朝倉義景公墓を墓参

朝倉義景公墓
大野市にある朝倉義景公募を参ってきました。
朝倉義景は5代続いた一乗谷城下町を、織田信長に敗れたことにより追われ、一族の朝倉景鏡に誘われて大野郡に逃れましたが、逃れたところで景鏡の反逆に合い六坊賢松寺で切腹しました。
朝倉義景公墓
義景の五輪塔は家来や家族に守られるように墓所の中央に立っています。
朝倉義景公墓
右横には殉死した高橋景倍と鳥居景近の墓が立てられています。
朝倉義景公墓
墓所は右に休息所が整備され、その間に用水を流して堀状になっています。用水はこの西側と南側を流れていますが、もともと東側もあったのかどうか、もしあったとすれば、死して尚、堀に囲まれた強固な守りの中で安らかに眠っていることになりますね。

金沢城下 寺内町発見?

金沢城白鳥路です。ここは金沢城の北側にあった白鳥堀の跡となります。
金沢市大手町発掘現場
入口では金沢市の自転車貸し出しサービスの試験運用が始まっています。
金沢市大手町発掘現場
白鳥路を歩いていると、発掘の音が聞こえてきました。
金沢市大手町発掘現場
そういえば、大手町でも発掘していたことを思い出し、壁越しにのぞいてみました。
金沢市大手町発掘現場
ここは金沢地方裁判所の裏になります。車道からは建物が遮断して何も見えません。昨年も行われていましたが、見ることはできませんでした。今日は運がいいですね。
金沢市大手町発掘現場
しばらく眺めていると、何か建物の柱穴が複数見つかっているようです。ここは、金沢御坊(尾山御坊)時代の寺内町があったのではないかと推測されている場所でもあります。
金沢市大手町発掘現場
さらに、場所を移動して眺めていると、溝跡や石列からみると道路跡らしきものが見えます。
金沢市大手町発掘現場
全貌はよくわかりませんが、今年は現場説明会ないでしょうか?
金沢市大手町発掘現場

名古屋開府400年記念 「大名古屋城展」

開府400年イベントで盛り上がる名古屋市へ行ってきました。早朝に出てまる一日楽しんできましたが、展示規模が予想以上であったため、かなりの強行軍となってしまいました。余裕があれば泊まりで行くスケジュールが良かったですね。
特別展「桃山 変革のとき」 名古屋市博物館
最初に名古屋市博物館に行きました。
特別展「桃山 変革のとき」 名古屋市博物館
今日から特別展「桃山 変革のとき」が始まりました。展示室が3部屋分3部に分かれていて、非常に多くの展示物が展示されていました。そのうえ入替まであるんですよ。
特別展「桃山 変革のとき」 名古屋市博物館
最後は早足となってしまいましたが、2時間以上かかりました。ゆっくり見ていたら一日いることができそうです。
特別展「武家と玄関 虎の美術」 名古屋城天守閣
次に名古屋城に向かいました。
特別展「武家と玄関 虎の美術」 名古屋城天守閣
天守閣展示室では今日から特別展「武家と玄関 虎の美術」が始まりました。威嚇するような虎や猫のような虎、ニヤけた虎など、御殿の襖絵にかかせない虎の絵がずらりと展示されていました。
名古屋城
本丸のまわりの内堀には鹿が飼われていますが、今日は見ることができませんでした。
守衛さんによれば、今年の夏は暑すぎて小鹿と産後の肥立ちが悪かった母鹿が亡くなったようです。やはり今年の夏は暑かった・・・・
メーグル
最後に徳川美術館へ向かいます。いつもは地下鉄で移動して歩くのですが、今日はバスに乗っていきました。名古屋城からは一ストップなので非常に楽でした。
特別展「大名古屋城展」 徳川美術館・蓬左文庫
徳川美術館では徳川美術館・蓬左文庫開館75周年記念特別展として「大名古屋城展」が明日まで開催されています。
特別展「大名古屋城展」 徳川美術館・蓬左文庫
こちらもたくさんの名古屋城関連品が展示されていました。ここ最近何度か市博物館や名古屋城で展示を見ましたが、まだまだ見たことのないものがたくさんありました。もっとゆっくり見たいところでしたが時間切れでした。
徳川園
ギリギリで徳川園に入りました。この時期は花も少なく、また滝の水もほぼなかったので寂しいものでした。次回は紅葉の時期に行きたいな。

