第六回石川の歴史遺産セミナー 参詣と巡礼

本日市内に来ました第一の目的は、石川県立歴史博物館のセミナーに参加するためでした。
第六回石川の歴史遺産セミナー 参詣と巡礼
現在、博物館は企画展の移行期間にあたり、通常展のみです。
第六回石川の歴史遺産セミナー 参詣と巡礼
80名を超える参加者の中、金沢学院大学の東四柳教授による「中世の白山参詣」と、徳島県立博物館の長谷川氏による「参詣・巡礼の歴史的展開」の講演が行われました。
白山参詣と熊野参詣に関するいい話だったのですが、今週は仕事が忙しかったせいで時折激しい睡魔に襲われてしまいました。次回は7月に女人禁制をテーマに行われるようです。

金沢城 河北門進む屋根工事

金沢城 河北門進む屋根工事
雨が今にも降り出しそうな天気のなか、河北門の復元工事の様子を見に来ました。
金沢城 河北門進む屋根工事
見学台からみる二の門の屋根は鉛葺きがかなり進んできました。
金沢城 河北門進む屋根工事
木工事のほうは石落としの屋根材工事が着々と進んでいます。
金沢城 河北門進む屋根工事
2週間後に第3回となる現場見学会が開催されます。今回は屋根工事が中心の見学会となりますが、楽しみです。
金沢城 河北門進む屋根工事
今日は第2回河北門記名会イベントの日だったようです。来たのは昼過ぎだったのですっかり人もまばらでしたが、開かれていることを城に来るまで知りませんでした。
金沢城 河北門記名会
当然観光客は知るすべは少ないわけですが、県民もほとんど知るすべがないのは考えものです。地元新聞には「広報いしかわ」として週一でイベント情報が載るのに、そこにも掲載はなく(見落とした?)これでは折角のイベントに人が集まりません。一週後に百万石まつりが控えているので、そちらに注目が集まるのは仕方がないことですが。
金沢城 河北門記名会
秋には最後となる第3回河北門記名会が開催されるのですが、そのときはもう少し広報に力を入れてほしいです。

金沢城 いもり堀 鯉喉櫓台その姿を現す

金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
いもり堀工事も今年度完成をめざして、最大の見所「鯉喉櫓台」の工事が始まりました。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
数年前の発掘調査以来、埋め戻されていた石垣も姿を現し、石垣裏の栗石も見えるようになりました。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
今は見える石垣下部もまた水が入れば見えなくなるのですね。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
辰巳櫓前の大石垣の前に、数メートルの石垣台が現れることになります。その景観を想像すると非常に楽しみです。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
櫓台に積み増される石は、本丸石垣の脇や薪の丸下に並べられていましたが、現在は整理されて積まれるのを待っています。
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事
金沢城 いもり堀 鯉喉櫓工事

金沢城 玉泉院丸発掘調査始まる

金沢城 玉泉院丸発掘調査
金沢城玉泉院丸では26日に発掘調査が始まりました。今年度は古地図で確認できる泉水の西側から調査を開始し、二の丸側の石垣群から泉水への導水路の遺構を探すことになっている。
金沢城 玉泉院丸発掘調査
現在調査用の穴は2箇所。
金沢城 玉泉院丸発掘調査
今日は土曜日なので作業は休みでビニールシートがかけられている。何が見つかるか楽しみです。

エラーメッセージからある言葉を考える

今日はあるエラーメッセージについて心にひっかかった・・・
「入力した日付は範囲以外です。」
「範囲以外」?範囲外ではないのか?
早速ググってみる。
範囲以外 19,100,000 件
範囲外  6,310,000 件
範囲以外が範囲外の3倍ヒットする。自分は普段から「範囲外」を使用してきたので、「範囲以外」という言い方には少し抵抗があるのだが、一般的には「範囲以外」のほうが利用されているようである。
そこで考えてみた。この用語初めは「範囲以外」だったのだろう。そのうち、「はんいいがい」という「い」の重複が言いにくいところから「はんいがい」となり、漢字では「範囲外」となって一般化したものと思われる。
ネット国語辞典ではどちらも出てこない。二語の複合用語であるからだ。本当の理由を知っている方は教えてほしい。

Vistaの新フォント「メイリオ」の名称の由来は人名じゃないの?

