金沢城河北門復元のいま

金沢城河北門復元
河北門一の門は海鼠塀がいつの間にか完成しており、柱に被されていたシートも外されていました。真新しい木が見えています。
金沢城河北門復元
本日から金沢城三の丸では「金沢城オペラ祭」が開催されており、いつも以上に賑やかです。
金沢城河北門復元
二の門の見学に行くと、やはり外見は替わり映えしませんが、よく見ると、隅柱には鉄板が巻かれています。黒々としていて全容が楽しみです。
金沢城河北門復元
今は屋根に鉛板を巻く作業が中心のようです。

金沢城 河北門復元

金沢城 河北門復元
今日は丑寅櫓台から見た河北門工事現場を紹介します。
金沢城 河北門復元
外観がほぼできてきた河北門二の門はぱっと見て替わり映えしませんが、今日は屋根工事をやっていました。金槌の音はまだまだしていますが、見えない部分の工事が多いのか、残念ながら作業を見学できる場所は少ないですね。
金沢城 河北門復元
1月と5月に開催された記名会イベントで記名した瓦や板は、1年前に国重文に指定された「金沢城土蔵」に保管されている話が地元新聞で紹介されていました。ということは昨年お盆に公開されたイベントは今年はないようです。

金沢城河北門復元 次は鬼瓦?

晴天の中、工事現場が映えますね?ってちょっと違いますか。
金沢城河北門復元
土塀下の石垣はいつも変わらず・・・
金沢城河北門復元
と思ったら、石垣に何か等間隔の白線が引かれていました。どういう意味があるのでしょうね?
金沢城河北門復元
金沢城河北門復元
二の門の屋根には鬼瓦用の木材が乗っかっていました。最上部も作業が進められる準備がされていました。
金沢城河北門復元
すでに作業場から見てわかる進捗作業も少なくなりましたが、時々チェックしてみようと思います。

第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編

毎回楽しみにしている金沢城河北門の現場見学会ですが、今回は屋根工事が中心となります。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
ヘルメットがずらりと・・・前は寄進記名会の宣伝です。ここに来ている人のほとんどは既に寄進済だと思いますけど。私ももちろん寄進しましたよ。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
二の門の中に入ると、壁や屋根はほとんどできているので、明かりがないと暗いですね。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
報道陣もたくさん詰め掛ける中で、屋根作業の説明がありました。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
屋根は木材で形を整えた後、鉛板を貼っていきます。軒先の家紋のところだけは鋳型です。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
鉛はぴったりと合わせますが、それでも雨漏りしますから、木材が腐食しないように、さざと隙間を空けて作るようです。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
実際の軒先も隙間あるんですよ。説明されるまで気付きませんでしたよ。ここにも匠の技が隠れています。加賀藩特有の鉛瓦にもいろいろと秘話がありそうですよ。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
屋根はほとんど鉛瓦も葺き終わっていましたが、今日の見学会のために一部残して作業の様子を見せてもらいました。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
建物下では門を飾る鬼瓦に鉛瓦を巻く作業を見学しました。普通の瓦だと、大工と金型職人が順序良く作業するのですが、鉛瓦の場合は、大工と金型職人は交互に作業していくそうです。
第3回金沢城河北門現場見学会 屋根工事編
現場見学会も残すところ後1回?となりました。楽しみですね。

金沢城 河北門進む屋根工事

金沢城 河北門進む屋根工事
雨が今にも降り出しそうな天気のなか、河北門の復元工事の様子を見に来ました。
金沢城 河北門進む屋根工事
見学台からみる二の門の屋根は鉛葺きがかなり進んできました。
金沢城 河北門進む屋根工事
木工事のほうは石落としの屋根材工事が着々と進んでいます。
金沢城 河北門進む屋根工事
2週間後に第3回となる現場見学会が開催されます。今回は屋根工事が中心の見学会となりますが、楽しみです。
金沢城 河北門進む屋根工事
今日は第2回河北門記名会イベントの日だったようです。来たのは昼過ぎだったのですっかり人もまばらでしたが、開かれていることを城に来るまで知りませんでした。
金沢城 河北門記名会
当然観光客は知るすべは少ないわけですが、県民もほとんど知るすべがないのは考えものです。地元新聞には「広報いしかわ」として週一でイベント情報が載るのに、そこにも掲載はなく(見落とした?)これでは折角のイベントに人が集まりません。一週後に百万石まつりが控えているので、そちらに注目が集まるのは仕方がないことですが。
金沢城 河北門記名会
秋には最後となる第3回河北門記名会が開催されるのですが、そのときはもう少し広報に力を入れてほしいです。