特別展「秀吉 越中出陣」と「城と都市」

知人とともに特別展の行われている富山城址公園にやってきました。
特別展「秀吉 越中出陣」
今回は2館ともに興味ある中世をテーマに特別展を行っています。
特別展「秀吉 越中出陣」
到着したときは青空も見える天候でしたが、このあとだんだんと曇りがちとなりました。
特別展「秀吉 越中出陣」
常設展スペースも使用したリニューアルオープン5周年記念特別展「秀吉 越中出陣 - 「佐々攻め」と富山城」
富山城への在城は加賀藩、富山藩と前田家による統治期間がもっとも長いのですが、その直前の3年間ほどの佐々成政による統治期間がクローズアップされることが多くあります。そのため、城址公園内に佐々成政記念館を建てる計画が練られたこともありました。
この傾向は天下に影響する事件が富山城を舞台に起きたことが少ないことによるとも思いますが、展示内容はリニューアル記念としては良いテーマではないでしょうか。
特別展「城と都市」
昼食を挟んで、お隣の佐藤記念美術館を見学しました。今公開中の特別展は「美濃と越中を結ぶ考古展Ⅱ 城と都市」です。昨年はⅠとして縄文から古墳時代までの遺物の特別展が開催されていましたが、美濃と越中は飛騨を挟んで古代より交流があったことが知られているので、富山市と岐阜市が共同で特別展を開催しています。
同展も夏休み期間は岐阜市歴史博物館で開催していました。土岐市守護所、岐阜城、加納城、富山城、安田城、小出城、願海寺城など美濃と越中の遺物が多数展示されています。大きな千歳御殿屏風は必見です。

来年の大河ドラマ「江」の配役が決まる

来年のNHK大河ドラマは浅井三姉妹の三女で、後の徳川秀忠の正室となった「江」の物語ですが、配役が一部決まったようです。
主役は「上野樹里」さんです。
三姉妹
 長女の淀(茶々)
  「宮沢りえ」さん
 次女の初
  「水川あさみ」さん
京極龍子(秀吉の側室)
  「鈴木砂羽」さん
北政所(おね)
  「大竹しのぶ」さん
大政所(秀吉の母)
  「奈良岡朋子」さん
なぜか発表された女性ばかりですが、やはり女性中心のドラマにして「大奥」フィーバー再び!を狙うようですね。

ディアゴスティーニ 「週刊 戦国武将ファイル」創刊!

ディアゴスティーニさんには「週刊 安土城をつくる」「週刊 野鳥の世界」と2セットの購読を継続させられていますが・・・
今日また1つ購読が増えてしまいました。
ディアゴスティーニ 「戦国武将ファイル」
週刊 戦国武将データファイル」 創刊号はバインダー付きです。
2冊で580円、なぜかバインダー2冊セットより安いですな。
ディアゴスティーニ 「戦国武将ファイル」
立体的な戦場マップ
ディアゴスティーニ 「戦国武将ファイル」
立体的な城郭マップ
期待したより絵が少しちゃっちいな。とりあえず100号まで続くようですので、もう少しマニアを唸らせる内容の充実、というより本格的なイラストやCGが欲しいところですね。。

桶狭間古戦場を巡る旅(・・・かなり強行軍)