今日、ふとしたことから職場で話題が持ち上がった。
「Vistaのメイリオフォントの由来って??」
ある人が冗談で「明瞭」に見えるってところじゃないの?
自分は、作った人の人名じゃないの?メイリオなんとかさんとか、メイさんとリオさんとか?
そこで、さくっとネット検索
新日本語 ClearType フォント「メイリオ」について
おおおおおーーーーーーーーーーーー
明瞭
メイリョウ
メイリヨ
メイリオ
「メイリオは本文用レギュラーと見出し用ボールドそれぞれで専用のアウトラインデータをもつフォントで、画面上で見ても印刷しても極めて明瞭で読みやすく、広い用途に適した新世代のサンセリフ系 (角ゴシック) フォントです。」
マイクロソフトがダジャレでフォント名を決めたとは・・・驚きの事実でした。

映画 「余命1ヶ月の花嫁」

映画 「余命1ヶ月の花嫁」
無料鑑賞券が今月いっぱいだったので、フォーラス金沢のイオンシネマで「余命1ヶ月の花嫁」を見てきました。
最近はどこの映画館もいっぱいなことは少ないのに、イオンシネマがいっぱいでした。カップルも多かったので、車を持っていない学生たちには便利なようです。前の方の席だったので首が疲れました。
以前ドキュメンタリードラマでテレビ放送されたこともある実話の映画化ですが、非常に泣けます。映画館では少し恥ずかしい・・・。しかし内容は感慨深く、生きるとは何かを問われる映画です。
主演の榮倉奈々ちゃんはショートよりロングのほうがかわいいですね。感想が違う?

安江金箔工芸館 「箔」表現のかたち

安江金箔工芸館 「箔」表現のかたち
小雨の降る中、金沢駅に近い安江金箔工芸館に行ってきました。
安江金箔工芸館 「箔」表現のかたち
春季展のテーマは「『箔』表現のかたち」ということで、作品の中での金箔のさまざまな使用法が紹介されていました。その技法の一部を紹介しましょう。
「截金(きりかね)」
金箔を数枚重ねて高温で焼き合わせたものを、鹿や牛の皮を貼った皮板の上で竹製の刀を用いて細線・四角・菱形などに切り、にかわや布海苔などの接着剤で器体表面に貼り装飾とする技法。
「金泥(きんでい)」
金箔を粉状にしたものににかわを混ぜて練ったもので、絵具として使用されます。
「砂子(すなご)」
竹筒の底に綱を張った器具の中に箔をいれ、接着成分を塗布した布や紙の上で綱目から粉状になった箔を落として装飾とします。
「摺箔(すりはく)」
金や銀の箔を布の表面に貼って文様をあらわす技法です。型紙を用いることで細かい文様の表現が可能です。
「沈金(ちんきん)」
漆面を沈金刀で模様を彫って漆を塗り、彫った溝の中に金箔や金粉をすり込んで絵柄を表す技法です。
安江金箔工芸館 「箔」表現のかたち
今日は「国際博物館の日」ということで、入館者には「オリジナル箔絵しおり」がプレゼントされました。8種類の絵の中から「金沢城」を選択。純金四号色ということで金95%ですね。
帰りに地元新聞社が来ていまして、もう一人いた御年配が断ったので、写真撮影に協力してきました。そのお礼で売店のおばさんに金箔入り飴をいただきましたよ。この後映画を見に行って、まぶたが腫れたので先に行ってて良かったです。

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室生犀星記念館

室生犀星記念館
室生犀星記念館では犀星生誕120周年記念企画展として「最愛の妻 とみ子ものがたり」が開催されています。
室生犀星記念館
記念館の前にはここが犀星生誕の地であるという石碑が立てられています。
室生犀星記念館
企画展では犀星の妻の一生を紹介していますが、奥さんも詩など文学に才のあった人だったようです。
金沢市役所
金沢市役所前には3週後にせまった百万石まつりに向け、大きな看板が立てられていました。今年の百万石まつりは、高岡開町400年を記念して、高岡市からミスが前田利家の三女麻阿、四女豪がパレードに参加するようです。晴れればいいな。

金沢城玉泉院丸 発掘調査は今夏から

金沢城 玉泉院丸は加賀藩二代藩主前田利長の正室永(玉泉院)の御殿があった郭です。そこには兼六園以前に金沢城にあった庭園のあった場所でもあります。
金沢城玉泉院丸
昨年までここには石川県立体育館がありましたが、現在はすべて撤去され平地となっています。「発掘調査中」の看板が立てられていますが、まだ日付は入っていません。
金沢城玉泉院丸
現在のいもり口から二の丸に至る通路は、明治以降に軍隊が作った通路ですので藩政期はありませんでしたので、玉泉院丸からみると、石垣は庭園の借景として山を表していました。
金沢城玉泉院丸
さすがにどこの石垣も立派で、庭園が整備されると金沢城随一の石垣スポットになりそうな予感です。
金沢城玉泉院丸
今から発掘調査が行われますが、石垣も長年の放置で石垣が外れてしまっている部分や、隅石のずれた部分がありますので、整備されて公開されるまでは数年かかりそうですね。
金沢城玉泉院丸