河北門 埋蔵文化財調査に着手

石川県は、金沢城の河北門復元に向けた埋蔵文化財調査に着手した。かつての金沢城の実質的な表門だった枡形の門について、位置や形状などを優先的に調査する。基本設計と実施設計を同時に進め、来年度の工事着手、2009年度末の完成を目指す。
河北門の復元に向け、県は今年度中に専門委員会を発足させる方針。埋蔵文化財調査の結果も参考にしながら、外部の専門家らが史実を尊重した復元のあり方を検討する。(北国新聞 2006年7月13日付記事)