名古屋城検定を終えた日曜日、快晴の中、桶狭間古戦場をめぐりました。
行程は、JR名古屋駅→JR大高駅→大高城→城下の寺社→鷲津砦→丸根砦→桶狭間神明社→戦評の松→長福寺→桶狭間古戦場公園→おけはざま山→高徳院→名鉄中京競馬場前駅→名鉄鳴海駅→中島砦→城下の寺社→鳴海城→善照寺砦→丹下砦→星崎城→JR笠寺駅まで、総時間8時間の徒歩の旅です。
各城館レポートは別記事として書きましたので、ここでは桶狭間古戦場の話題を。
桶狭間古戦場公園
名古屋市緑区有松町にある「桶狭間古戦場公園」です。
桶狭間古戦場公園
ここには「今川義元の供養碑」があります。
桶狭間古戦場公園
以前は他に何もない公園だったようですが、今は桶狭間の戦いを再現するため、主要な城館などを石に見立てて配置したジオラマが今年3月に作られました。
桶狭間古戦場公園
義元軍と信長の行軍路をわかりやすく理解できるようになっています。
ジオラマの手前にある2つの大きな石も・・・
と思いきや、これは義元と信長の銅像の台座だそうです。
桶狭間古戦場まつり
そうです。自分が訪れたのは「桶狭間古戦場まつり」のちょうど一週間前だったので、まだ銅像が運び込まれていませんでした。2、3日後に設置されるということで、ある意味では貴重な写真です。
桶狭間古戦場公園
この辺りは「義元公首洗いの泉」があった場所とされ、近年でも区画整理の際に湧き水がでたそうですが、今は何も痕跡がないので、公園内に泉を模したモニュメントが作られました。
桶狭間古戦場公園
ここを訪れたとき、ちょうど地元ボランティアガイドの方と会い、しばし歓談していましたが、一週間後のまつりに「泉にも何か欲しい!」という意見があったらしく、桶を持ってきていました。
「桶」狭間だけに手「桶」を水に浮かべて、と少し駄洒落風ではありますが、これが桶を浮かべた記念すべき初ショット写真でありますよ!
その後、ボランティアガイドの方と別れて、おけはざま山の方角へ。
と、公園は山の中腹にあるのでさらに高い場所へ上りましたが、ガイド本にある「おけはざま山」の石碑が見つからずウロウロしているうちに、頂上あたりを行ったり来たりしたので、その場所からの眺めを収めました。今は住宅が立ち並んでいて、パッとは開けていませんが、当時はこのあたりは田畑だったわけで、見晴らしは良かったことでしょう。
おけはざま山
と、さらに住宅街をウロウロしていると、山頂と公園の中間ぐらいのアパートの前に石碑を発見!
おけはざま山
ガイド本にはこのアパートの名板が写っておらず苦労しました。
古戦場の各城館は数時間で移動できるような近距離に位置するため、奇襲するには時間との勝負だったはずだなあ、と当時を振り返ることができました。

発掘速報展2009

発掘速報展2009
発掘速報展2009を見に、富山市安田の安田城跡資料館にやってきました。
発掘速報展2009
今回、実際の現場を見ることはできませんでしたが、今年3月に富山城跡の発掘調査現場で見つかった井戸の枠が展示されていると聞き、これは見ておこうと思いました。
発掘速報展2009
さて、こちらが枠板の1枚です。腐食を防ぐために水袋に保存されたままの展示です。大きな枠板ですね。他にも富山城跡で見つかった遺物がたくさん展示されていました。

金沢城 辰巳櫓復元模型

2年計画で進められていた、北國総合研究所の金沢城辰巳櫓模型が完成して実物が見られるようになりました。
金沢城 辰巳櫓復元模型
場所は北國新聞赤羽ホールの一階廊下です。今日はイベントがあって模型のすぐ横に受付のお姉さんがいましたが、折角来たのでしっかり写真に収めて来ました。ちょっと視線が痛い・・・
金沢城 辰巳櫓復元模型
それにしてもよく出来ていますね。3Dプリンターという最先端の立体プリンターで作られています。
金沢城 辰巳櫓復元模型
入母屋屋根の蛙股のなかの梅鉢紋もちゃんと再現されていましたよ。
金沢城 辰巳櫓復元模型
側面を見ると壁に継ぎ目が見えます。ここで合わせているんですね。
金沢城 辰巳櫓復元模型
外から見ると内側もしっかり作られていますが、写真は夜でないとガラス映りがあって難しいですね。

