金沢城 河北門復元 国事業に採択

平成の築城第2幕が本格化する。金沢城の第2期復元整備事業で、国土交通省は29日、石川県が来年度着工する河北門の復元工事を同省の都市公園事業に採択する方針を固めた。
河北門は石川門、橋爪門とともに「金沢城三御門」と呼ばれ、金沢城の実質的な表門だった。県は北陸新幹線が金沢まで開業する2014年度までに三御門の復元、改修を終えたい考えで、河北門については09年度末の完成を目指し、既に門の位置や形状などを確認する埋蔵文化財調査や基本設計に着手している。(北國新聞2006年8月30日付記事)