金沢城河北門 二ノ門の屋根普請

久しぶりの金沢城河北門は急ピッチで作業が進んでいました。
金沢城河北門復元
屋根には丸瓦用の木材が葺かれ、先になる前田家の剣梅鉢紋のついた丸瓦の木材も一部葺かれていました。
金沢城河北門復元
足場には今後の作業で葺かれる剣梅鉢紋付きの木材が積まれていました。
金沢城河北門復元
特に南側の妻は丸瓦の作業が進んでいました。
金沢城河北門復元
石落としの屋根もかなり進んできました。
金沢城河北門復元
現在の作業を見ると、左官工事は「ムラ直し」とあります。よく見ると、二ノ門の壁も以前はヒビ割れていたのが、随分きれいな部分が増えています。
金沢城河北門復元
1段下の足場には屋根に葺く杮葺き材が準備されていました。

金沢城河北門復元 続報

今日も金沢城に出かけましたが、昨日とは違うルートで入ったので、その状況を報告します。
金沢城河北門復元
一の門は塀の部分の土塗りが終了し、二の門の壁と同じような状態となっています。屋根が足場で見えないのは惜しいですね。少し隙間を空けてくれれば楽しめるのですが。
金沢城河北門復元
工事敷地内に立つ製材現場の中には、鉛瓦を葺くための丸瓦用の木材が積み上げられていました。
金沢城河北門復元
これを並べる工事が見られれば幸運ですね。鉛を葺くときも見たいですね。いつ頃でしょうか?

金沢城河北門復元 瓦板敷き終わる

ゴールデンウィークで大勢賑わう金沢城へ行ってきました。
金沢城河北門復元
今週の作業は、「石落とし」と「瓦板葺き」です。
金沢城河北門復元
石落としの部分は作業見学所からは見えないですね。
金沢城河北門復元
瓦板葺きのほうは、二の門はすっかり終わっています。瓦葺きもいよいよですか?
金沢城河北門復元
作業用シートの間から見えた入母屋屋根の妻部分は、複雑に入り組み、ぜひとも間近で見たいものですが、望遠で我慢します。鉛瓦を葺くために丸い木材を取り付けた部分も見えますね。
金沢城河北門復元

金沢城河北門復元 金具付けが始まりました

前回来たのは現場説明会のときだったので、なんと一月半も経ってしまいました。作業も進んだろうなーということで楽しみに行きました。
金沢城河北門復元
二の門とニラミ台櫓をつなぐ塀は囲まれていますが・・・
金沢城河北門復元
隙間からは屋根を葺いた様子が見れます。
金沢城河北門復元
見学へ行く途中にもっとよく見られる場所がありました。
金沢城河北門復元
二の門櫓もすでに屋根は葺き終わっていました。まあ一月以上経てば状況も様変わりです。
金沢城河北門復元
今日は土曜日でしたので作業をやっていました。二の門では出窓部分の作業をしていました。
金沢城河北門復元
作業内容を見ると、軒先花隠し銅板と書かれていますが、この部分です。小さな写真ではわかりにくいので拡大してみました。
金沢城河北門復元
ついでに、二の門の屋根も拡大してみました。
金沢城河北門復元
金沢城河北門復元
ニラミ台櫓の石垣には石段ができていますが、かなり急ですね。実際に上ることができるのか、とりあえず付けてみただけというのはやめて欲しいのですが・・・
金沢城河北門復元
修復が終わってきれいな白壁になった石川門の二の門です。
金沢城河北門復元
足場がすっかり外れたので、もう終わったということ?なのでしょうが、黒く塗られた柱の金具に比べると、門は錆びたままです。本当にもう終わりでしょうか?門の金具も黒く塗って欲しいですね。
金沢城河北門復元

金沢城 石川門保存修理工事

石川門保存修理工事
河北門説明会のあと、前回同様に現在修理工事している石川門のほうへ。
石川門保存修理工事
こちらは控柱も立ち並び、漆喰塗りを待つばかりです。
石川門保存修理工事
と思っていたら、もう始まっていました。漆喰塗りのいろいろな工程を一度に見る事ができて幸せでした。参加者からは右から塗っている職人に、「『左官』なのに『右官』になっている」との指摘も!作業は右からから始まったので仕方ないのだという職人に、右利きの場合は左から右に塗るのがきれいに仕上がるので、「左官」という名の由来はそういうところにあるだという説明があり、実に奥深いです。
石川門保存修理工事
石川門保存修理工事
石川門保存修理工事
別の場所では控柱の養生がはずされている部分もあり、はっきりと形状が確認できます。以前は下の写真のように斜めだったのが直角になりました。木材の根腐れを防ぐため根元は石を使っています。
石川門保存修理工事
石川門保存修理工事
現場には見慣れぬ石碑が・・・。金沢大学移転の記念碑のようです。まだしばらくは工事現場のなかで、一般の方の目には触れる機会はありませんね。
石川門保存修理工事
石川門の二の門の工事足場が外されて、塗り替えられた真新しい漆喰塗りの櫓が姿を現しました。
石川門保存修理工事
隣の壁と比べるとよく分かりますね。
石川門保存修理工事
戸の鉄金具も取り替えられて黒の威容のある姿になりましたが、一部はまだ錆びたままで取替えを待っている状態でした。まだまだ続く工事ですが、地元民としては見どころの増えることはいいことですが、いつまでも工事していることが、一元様の観光客にとっては思わぬ迷惑かも!?