「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」

長浜城歴史博物館友の会 創立25周年威年事業として「浅井三姉妹 ~語りと音楽でつづる大河ドラマの世界~ その物語と史実の間で」が開催されるということで、長浜市にやってきました。
長浜文化芸術会館
会場は長浜文化芸術会館ですが、13時受付開始で到着したのはまだ11時だったので、受付も始まっていません。
長浜城歴史博物館
ということで、近くの長浜城歴史博物館を見学です。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
昼食後、受付30分前に再び来ると、すでに大勢の人で賑わっています。
告知チラシには「事前申込は不要です。直接、会場へお越しください。」とありますが、350人ほどしか入らない会場ではもはや溢れること必然です。
開始20分前には予想どおり会場も満員御礼状態、さらに多くの人が押しかけているということでしたが、少々の立ち見と、ロビーでのビデオ放映、それでも入りきらずに断った人も多かったようです。主催者はここまでの人手を予想もしていなかったようですが・・・
とりあえず、自分は前から5列目で出演者にも近く、ゆっくりと鑑賞できました。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
長浜城歴史博物館の太田学芸員と小和田哲男氏によるショート歴史講演の後、今までのNHK大河ドラマを彩ったオープニングテーマを地元オーケストラによる演奏で楽しみました。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
第三部は太田氏の司会で、小和田氏と、来年のNHK大河ドラマ「江 姫たちの戦国」のチーフ・プロデューサーである屋敷陽太郎氏による座談会でした。
屋敷氏は富山県氷見市のご出身だそうですが、琵琶湖畔で生まれ、伊勢、三河と湖や海を臨む地で育った「江」に共感を覚える部分も多いそうで、大河では女性にも大ヒットした「篤姫」の脚本家や音楽家を揃えての楽しみな布陣であるそうです。
時代考証をつとめる小和田氏と総指揮をする屋敷氏による「江」が決まるまでの裏話や、湖北地方の登場場面など、来年の大河ドラマが楽しみになる内容でした。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
今回参加費は500円ということで、資料代だったのですが資料は年表や系図、大河ドラマ一覧など、なかなかに充実した内容です。これでこの内容なら500円は安いから大勢来るよなーと思います。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
長浜城歴史博物館と会場で2冊の本を購入しました。「みーな」最新刊には今日出演した屋敷氏のエッセイが巻頭を飾り、これまた来年の大河ドラマを楽しみにさせてくれます。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
実は終了後に30名限定で、小和田氏のサイン会がありました。ということで、
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
自分も最新刊「歴史ドラマと時代考証」を購入してサインしていただきました。内容について座談会でも少し話題になりましたが、時代劇の時代考証の裏側を赤裸々に語っています。とても面白いです。
それにしても、サイン会を素通りしていく人が多かった。勿体無いことです。小和田氏はいろいろなところで講演していますが、間近で聴衆の一般人が話しかけられる機会は少なく、著書が多数あるわりには古書でもサイン入りを見たことがありません。これだけでも一歴史ファンとしては、今日来た甲斐があるというものです。
「浅井三姉妹 語りと音楽でつづる大河ドラマの世界 その物語と史実の間で」
長浜は昨年の「天地人」でも、石田三成の里として盛り上がっていましたが、今年も来年に向け、好評だったパスポートが継続されました。ちょうど今日から12月4日まで使用できるもので、その名も「浅井三姉妹手帖」!一館入館ごとに「戦国英雄カード」をもらえます。長浜歴史博物館でもらった記念すべき1枚目は「山内一豊」です。「やまのうち」ではなく「やまうち」ですよ。
来年の大河に合わせて「江 go ~浅井三姉妹博覧会~」が開催されるようです。「江(ごう)」に「go(ゴー)」!、って洒落ですね。そういえば、NHK大河ドラマも「江」が50作目、「50」と書いて「ゴー」ってこちらも見た目で語呂合わせしているそうな。

発掘報告会 いしかわを掘る

冬らしい肌寒い日が続きます。毎年恒例となった石川県埋蔵文化財センターの発掘報告会「いしかわを掘る」が、生涯学習センターで開かれました。
発掘報告会 いしかわを掘る
ここでの開催も今年限りとなりますが、170名を超えるほどの満員でした。
発掘報告会 いしかわを掘る
今年は遺物の実物展示はなく、パネル展示だけでしたが、中に金沢高等裁判所敷地内で行われた白鳥堀外の城下町遺跡の発掘調査パネルがありました。発掘調査前に新聞報道されていましたが、いつ行われていたのか?裁判所内だけにいつでも見に行けるというものではないですからね、貴重な写真です。
発掘報告会 いしかわを掘る
中には夏に現場を見学に行った「宮保館跡」の報告がありました。周りにもいくつも発掘調査現場が見えていましたが、この辺りが北陸新幹線の白山車両基地の建設予定地らしく、断続的にいくつもの発掘が行われていたようです。
発掘報告会 いしかわを掘る
最後に「金沢城跡玉泉院丸」の報告がありました。こちらの現場説明会には参加しましたが、説明会後に判明した石の産地や用途、西ノ丸と呼ばれた時代の地層など新しい見解の発表もありました。
来年は県立美術館ホールなどが候補に上がっているようですが、あそこは声が聞こえづらいからイヤだな。

