富山中世城館調査報告会

風邪もようやく落ち着いてきましたが、まだまだ外の気温が低く油断できない状態です。
企画展
今日は、富山県の県埋蔵文化財センターにやってきました。目的は昨年度終了した「富山県中世城館遺跡調査」の企画展と報告会です。報告会は、向かいの県図書館の3階多目的ホールで行われ、150名を超える聴衆が集まっていました。城館調査に関する興味の高さが見えました。
講演会
【全体報告】
富山県中世城館遺跡総合調査の成果
【事例報告】
①森寺城跡の調査
②木舟城跡の調査
③増山城跡の調査
④松倉城跡の調査

不覚にも

風邪をひいてしまいました。最近、目の調子も悪かったのですが、無理がかかっていたんでしょうね。
ここは大人しく休みましょう。

「彦根城を極める」出版記念

「彦根城を極める」出版記念 講演会
「彦根城を極める」出版記念 講演会
サンライズ出版から本日発行された「彦根城を極める」を記念して、著者である中井均氏による講演会と見学会が開催されました。久しぶりに早起きして彦根市までやってきました。
講演会では中井氏が彦根城のすばらしさについて熱弁を奮い、大いに盛り上がりました。講演終了後はサインを求める長い列ができました。私もマジック持参でサインをいただきました。
「彦根城を極める」出版記念 中井さんのサイン
お昼の間に近くの夢京橋で、開催中の中井氏の「お城グッズコレクション展」を見ました。城名のついたお酒やテレカ、ビデオにトランプなどいろいろなグッズが並べられていました。
「彦根城を極める」出版記念 お城グッズコレクション展
「彦根城を極める」出版記念 お城グッズコレクション展 「彦根城を極める」出版記念 お城グッズコレクション展
「彦根城を極める」出版記念 お城グッズコレクション展 「彦根城を極める」出版記念 お城グッズコレクション展
昼からは実際に彦根城内を歩きながら見どころの説明を受けました。残念ながら雨が降ってきてしまったり、中井氏が解説に力が入りすぎたりして、予定していた玄宮園はなくなってしまいました。が、とても楽しい会でした。
「彦根城を極める」出版記念 見学会 「彦根城を極める」出版記念 見学会
来月には「彦根城築城400年祭」が始まります。ということで前売券と限定グッズ(井伊の赤備えミニレプリカ、840円)を購入しました。マスコットキャラ「ひこにゃん」のグッズもたくさんありました。
彦根城築城400年祭 彦根城築城400年祭 限定商品
中井氏の著作
近江の城 城が語る湖国の戦国史 近江の城
城郭探検倶楽部 城郭探検倶楽部
京都 乙訓・西岡の戦国時代と物集女城 京都 乙訓・西岡の戦国時代と物集女城
近江の山城 ベスト50を歩く 近江の城 ベスト50を歩く
彦根城を極める 彦根城を極める

MovableTypeをバージョンアップ

最初にMovableTypeでブログを構築してから2年、バージョンはセキュリティホールの残る「3.121」でした。以前ホスティングサーバで「3.2」にバージョンアップしようと試みたが、あえなく失敗。それ以来のバージョンアップ挑戦です。
バージョンアップは以前より簡単になっているようです。手順どおりに進めると難なくバージョンアップできました。
管理画面へ・・・
オーッ!!!前々画面が違います。使いやすいかはよくわかりません。
しかし、ブログのバージョン番号が変わらない??
何てことはない。再構築してないだけでした。

信長が贈った安土城の屏風

織田信長からローマ法王に贈られた安土城の屏風絵を捜すためローマに滞在中の若葉みどり(千葉大学名誉教授)らは9日、屏風は1592年までの7年間、バチカンに収蔵されていたことが分かったと発表した。
屏風は伊東マンションら少年4人の天正遣欧使節が1585年3月、当時の法王グレゴリオ13世に献上したが、現在は所在が分かっていない。今回の調査で、1592年7月13日にベルギー人の骨董収集家ウィンゲが、バチカンの「地図の画廊」で屏風をスケッチしたことが、ウィンゲの書簡から分かった。18世紀にフランスのイエズス会士が出版した本には安土城の絵が載っており、屏風が法王からの贈り物としてフランスに渡った可能性もあるという。(北國新聞 2007年2月11日付記事より)

