企画展 富山城二階櫓門を探る

連休は大雪という予報でしたが、北陸はそれほど積もりません。
企画展 富山城二階櫓門を探る
今日は富山城に、企画展「富山城二階櫓門を探る」を見に来ました。昨年もこの時期に千歳御門の企画展があった覚えがありますが、雪に向けて城郭展を開くのはなぜでしょうか?しかし、城郭展となれば明日までといえ、見ないことにはもったいないと、はるばるやってきました。
企画展 富山城二階櫓門を探る
先日、本丸の天守台を造っていたらしいという新聞記事が出ましたが、記事では水を抜かれた内堀が写っていましたが、今日の内堀は水がたたえられています。よく見ると、水の中に石が規則的に並べられています。何かな?と見ていたら、まだ内堀は浄化作業中とのことで、防水シートを抑えている石のようですね。水がはられてから間もないと思うのですが、すでに藻がかなり浮いているのは気になります。
企画展 富山城二階櫓門を探る
企画展 富山城二階櫓門を探る
今回展示された富山城の二階櫓は、二の丸の枡形にあった二の門で、一の門が建築されなかったので正確には枡形として機能はしていなかったのですが、当初3箇所予定されたものの、唯一建築されたものであり、現在の国際プラザ前の横断歩道のあたりにありました。
企画展 富山城二階櫓門を探る
企画展 富山城二階櫓門を探る
遺構はすでに地下で見る影もないですが、遺物は郷土博物館前に、その礎石が2個野外展示されています。
企画展 富山城二階櫓門を探る
企画展 富山城二階櫓門を探る
特別展 よみがえる重要文化財 石黒信由関係資料
富山城でちらしを見たので、戻る途中で射水市新湊博物館で開催されている、特別展「よみがえる重要文化財 石黒信由関係資料」を見てきました。
今回の特別展は、石黒信由が著した和算書や測量書などの古文献や作成絵図(古絵図)の修理作業について紹介していました。とても興味がわきましたね。修理については以前NHKで国宝の修理作業の様子をやっていたのを見たことがありますが、実際に修理されたものを見ると、日本人の器用さには感心しますね。2月22日まで開催中ですので、興味ある方はどうぞ。
特別展 よみがえる重要文化財 石黒信由関係資料
帰りまでは天気ももっていたのですが、家への帰り道いよいよ大雪となってきました。明日は積もりそうです。