日本100名城と篤姫を訪ねる旅 in 中津

九州最後の地は中津です。前に来たのは10年以上前の学生時代なので、堀と石垣が新しく整備されるなどして様変わりしていました。この城は個人所有なのですが、ニュースでは財政難でいつまで持つかという話もありましたので、閉じる前にもう一度見ておきたかったのです。
中津城
中津城
中津城
模擬天守に入ろうとしたとき、珍しいものを見つけました。岩蟹でしょうか?川が近いとはいえ、こんなところになぜ迷い込んだのでしょう。
中津城
中津城
中津城
中津城
天守北側の石垣は右側が黒田時代、東側が細川時代の石垣だそうです。しかし、場所は入口から正反対の場所にあるため、訪れる人も少なく勿体無いことです。
中津城
中津は城下も見どころがあります。徒歩でまわりました。
西門石垣
川沿いにしばらく歩いていくと、西門の石垣が残っています。民家の間に残る石垣は開発を免れ、周辺の住民の理解と努力の跡がしのばれます。
南部小学校の正門となっている門は中津藩家老の生田家の門です。
生田門
また、裏門の脇には大手門の石垣が残っています。
大手門石垣
また近くには黒御門の礎石がアスファルトの道路に埋まるように1箇所残っています。
黒御門跡礎石
城下には数ヶ寺の寺が密集する寺町通りがあるのですが、中でも注目は合元寺です。赤壁に象徴されるこの寺は実際にも目を引きますね。
合元寺