日: 2019年12月15日

今日最終に朝日町にある宮崎城に行く。笹川口から城跡に車で上る。

城山一ノ坂というもともと宮崎城への登城道の一部も舗装道路になっているようだ。

一ノ坂の途中からは眼下の笹川集落が見渡せる。

１０分ほどで駐車場に到着。鉄塔工事のため駐車場の一部が使用できない状態になっていた。

駐車場から歩いて３分ほで公園入口に到着。

入口のトイレ横に鷲野曲輪虎口の案内

トイレの裏に虎口になる凹みを発見した。

ここは鷲野曲輪ということになるのだろうか。

親不知方向を見渡すことができる。

鷲野曲輪と本丸を結ぶ土橋。ただこれは城跡の遺構ではない。
太平洋戦争中に陸軍によって電波技術研究所が城跡に設置され、便宜のため埋められ通路が造られた。
もとは尾根筋を切るように空堀があり、土橋を造るために鷲野曲輪が平坦地になるように削られたということらしい。

本丸に入る。

案内板がいくつか建っている。縄張図もあるのでここで確認するとよいでしょう。

階段で櫓台に上る。

思いのほか広い。

三角点もあり、鷲野曲輪より親不知方向がよく見える。

本丸東に脇子八幡宮奥宮が建つ。この辺りに櫓台があったといわれる。

本丸を東に進むと二の丸。

ここからは魚津方向がよく見える。

さらに下りると三の丸

三の丸には石塁が残っている。

三の丸の奥に北陸宮御墳墓と宮崎太郎長康公供養塔がある。

帰りに二の丸から曇天と海面の隙間に夕日が見えた。
暗くならないうちに下山する。見学時間は笹川口から笹川口で５０分ほど

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

黒部市の若栗城に行く。住宅の後ろに突如現われる土塁

左側の土塁前に「若栗城跡」の石碑が建つ。

右側の土塁前に案内板が建っている。土塁の手前の田んぼは堀の跡

案内板

右側の土塁を上ると八幡宮の参道になっていた。

土塁から居館内を眺める。

土塁から下り、来た方とは反対側に歩いて居館跡を見る。

左側の土塁に上り居館内を眺める。

西から来ると住宅で見えないが、東には田んぼが広がるのでとてもよく見える。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

魚津城に続き魚津市の天神山城に行く。

現在閉館中の歴史民俗資料館の駐車場に停める。

青山佐渡守・豊後守の墓の後方

急坂コースを行く。不安な方は舗装の道路沿いに進むといいでしょう。

一段上がると石仏が並んでいる。

さらに進むと

無住の弘法大師堂が建つ。この場所が二の丸となる。

その建物左側を進むと本丸に至る。

平坦地の右側（西）が少し盛り上がっている。櫓台と言われる。

櫓台の反対側の端に「史跡　天神山跡」の標柱が建つ。

本丸からの眺望

櫓台には祠があり、名の由来となった天神社

さらに奥に下りてみる。

比較的広い平坦地に至る。

ここから北側の里の方に下りるにはかなりの急勾配だ。

この曲輪にも石仏がたくさん並んでいる。帰りは本丸には戻らずに右側の林道を進む。元は腰郭だったか？

間隔を置いて石仏が並ぶが、城跡としての見所は竪堀

幅がそれなりにあるので、わかりやすい。

人里に近い山だけど熊が出没するらしいので鈴は必須ですよ。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

魚津市の魚津城に行く。大町小学校が本丸の跡と考えられる。

小学校入口に案内板が建っている。
魚津城址の石碑が校舎横にあるようだが、最近は校内へ入るのはかなり憚れますね。

裏に回って広い校庭

校庭の入口にときわの松がある。現在２代目

木元に上杉謙信の歌碑がある。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

富山城に行く。天守はなかった富山城ですが、郷土博物館として建てられた。

本丸大手口には見せる巨石が５つある。

郷土博物館の展示を見に入館する。
リニューアルオープンしてから展示も見応えあるものになった。

現在の地図にかつての富山城を重ねた地図

残る遺構の一覧がある。富山市街は空襲を受けたので遺構は数少ない。

城址公園で見られるのは本丸石垣と移築された千歳御門。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

富山市にある白鳥城に行く。呉羽山の駐車場、しらとり広場という場所から探索する。

広場に白鳥城の新しい案内板が建っている。

広場の奥に白鳥城址の石碑が建ち、野鳥の案内板の横から登城道が続いている。

すぐに東出丸に着く。

さらにしばらく歩くと三の丸に着く。二の丸に上る階段がある。

二の丸登り口に空堀がある。

ここは二の丸に行かずに空堀を進んでみる。

笹が刈ってあって地表がわかりやすくなっているが、すべては刈られていないので突き当たりまで行って上の郭に上ることにする。ここは竪堀になるのだろうか

そこは本丸下郭の一段下の曲輪だった。上った場所の下には北一の丸があったようだ。北一の丸は城址公園の見学コースには含まれていないようだ。

階段を上って本丸下郭へ

やや斜度のある本丸下郭

左へ行くと本丸だが、正面を先に探索する。

下に下ると北二の丸。その先道路へ下りていく道があった。

戻って本丸へ。最初見逃していたが、本丸下郭から本丸へ行く直前の三の丸側に虎口があり、笹が刈ってある。一見竪堀のように見える。

本丸の天守台。本丸の中でも少し高くなっている。

天守台に平面図があり、かつては富山城・立山連峰側に展望が広がっていたのだろうけど、木など藪が高くなっているのできれいには見えなくなっている。

本丸には白鳥城の古い案内板が建っている。

本丸から二の丸とは反対側に下りる。

西一の丸。

さらに下ると西二の丸になるが、道以外は笹藪で郭の広さを実感できない。さらに西二の丸と書かれた標柱も笹に隠れて見えにくい。

さらに進むと西出丸

その先は駐車場になっている。

本丸まで戻り二の丸に下る。

二の丸。白鳥城には普通の二の丸の他に、北二の丸や西二の丸など方角の付いた名前があり、本丸があるのに北一の丸や西一の丸があり、曲輪がなんともややこしい。

二の丸には井戸がある。

４０分ほどで駐車場に戻ってきた。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。

富山市にある安田城に行った。安田城跡資料館では年数回の企画展が開かれる。

国史跡に指定され案内板はもちろんきれいに整備されている。

平城がこれだけの規模で復元されている場所は非常に珍しく貴重。

今日は道路の通る南側から入る。

二の丸

広い平坦地と大きな土塁

二の丸と本丸の間は木橋と考えられるが、整備では土橋でつながっている。

本丸に入り二の丸を見る。本丸側には土塁がなく、二の丸全体を見渡せる。

本丸土塁に上り、西郭を見る。西郭には土塁がない。

本丸の土塁は二の丸を上回る大きさ。北西には呉羽丘陵が平野を遮断し、そこに白鳥城がある。

西郭に入る。

そこに安田城模型や

周辺の城跡の地図などが設置されている。

砺波市埋蔵文化財センターで写真を見せて、とやま城郭カードを取得する。