「もう一つの高岡城」 近代公園史にみる高岡古城公園

最近春めいてきたと思ってきたら、今日は北陸の冬らしい天候に逆戻り・・・肌寒い一日でした。
高岡城址公園
そのせいもあってか、高岡城址公園は人もまばらでした。
高岡城址公園
梅林では桃や白の花をつけた梅木がきれいでした。
高岡城址公園
高岡市立博物館
高岡市立博物館では、現在「新資料展」が開催中です。今年度購入や寄贈されたものが対象ですが、地図や絵葉書は面白かったですね。高岡市発行の鳥瞰図では利長墓所のまわりの堀が描かれていて、開発前の姿を実感できました。
高岡市立博物館
本日のメインは同博物館で行われた、「もう一つの高岡城」です。昨年の開町400年イベントの最後を飾るものですが、四回のうち、他のイベントと重ならなかったときだけ参加したので2回目となりました。
高岡市立博物館
明治以降の高岡城の辿った公園整備の歴史がテーマでしたが、いまだに廃城後の姿である、堀や土塁が残っている貴重な遺構であると認識できました。
高岡城址公園
帰りにちょうど水濠の鳥たちの餌やりの時間でした。餌に群がる鳥たちですが、体の大きな鳥がやはり優先なのか、ハクチョウ、コクチョウ、カモの順で夢中で食べていましたね。
と思ったら、すぐ目の前の木の枝に、餌目当ての小鳥が止まった!!
高岡城址公園
ラッキー!と思いながら、アップで写真撮りました。「週刊野鳥の世界」でいま勉強中ですが、鳥を撮影するには一眼レフが必要ですね。後で調べたら、これ「ヒヨドリ」ですね。
城内には無料の動物園があります。日本ではなかなかお目にかからない鳥もたくさんいるのですが、最後はエミューのアップで!
高岡城址公園

おっ!?「一乗学アカデミー検定」 (福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館にて)

一乗谷朝倉氏遺跡資料館
さて、今日は一乗学アカデミーに参加するため、一乗谷朝倉氏遺跡資料館に来ました。
一乗学アカデミー検定 第一回
参加者は27名、NHKのテレビカメラに、福井新聞、読売新聞となぜかたくさんの報道陣に囲まれて、「福井県の中・近世城館跡」がスタート・・・・
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
と思いきや!?配布されたのは「一乗学アカデミー検定 第1回」の問題用紙と回答用紙??
あれ!いつ内容が変わったんだーーーーーーーー
とりあえず1時間、問題と付き合ってみる。歴史、遺跡、遺構、遺物、伝説から各10問ずつ。
難しい・・・・、俄かではとても太刀打ちできないぞ・・・・
1時間経過後、回答用紙を回収され、その場で答え合わせする。50問中21問正解。散々です・・・・
ちなみに最高点は45点正解者、若越城の会の会員さんですかね。地元新聞見れないのでどういうふうに記事載るのでしょうか?どこかのインタビューに答えてきましたけど、載るかな?
でも、楽しかった。「またやりたい」と要望を書いてきました。通りで受付で「飛び入りですか?」って聞かれたし、「県外者がいないなあ」とか思っていたんですよ。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
終了後、資料館常設展で復習してきました。そういえば、今日は入館料無料だったのですが、じっくりと見ていたら最後の一人になってしまいました。重要文化財の遺物もたくさんありますし、朝倉家の書状や一乗谷遺跡の模型などもありますので、勉強になります。
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
帰りに今年度の行事案内を確認・・・
やっぱり訂正されています。ホームページでは見つけられなかったんだけどなー
と思ったら、来月の平成21年度発掘調査現場説明会にも二重線?
「去年11月に終わりました。」って、おいおい、あまりに広報がずさんすぎないかい?
一乗谷朝倉氏遺跡資料館
早速、福井新聞WEBに記事が載っていたので紹介します。
朝倉氏の歴史や遺跡、難問挑む 初の検定にファンら27人(福井新聞)
来年もあるみたいね!

