道路は周辺環境を変える

今月15日の地元石川県津幡町の舟橋から刈安までのバイパスが全線開通した。刈安の先は倶利伽羅峠を越えて、富山県小矢部市です。
従来、金沢方面からこの道へ至るには8号線を津幡バイパスの今町口で分岐して信号の多い道を通る必要があった。走行距離からすると、今であってもこちらのほうが近いのだろう。
刈安バイパスの開通により、「富山方面から能登へ、能登方面から富山へ、近くなりました」という宣伝文句とは裏腹に、実際の使われ方は少々違うようである。昨日ラジオを聴いていて、「金沢への朝の通勤が楽になりました」という投稿ハガキが読まれ、最初は・・・???、と何故かわかりませんでしたが、どうも大渋滞する8号線を通らずに、遠回りでも信号のない刈安バイパスから津幡バイパスを通るようになったようです。
ということは、今まで津幡バイパスも信号のある今町を降りる辺りから渋滞になっていたのに拍車をかけるということです。現在は山側環状道路のおかげでかなり渋滞は分散・縮小されたとはいえ、新しい渋滞要素ができたということです。
また、津幡バイパスの交通量は増え、8号線は交通量が減るということですから、道路環境や周辺の施設(ガソリンスタンドやコンビニ、スーパーなど)にとっては近いうちに死活問題になることも考えられます。
全線開通後まだ通ったことはないですが、隣県が近くなったということで出かけることも増えることでしょう。

「道路は周辺環境を変える」への1件のフィードバック

  1. あちらが立てば、こちらが立たず。ある程度クルマがある限りは延々これを繰り返していくんでしょうね。海側環状が整備されない限りは本格的な8号の解消は難しい気がします。おっと、有効な渋滞解消法がありました。金沢へ自転車通勤すればいいんですよ。Tadashiさんのご近所に約2名の金沢へのツーキニストがいますよ。

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