
日宮社の鳥居をくぐり、長い参道を歩いていくと、

小高い丘が目の前に
この丘の一帯が神保氏の居城であった「日宮城跡」です。

丘を囲むように麓に用水が流れています。

上り階段のわきに看板が立てられています。

階段は急で、下から見上げるとかなりの高さがあります。

本堂の立つ頂上の境内地はそれほどの広さはありませんが、急峻な崖に囲まれ、攻めるのは大変です。

本堂横の小さな祠の先に一段低い平坦地がありますが、

まわりは大木に囲まれ、石を抱く巨木や

枝分かれする巨木など、これだけ大木が残る境内地は珍しいですね。

本堂入口の鳥居の両脇にも大きな木が立っています。見上げて撮っても天辺まで写りません。

北陸道を望むこの地に神保氏は拠点を作ったということですが、大木に囲まれた本堂のまわりからは、周囲を眺めることができません。

残念と思いながら、階段を半分ほど下りるとようやく眼下が開けます。と言っても、かなり下りてしまったので、それほど景色はよくないですね。