シンポジウム 天下普請にみる石垣普請

本日は恒例となった金沢城大学公開講座の日でした。今年も石川県文教会館のホールにはたくさんの人が来ていました。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
今年のテーマは「天下普請にみる石垣技術」ということで、加賀藩前田家の普請した大坂城や江戸城、名古屋城などの石垣の変遷から、天下普請が金沢城の石垣技術に与えた影響を考察する無いようでした。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
今年は金沢城調査研究所所長の北垣總一郎氏、客員研究員の北野博司氏、同じく白峰旬氏、同じく市川浩文氏による講演と報告、最後にパネルディスカッションが行われました。
シンポジウム 天下普請にみる石垣普請
前田家が天下普請で大坂城などの石垣を担当したことは良く知られたことですが、そこでの西国大名との技術交流が、後の金沢城石垣構築の技術向上に影響を与えたのではないかという視点は新鮮なものでした。その過程で、他城には見られない石垣を庭園(玉泉院丸)の借景として積むという稀有な終着点にたどり着いたのではないかという仮説も飛び出しました。とても興味深いシンポでした。

金沢城 西内惣構

今日はNTT病院の近くを通ったので、ふと冬で石積みが見やすくなっているかと思い、病院裏に行ってみました。
金沢城 西内惣構
駐車場を横切り、病院の裏にまわると、そこには金沢城の西内惣構が流れています。
金沢城下に作られた東内・東外・西内・西外の4つの惣構のうち、この西内惣構は最も残りが悪いのですが、浅野川に注ぐ終端近くは石積みの残りも良いですね。
金沢城 西内惣構
予想通り、石積みを覆っていた草は枯れ、よく見える状態になっていました。
マジマジと眺めていると、隅の部分は算木積みとなっていてなかなか立派ではないですか!
金沢城 西内惣構
カーブの部分の石積みは藩政期の面影があります。
金沢城 西内惣構
とこの部分を眺めていると、平面の中に隅のような斜めの積み方が見られます。流路がどこかで変わったのでしょうか?
金沢城 西内惣構
完全に裏に回ってくると、ここも隅は立派ですね。
金沢城 西内惣構
さらに進むとここで終わりのようです。なんか工事しているような・・・
金沢城 西内惣構
ってここは主計町の緑水苑ではないですか!ただ今復元工事中です。ここに繋がるのね、初めて知りました。

加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査

今日は午後、広坂別館で「加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査」の講演会を聞いてきました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
90名先着だった申込みは大幅に定員を超え、部屋いっぱいの人でした。市民の関心の高さが窺えますね。
まずは、金沢市埋蔵文化財センターの庄田氏による発掘調査の報告です。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
門のあった場所の発掘では、階段が見つかりました。また附近に散乱する石は手前の石垣を崩したものだと推測されているそうです。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
二段石垣の下段には刻印のある石も見つかりました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
報告のあとは、本多家15代当主の本多政光氏による「加賀本多家について」というテーマの講演がありました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
発掘調査の行なわれた門跡、石垣や道跡は、上屋敷絵図にもしっかり出ているようです。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
今日は幸い良い天候に恵まれましたので、講演の後は現地で遺構を見ながら説明がありました。
加賀八家 本多家の歴史と上屋敷周辺の発掘調査
今日はとても良い機会でしたが、この講演会の申込みも一日で定員となったらしいですが、若い人はやはりほとんどいませんでした。

金沢のしめ飾り

金沢城
今年3年目となり、恒例となりました金沢城橋爪門(一の門)のしめ飾りです。
金沢城
藩政期の絵本から忠実に再現されたものですが、以前これを製作できる職人が一人しかいないというのをニュースでやっていました。今はどうなっているのでしょうか?
前田土佐守家資料館
一方こちらは長町の前田土佐守家資料館です。
前田土佐守家資料館
橋爪門よりは少し短いですが、基本的に形は変わりないですね。
正月ということで、ミニコーナーとして土佐守家に伝来する天神堂や天神画像などが展示されていました。

金沢城 惣構堀にフタ?

