増山城

次に二ノ丸に到着。

増山城

櫓もなかなかリアルだ。こんな高層建築があったかどうか疑問だけど
ミッションに挑戦

増山城

と思ったら「今のお主にはまだ早い」ってダメ出しされた。
ここは主郭になるので最終決戦の場のようだ。

増山城

次に二ノ丸北の馬洗池に回り込む。

増山城

解説を読んでフムフム。
2回目の戦闘に入る。しかし、城跡でスマホいじっている様は知らない人が見たら不審に思うだろうな。

増山城

宗右衛門尉の称号を得た

増山城

少し戻って安室屋敷に上る。

増山城

3回目の戦闘に入る。

増山城

増山殿の称号を得た。

増山城

再び馬洗池から二ノ丸を南へぐるりと回り込みK郭付近に至る。

増山城

今まで初期の星2の武器で闘ってきたが、3回やっても全く歯が立たない。

増山城

もう限界らしい。武器を求めて残っている無常を目指すことにする。

増山城

無常に到着。

増山城

星3の忍び弓を手に入れた。これで何とかなりそうだ。

増山城

K郭付近に戻り再挑戦。1回じゃ無理だったけどなんとか勝利した。
星4の弓を獲得!と言っても戦闘はもう終わっているけど

増山城

最終決戦だ!二の丸に到着
開始してから1時間。日没も近いので急がなきゃ

増山城

最終ミッションはクイズミッションだった。
一ノ丸よりも問題数が多い。ギリギリだったが1回目で勝利した。

増山城

秘刀竹俣兼光を手に入れた。

増山城

上杉謙信が所有した竹俣兼光は秀吉に召し上げられたという。

増山城

しかし、大坂城落城の際に行方不明になったとか
褒美の品コードをゲットしたのでセンターに向かう。ちなみに褒美の品コードはすべて違う。

増山城

増山城を後にするとき日没ギリギリだった。小走りで1時間10分ほど。初めて増山城を訪問する人や、スマホゲームに不慣れな人はもう少し余裕を持って来た方がいいですね。

増山城

センターで褒美の品コードを申告し、攻略の証(ステッカー)と竹俣兼光のミニチュアをいただいた。
ちなみにミニチュアは先着50人、自分は10番ちょっとで初の県外者だった。城ポジの感想をSNSやブログに投稿した人がもらえる。

箱は職員の間でカステラの箱と呼ばれている。確かに大きさもそんな感じです。ミニチュアが5個入るサイズになっている。

増山城

この竹俣兼光が企画第1弾で、配布終了後に好評なら第2弾以降があるかも!?
ということで箱には余裕があるそうです。現時点では全く予定は未定なんですが、興味ある皆さん挑戦しませんか?

松根城 とやま城郭カード

松根城

小矢部市と金沢市の市境にある松根城。「国史跡加越国境城跡群及び道」を構成する城跡になっている。

松根城

城跡を小原道が通過している。その小原道を遮断する堀切もある(ブッシュだけど)。

松根城

城跡の周回路はいくつかあるが、小原道の石碑に近い場所から上ると桝形虎口がある。
ただ、このように整備によって原形がよくわからない状態になっている。もったいない。

松根城

尾根伝いに周回路を進むと本丸に至る。

松根城

ここに国史跡指定以前からの石碑と案内板が立つ。

松根城

本丸からの眺望は一番良い。東の方角には砺波平野とその先に立山連峰を見渡せる。
反対側の西の方角には河北平野と日本海が見渡せる。

松根城

本丸から北に進むと細長い二の丸の曲輪があり、

松根城

さらに進むと先端が三の丸となっている。

松根城

三の丸近くには笹に覆われているが深い空堀がある。

松根城

虎口から本丸に至る尾根の西側には土塁と横堀が遊歩道に沿ってある。

松根城

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

安養寺御坊 とやま城郭カード

安養寺御坊

小矢部市にある安養寺御坊。蓮如上人が布教拠点として土山御坊、高木場御坊の次に拠点とした場所。

安養寺御坊

田んぼの中に鐘撞き堂と伝えられる土盛りが残っている。

安養寺御坊

ここに案内板が立っている。

安養寺御坊

鐘撞き堂の北側を通る道路が小原道という加賀と砺波を結ぶ旧道だった。

安養寺御坊

小原道を挟んだ北側の集落の氏神八幡宮

安養寺御坊

この境内が北側の田んぼより少し高くなっており、御坊の北端だと思われる。

安養寺御坊

八幡宮前の交差点から少し西へ行くと住宅地と田んぼの境が高い断崖となっている。ここが西端となる。

安養寺御坊

少し戻り住宅前の道路を北へ。上御亭橋のところで東に折れる。道路より田んぼが少し高いことが分かる。

安養寺御坊

御坊の北を流れる渋江川。御坊の堀の代わりとなっていたと考えられる。

安養寺御坊

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。