整備されていない城跡は上れない

三日城
今日も天候がよいので城郭取材に出かけました。最初は旧志雄町の三日城です。麓に加賀藩十村役岡部家がありましたが、城跡への上り口が見つかりませんでした。岡部家の後ろに見えるのが三日城のはずなのですが・・・
菅原城 菅原城
山麓をぐるりと回っていると、入り口らしきものをみつけたので上ってみました。頂上付近まではたどり着けたのですが、頂に立って見下ろす所には到達できませんでした。残念。
福水館 福水館
次に羽咋市の氷見へ向かう道路沿いにある福水館跡へ向かいます。麓の光宗寺を見つけました。立派な本堂のお寺です。道を挟んで白山神社があり、その奥の院が山頂にあって、福水館の始まりとなっているようです。現在は、地滑り防止工事をしていて入れそうにありませんでした。そういえば山麓に白山神社のある城館は多い。逆に白山神社あるところに城あり、という可能性が高いのか?
勝山城 不動滝
旧鹿島町へ移動し、勝山城へ向かいます。能登においての城郭規模としては七尾城に次ぐ大きさということですが、石動山近くの荒山城が整備されているのに対し、勝山城は町役場近くにあるのに整備が進んでいません。北側に入り口があるということで探していたら見つかりました。看板の脇を登っていくようですが、途中で道が分からなくなり引き返してきました。規模からすると頂上までは20~30分ほどかかるはずなので、迷子になっては困ります。草の少ない春先に再度挑戦でしょうか。南側の山麓には不動滝があります。マイナスイオンにしばし浸ってきました。
金丸城
旧鹿西町に移動します。山麓に珀琳寺というお寺があったので行ってみる。立派な山門である。本堂も大きく立派である。この奥の山が金丸城のはずである。寺の裏に上り口があったが墓地だった。
上河合城(正面の鉄塔付近) 上河合城からの景色
最後に津幡町河合谷へ行きます。付近の一番高いところに立つ送電鉄塔が上河合城の本丸跡らしい。郭跡らしいところも分かるが、草が多く判然としない。ここは、小矢部から押水へ抜ける街道沿いであり、確かに下の見晴らしは最高である。