ここは金沢城下、東外惣構堀の標柱前です。
東外惣構堀
この辺りの堀跡は非常に細くなっており、溝と見間違うばかりなのですが、今日は少し雰囲気が違いました。
東外惣構堀
その原因は堀に覆うこの鉄製のフタです。こんなの前はなかったはず?ですが・・・・
冬の間だけ雪で水路が詰まらないように被せられたものなのか?恒久的なものなのか?

加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会 金沢歴史遺産探訪月間

金沢歴史遺産探訪月間の最終週のイベントである加賀藩土清水塩硝蔵跡の現地説明会に参加してきました。
今日は朝から時折土砂降りとなるような荒天でしたが、地元の方中心に50人ほどの人が集まりました。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
今は果樹園となっている一帯に塩硝蔵の中心的建物であった「御土蔵」「干場」、そして今回発掘調査の行なわれた「搗蔵」がありました。
一段高くなっている場所には辰巳用水が流れ、脇の遊歩道から「搗蔵」、その向こうに昨年度まで発掘調査が行われた「御土蔵」が見えます。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
2棟並んで建っていた御土蔵の1棟にはロープが張られ、その大きさがよくわかるようになっていました。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
敷地内に立てられた現場事務所でまずは解説を聞きました。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
事務所内には昨年度までの発掘調査で見つかった瓦が展示されていました。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
前田家の梅鉢紋の付いた平瓦は市内では金沢城とここ塩硝蔵のみ見つかっています。それだけ重要な施設であった証でしょう。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
大雨の中3本のトレンチのうちの1本で新聞報道もされた搗蔵の説明を受けます。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
2列の石列の間が水路の跡です。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
すぐ脇を流れる辰巳用水は、搗蔵の直前で北側に少し曲がっています。これは搗蔵に引き込む水路がもう1本あったからで、今回発見された水路がその経路ということになります。
加賀藩土清水塩硝蔵跡現地説明会
円形集石遺構も見つかり、搗臼が置かれた跡ではないかと見られています。
加賀藩土清水塩硝蔵は「三品搗蔵」「調合所」「役所」など重要施設がすでに民有地の下になっていて発掘の困難な状況ですが、現状を保存し、史跡指定を目指すことで、将来に残っていけばいいなと思います。
以前の記事はこちら

安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」

今日は天気の良い一日でした。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
明日は金沢検定ながら勉強もそっちのけでやってきたのは、安土城考古博物館です。
9月に第3回講座に参加した「安土城四百三十年連続講座」の第四回講座が行われました。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
今回のテーマは「失われた安土城と残された安土城 - 建造物から見た安土城」ということで、安土城に関連して残った建造物についてですが、知ってのとおり安土城天主は本能寺の変の後焼失しており、城内のほとんどの建造物も同時に失っています。そのあたりは礎石の配置から想像するしかないですね。
何が残っているかというと、安土山にあった総見寺の遺構です。現在も残るのは「三重塔」「仁王門」、そして超光寺に移築された「表門」(総見寺の裏門といわれる)の3つです。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
現地見学は「旧総見寺跡」です。有料になってから初めて入りました。有料になるときの整備で崩れやすいところは石の合間などコンクリートで固めてしまったようで、以前来た印象とは随分変わり、廃城の趣きがなくなりました。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
そうそう今回の参加者は前回よりも少なかったです。自分も前回初参加でしたが、6回の中で唯一の展示解説の前回は人気も高かったようです。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
城跡に来て寺の説明でしたが、三重塔はバランスも良いですね。
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
今日も彦根のしょうぶ屋さんからキーホルダーをいただきました。2個目ゲットです!
安土城四百三十年 連続講座第四回「失われた安土城と残された安土城」
それと、いつの間にか安土城前の駐車場が有料になっていました。車で行くと駐車場500円に入山料500円で1000円!とても城跡とは思えない料金ですね。