個人事業への差別

個人事業の準備をしていて思うことを書く。
対個人にしろ、対法人にしろ、商売をしていく以上は個人事業であっても屋号を持つ。自分は「フリー・スタイル」という屋号を使っている。私は言いたいのは、屋号を併記した口座開設についてである。
法人と個人が負う社会的な責任は確かに違う。個人事業といえば、一昔は農業や漁業、林業などの第一次産業か、小さな個人商店、家内工業などに限られていたのかもしれないが、今日SOHOという形式が急速に広がり、私もその一員である。広く屋号を使用した商売をするのは当然のことのように思う。
私はこの1週間で地方銀行2行と郵便局に屋号付き口座開設を申請した。しかし、認められたのは地方銀行1行のみ。他は個人名による口座開設しかできなかった。ペイオフの関係もあるのかもしれない。しかし、私はこの屋号併記を認めている地方銀行をメイン行とすることになるだろう。人の気持ちとはこういうものだ。仮に法人化できて、屋号併記を認めなかった地方銀行が頭を下げてこようが絶対にメイン行にはしない。
個人事業への差別と、SOHOの急速な増加、国策として何とかできないのだろうか。

市町村合併、そしてのと線廃線

平成の市町村合併が始まるときは約3200あったらしい。これが来年の今頃までに2000弱になるようだ。今の住所地の町は合併に関係ないが、実家のある町は合併によって町名が消えた。自分の育った町がなくなるのは正直淋しい。直接は自分には関係ないが、石川県の新聞紙面では明日で廃線になるのと線の話題で持ちきりである。これまた淋しい。
何事も適正化は必要である。民間が苦しんでいるときに官だけそのままというのは民意が納得しない。しかし、しかしながら、何事も自分の出身地なり、出身校なりがなくなるのは淋しいものである。今後、子供や同級生との昔話の最後に「でも、なくなったけどな」とつくのを想像すると・・・

春だから

春だからでしょうか?最近朝起きても疲れています。ダルイです。
独立して良かったこと。やることを自分本位に決められること。
サラリーマンのときはセミナーなんて気が引けていけませんでした。これからはどんどん外部からの刺激を受けて、お客様とともに良いサイクルを作ろうと思います。まずは、4月26日開催の日経コンピュータ・フォーラム2005に行ってきます。IT法務という興味ある分野のセミナーがあるので東京まで出張です。
参加費は20,000円と少し高めですが、日経コンピュータが1年分(18,600円相当)特典としてついてくるので有難いです。但し、出張費は節約して高速夜行バスでしょうか。でも楽しみです。

あずみ2映画鑑賞会

退社から1週間。今日は雪もちらつく寒い日となった。
夜、「あずみ2」を見に行った。安住アナウンサーが名前が同じというだけで出ている。ストーリーはまあまあであった。泣けるということはなかったが、毎回生きるとは何かを考えさせられる。前回は次回作も絶対にあるぞという終わり方であったが、今回は使命も終わり、仲間も一人もいなくなり、目的も告げずに去っていったので次回作はあるのだろうか。原作を読んでいないので、映画のストーリーが原作にどれ程忠実なのか分からないが、歴史的にはフィクションが多く非難される部分も多いのだろうか。ある人物に肩入れのある一部の人たちにも不評かもしれない。服部半蔵とか、すぐに死んじゃったし。
金沢にいわゆるシネコンができて久しいが、過去の映画館街のときよりも映画に行く回数は確実に増えている。映画館にとって儲かるかどうかは疑わしい状況もある。今日も金曜日の夜、悪天候も重なって2人であった。次回はゴールデンウィーク後の新生「Zガンダム 映画版」を見に行こうと思っている。

個人情報保護法施行まで1週間

システム開発の仕事をしていると、要求されていることが最近変わったことに気づく。
中小企業において
~1998年頃 スタンドアロン利用のパソコン普及
~2000年頃 複数台のローカルLANの普及
~2003年頃 インターネットEDIの普及
現在 セキュリティ向上の義務化
各段階において、
・ソフトウェア開発技術の向上
・ネットワーク知識の向上
・エクストラネット知識の向上
・セキュリティ知識の向上
を技術者は求められてきた。
大手SI企業は多種多様な質問と要望を繰り返す中小企業の対応に、旧態依然とした縦割りな体制で応対し、しかしながら中小SI企業にとってもこれに耐えうる人材は絶対的に不足している。構造的な問題ではあるが、自分としてはここに後発としても入り得る余地があると思うのだ。
個人情報保護法の施行を控えても一般紙にはまだ目に触れる機会は非常に少ない。週刊ダイアモンドと日経ビジネスに特集記事が掲載され、ビジネスマンの中には少なからず認知されてきた。しかし、いまだに実際に何をすればよいのかが見えてこない。それだけ守備範囲の広い法律なのである。私も非常に迷っている。自分のお客様に対し、どのようにアドバイスをすればよいか、模索が続く。