金沢城大学 歴史・文化コース第10回「金沢城発掘最前線」

第10回「金沢城発掘最前線」
金沢城研究調査室の滝川氏による平成18年度の金沢城の3つの発掘調査の発表でした。うち2つは実際に現地発表会にも参加していたのですが、発表者が違うことや座って聞けたので再認識した部分もありました。
金沢城は宝暦と文化に2度の大火にあっているのですが、本丸はその度に大火の痕跡を消すために盛り土がされているということで、城の破却時のみならず、大火のときも土をかぶせて隠すという行為を行っていたということが分かりました。
閉講式
講義終了後に閉講式がありました。金沢城研究調査室長の木越氏による閉講のあいさつがあり、「国立大学並みの倍率を超えて」という冗談もありましたが、ぜひ来年も機会に恵まれれば受講したいものです。修了証書は式のなかでは代表者1名に手渡されましたが、70名の受講者のうち55名が修了証書を手にしました(10回の講座のうち7回の受講で修了)。ちなみに皆勤賞はありませんでした。
修了証書

金沢城 河北門復元のいま

河北門 発掘調査箇所
現在は発掘調査も一区切りして、発掘調査箇所にはシートがかけられていました。春からは石垣復元に向けて位置を確定する発掘調査が始まるようです。
看板は先日の発掘調査報告を受けて、新しい看板がいくつかかけられていました。
河北門看板 河北門看板

MovableTypeをLinuxからWindowsへ引越し

レンタルサーバーから自社サーバーに移動しました。同時にLinuxからWindowsに引越しです。記事が数百になると、再構築ができなくなってしまい難儀しました。これからいつでも再構築できます。
苦労しました。文字化けがなかなか解消しない!!!
MovableType+MySQLでは「UTF8」でないと表示に不具合があるようなのですが、うまく表示しないのです。MySQLはバージョン5です。プログラム本体の再インストールやテキストの文字エンコードの変更など結果2日間で10時間以上を費やしてしまいました。
参考に、文字化けしない移行方法を書いておきます。
1.WindowsにMySQLバージョン5をインストールします。
2.MySQLのインストールフォルダ内にある「my.ini」を編集し、
[mysql]
default-character-set=utf8
[mysqld]
default-character-set=utf8
skip-character-set-client-handshake
 この最終行をサイトで見つけるまでに時間がかかりました。
 MySQL 5.0.12-rc以上ではこの1行で文字化けが解消されます。
3.Windowsにデータベースを作成します。
4.Linuxのデータベースのテーブル構造をsql文でテキスト化します。Drop文を追加しておくと後で便利です。
5.Linuxのデータベースのデータをcsvでテキスト化します。カンマ区切り「,」、ダブルクォーテーション「”」付きでエクスポートします。
6.Windowsで4のsql文を実行しテーブルを用意します。
7.5のテキストの文字コードを確認します。「UTF8」に合わせますが、「UTF8N」でも問題ないようです。
8.通常のInsert文では日本語が混ざるとエラーが出るので、csv形式でファイルデータを挿入します。
 LOAD DATA INFILE “(CSVファイルの絶対パス)” INTO TABLE (テーブル名)
 FIELDS TERMINATED BY “,” ENCLOSED BY ‘”‘
 LINES TERMINATED BY “\r\n”IGNORE 1 LINES;
この構文の注意点は、
・ファイルの絶対パスの階層区切りを「\」ではなく「/」で記述する。
・ENCLOSED BYはフィールド単位を示すものですが、日本語が混ざるとCSVにこれがないとなぜかエラーが続出する。
・IGNORE 1 LINESはインポートで1行飛ばすという意味で先頭行が項目行の場合に必要です。
MySQLのインストール方法や操作の仕方については他のサイトを参考にして下さい。それにしても、WindwosではphpMyAdminがうまく動作しない。おそらく設定方法がまたどこか間違っているのだろうが、仕方がないので、上記移行手順はすべてコマンドで実行した。