素人の営業とは

他人の意見を聞くというのは非常に勉強になる。そもそも人は自ら経験しないと理解しないものではあるが、初めからすべて自分でするのと、他人の意見を取り入れながらするのでは結果までのスピードが全然違ってくる。高校生や学生の頃、よく虎の巻という参考書を使ったであろう。
営業とは何か。自分には苦手意識がある。社会人になって以来、ずっと自分自身でも考えてきたし、そういう本も何冊か読んだ。
「まずお客と仲良くなること」
よく上司や本が言っていることであるが、それも真実であろう。しかし、もっと詳しく言えば、
「儲かるお客と仲良くなること」
至極当然のことである。しかし、営業の素人の自分には未だに胸につかえるものがあった。今日、そのつかえが取れ、ついに腑に落ちた。
「儲かるお客から売ってくださいと言わせる」
急に気が楽になった。売り込まなくてもよいのだ。そのために今まで手に職を、と頑張ってきたのだ。営業の素人が玄人に勝てるはずがない。しかし、最初から勝負しなかったら・・・それは問題にはならない。