シンポジウム 天下普請にみる石垣普請

本日は恒例となった金沢城大学公開講座の日でした。今年も石川県文教会館のホールにはたくさんの人が来ていました。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
今年のテーマは「天下普請にみる石垣技術」ということで、加賀藩前田家の普請した大坂城や江戸城、名古屋城などの石垣の変遷から、天下普請が金沢城の石垣技術に与えた影響を考察する無いようでした。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
今年は金沢城調査研究所所長の北垣總一郎氏、客員研究員の北野博司氏、同じく白峰旬氏、同じく市川浩文氏による講演と報告、最後にパネルディスカッションが行われました。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
前田家が天下普請で大坂城などの石垣を担当したことは良く知られたことですが、そこでの西国大名との技術交流が、後の金沢城石垣構築の技術向上に影響を与えたのではないかという視点は新鮮なものでした。その過程で、他城には見られない石垣を庭園(玉泉院丸)の借景として積むという稀有な終着点にたどり着いたのではないかという仮説も飛び出しました。とても興味深いシンポでした。