Movable Type インストール(3)

Movable Typeの設定ファイルに相当する「mt.cfg」の編集をします。
1.CGIPath
Movable Type本体のあるURL、つまりcgi-binのディレクトリURLとなります。当サイトの場合は、「http://www.free-style.biz/cgi-bin/」になります。絶対パスで指定します。
2.StaticWebPath
管理画面から使用する静的ファイルのURL、つまりmt-staticのディレクトリURLとなります。当サイトの場合は、「http://www.free-style.biz/mt-static/」となります。やはり絶対パスで指定します。
3.DataSource
Berkeley DBを使用する場合に、データファイルを保存するURLを指定します。デフォルトで「./db」となっていますが、今回はMySQLかPostgreSQLを使用するのでコメントアウトします。
4.データベース
以下の4行についてコメントアウトを外して書き換えます。
・MySQLを使用する場合
「ObjectDriver DBI::mysql」
・PostgreSQLを使用する場合
「ObjectDriver DBI:postgres」
・データベースの名前を指定します。Movable Typeはデータベースを勝手に作成しないので、サービスを開始して、あらかじめここに指定した名前でデータベースを作成します。
「Database mt」
・データベースの接続ユーザ名を指定します。
「DBUser mtuser」
・データベースのあるホストが別ならばホスト名かIPアドレスを指定します。
「DBHost blogsvr」
次に「mt-db-pass.cgi」を編集します。このファイルは拡張子がcgiとなっていますが、プログラムファイルではなくてデータベースのパスワードを保存するファイルです。デフォルトで「database_password」と記述された一行を削除して、データベースのパスワードを保存します。
ファイルの配置(アップロード、コピー)とパーミッションの設定をします。
1.mt-staticディレクトリ
「docsディレクトリ」、「imagesディレクトリ」、「mt.jsファイル」、「styles.cssファイル」の4つをここに配置します。
2.CGIファイル
上記以外のすべてのファイルをcgi-binディレクトリに配置し、CGIファイルに関してはパーミッションを705または775とする。
3.blogディレクトリ、archivesディレクトリ
パーミッションを書き込みできるように707または777とする。
つづく