北陸新幹線の金沢開通に向けて整備を急ぐ玉泉院丸跡にも行って来ました。

県の担当者が石垣を調査しています。

曲輪のあちこちで穴を掘る音が聞こえます。

これは何を調査しているのか?

県の担当者は、図面を見ながら石垣に何か印をつけています。何か調査しているのか?

穴を掘っている方は下りてきてこの看板を見てわかりました。地盤調査をしているのですね。まだしばらく続くようです。

玉泉院丸の調査は昨年度の奥の壁面で行われていました。昨年度は滝があると推定された場所を、今年度はその西側を深く掘っているようです。

望遠で見てみると、奥に石らしきものが見えます。記録しながら掘り進められているようです。

戻ってきて玉泉院丸の石垣、下からいくつかの石にテープが貼られています。

とても気になったので県の担当者に何の調査か尋ねてみました。
定期的に石垣のはらみ(石垣の裏が水を含んで前に盛り上がってきた部分)を調査しているそうです。テープが重要なのではなく、テープの右下に貼った黒いマークで測るのだとか。なるほど!

今日行ったときにちょうど紅葉橋の奥の元堀跡のほうでも作業していました。

ここより奥は一度発掘調査していますが、手前には廃材や木材が積まれていました。

今日はそれらをすべて移動させて、これから掘っていくような感じでした。