個人事業への差別

個人事業の準備をしていて思うことを書く。
対個人にしろ、対法人にしろ、商売をしていく以上は個人事業であっても屋号を持つ。自分は「フリー・スタイル」という屋号を使っている。私は言いたいのは、屋号を併記した口座開設についてである。
法人と個人が負う社会的な責任は確かに違う。個人事業といえば、一昔は農業や漁業、林業などの第一次産業か、小さな個人商店、家内工業などに限られていたのかもしれないが、今日SOHOという形式が急速に広がり、私もその一員である。広く屋号を使用した商売をするのは当然のことのように思う。
私はこの1週間で地方銀行2行と郵便局に屋号付き口座開設を申請した。しかし、認められたのは地方銀行1行のみ。他は個人名による口座開設しかできなかった。ペイオフの関係もあるのかもしれない。しかし、私はこの屋号併記を認めている地方銀行をメイン行とすることになるだろう。人の気持ちとはこういうものだ。仮に法人化できて、屋号併記を認めなかった地方銀行が頭を下げてこようが絶対にメイン行にはしない。
個人事業への差別と、SOHOの急速な増加、国策として何とかできないのだろうか。