秀吉ゆかり?金箔瓦が出土

佐賀県唐津市教育委員会は23日、豊臣秀吉との深い関連をうかがわせる金箔瓦1点が、同市の唐津城跡から出土したと発表した。同県内では、秀吉が16世紀末の朝鮮出兵の拠点とした名護屋城跡に次いで2例目。秀吉は京都から名護屋城への西進ルート上の城郭に金箔瓦を使っていることから、市教育委員会は「唐津城築城(1608年)以前の名護屋城の後方拠点としていた可能性が強まった」とみている。(北國新聞2009年6月24日付記事より)