情報処理推進機構から「情報セキュリティ白書2006年版」公開される


本資料は、2005 年に IPA に届けられたコンピュータウイルス・不正アクセス・脆弱性に関する情報や一般に公開された情報を基に、「情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ」に参画する関係者のほか、情報セキュリティ分野における研究者、実務担当者等の御参画を得て構成した「情報セキュリティ検討会」(メンバーは公表資料の文末に記載)で、社会的影響の大きさからセキュリティ上の10大脅威を選び、利用者・管理者・開発者のそれぞれからみた脅威を分析し、今後の対策を検討して「情報セキュリティ白書2006年版」を編集し、公表するものです。
情報セキュリティ白書2006年版 -10大脅威「加速する経済事件化」と今後の対策-


今日も相も変わらずWinnyによる短大受験者の漏洩事件が発表されました。今回発表された資料は、2005年度におけるセキュリティ脅威を10個あげて、利用者・管理者・開発者の3者がどういう対策をする必要があるかを96ページのPDFにまとめています。
10大脅威
第1位 事件化するSQLインジェクション
第2位 Winnyを通じたウイルス感染による情報漏洩の対策
第3位 音楽CDに格納された「ルートキットに類似した機能」の事件化
第4位 悪質化するフィッシング詐欺
第5位 巧妙化するスパイウェア
第6位 流行が続くボット
第7位 ウェブサイトを狙うクロスサイト・リクエスト・フォージェリの流行
第8位 情報家電、携帯機器など組込みソフトウェアにひそむ脆弱性
第9位 セキュリティ製品の持つ脆弱性
第10位 ゼロデイ攻撃

「情報処理推進機構から「情報セキュリティ白書2006年版」公開される」への1件のフィードバック

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