福井市を歩く 銅像・石像編

福井市には銅像・石像が少なくありません。それだけで観光コースになっています。
松平春嶽像
福井市立郷土歴史博物館前に新しい松平春嶽像があります。幕末16代福井藩主として非常に有名な殿様です。
横井小楠・由利公正像
福井城跡前、内堀公園内にある横井小楠・由利公正像です。横井小楠は春嶽に招かれて熊本から来て、由利公正らを指導しました。
松平春嶽像
こちらも松平春嶽像です。福井城跡の隣にある福井神社の境内にあります。つい先日のNHK大河ドラマ「篤姫」のエピローグで紹介されていました。訪れた次の日の放送だったのでとても驚きました。
熊谷太三郎像
中央公園内にある熊谷太三郎像です。元福井市長のようです。
岡田啓介像
ここも福井城跡の隣、中央公園の入口に立つ岡田啓介像です。日本が戦争に向かって突き進んだ時代に福井県出身で始めて総理大臣となりました。
岡倉天心像
同じ中央公園に岡倉天心像があります。明治から大正にかけて活躍した美術研究家です。
結城秀康像
福井城本丸跡、県庁前に結城秀康像があります。福井藩初代藩主であり、徳川家康の次男であった秀康は、結城家に養子にいったために将軍になれなかったある意味悲劇の殿様です。
お市の方像
柴田公園にお市の方像が柴田勝家像のそばに立っています。
柴田勝家像
柴田勝家像は槍を右手に衝き立て、勇猛な形相です。
グリフィス・日下部太郎像
幸橋の袂にグリフィス・日下部太郎像があります。日下部太郎は福井の留学生第一号で、アメリカのラトガース大学で学び、先輩のグリフィスを福井に招きました。グリフィスは化学の教師として多くの若者を指導しました。
中根雪江像
神明公園の中に中根雪江像があります。幕末の福井藩士で、初めは春嶽の教育者として、のちに春嶽の御用人として藩を支えました。
禿すみ像
最後は禿すみ像です。仁愛女子高校の正面入口前に立っていて、創設者?でしょうか。女子高前で写真を撮っていると変に思われそうなので早々に退散しました。今日はここまでです。

「福井市を歩く 銅像・石像編」への2件のフィードバック

  1. 結構郷土の偉人の銅像がたくさんあるのですね。
    金沢は逆に少なくありませんか?
    前田利家像・三文豪像・・・それくらいしかパッと
    思いつきませんがw。

  2. jokerさん、コメントありがとうございます。
    確かに金沢は少ないですね。こういう銅像や石造は後援会などの団体の寄付や、観光名所に行政によって設置されることが多いのだと思いますが、金沢では金沢美大の影響なのかオブジェになってしまうことが多いように感じます。これも地域の文化の違いなのでしょうね。

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