個人事業開業の書類準備

開業日は4月1日であるが、それに向けて個人事業開業のために各種書類を準備した。主には税務署に提出する申請書なのだが、国税庁のホームページからダウンロードする。
・個人情報の開廃業等届出書
・所得税の青色申告承認申請書
・青色事業専従者給与に関する届出書
ソフトウェア開発を生業としているものとして、勉強も兼ねて青色申告を選択した。「個人事業の始め方」という申請書の書き方を参考に記入していこうとしたところ、何かが違う。書式が変わっている!!本の発行は2004年2月であるが、税務署の申請書は2年も経つと変わるらしい。本は参考にとどめて書いてみる。
知らない世界を知ることは苦しいが楽しい。個人事業でここまで準備が必要なら、法人の設立準備はさぞ大変だろうと思った。

e文書法セミナーに出席して

4月1日に個人情報保護法が施行されますが、秘かにe文書法も施行されます。これが本当にあまり知られていない。
e文書法に伴い電子帳簿保存法が改正され、紙で受け取った国税関係書類の一部を電子的に保存することが認められるようになりました。
認められない帳簿書類は・・・
帳簿・決算関係書類
3万円以上の契約書・領収書
電子化が認められる書類は・・・
3万円未満の契約書・領収書
契約の申込書
請求書
納品書
送り状
検収書
見積書
注文書
となっています。
しかし、電子化の用件として、
・スキャナで200dpi以上の解像度およびカラー画像で保存
 ※デジカメは認めない。画像形式は特定しない。
・速やかに又は業務サイクル後速やかに入力
・第三者証明の電子署名を付加
・第三者証明のタイムスタンプを付加
・ヴァージョン管理
となっている。
問題は第三者証明の電子署名とタイムスタンプであろう。ここにランニングコストが発生する。大きな倉庫の管理費用と運搬費用をかけている大手企業は別として、ランニングコストをかけてまで電子化するメリットはほとんどの企業にはないといっても良いのではないか。セミナーの後、悶々と考えた末の結論である。皆さんはどう思うか。

緊張の糸

金曜日の夜、自分の送別会でした。入社以来5年、何人の送別会を行ってきたのか。今の時代は古き良き時代の年功序列、終身雇用制は崩壊し、絶えず自己研鑽と能力開発と考えないといけない時代になりました。とはいえ、親達の年代からは今の若者の就業観は到底理解できないでしょう。次の世代を担う中にもバブルの旨みを味わった世代とそうでない世代がある。後者は社内の待遇面にも給与面にも恵まれたことのない世代であり、こういった人たちに「夢と希望を持って」と言っていることがどんなに空しいことかに気づいていない。
利益の再配分という理想と、貧富の格差の拡大という現状を踏まえて、世代間の利益委譲を行わないと10年後の日本、20年後の日本はどうなるのか、いつまでも引退できないと嘆くばかりではいけないのではないかと思う。
社会人になってから忌引休暇以外は休んだことはない。同世代の人たちの就業観と対比すると偉いと言われるかもしれないが、中小・零細企業の中核を担うようになれば、安易に休もうという気持ちにはなれない。しばらくは1人で仕事を進めるようになるから余計に休めない。
先週から風邪気味であったが、昨日は本格的に風邪をひいて1日寝込んでいた。サラリーマンという呪縛から解き放たれた開放感も手伝っているのだろうが、自分がやらなければという緊張の糸が切れたのだろう。今後は経営者という経験のない感覚を楽しみたい。

風邪をひいたようです

退職まであと3日。どうも風邪をひいたようです。
暖冬のおかげで今年は風邪をひかずにここまで来ました。昨日の午後から喉がはれています。今日は寒気がするようになりました。インフルエンザでしょうか。
ようやく引継ぎも一段落し、これから独立の準備をしようと思っていたのに(-_-;)

町内会議

私31歳で町内会の会長となりました。100軒ぐらいの町会ですが、新興住宅地で適当な年齢の方が少ないのです。サラリーマンの方は何かとやりたくない理由をつけますので。
一応、クジに負けたということにして引き受けました。引越しして3年目。町会長務まりますかどうか。