世界遺産でもある国宝姫路城です。

桜門橋を渡ると、大手門です。

大手門は大きな高麗門です。

正面に家紋が5個付けられています。これは誰の家紋でしょうか?

大手門をくぐって三の丸広場にでると、正面に大天守を拝むことができます。

大きなクレーンが何本も建ち、足場の鉄骨が大天守の半分くらいまで組みあがりました。

工事計画を見ると、今年度中は天守の中に入れないようですね。

有料ゾーンへ入ります。入ってすぐに「菱の門」があります。

菱の門をくぐり左手に進むと、「中村大佐顕彰碑」がありました。
中村重遠大佐は、城の恩人です。陸軍が城郭を駐屯地とするために建造物を破壊しようとするのを陳情で辞めさせた人です。姫路城や名古屋城がこうして守られました。名古屋城は残念ながら戦争で焼失しましたが・・・

そこから西の丸へ入り渡櫓へ向かうとこちらも足場が組まれていました。

工事中でも中に入れますよ。

とはいえ、中は足場に近づかないように通路は制限されていました。

長い渡り廊下を歩いていくと、最後に化粧櫓に来ます。ここは将軍家から嫁いだ千姫が生活した場所と伝えられています。部屋には人形が置かれ、観光客にもわかりやすい工夫がされていました。

外から見た化粧櫓です。

さあ天守へ向かいましょう!まずは「はの門」へ向かいます。

「はの門」をくぐると、二の丸、この「にの門」越しに見る西小天守は絵になりますね。

そして「にの門」への階段です。

そして「ほの門」へ

「ほの門」を通って振り返ると、「水一門」があります。

隅櫓と乾小天守に挟まれた「水二門」です。

くぐると本丸(備前丸)への最後の門、「水三門」です。

大天守の南面と東面は徐々に鉄骨が組まれていますが、小天守側はまだ天守を見ることができます。

備前丸へ出ると、半分は工事中で通り抜けることができません。
ということで、引き返します。

「はの門」のあと、「ろの門」を抜けます。

そして「いの門」を抜ければ「菱の門」に戻ってきます。

有料ゾーンを出てくると、出口に「天守の庭」があります。ここは大天守の礎石配置を再現しています。

三の丸広場の隅に「大天守大柱展示場」があり、

昭和の大修理で交換された西大柱が展示されています。