雪がまだ残っているので平地の館跡を訪れました。

ここは中野市上今井にある内堀館跡です。

土塁に残る大木がこの館跡の時代を感じさせてくれます。

江戸時代後期には飯山藩の本陣として使用されたという館内には、

今は個人宅となっていますが、ちょっとお邪魔をして、大きな古いお家を撮影させていただきました。

門の正面に戻って、門までは緩やかに傾斜があります。土塁に囲まれた館は周囲より一段高くなっています。

正門わきの土塁の石積みは大ぶりの石を使用していますが、近世のものか近代のものか?

正門の一方から屋敷裏まで水堀がめぐっています。

今は雪の重みで倒れた竹で覆われて、堀の深さが伝わらないですね。

土塁と堀の位置関係は案内板に紹介されています。

場所が大通りから中に入りわかりにくいですが、目印は佐藤病院です。